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戦国鍋TV 2期 シーズン2 ヘアアーティスト 毛利 ♯5 最終回 滝口幸広 ネタバレ [戦国鍋TV 2期 シーズン2]

戦国鍋TV 2期 シーズン2 ヘアアーティスト 毛利 ♯5 最終回

毛利元就 1497〜1571年
中国地方ほぼ全域を支配下に置いた
戦国最高の知将と評された戦国大名である。


毛利に押され
滅亡寸前の尼子家は
富田城に立てこもって
頑強に抵抗した。
元就は兵糧が尽きた頃を見計らい
「逃げるものは追わない
降伏するものには
寛大な処置をする」
と発表し 結束の乱れを誘い
簡単に落城させたんだとか


「毛」

一本の毛は簡単に切れるが、三本切るのはかなりの決意がいる
それを可能にするのがヘアアーティストである。

彼の名は MOTONARI MOURI 毛利元就
まだ名もない新人美容師である。

そんな彼は無謀にも、その身を投じたヘアサロンこそ
HARUHISA AMAGO 尼子晴久(尼子派NO.1)
YOSHITAKA OHUCHI 大内義隆(大内派NO.1)という
中国地方屈指の有名美容師を2人も要する人気店「Aki style」であった。

尼子派と大内派がしのぎを削る、
このヘアサロンと言う名の戦場で、毛利元就という男は生き残ることはできるのか?

これは一人の新人美容師、毛利元就という男が謀略の限りを尽くし、
ヘアサロン毛利を立ち上げ、
中国地方NO.1ヘアアーティストに成り上がるまでの物語である。






ヘアアーティスト 毛利 ♯5 最終回


「国久は、一身上の都合により この店を去ることになった。」

尼子晴久(寿里)は、朝礼でみんなに話をする。
そこで、別の店で美容師として修行させていた
晴久の息子、義久が代わりを務めることになった。

YOSHIHISA AMAGO 尼子義久(1540-1610)通称ヨシ

「よろしく!ヨシって呼んで下さい。」

含みのある感じがするが、
爽やかな笑顔を振りまきながら深く頭を下げて挨拶をする。

現状、この店の店長は晴久だが、
晴久は長年の美容師生活で、ハサミを持つ指と指の間が痛くてしょうがない。
今後は店長を義久に任せる宣言を出した。

普通に考えたら、店長になるのは晴久の次にテクニックを持つ人のはず。
該当者は毛利元就(滝口幸広)しかいない。


店のスタッフ達は、元就でないことに反発していた。
ここは元就が怒る場面のはず・・
なのに、平然とした顔で立っている元就に
スタッフ達は、自己主張をするようにうながした。


「俺は、晴さんの思うようにした方がいいと思う。」

晴久の発言を容認するような発言で、スタッフ達は不思議に思った。
それは、元就は店に働き始めの日に
“日本一のヘアアーティストになる”と目を輝かせて言っていた。
この発言と矛盾している。

スタッフB(北代高士)は元就の輝きを見て、ついて行こうと決めたのだった。

「スタッフB、そんなんだから
あんたはいつまで経っても客に雑誌を運ぶことしかできないんだ。」


元就に辛辣な事を言われて傷ついた。
「いいの。いいの、いいの、いいの!!!
僕は、あんたに会って“天賦の才”ってやつを目の当たりにした。
そして決めたの!
僕は、あんたみたいに才能あふれる美容師が担当する客の席に、
死ぬまで雑誌を運び続けようって。
それもまた、美容師の生き方だって!」

「それじゃ 俺はお前が切った髪を、掃いて集めることに人生を捧げるよ。
それもまた、美容師の生き方だ!!」
スタッフC(小谷昌太郎)も、スタッフBと同じように
元就について行くと決めていた。


「とにかく、2人の気持ちは嬉しいけれど
俺はこの店の店長になるつもりはない。

さあ、そろそろ開店の時間です。
新店長と共に、今日もがんばりましょう!」

元就は2人の気持ちを踏みにじり、それでも晴久について行く発言をした。
晴久と義久は、このことを当然と受け止め
スタッフたちは、元就の真意を推し量っていた。


義久は快調にお客とトークする。
話題は“自分が店長に就任”したこと。
入店1日目にして自慢トークをする義久は、着々と地盤固めをしていた。
スタッフたちはイラつきながらも見ているしかなかった。

義久はカット終わりにお客にアイスを手渡す。



「ヨシさん。さっきのあれ、何ですか?」
義久に話しをしようとスタッフBとCが義久に話しかける。

義久が何かに巻き込まれたと思い、晴久が話しの間に割って入った。

「おいおいおい、どうした?」
「ヨシさんが、お客様に勝手にアイスあげてたんです。」
「あのな、家の店はおしゃれなヘアサロンなんだよ。
近所の子供を相手にしている理容室じゃねぇんだぞ!」

スタッフBは、何でもすぐにチクる小学生みたいな感じで話し、
スタッフCは、カツアゲするヤンキーのように息巻いてヨシに迫った。

当の本人ヨシは、
コミュニケーションの一環だと笑顔で話す。


スタッフCはたまらず
「晴さん、俺はやっぱり店長は毛利の方が・・」と進言しかけるが
「勝手なことを言うのは止めてもらえますか。」
元就はスタッフCが話し終える前に言葉をさえぎった。


元就は本当にこのままでいいと考えているのか・・?

「仕方がないじゃないですか。
僕は今日でこの店を辞めるんですから・・」

初めて聞かされた晴久は驚いた。
元就は義久が店長になるのを認めると言ったはず・・

「僕の店じゃないんで、誰が店長であろうと特に興味はありません。」
涼しい顔で当たり前のように元就は淡々と語った。

「毛利、あんたこの店を辞めてどうするつもりなの?
あたしは?あたしはいったいどうなっちゃうの??
ねぇ、あたしは?
あたしはいったい誰が担当する客に、雑誌をはこべばいいのよ~~」

スタッフBは元就にすがりつきながら問い続けた。

「じゃあ、俺は?誰が切った髪を取ればいいんだ??」
スタッフCは放心した状態で、誰かに話すでもなく話す。


「それは、自分たちで考えてください。
僕はこの店の隣のビルのテナントを手に入れたんで、
自分の店を開きます。

あ、ちなみに店の名前は“ヘアサロン 毛利”です。」


元就は「Aki style」にケンカを売った。
晴久は流出を恐れ、スタッフたちに脅しをかける。

元就について行けば、業界で生きていけないようにする。

この言葉は呪いの呪文のようにスタッフたちを苦しめた。

怒っている晴久のことを完全に無視して

「いろいろとお世話になりました。」元就は晴久に頭を下げて挨拶をする。
店の扉近くまで出て行きかけるが

「あ、ちなみに僕は ついて来ようが来るまいが、責めたりは致しません。
自分たちの意思で決めてください。
仮に今、残ることを選択したとして、
後々 僕の店に来たいと言えば、それはそれで歓迎いたします。」


「では、お互い頑張りましょう。」
元就は晴久に握手を求める。
晴久はこの握手を受けることは無い。わかっていてワザとしたこと・・

元就は「Aki style」を辞めた。


「おのれ毛利め、何がヘアサロン毛利だ!!
中国地方NO.1を誇る我々は、絶対に・・・」

元就への怒りは晴久の血を逆流させた。
恨みの言葉を吐いていた時に、心臓を押さえて崩れ落ちた。


尼子晴久・・・死去

来たばかりの義久は後ろ盾になってくれていた父を亡くした。
不慣れな土地で、頼れる者はいなくなった・・・

「オヤジ!!オヤジがいなきゃ
ウチの店で、カットとかカラーとかパーマとか・・
出来る美容師が一人もいなくなっちゃうよ!!!

