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戦国鍋TV 再出陣 ヘアアーティスト毛利♯2 ネタバレ 毛利元就 井深克彦 [戦国鍋TV 2期 シーズン2]

戦国鍋TV ヘアアーティスト毛利♯2

一五四十年初頭
ライバルの尼子を抑えて
中国地方に君臨した
大内義隆だったが
重臣 陶晴賢に
クーデターを起こされ
その勢力は崩れてゆく
毛利元就は その隙を突き
ある策略を仕掛け
大内家の力を
削いでいったんだとか


毛利元就 1497〜1571年
中国地方ほぼ全域を支配下に置いた
戦国最高の知将と評された戦国大名である。


「毛」
一本の毛は簡単に切れるが、三本切るのはかなりの決意がいる。
それを可能にするのが、ヘアアーティスト。


彼の名は MOTONARI MOURI 毛利元就
まだ名もない新人美容師である。

そんな彼は無謀にも、その身を投じたヘアサロンこそ
HARUHISA AMAGO 尼子晴久(尼子派NO.1)
YOSHITAKA OHUCHI 大内義隆(大内派NO.1)という
中国地方屈指の有名美容師を2人も要する人気店「Aki style」であった。

尼子派と大内派がしのぎを削る、
このヘアサロンと言う名の戦場で、毛利元就という男は生き残ることはできるのか?

これは、一人の新人美容師「毛利元就」という男が
謀略の限りを尽くし、ヘアサロン毛利 を立ち上げ
中国地方NO.1ヘアアーティストに成り上がるまでの物語である。


ヘアアーティスト毛利♯2


前回のあらすじ

入店早々、尼子晴久の客と大内義隆の客
どちらに先に雑誌を持って行くべきか?の選択を迫られた毛利元就は、
先に頼まれた大内の客へ雑誌を持って行った毛利だったが
尼子派の目を付けられてしまう…

次の日、尼子晴久達が店に現れると
入店2日目にして5人の客を同時にカットする毛利の姿が…
驚きのあまり、しばらく店をずる休みしてしまう尼子晴久達。

ところが、毛利が髪を切っていたのは客ではなく
カット練習用のマネキンであった。



♯2
「まあ、今日来る客で気をつける所はそれぐらいだな。
じゃ、後は頼んだ。」

大内義隆は、自分のセカンド 陶晴賢(山本匠馬)に客を任せて店を出て行ってしまった。


陶晴賢 HARUTAKA SUEは、大内派NO.2 (1521-1555)


大内義隆は尼子晴久から店のNO.1を奪い取るために、気合いを入れていた。
その尼子晴久が店に来なくなった今、この店は大内の店みたいなもの…
気が抜けてしまったのだろう…

大内がこんな風になってしまったのは、
尼子晴久達がずる休みをする原因を作った、元就のせいかもしれない。


大内を指名していた女性が来店。
早速、陶晴賢が自分の客へ振り替えようとするが、
女性客の顔色が曇った。

「ほら江良、お前 俺のシャンプー係なんだから、ご挨拶だろ。」

江良(井深克彦)は奥から出て来て挨拶をする。
女性は江良の顔を見ると笑顔を見せ、カットすることに決めた。


大内派 陶専用シャンプー係 江良房栄 FUSAHIDE ERA (1515-1554)
店に入店以来、陶のシャンプー係をしていた。
江良の美貌と、シャンプーテクニック目当てで来る客も少なくない。
そんなお客様がいてくれるおかげで
陶は大内派のNO.2でいられると言っても過言ではない。


(陶よりもヤツは、厄介な存在になりそうだ。)
お客様の相手をしている江良を見ながら、元就は心の中で思った。



閉店後、店で働く全員、陶に集合をかけられた。
怪訝そうに見つめる元就と江良を尻目に、
陶は持っていた札束を撒き散らす。

元就と江良以外の全員、お金を這いつくばって取り合いを始めた。


「おい!今日だけで大内さんの指名客、何人俺に乗り換えた?」
「20人は堅いかと…」

尼子派のスタッフC(小谷昌太郎)が答えた。
スタッフCは尼子派のはずだが、根っからの大内派で陶派だと言い張る。
お金の前ではスタッフCも忠実だ。服の袖口で、陶の靴を磨いてゴマをすった。
陶は満足げな笑みを漏らしている。