オヤジ!!!!」

店の中に義久の叫び声だけが響き渡る・・・


こうして尼子、大内の力で長期に渡り
中国地方NO.1の美容室の座を不動のものにしていた「Aki style」の歴史は
幕を閉じることになった。




One year later

「Hair salon Mouri」では、元就がスタッフを集める。

「いいか、一本の毛は簡単に切ることができるが
三本となると、切るのにかなりの決意がいる。
それを可能にするのが、ヘアアーティストというものだ。解るな?」

スタッフと思しき人は、高校生・中学生・小学生の男の子たち。

一人ずつ、ハサミを渡す。

後に、毛利の思いを継いだ3人の息子たちが
立派なヘアアーティストに成長した。とか、しなかったとか・・・

The END



戦国鍋TVの2期、終了・・・
最後は「ヘアアーティスト 毛利」

一年後になると、子供が3人居たのは
最後の最後にびっくりさせられましたが、
さすがというか、すごいです。

また続編ができるのか?
楽しみに待つとしますか。


再出陣の六巻は12月発売です。

最高に気持ちいいですよ。
疲れ目の時におすすめです。





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戦国鍋TV 再出陣 ヘアアーティスト 毛利♯4 寿里 平野良 [戦国鍋TV 2期 シーズン2]

戦国鍋TV ヘアアーティスト 毛利♯4

毛利元就 1497〜1571年
中国地方ほぼ全域を支配下に置いた
戦国最高の知将と評された戦国大名である。


尼子家の弱体化を狙う
毛利元就は
尼子晴久と険悪な関係にある
叔父の尼子国久に目をつけた。
国久が毛利に
内通したという噂を広げ
それを信じた晴久は
ついに 国久を
殺してしまったんだとか


「毛」

一本の毛は簡単に切れるが、三本切るのはかなりの決意がいる
それを可能にするのがヘアアーティストである。

彼の名は MOTONARI MOURI 毛利元就
まだ名もない新人美容師である。

そんな彼は無謀にも、その身を投じたヘアサロンこそ
HARUHISA AMAGO 尼子晴久(尼子派NO.1)
YOSHITAKA OHUCHI 大内義隆(大内派NO.1)という
中国地方屈指の有名美容師を2人も要する人気店「Aki style」であった。

尼子派と大内派がしのぎを削る、
このヘアサロンと言う名の戦場で、
毛利元就という男は生き残ることはできるのか?

これは一人の新人美容師、毛利元就という男が謀略の限りを尽くし、
ヘアサロン毛利を立ち上げ、
中国地方NO.1ヘアアーティストに成り上がるまでの物語である。


ヘアアーティスト 毛利 ♯4


「晴さん、もっと自信を持って下さい。」
尼子国久(平野良)は、自信をすっかり無くしている尼子晴久(寿里)に声をかけた。

「だが、あの毛利とかいう新人は、あの大内派を全滅させたんだ。」
新人にしては手際がよく、毛利に底しれぬ恐ろしさを感じていた。


大内と陶は、晴久が休んでいる間に調子に乗って自滅しただけ・・

「連中は、その程度だっただけ・・・」

テクニックで言えば晴久にかなう人はいないし、
指名客も晴久が帰ってきたとわかれば、必ず戻ってくる。

「晴さんは堂々と、そう堂々と、そして堂々と居てください。」

国久の言葉は魔法のように効き、晴久は自信を取り戻した。



客の減った店内で、雑誌を読んでくつろいでいた毛利元就(滝口幸広)

「毛利!晴さんが戻って来た!!!」
スタッフB(北代高士)が慌てて教えに来てくれた。
新人美容師がくつろいでいる姿を尼子派には見せられない。


イスから立ち上がるのと同時で晴久と国久が入店。
間一髪セーフ・・・

「よう!毛利じゃねぇか。
久しぶりに来てみれば、ペーペーだったお前がもう接客しているとはな!」
国久からの先制攻撃。

「僕なんてまだまだです。大内派の皆さんが辞めてしまって、
実際にカットを出来る人が僕しかいなくなってしまったんです。

尼子派の2人が帰ってきてくれたら、心強いです。」

攻撃をかわすように、“自分がカットをすることは仕方がない”ことをアピールするが、
ちょっと嫌味を残してみた。


「初めからあいつらを追い出すつもりだったんじゃないのか?
従順な下っ端のフリして・・」

自信を少し取り戻し晴久は元就にアップをかましてみる。
国久がこれ以上話すことを止めた。
こんな言い方は、元就のことを意識していると思われても仕方がない。
下っ端のことを意識しているようでは、店のトップではいられない。


「とにかく、今日から晴さんがこの店のトップだ!それを忘れんなよ。」
国久は念のためにクギをさした。






「こんな感じでどうかな?」
「うわぁ・・こんな感じにしたかったんです♪」

晴久はブランクを感じられないほどの手さばきで、常連さんの髪を切った。

「晴さんが居ない間、別の人に切ってもらったんですけど
やっぱり晴さんが一番です♪

パーマがうまい人とか入るんですけど、
カットとなるとなかなか見つかりませんよね・・」

「パーマが上手い人・・・それ、ウチの店の話???」
「ええ、そうですけど・・・」


自分より上手い人間がいた・・・
晴久はショックでガチガチになってしまう。
この様子はヤバいと感じた国久が。お客さんを会計の方へと案内する。

「今後は、晴さんも完全復帰の予定だから、よろしく!」
国久の囁きに、お客は笑顔で応じた。



スタッフBとスタッフC(小谷昌太郎)は閉店後に自主練をしていた。
Bは 晴久のカットテクニックが凄かったことを思い出していた。
Cは いつもの堂々としている晴久が、らしくなかったことを案じていた。

2人の後ろでカットの様子を見ていた元就は、
Cが“晴久らしくない”と感じた理由を尋ねた。

「客が、パーマが上手い奴がいるって言っていたのを聞いて
“そいつは誰だ!”“俺より上手いのか!”って言って詰め寄って・・・」

以前の晴久なら気にも留めていなかったことだが、
かなりブランクが開いてしまったので、
他のやつに客を取られると不安になったのかもしれない。

でも晴久のテクニックがあれば、すぐにでも客は戻ってくるはず。


この話を聞いて“いいこと”を考え付いた元就。
次の日、元就はいつもと変わらずお客様にカットの施術を行った。
仕上がりに満足したお客は、元就に笑顔で感謝を示すが

「もえちゃんはさ、パーマとかに興味ない?」
帰り間際の客に耳打ちをした。

「ウチのスタッフで、“パーマやらせたら右に出る者はない”っていう人がいるからさ。
俺もその人の下で勉強させてもらっているんだよ。」

「それって、誰ですか?」
元就の客、もえはパーマに興味を持った。

「しおんちゃんはさ、パーマとかに興味ない?」
「さえちゃん、パーマとか似合うと思うけどなぁ・・・」

元就は自分に付いたお客さまに「パーマの上手いヤツ」の話をして回った。
この撒き餌は驚くほどよく食いついた。

朝から予約電話がひっきりなしにかかってくる。
それも、全員がパーマ希望者。
晴久のテクニック目当てのカットの客はそこそこに、
パーマの立てこみはハンパなかった。

「はいもしもし、パーマのご予約ですね。担当のご指名はございますか?
国さんで?少々お待ちください。」

「国さん!14時からパーマの予約大丈夫ですか?」
その前後は、13:30~が一人、14:30~一人、予約が入っていた。

「国さんのパーマって、みなさんからの評判がいいんですね。」

こんなに立て込んで予約が入り、国久は嬉しくなった。


「お前だったのか・・・
俺よりパーマが上手い奴って言うのは、お前だったのか?
だから俺がその話を持ち出した時に、必死でごまかそうとしたんだな!」

晴久は冷静さを失ってしまった。怒りの矛先は国久に向いていた。

「クビだ!ウソつきはクビだ!!!!
そんなにパーマが上手いなら、余所で 町のパーマ専門店でも開きやがれ!
さあ、ここは俺の店だ!出て行け、出てけ!!!!」

国久は言い訳一つ言わずに店から出て行った・・・・


こうして、自信の地位を脅かす存在に怯える晴を利用して
国という、晴にとって欠かすことの出来ない存在を追い出すことに成功した。

全ては毛利元就の思惑通りだった。


To be continued



さよならの空気が見えてきて、テンポが落ちてきたように思います。

元就は敵次々と追いやります。
カットを学べていないような気がして仕方がないのですが
お客様は付くのでしょうかねぇ・・

元就の目指すのは何なのでしょうか??


仕事終わりにイメージチェンジ!
サッと撫でるように使うだけでも、髪にツヤが出ます。


最強メイクボックスです。





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戦国鍋TV再出陣 ヘアアーティスト 毛利♯3 ネタバレ 毛利元就 山本匠馬 [戦国鍋TV 2期 シーズン2]

戦国鍋TV ヘアアーティスト 毛利♯3

毛利元就 1497〜1571年
中国地方ほぼ全域を支配下に置いた
戦国最高の知将と評された戦国大名である。


陶を倒す為
厳島に城を築いた毛利元就
その上で
「陶が攻めて来たら
ひとたまりもない」
という噂をを あんに流し
陶に攻撃させる

そしてその攻撃して来た所
奇襲をかけ
討ち取ったんだとか



「毛」

一本の毛は簡単に切れるが、三本切るのはかなりの決意がいる
それを可能にするのがヘアアーティストである。

彼の名は MOTONARI MOURI 毛利元就
まだ名もない新人美容師である。

そんな彼は無謀にも、その身を投じたヘアサロンこそ
HARUHISA AMAGO 尼子晴久(尼子派NO.1)
YOSHITAKA OHUCHI 大内義隆(大内派NO.1)という
中国地方屈指の有名美容師を2人も要する人気店「Aki style」であった。

尼子派と大内派がしのぎを削る、
このヘアサロンと言う名の戦場で、毛利元就という男は生き残ることはできるのか?






♯3
新人の毛利元就(滝口幸広)がお客様のヘアカットをしていた。
お客様の髪を触ることに集中しているというよりも、
陶の動向を気にしていた。

陶晴賢 HARUTAKA SUEは、大内派NO.2 (現在 店のNO.1になっている。)


陶晴賢(山本匠馬)はドタキャンの客が激増して、すっかりやる気を失っていた。
お客様の目に入るシャンプー台で、ブランデーを瓶ごと口飲みしていた。

目に余る行動に、元就はお客様に了解を取って陶の所に行く。

「あの・・陶さん・・こんなところでお酒飲まれちゃ、お客様が怯えちゃうんで・・」

「何だよ!美容師が自分の店で酒飲んじゃ いけねぇっていうのか?」

陶は酒をしこたま飲んでいたせいで からんできた。
スタッフAは、陶の酒代のツケを背負わされてお店を辞めていたこともあり、
毛利は黙っていられない。


「辞めたいやつは、勝手に辞めさせろ!!
だいたい誰のおかげで、新人のお前が客の髪切れると思ってんだ!!

俺ぐらい一流になると、客の髪なんざ 気が向いたときしか切らねぇんだ。」

今の陶には、何を言っても届かない・・・
(まずいな・・・ここ最近、客足がめっきり減ってきている。
せめて尼子が戻ってきてくれれば・・・)


「ごめんあそばせ。」
新規のお客様が飛び込みで来店。
スタッフB(北代高士)は、お客様の顔を見るなり陶の所に走って行った。

「陶さん、お客様です。たぶん女優の厳島文香です!!」

FUMIKA ITSUKUSHIMA 女優:厳島文香(熊澤枝里子)

(神はまだ俺を見捨てていなかった。
これは俺が、一流ヘアアーティストになるための最後のチャンスだ!!)

厳島文香の顔を見たとたん、陶の目は本気を取り戻した。



元就はお客様の髪を切っていた。そう、厳島文香の・・・
最近の仕事の話を聞いたりして、意外とリラックスしている様子だ。

元就を後ろの方で見ながら悔しがる陶。

「私は、仕事も美容師もインスピレーションで選ぶのぉ~」と
厳島文香が言い、元就を指名したからだった。

文香に気にいられれば、この店の名が全国に知れ渡るかもしれない大事な時。
新人に任せるには荷が重すぎた。
さっきまで楽しそうに話しをしながら髪をカットしていたのに、
元就はハサミを置いて動かない。

ピンチを察したスタッフBが様子を確認するために近くに寄った。

「毛利!毛利!!」呼んでも聞こえていない・・・
肩を持ち揺さぶると、素っ頓狂な顔をしたままスタッフBを見つめてきた。
スタッフBの腕を持ち、文香から離れて相談事・・・


「まずいことになってしまった・・・
あの人女優さんなんですよね?ミスは許されないじゃないですか・・

俺、ムリです・・どうにかして下さい・・・」

元就はスタッフBを突き飛ばして、トイレに逃げ込んだ。

カットのミスは女優じゃなくても許されない。
新人がカットをしていること自体が間違っていたのだろうか・・・

「失敗するのが怖くて手が付けられないって、お便所籠りしちゃいました。」

スタッフBは陶に報告をした。
陶は心の中で自答する・・

(一度は逃しかけた機会を、神が再び与えてくれた。
毛利の野郎がヘタレでよかったぁ!!)

陶は千載一遇のチャンスが来たことを喜んだ。


「大変申し訳ございません。彼はまだ新人なので、
文香さまの髪をカットする責任の重さに耐えきれなかったのかもしれません。」
「私の女優オーラが、彼にプレッシャーを与えてしまったって訳ね。」

文香は持ち上げられて悪い気はしなかった。
カットの続きは陶が受け持つことになった。

(やった!やったぞ!!これで俺は全国区だ!
いや ひょっとしたら、これを機に女優と結婚できるかもしれない!!)


「後頭部を、ちょっと軽くするぐらいにボリュームを落としてくれたらいいから。」

陶は文香のオーダーに従い、後頭部の髪をピンでパーツ分けを始めた。

髪を分けてびっくり!!!
文香の後頭部には、野球ボールの大きさぐらいの刈り上げが出来ていた。

(おい、何だこれは!?
最初っから刈り上がっていたのか?いや、そんなことがあるはずはない!
そうだ!毛利だ!!あの野郎がやったんだ!!
かと言って“あの新人が襟足を刈り上げちゃったみたいですね”
なんて言えるはずはない!!)

「ちょっと、まだかしら?
わたしこの後 授賞式があるから急いでいるって言ったわよね!」

「そうですよね・・どうやって軽くしましょうかねぇ・・・
軽くといっても、刈り上げちゃうっていうのは?」
「するわけないでしょ。」


後頭部の涼しさを感じた文香は、髪を手で触ってみた。
ざらざらした感触・・・・?

「ちょっと、何かおかしなことになっていない?」
「何がですか?」
「ほら、ちょっと鏡を持ってきて!!
これ、完全に後頭部刈り上がっているわよね!!!
“鏡持ってきて”って言ってんでしょ!!」

スタッフC(小谷昌太郎)が鏡を広げ、文香に後頭部を見せた。

「あ・・・えっ・・・・よくわかったわ。陶さんって言ったわね。
あなたの名前、一生忘れないから!!!」

怒って文香は店から出て行った。
その様子を一部始終、元就は見ていた・・・


有名女優という魅力的な上客と引き換えに、
じゃまな存在であった陶を、この業界から抹殺することに成功した毛利。

全ては、彼の思惑通りだった・・・・

To be continued


スゴイ策士でした。
まともに髪を切れる人がいなくなり、この美容室はどうなるのでしょうね。
トイレから覗いているのに、やたらにカッコつけている元就が笑えました。



髪に隠して使用します。
本当に5歳は軽く若返りしますよ!



これで髪を束ねるだけでお団子ヘアが出来ちゃいます。




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戦国鍋TV 再出陣 ヘアアーティスト毛利♯2 ネタバレ 毛利元就 井深克彦 [戦国鍋TV 2期 シーズン2]

戦国鍋TV ヘアアーティスト毛利♯2

一五四十年初頭
ライバルの尼子を抑えて
中国地方に君臨した
大内義隆だったが
重臣 陶晴賢に
クーデターを起こされ
その勢力は崩れてゆく
毛利元就は その隙を突き
ある策略を仕掛け
大内家の力を
削いでいったんだとか


毛利元就 1497〜1571年
中国地方ほぼ全域を支配下に置いた
戦国最高の知将と評された戦国大名である。


「毛」
一本の毛は簡単に切れるが、三本切るのはかなりの決意がいる。
それを可能にするのが、ヘアアーティスト。


彼の名は MOTONARI MOURI 毛利元就
まだ名もない新人美容師である。

そんな彼は無謀にも、その身を投じたヘアサロンこそ
HARUHISA AMAGO 尼子晴久(尼子派NO.1)
YOSHITAKA OHUCHI 大内義隆(大内派NO.1)という
中国地方屈指の有名美容師を2人も要する人気店「Aki style」であった。

尼子派と大内派がしのぎを削る、
このヘアサロンと言う名の戦場で、毛利元就という男は生き残ることはできるのか?