「尼子も居ないこの店が、俺の物になる日も
そう遠くない話かもしれないなぁ。なあ、江良!!」

江良は答えに窮した。
「あぁ…そうですね。」
とりあえず、何かを言っておかねばと思い、気の抜けた返事をした。

「何だよ、冴えない面しやがって!!!
お前にはこれからも、
俺の客の頭を洗いまくってもらわなきゃならないんだから頼むぜ。」

さっきスタッフA(石井智也)が取った札を奪い取り、江良に渡そうとする。


「僕はそんなつもりで美容師になったんじゃないので。」

強引に小遣いを渡そうとする陶を睨みつけながら、店を出て行った。

好意を無視されたと陶は感じてイラついた。
お高くとまったこの感じが気に入らない。


「そろそろ大内さんには現実を教えてもいい頃だ。」
こんなことをつぶやく陶は、何を企んでいるのだろうか…



次の朝、みんなは花札をして客を待っていた。
元就は黙々と掃除をしている。

「陶!お前何やってんの?」

朝の指示を出しに店に来た大内義隆は、このだらけた感じを叱りつけた。
大内の客の大半を自分に付けた陶は、大内の尊敬をはらわない。
今日をキメ時にするために、慇懃無礼に話し出した。

「これはこれは大内さん。ちょうどよかった。
あんたに言わなきゃいけないことがあったんですよ。」

陶をNO.2にしたのは大内。飼い犬に手を噛まれた。
主人としては、キャンと言わせておかないといけないと思い 臨戦体制だ。


「あんた、もう首だよ。」

陶にこんな事を言われる覚えはない。
だが、大内も薄々気づいていた。

「指名客も持っていないあんたを、置いておく理由がないんですよ。
あんたのアドバイスのおかげで、お客様にはご満足頂いてましてね。
すでにこの店には、あんたを指名する客はもちろん
付いて行くスタッフもいないってことですよ。」

「仲間外れか…陶、てめぇ なんて意地悪なヤツなんだ!」
「あんたが教えてくれたんだぜぇ、
美容師ってのは 命(タマ)の取り合いだってな!!」

「そうか…」

自分の指導が間違っていたのかもしれない…争う事はやめた。
大内は店を出ようとした。


元就は扉付近でほうきを持ったまま さみしそうな目をして大内を見つめた。

「毛利、お前はあいつのシモベじゃないみたいだな。
だてに名前に「毛」って文字が付いている訳じゃないみたいだ。

毛利、俺はお前が本物の美容師になる男じゃないかとにらんでいる。
期待、裏切んなよ。」

元就にハッパをかけて大内派出て行った…
大内の後ろ姿に、元就は深々と頭を下げる。


「一つの時代が終わるってのは、切ないもんだなぁ」
陶は我が天下を喜んでいるようで、さみしさを感じていた。


今日は朝から江良の姿がない。
「妙な噂を耳にしましたよ。」

スタッフCは噂を誰にも聞かれないように、陶に耳打ちした。



終業後、呼び出された江良は、椅子に縛り付けられていた。

「陶さん、これはどういうことですか?」
「その自慢のサラサラヘアを、すきばさみで無造作ヘアにされたくなかったら
正直に答えろ。
お前は毛利と組んで、何企んでいる?」

「僕は何も企んでなどいない!!」
「嘘をつけ!!!
遊園地で毛利と2人乗りのゴーカートに乗っている、
楽しそうなお前の姿を見たヤツがいるんだぞ!」

「同じ店で働く美容師仲間なんですから、一緒にゴーカートぐらいは乗りますよ!!」

何だ?嫉妬??
陶は江良の話すことを信じていなかった。

「止めて!!!誰か助けて!!!!!」


江良の叫び声が店内に響き渡る。だが、誰も助けに来なかった・・・
元就はその様子を外から覗いていた。


次の日、
陶の指名客は、江良が店を辞めたことでカットのキャンセルをする。
ドタキャンの客は、今日だけで40人・・・
陶に付いていた客の目当ては江良だったことを思い知らされた。


元就はこっそりとスタッフCに千円握らせ、「お疲れ様です。」と話す。
陶のやり方が気に入らないので元就に協力をしてくれた。
“江良と元就が仲良くしている”と告げただけで関係は崩壊・・・
このもろさをスタッフCは嘆く・・

「大内さんが言っていたでしょう。
美容師は、命(タマ)の取り合いだって・・・・」


大内派NO.1の座を奪った陶。
しかし、毛利の策略にはまり 江良という貴重な戦力を失ってしまったことに・・
全ては、毛利元就の思惑どおりだった・・・


To be continued




毛利元就が策士の顔を出してきました。
陶の底の浅さが露呈して、店にピンチが来たように思えます。
乗り切り方が楽しみです。
最高のシャンプーテクってどんなのでしょうね?

詰め替え用でお得にお試しはどうですか?


頭皮を健やかに育てます。
きもちいいんですよ!!




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