これは、一人の新人美容師「毛利元就」という男が
謀略の限りを尽くし、ヘアサロン毛利 を立ち上げ
中国地方NO.1ヘアアーティストに成り上がるまでの物語である。


ヘアアーティスト毛利♯2


前回のあらすじ

入店早々、尼子晴久の客と大内義隆の客
どちらに先に雑誌を持って行くべきか?の選択を迫られた毛利元就は、
先に頼まれた大内の客へ雑誌を持って行った毛利だったが
尼子派の目を付けられてしまう…

次の日、尼子晴久達が店に現れると
入店2日目にして5人の客を同時にカットする毛利の姿が…
驚きのあまり、しばらく店をずる休みしてしまう尼子晴久達。

ところが、毛利が髪を切っていたのは客ではなく
カット練習用のマネキンであった。



♯2
「まあ、今日来る客で気をつける所はそれぐらいだな。
じゃ、後は頼んだ。」

大内義隆は、自分のセカンド 陶晴賢(山本匠馬)に客を任せて店を出て行ってしまった。


陶晴賢 HARUTAKA SUEは、大内派NO.2 (1521-1555)


大内義隆は尼子晴久から店のNO.1を奪い取るために、気合いを入れていた。
その尼子晴久が店に来なくなった今、この店は大内の店みたいなもの…
気が抜けてしまったのだろう…

大内がこんな風になってしまったのは、
尼子晴久達がずる休みをする原因を作った、元就のせいかもしれない。


大内を指名していた女性が来店。
早速、陶晴賢が自分の客へ振り替えようとするが、
女性客の顔色が曇った。

「ほら江良、お前 俺のシャンプー係なんだから、ご挨拶だろ。」

江良(井深克彦)は奥から出て来て挨拶をする。
女性は江良の顔を見ると笑顔を見せ、カットすることに決めた。


大内派 陶専用シャンプー係 江良房栄 FUSAHIDE ERA (1515-1554)
店に入店以来、陶のシャンプー係をしていた。
江良の美貌と、シャンプーテクニック目当てで来る客も少なくない。
そんなお客様がいてくれるおかげで
陶は大内派のNO.2でいられると言っても過言ではない。


(陶よりもヤツは、厄介な存在になりそうだ。)
お客様の相手をしている江良を見ながら、元就は心の中で思った。



閉店後、店で働く全員、陶に集合をかけられた。
怪訝そうに見つめる元就と江良を尻目に、
陶は持っていた札束を撒き散らす。

元就と江良以外の全員、お金を這いつくばって取り合いを始めた。


「おい!今日だけで大内さんの指名客、何人俺に乗り換えた?」
「20人は堅いかと…」

尼子派のスタッフC(小谷昌太郎)が答えた。
スタッフCは尼子派のはずだが、根っからの大内派で陶派だと言い張る。
お金の前ではスタッフCも忠実だ。服の袖口で、陶の靴を磨いてゴマをすった。
陶は満足げな笑みを漏らしている。


「尼子も居ないこの店が、俺の物になる日も
そう遠くない話かもしれないなぁ。なあ、江良!!」

江良は答えに窮した。
「あぁ…そうですね。」
とりあえず、何かを言っておかねばと思い、気の抜けた返事をした。

「何だよ、冴えない面しやがって!!!
お前にはこれからも、
俺の客の頭を洗いまくってもらわなきゃならないんだから頼むぜ。」

さっきスタッフA(石井智也)が取った札を奪い取り、江良に渡そうとする。


「僕はそんなつもりで美容師になったんじゃないので。」

強引に小遣いを渡そうとする陶を睨みつけながら、店を出て行った。

好意を無視されたと陶は感じてイラついた。
お高くとまったこの感じが気に入らない。


「そろそろ大内さんには現実を教えてもいい頃だ。」
こんなことをつぶやく陶は、何を企んでいるのだろうか…



次の朝、みんなは花札をして客を待っていた。
元就は黙々と掃除をしている。

「陶!お前何やってんの?」

朝の指示を出しに店に来た大内義隆は、このだらけた感じを叱りつけた。
大内の客の大半を自分に付けた陶は、大内の尊敬をはらわない。
今日をキメ時にするために、慇懃無礼に話し出した。

「これはこれは大内さん。ちょうどよかった。
あんたに言わなきゃいけないことがあったんですよ。」

陶をNO.2にしたのは大内。飼い犬に手を噛まれた。
主人としては、キャンと言わせておかないといけないと思い 臨戦体制だ。


「あんた、もう首だよ。」

陶にこんな事を言われる覚えはない。
だが、大内も薄々気づいていた。

「指名客も持っていないあんたを、置いておく理由がないんですよ。
あんたのアドバイスのおかげで、お客様にはご満足頂いてましてね。
すでにこの店には、あんたを指名する客はもちろん
付いて行くスタッフもいないってことですよ。」

「仲間外れか…陶、てめぇ なんて意地悪なヤツなんだ!」
「あんたが教えてくれたんだぜぇ、
美容師ってのは 命(タマ)の取り合いだってな!!」

「そうか…」

自分の指導が間違っていたのかもしれない…争う事はやめた。
大内は店を出ようとした。


元就は扉付近でほうきを持ったまま さみしそうな目をして大内を見つめた。

「毛利、お前はあいつのシモベじゃないみたいだな。
だてに名前に「毛」って文字が付いている訳じゃないみたいだ。

毛利、俺はお前が本物の美容師になる男じゃないかとにらんでいる。
期待、裏切んなよ。」

元就にハッパをかけて大内派出て行った…
大内の後ろ姿に、元就は深々と頭を下げる。


「一つの時代が終わるってのは、切ないもんだなぁ」
陶は我が天下を喜んでいるようで、さみしさを感じていた。


今日は朝から江良の姿がない。
「妙な噂を耳にしましたよ。」

スタッフCは噂を誰にも聞かれないように、陶に耳打ちした。



終業後、呼び出された江良は、椅子に縛り付けられていた。

「陶さん、これはどういうことですか?」
「その自慢のサラサラヘアを、すきばさみで無造作ヘアにされたくなかったら
正直に答えろ。
お前は毛利と組んで、何企んでいる?」

「僕は何も企んでなどいない!!」
「嘘をつけ!!!
遊園地で毛利と2人乗りのゴーカートに乗っている、
楽しそうなお前の姿を見たヤツがいるんだぞ!」

「同じ店で働く美容師仲間なんですから、一緒にゴーカートぐらいは乗りますよ!!」

何だ?嫉妬??
陶は江良の話すことを信じていなかった。

「止めて!!!誰か助けて!!!!!」


江良の叫び声が店内に響き渡る。だが、誰も助けに来なかった・・・
元就はその様子を外から覗いていた。


次の日、
陶の指名客は、江良が店を辞めたことでカットのキャンセルをする。
ドタキャンの客は、今日だけで40人・・・
陶に付いていた客の目当ては江良だったことを思い知らされた。


元就はこっそりとスタッフCに千円握らせ、「お疲れ様です。」と話す。
陶のやり方が気に入らないので元就に協力をしてくれた。
“江良と元就が仲良くしている”と告げただけで関係は崩壊・・・
このもろさをスタッフCは嘆く・・

「大内さんが言っていたでしょう。
美容師は、命(タマ)の取り合いだって・・・・」


大内派NO.1の座を奪った陶。
しかし、毛利の策略にはまり 江良という貴重な戦力を失ってしまったことに・・
全ては、毛利元就の思惑どおりだった・・・


To be continued




毛利元就が策士の顔を出してきました。
陶の底の浅さが露呈して、店にピンチが来たように思えます。
乗り切り方が楽しみです。
最高のシャンプーテクってどんなのでしょうね?

詰め替え用でお得にお試しはどうですか?


頭皮を健やかに育てます。
きもちいいんですよ!!




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戦国鍋TV シーズン2 MUSIC TONIGHT ♯18 天草四朗と島原DE乱れ隊 ♯3 ネタバレ [戦国鍋TV 2期 シーズン2]

戦国鍋TV 2期 シーズン2 再出陣 〜なんとなく歴史が学べる映像〜

【天草四朗】1621~1638年
島原の乱で、当時16歳ながら指導者となったキリシタンのカリスマである。
徳川幕府の総攻撃を受け。炎の中で自害。


MUSIC TONIGHT ♯17 天草四朗と島原DE乱れ隊 ♯2

モースで“私は貝塚になりたい”をお聞きいただきました。
何で貝塚になりたいのかは、曲を聞いてもわかりませんでした。

マンスリーピックアップ♫コーナー

今月のゲスト
3人中1人だけオーラがある、あの 3人組アイドルユニットが登場♪
(MCの新しいお姉さん・栗林さみが、ちょっとだけトゲのある言い方をしました。)






今月のゲスト
天草四郎と島原DE乱れ隊の皆さんです。

初めまして今晩ら、天草四郎と島原DE乱れ隊です!
(相変わらずダサい決めポーズをします。)

自己紹介のコーナー♪

リーダーの天草四郎(相葉弘樹) 好きな動物は、鳩です!
(ダブルピースをしています。TV中継の時に後ろに映り込む子供のようです。)

マネージャーに、お前は後ろで笑っているだけでいいと言われた
大矢野です。(相変わらず、名字だけ名のります。)
フルネームは、大矢野松右衛門(村井良大)です。

マネージャーに、お前は笑っているだけだと言われました
森です。(変わらず、名字だけ名のります。)
フルネームは、森宗意軒(加藤真央)です。


笑っていない大矢野と、笑っている森。
マネージャーの、二人に対する注意は個人をよく見ているからこそですね。


今週は、四郎の伝説について聞いていきます。
四郎にはいろんな伝説があって、
ネット上には四郎の伝説をまとめたサイトがあるそうです。
でも、ある事ない事を書かれて困っているようです。


今日は、ネット上に書かれている伝説についてまとめましたので、
本人にホントかウソかを判定してもらいます。


これは果たして本当!?

1,海の上を歩いた。 ホント

調子がいい時は歩けます。
でも台風とかが来て、波が高い時は歩けないです。

島原DE乱れ隊の2人は、四郎が歩いているのを見た事がありません。
「見せて」ってお願いしても、歩いてくれないんです。

四朗はあんまり海の上を歩きたくないようす・・
なぜかというと、
船の方が早いし、ズボンの裾がぬれてしまうから…



2,四郎が十字を切ると一羽の鳩が飛んで来て、四郎の手に止まって卵を産んだ。
これは…ホント

鳩を自由に呼べることではなく、
呼ぶつもりはなくても、十字を切ると鳩が来てしまう。
なので、迂闊に十字をかけないのでスッゴイ困っているんです。



3,その鳩が産んだ卵を割ったら、中からアーモンドが出てきた。
これは…ウソですね。

アーモンドチョコなんて出てくるわけがありません。
そんなのが出て来たら奇跡です。
出てきたのは、イエスの肖像画と聖書。

こっちのほうがよっぽど奇跡です。



まだまだ続きはあるのですが、
続きは来週と言うことで、スタンバイをお願いします。

それではお聞き下さい。

天草四郎と島原DE乱れ隊 シマバラン伝説

ミュージック・トゥナイト!!



四朗がかなり神がかってきていますね。
調子に乗りすぎているようにも思いますが、
秀吉には負けないで欲しい!!


ラメの衣装に対抗するには・・・これ!


宮廷風にキメるわよ!!




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戦国鍋TV 再出陣 ヘアアーティスト毛利♯1 ストーリー ネタバレ 滝口幸広 [戦国鍋TV 2期 シーズン2]

戦国鍋TV 再出陣 ヘアアーティスト毛利♯1

毛利元就 1497〜1571年
中国地方ほぼ全域を支配下に置いた
戦国最高の知将と評された戦国大名である。


「毛」
一本の毛は簡単に切れるが、三本切るのはかなりの決意がいる。
それを可能にするのが、ヘアアーティスト。


初出勤に、自転車を走らせながら期待に胸を膨らませていた。

彼の名は MOTONARI MOURI 毛利元就
まだ名もない新人美容師である。

そんな彼は無謀にも、その身を投じたヘアサロンこそ
HARUHISA AMAGO 尼子晴久(尼子派NO.1)
YOSHITAKA OHUCHI 大内義隆(大内派NO.1)という
中国地方屈指の有名美容師を2人も要する人気店「Aki style」であった。

尼子派と大内派がしのぎを削る、
このヘアサロンと言う名の戦場で、
毛利元就という男は生き残ることはできるのか?


これは、一人の新人美容師「毛利元就」という男が
謀略の限りを尽くし、ヘアサロン毛利 を立ち上げ
中国地方NO.1ヘアアーティストに成り上がるまでの物語である。






ヘアアーティスト毛利♯1

「本日よりこちらでお世話になります。毛利元就です。
夢は、自分の店を持つことです。
中国地方NO.1とは言わず、日本一のヘアアーティストを目指して
精一杯頑張りますので、よろしくお願いします。」

希望に胸を膨らませた毛利元就(滝口幸広)は
先輩の皆さんに元気いっぱい挨拶をした。


尼子晴久(寿里)の華麗な手さばきや、
大内義隆(三上真史)の緻密なカットを見ている余裕は全くなく、
ひたすら床掃除をしていた。


「おい新人!髪の毛 掃かんかい!」晴久から怒鳴られ、
「おい新人!客にコーヒー出さんかい!」義隆からも怒鳴られた。

この店の仕事の仕方にまだ馴染んでいない元就は
先輩たちの言葉に翻弄されていた。


「このお店はいっつもこんなに忙しい感じなんですか?」
目の回るような忙しさに、
先輩スタッフA(石井智也)とB(北代高士)に話しを聞いた。

こんなのはまだヒマな方。この程度で忙しいと言っていたら身が持たない。
この店は、中国地方NO.1 NO.2を争うほどの晴久と義隆がいるサロン。
中国地方の客を一手に集めている。


「ところであなた、どっちに付くつもりなの?」先輩Aに聞かれる。

どっち?と聞かれても、どういう意味だか全く見当がつかなかった。
この素人っぷりに驚く先輩B。

「この店に入ったからには、晴さん率いる尼子派か義隆さん率いる大内派。
どっちに入るかはっきりしないと潰されちゃうんだよ。」

入った初日に尼子派か大内派を決める??
この決定が重大なことに気づいていなかった。


「おい新人!代わりの雑誌持ってこんか!」義隆が元就を呼びつける。
「おい新人!こっちの客も雑誌読み終わってるじゃろうが!」
晴久も元就を呼びつける。


「あ、あなた試されてるわ。どっちにするの?」
先輩ABが見守る中、雑誌を数冊手に取りお客の横に立つ。

先に雑誌の交換をしたのは義隆の客の方。
その後に晴久の方の客の雑誌を取り換えた。

「俺の客が後回しにされるとはな!」
晴久は怒りを噛み殺しながら、元就を怒鳴りつける。


「毛利だっけ?これがお前の答えなんだな。」

元就はただ、先に声をかけてきた方を優先させただけで
どちらの派閥に入るかの答えを、動作で表現したわけではなかった。



閉店後、片付けを終えて ようやく今日の仕事が終了・・
初日からハードで、かなり疲れていた。
店を出て、自転車を止めた所まで歩く。

自転車に近づくと、サドルの上に何かが乗っているのが見えた。
そばで見ると、サドルの上にはこんもりと髪の毛が乗せられていた。
地味で卑怯な嫌がらせ・・・


「誰が一体こんなことを!!!」
髪の毛を握りしめ、怒りに身を震わせていると

「尼子派に目を付けられたようね。
ヤツが、いつも大内派に入った連中をこうやって潰していくんだよ。
どうする気なんだい?」

先輩ABが訳を教えてくれた。だが、怒りが止まらなかった。



次の日の朝、
店の扉の前で中を覗き見ている
尼子国久(平野良)とスタッフC(小谷昌太郎)の姿を晴久は見つけた。

「おう、こんなところで何やってんの?」
「晴さん、とんでもない新人が入って来たもんですよ。」
「とんでもない新人?お前何言ってんだ??」

国久に言われ、晴久は中を覗き見た。


「なんだと!」

店に来て2日目で客の髪切ってるってのだけでもありえないのに、
もうすでに指名客がついている・・・
しかも5人同時にカットをしている姿を見てしまった。


「今日のところは撤退だ。」尼子派は早々に店から帰った。


尼子派の動きも含めて全て見ていた義隆。

「毛利か・・少しは面白そうなやつが入って来たみたいだな・・」

義隆は元就の手さばきを見つめながら思った。


To be continued


かなり突っ込みどころ満載の新シリーズが始まりました。
RQが終了してさみしかったので、
この路線、楽しみに待っていました。

伊達正宗を演じてから毛利元就・・
目ぢからのある滝口幸広、堂々たる感じで武将キャラですね。



自分で自分の髪を切るのに失敗はありません。


女性の必需品。下の毛がチクチクせずにカットできます。



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戦国鍋TV 再出陣 MUSIC TONIGHT♯17 天草四郎と島原DE乱れ隊♯2 [戦国鍋TV 2期 シーズン2]

戦国鍋TV 2期 シーズン2 再出陣 〜なんとなく歴史が学べる映像〜

【天草四郎】1621〜1638年
島原の乱で当時16歳ながら指導者となったキリシタンもカリスマである。
徳川幕府の総攻撃を受け、炎の中で自害。


MUSIC TONIGHT♯17 天草四郎と島原DE乱れ隊♯2

観阿弥&世阿弥 で、能バディ・能ズ お聞きいただきました。
すごいダンサブルな曲でした。
でも、振り付けは完全に、能 …






マンスリーピックアップしてコーナー♫

今月は、オーラがすごい3人組アイドルユニットが登場♪
(オーラがすごいの、1人だけですね。)

今月のゲスト 天草四郎と島原DE乱れ隊


初めまして今晩ら 天草四郎と島原DE乱れ隊 です。

割付けセリフと決めポーズで挨拶をします。
(ポーズは今では誰もしないほどのダサさ・・)


自己紹介のコーナー♪

リーダーの天草四郎(相葉弘樹)16歳ながら 好きな動物は「鳩」です。
全力笑顔で、鳩を手でイメージしながら話します。

人気ゼロ 大矢野(村井良大)です。
フルネームは大矢野松右衛門ですが、今回も名字だけ名のります。
自暴自棄になっているのか、笑顔に影があります。

人気ゼロ 森(加藤真央)です。
フルネームは森宗意軒ですが、今回も名字だけ名のります。
悲しいまでに全力の笑顔で話します。


Q,皆さんは天草四郎と島原DE乱れ隊で全国デビューする前に
九州でローカルアイドルとして活躍されていたんですね?

A,そうなんです。

四郎は九州でスッゴイ人気があったんです。
僕たちと言うよりは、人気があったのは 四郎だけ・・

四郎本人が自分だけだと言う発言をするので、
大矢野ががっかりした目で四郎をチラリと見ます。


ファンはキリシタンの方が多いんですよね?

「誤解されがちなんですけど、四郎のファンはキリシタンだけじゃないんですよ。」

「な?」

四郎は自分のことを四朗と言い、大矢野に同意を求めます。
「色々いますよ。僕と違って。」

ネガティブな発言をする大矢野。

「もちろんキリシタンもいるんですけど、
エステティシャンもいるし、マジシャンもいます。」

四郎の言う人たちには、共通して「ン」が付く感じですね。


「住民ほぼ全員、四郎のファンなんですよ。特に、天草・島原地方では!」
森が話しに入ってきました。


Q,九州で絶大な人気を誇っていたみなさんが、全国デビューするきっかけは?
A,「僕たちの住んでいる、島原藩と唐津藩の政治がひどくて
その現状を一人でも多くの方に知ってもらいたくて。
後は…お金です!!」


四郎が理念を語ったと同時にお金の話しを始めました。
それは仮に思っていたとしても、アイドルとして口に出さない方が良い事のようです。


「島原藩と唐津藩に対抗するためには、必要なんです。」
大矢野が強く語ります。


そんなに島原藩と唐津藩は嫌いなの?

「まあ、そのバックにいる江戸幕府もキライですけどね。」
キライなことも、全力の笑顔で森が話します。


徳川十五代将軍さんとは共演NGなんですよね?

「そうですね…24時間テレビとか、年末特番とか、そういうスペシャルな時以外は
共演NGですね。」

割と緩めの共演NGのようです。


徳川十五代将軍とか、そういう幕府系アーティストと実際に会ったことはあるの?

「会ったことはないんですけど、矢文はよく届くんですよね…」

「昨日も来ていたが、空メールみたいな感じの空矢文でした。
矢は結構飛んでくるんですけど、手紙は付いていないです。」


それは、ただの攻撃!!!


「今、その矢が僕に刺さればいいとか思ったでしょ?
絶対そんな目してた!!」

大矢野のネガティブに拍車がかかってきました。


実際に手紙が付いていた時は、どんなことが書かれているの?

「大体は、和解しようとする説得文ですね!」


「和解は絶対にしないです!!!!!
幕府と和解するぐらいなら、 呪怨 を見る方がマシです!!!!」

四郎はホラー映画が苦手で見られないのですが、
それでも見るほうがましと言ってしまうのは、幕府がとてもキライのようです。


トークの続きはまた来週と言うことで、歌のスタンバイをお願いします。


大矢野は何に対してもネガティブでした。
でも、森の明るさも逆に悲しくなります。


それではお聞き下さい。

天草四郎と島原DE乱れ隊 シマバラン伝説 です。


ミュージック・トゥナイト!!



あいかわらず耳なじみが最高ですね。
天草四朗オーラが弾けてます!
幕府系の誰か、ゲストに来ないかなぁ・・


天草の塩、あまくさのしお、あまくさしお、あまくさしろう
天草四朗!!(笑)


夏疲れの肌にぴったりです。







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戦国鍋TV シーズン2 再出陣 RQ ~カリスマショップ 千利休~ 第8話 最終話 切腹 [戦国鍋TV 2期 シーズン2]

戦国鍋TV 2期 シーズン2 再出陣
RQ ~カリスマショップ 千利休~
第8話 最終話「利休の木像」


千利休とは
簡素な茶の湯、わび茶の完成者で茶聖とも称される。
新しい試みを次々と実践し、常に最先端をいく天下一の茶人。


利休は
 大徳寺の山門を再興した際
   楼上に自分の木像をかかげた
秀吉は
 山門の上に雪駄を吐いた
 利休の像を置く行為は
「まるで己の足の下を
      通れと言っているもんだ」
   という理由で
       利休に切腹を命じた・・・


裏原宿に、一切の無駄を感じさせず
ひっそりとたたずむアパレルショップ“Wabi Sabi”

この店のデザイナー兼店長のRQ(リキュー)くんは、
おしゃれヤングのカリスマ!
今日もRQくん(山本匠馬)からファッションの原点であるワビサビを学ぶため
おしゃれヤングが店を訪れる。







最終話 「利休の木像」

HIDEYOSHI(山崎樹範)は庭に咲いていた野菊を片手に店にやってきた。
バイトくん(植田圭輔)は、
オーナーが花を持ってきたことに驚きを隠せなかった。


「これ、来る途中にきれいな野菊が咲いていたから
俺なりのワビを表現してみようってかんじかなぁ・・・」


レジ近くに置いてあった茶碗に剣山を入れ、野菊を生けた。

「最近、店の売り上げのことばっかり考えていて
ワビの心を忘れてたんじゃないかなぁって思ったわけよ。

どう、この寂しげな野菊。ワビってると思わない?」


ここ最近、HIDEYOSHIとRQの仲は思わしくなかった。
こんなに譲歩しているHIDEYOSHIの姿を見て、
「ワビってない」とは言えなかった。
バイトくんはなんとなく返事を濁らせた。


「最近、RQくんとあまり話してないからさ・・
オーナーであるオレが、
もっと彼を理解して、歩み寄っていかなきゃなぁって思ったわけよ。」


(そうなんです。最近のオーナーとRQくんの険悪さはハンパないんす。
俺なりに推測すると、おそらくは「ワビってるか」「ワビってないか」
この概念が二人の間でズレ過ぎちゃっていることが原因だと思うんです。
この野菊を見て、RQくんが何というやら・・・)


野菊のフォルムを見て喜んでもらえることを確信しているHIDEYOSHIは
どのアングルを正面にするかを考えながら野菊を見ていた。

そんなHIDEYOSHIの姿を見て、一抹の不安を感じているバイトくん・・


RQが店に出勤してきた。店に入ったと同時に目についた野菊。
目は野菊にロックオンしたまま、吸い寄せられるように近づいた。

「何これ?気持ち悪!」

野菊を手に取ると、床にポイっと投げ捨てた。


「ち・・・ちょっとRQくん、何してんの??」

突然の行動であっけにとられるHIDEYOSHI
動揺しながらRQを呼ぶのが精いっぱい。


「今、野菊・・・捨てたよね?」
「あぁ・・ワビってない花が咲いていたので、捨てましたけど・・」



【野菊と秀吉】
ある日、秀吉がしたり顔で野菊を茶碗にさしていた時のこと。
後から茶室に入ってきた利休は、
それを無造作に抜き取って わきにポイと捨てたんだとか。


レジ付近で自然発生する花なんてない。
持ってきて飾ったのは自分だとHIDEYOSHIはRQに話すが、
「ワビってない」の一言で片づけられてショックを隠せない。

そんなHIDEYOSHIの気持ちに
気づいているのか?気づいていないのか?
わざとか?わざとじゃないのか?
気にする様子もなく、バイトくんに仕事の指示を与えるRQ。


「RQくんさ、最近オレがオーナーだっていうこと忘れてんじゃないかな。」
「はい?忘れてませんけど。」
「ワビってるとか、ワビってねぇとか、こだわるのはいいんだけど
最近店の売り上げ落ちてるよね?
売上ねぇのに、ワビってるとかのこだわり 二の次だと思うわけ。」

「すいません。」
「すいませんじゃなくて、具体的な打開策
新しいアイテムとか、売上が上がるような行動を見せて欲しいんだけど!」
「考えときます。」


RQは怒られて機嫌が悪いのか、バックヤードに入る。
そのとき、持っていた手帳から写真を落としていった。
HIDEYOSHIは拾って写真に写る人を見て、一目ぼれしてしまった。

写真を落としたことに気づいたRQが慌てて取り返しに出てくる。
写っていたのはRQの娘“吟(ぎん)”
HIDEYOSHIは紹介してもらえるものだと思っているが、
RQは紹介する気は全くなかった。


「この店で働いてもらおうよ!!
かわいい娘がいたほうが、売り上げ少しでも上がるんじゃない?」
「いやですって。」
「ケチ!!」
「ケチで結構ですよ。
ワビサビもわからないような人の店に、娘を働かせるわけにはいかないので。」


【お吟と秀吉】
鷹狩の際、利休の娘である お吟に出会い、その美しさに一目ぼれした秀吉。
なんとか お吟を自分の側室にしようとするが
利休が断ったんだとか。



「何その言い方!わかりますワビサビぐらい!!」
「そうは見えませんけどね。」

「じゃあ言わせてもらいますけど、
自分の像とか作って勝手に店の前に飾るって、それってどうなのかねぇ??
自分の像だぜ!!!超ナルシだぜ!!

しかもさ、店の門の上だよ!
そんなのさ、オーナーの俺でさえ来るたびに
“うわ~何か見下されてんのかな?”と思って気分悪いんだけど!
偉くなったもんですな!!」


RQはそんなつもりは毛頭なかった。
だが、怒りに火のついたHIDEYOSHIを誰も止めることは出来なかった。


「じゃあ・・どうすればいいですか?
HIDEYOSHIくん、何でも言ってください。
オーナーの言うことなら何でも。」

屈辱を感じながらもRQはHIDEYOSHIの指示を仰いだ。

「じゃぁ・・娘さん・・」
「嫌です!」
「切腹じゃ!!!!」


娘さんを紹介してもらえないだけで切腹の申し渡しはおかしすぎる。
バイトくんは二人の間に割って入るが、もう止まらない。


「わかりました・・・・腹を、切ればいいんですね・・・・・・」

RQは観念して切腹を実行に移す。
言いたいことは全部腹の中に溜めこんで・・・・




RQのいなくなったショップ・・
どんな理由があったとしても、洋服屋が切腹させられることはおかしい。
喪服に身を包んだバイトくんは力なくレジ前で立ちすくんでいた。

自動扉が開く。
入ってきたのはカトキヨマスクことKIYOMASA(内田朝陽)
RQの遺影を見つめながら悲しみをむき出しにしていた。

バックヤードから出てきたHIDEYOSHI。
喪服ではなく、いつもの金ぴかジャケットを着ていた。


「どうして彼が死ななければならなかったのですか!!」
HIDEYOSHIに食ってかかる。


「けじめだ・・・・売上が下がってたんだ!」
「そんなことで・・・」

「オーナー!それ、本当ですか?
本当はRQくんが娘さんを紹介してくれなかったから・・」


自動扉が開き、お客様来店。

「あの、こちらのオーナーの方ですか?
父がココで働いていると聞いたもので・・・」

声をかけてきたのは、以前写真で見たRQくんの娘さん!
ずっと離れて暮らしていた娘が尋ねて来た時に、RQはもういない・・

自分が命じた。でもその事実が重くのしかかり、平静でいられなかった。
店を走って飛び出した。



それから一週間後・・・

「RQくん、みんないなくなっちまった・・・
この店も、もう潮時かなぁ・・・・」

抜け殻になったHIDEYOSHIが一人で店に立っていた。
お客が来店しても、ワビサビが理解できていないHIDEYOSHIは
どの商品を、どのようにコーディネイトさせたらいいかわからずにまごついてしまう。


「ワビってるかどうかもわからないのに、
服屋なんてやめちまえよ!」

客の強烈な一言にHIDEYOSHIは打ちのめされた。


「RQくん笑うだろ。お前が居なくなって不便なことだ・・・」



バイトくんは悲しみをこらえるように街を走った。
今になってRQくんが言っていたことを思い出す・・

「岩や木のように心を持たなければ、都も安住の地なんだよなぁ・・
でも僕には、理想や信念 意思があるから
それを捨て去ることは出来ないんだ・・」


RQくん、俺も理想や信念を捨てることは出来ないっす。
いつの日か、RQくんみたいなワビメンになる、その日まで・・・


おわり。



切腹が命じられてしまいました。
いつまでもワビサビで問答をしてほしかったところですが
仕方がありませんね。

カトキヨマスクが義理堅い!

いいヤツですね。


再出陣、好発進ですね。

茶碗でなく、一輪挿しならワビってた?
花があると和みますね。
 ミニ花器 ミニ花器丸YE 6AF-49045※1個入

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戦国鍋TV シーズン2 再出陣 MUSIC TONIGHT ♯16 天草四朗と島原DE乱れ隊 ♯1 [戦国鍋TV 2期 シーズン2]

戦国鍋TV 2期 シーズン2 再出陣 〜なんとなく歴史が学べる映像〜

【天草四朗】1621~1638年
島原の乱で、当時16歳ながら指導者となったキリシタンのカリスマである。
徳川幕府の総攻撃を受け。炎の中で自害。






MUSIC TONIGHT ♯16 天草四朗と島原DE乱れ隊 ♯1

稗田阿礼で、“君に幸アレー”お聞きいただきました。
これは結婚ソングの定番になりそうな曲です。
今、古事記の続編を執筆中らしく、多才な人です。


マンスリーピックアップのコーナー♪

今月は、先月デビューした3人組アイドルユニットが登場します♪
今月のゲスト“天草四朗と島原DE乱れ隊”です!

天草四朗と島原DE乱れ隊
長崎県島原出身で構成されるアイドルグループです。


「はじめましてこんばんら。天草四朗と島原DE乱れ隊です!」

挨拶のポーズを完璧にキメました。
この時点でやりきった感が出ています。

自己紹介の前にMCが拾っておかないと渋滞を起こしてしまうので、
さっそく聞きます。

それは「こんばんら」と発言したこと・・
「島原から来たので、島原っぽい、カワイイ挨拶ができないかなーと思って
広告代理店の人に考えてもらいました。」

新人グループで、どこまで話すのがいいかを教えてもらえていないのか、
広告代理店が考えたことを簡単に話してしまいました。


自己紹介をお願いします。

リーダーの 天草四朗(相葉弘樹)好きな動物は“鳩”です。

大矢野(村井良大)です。
(フルネームは大矢野松右衛門ですが、なぜか名字だけ名乗ります。)
森(加藤真央)です。
(フルネームは森宗意軒ですが、大矢野と同じく名字だけ名乗ります。)


3人組のグループで、なぜかギクシャクした空気が流れています。
2人の自己紹介が短すぎるので、理由を聞くと

「僕らの自己紹介なんて、今ので長いくらいです!」
森が恐縮していると
「僕、大矢野って名字が長いんで 本当に申し訳ないです。」
大矢野が椅子から立ち上がり、深々とお辞儀をします。

ただ名前を言っただけなので。だれも気にしていませんでした。


このグループ名だと、後ろの2人はその他大勢的な感じに思えますが
それでもいいの?


「しょうがないよな?(大矢野が森の顔を見て確認します)
四朗はカリスマだから!」

「元々は 3人一緒に“島原DE乱れ隊”ってチームだったんですけど
四朗のカリスマ性と全然違うので、
広告代理店の方から“天草四朗と島原DE乱れ隊”にした方がいいんじゃないかって
アドバイスを頂いたんです。」


「代理店の方がマーケティングして決めたことなので、
ファンの意見でもあるんですって 面白いですよね。」

大矢野は とほほ顔をしながら答えてくれました。


前にテレビで歌わせてもらった時、
振付で“島原DE乱れ隊”が四朗の前を横切るだけで、
テレビ局にクレームがあって・・
オンエアを確認すると、2人にモザイクがかかっているときがあった・・・

悲しい話しを笑顔で披露していますが、影を背負った感じです。



四朗は今16歳。いつ頃からカリスマになったの?

「もう、物ごころついた時にはカリスマでしたね。
小さい時からオーラが出過ぎちゃってて、
かくれんぼしてもすぐに見つかっちゃうんですよ。」


オーラの出過ぎもいろいろ大変なようです。


トークの続きはまた来週ということで、
歌のスタンバイをしていただきたいのですが
今日披露していただける曲は?


デビュー曲「シマバラン伝説」です。


それではお聞きください。
天草四朗と島原DE乱れ隊 “シマバラン伝説”です。

ミュージック・トゥナイト!



久しぶりに登場した相葉弘樹!
なんだかちょっとうれしかったです。

村井良大と相葉弘樹、この二人がいれば鬼に金棒ですね。
やたらにキレのあるダンス、引きの画がもっとほしい!!とおもいつつ
マンスリーを楽しまねばいけませんね。


カッコいい写真が中古!!
ちょっと、ガン見されてますよ♪


夏のお疲れ肌、
今から手入れをしないと秋冬が大変ですよ!
毛穴から綺麗になれます。



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戦国鍋TV シーズン2 再出陣 MUSIC TONIGHT♯15 幕×JAPAN♯7 重大発表!? TAKA [戦国鍋TV 2期 シーズン2]

戦国鍋TV 2期 シーズン2 再出陣 〜なんとなく歴史が学べる映像〜

幕末志士
江戸時代末期 新しい日本を建国する為 活躍した志士。
高杉晋作・坂本竜馬・桂小五郎・大久保利通・西郷隆盛など。

MUSIC TONIGHT ♯15 幕×(BATSU)JAPAN ♯7

平賀源内“エレキテル、来てる”お聞きいただきました。

マンスリーピックアップのコーナー♫
今日はコーナーの最後に大発表もあるそうですよ♪
ゲストは、幕×(BATSU)JAPAN (バクバツジャパン)の皆さんです!


幕末志士5人で構成されるビジュアル系ロックバンドです。
RYOMAの首には、むちうちのときに着けるネックカラーを巻いていて、
右手首に包帯を巻いていました。
今回は、左腕を痛めたらしく、
首の所から腕を吊る”アームリーダー“を着けています。

骨折したように見えるので、ドラムを叩くのが不可能だと思われますが
RYOMAはそれを否定します。







今週は、先週に引き続いてみなさんに送っていただいた
質問のビデオレターをおご覧いただきたいと思います♪

先週途中で止めてしまったKATSU KAISHUさんから送られてきた
ビデオレターからです。
ビデオをスタートさせる前に、KATSUさんはどんな人だったかを問いました。


「KATSUさんは幕府サイドの人間なので
一応、敵同士って感じになっていますけど、
幕府側で唯一、話しが分かる存在って感じですかね。」

ベースの西郷隆盛TAKA(中村龍介)が語り始めました。


「俺は、KATSUさんにドラムを習ったんですよ。」
ドラムのRYOMA(寿里)は懐かしそうに話しをします。



では、どんな質問なんでしょうか?
さっそくご覧ください。


KATSU KAISHUは水色をベースにしたヨーロッパ系の貴婦人の出で立ちで
レースの手袋を着け、胸元にはフリルとファーが付いています。
栗色の髪はアップでまとめられ、ブルーのバラのカチューシャがあしらわれています。
顔は白塗りで、黒を効かせたアイメイクとリップがアクセントになっています。


「どうも、幕×JAPANのみんな、元気?KATSU KAISHUです。
君らが一緒にバンドをやるって聞いて驚きました。
君たちは才能があるので、きっとすごいバンドになると思いますが

事を遂げるには、愚直でないとダメです。

才能を過信せずに、愚直にやってください。では。」


質問ではなく、ビデオレターでした。
どうやらKATSU KAISHUには趣旨が伝わっていなかったようです。


「メッセージ、嬉しかったっす。」TAKAはしみじみと言います。

「しばらく会っていないですけど、全然変わってないですね。」

RYOMAも感動気味に話しますが、
ビジュアル系のゴツい衣裳に、
ガッチリメイクでは変化が分かりにくいところです。


「もう一つ、ビデオメッセージが届いているんです!」

MCの前田真理さんが話した途端、RYOMAは一人の人を思い浮かべました。

「KOMATSUじゃない?」

みんなはRYOMAの意見に賛同しました。

KOMATSUはサツマ・ハン・シエルのメンバーで
このバンドを作るのに協力してくれたKOMATSU TATEWAKIのことで、

幕×JAPANを結成したときも、契約書にサインしたりしたのも
KOMATSUの家でした。
こんなエピソードがあったので
KOMATSUからのメッセージをみんな楽しみに待っていると
ビデオレターはYOSHIDA SHOINさんからでした。


SHOINは出演していないのに赤っ恥をかいた感じになってしまって
余計に映像を流しにくくなってしまいました。


SHOINさんは、KOGOROとSUGIのギターの師匠でもある人で、

「教えてくれたのは技術的なことよりも、
“ロックとは何か”ってことですね。」とSUGIが、
「特にオレは、かなり影響を受けましたね。」とKOGOROが話します。

言うことがめちゃくちゃな人だったので、
ビデオレターで何て言ってるかが ちょっと怖いです。

「えっと・・YOSHIDA SHOINさんのビデオレターなんですけど
内容的にちょっと・・・・
今回は放送できないということなんです。」

えぇぇ!?!? 流せないビデオレターって何??


内容はDVDに焼いてあり、メンバーに一枚ずつ手渡します。
流せないのに放送で話ししたのもおかしいですし、
この場でDVDを配るのもおかしなことです。
このぬるさこそが、ミュージック・トゥナイトですね。



ではみなさん、スタンバイお願いします♪
MCの前田さんが、DVDを手渡した後に
スタンバイを促します。

今日は大発表があると冒頭で話しが出ていましたね。


では、発表させていただきます♪
「私、前田真理は今日を持ちましてミュージック・トゥナイトを
卒業させていただきます♪」


大発表と言っていたのは、前田さんの卒業でした。
旦那さんがニューヨークに転勤することになったので
付いて行くことになったそうです。


「前田さん、本当にお疲れ様でした。」RYOMAが花束を渡します。

「成田に向かわないといけないので・・
私、飛行機の時間があるので、歌のスタンバイお願いします。」

出発は今日!?
前田さんの気分は完全にニューヨークに飛んでいます。


それではお聞きください。幕×JAPAN“Endilss 錦”です。

ミュージック・トゥナイト!




KATSU KAISHUさんが着ていた感じに少し似ています。


RYOMAには備えが足りないかもしれません。



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