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戦国鍋TV 再出陣 ヘアアーティスト毛利♯1 ストーリー ネタバレ 滝口幸広 [戦国鍋TV 2期 シーズン2]

戦国鍋TV 再出陣 ヘアアーティスト毛利♯1

毛利元就 1497〜1571年
中国地方ほぼ全域を支配下に置いた
戦国最高の知将と評された戦国大名である。


「毛」
一本の毛は簡単に切れるが、三本切るのはかなりの決意がいる。
それを可能にするのが、ヘアアーティスト。


初出勤に、自転車を走らせながら期待に胸を膨らませていた。

彼の名は MOTONARI MOURI 毛利元就
まだ名もない新人美容師である。

そんな彼は無謀にも、その身を投じたヘアサロンこそ
HARUHISA AMAGO 尼子晴久(尼子派NO.1)
YOSHITAKA OHUCHI 大内義隆(大内派NO.1)という
中国地方屈指の有名美容師を2人も要する人気店「Aki style」であった。

尼子派と大内派がしのぎを削る、
このヘアサロンと言う名の戦場で、
毛利元就という男は生き残ることはできるのか?


これは、一人の新人美容師「毛利元就」という男が
謀略の限りを尽くし、ヘアサロン毛利 を立ち上げ
中国地方NO.1ヘアアーティストに成り上がるまでの物語である。






ヘアアーティスト毛利♯1

「本日よりこちらでお世話になります。毛利元就です。
夢は、自分の店を持つことです。
中国地方NO.1とは言わず、日本一のヘアアーティストを目指して
精一杯頑張りますので、よろしくお願いします。」

希望に胸を膨らませた毛利元就(滝口幸広)は
先輩の皆さんに元気いっぱい挨拶をした。


尼子晴久(寿里)の華麗な手さばきや、
大内義隆(三上真史)の緻密なカットを見ている余裕は全くなく、
ひたすら床掃除をしていた。


「おい新人!髪の毛 掃かんかい!」晴久から怒鳴られ、
「おい新人!客にコーヒー出さんかい!」義隆からも怒鳴られた。

この店の仕事の仕方にまだ馴染んでいない元就は
先輩たちの言葉に翻弄されていた。


「このお店はいっつもこんなに忙しい感じなんですか?」
目の回るような忙しさに、
先輩スタッフA(石井智也)とB(北代高士)に話しを聞いた。

こんなのはまだヒマな方。この程度で忙しいと言っていたら身が持たない。
この店は、中国地方NO.1 NO.2を争うほどの晴久と義隆がいるサロン。
中国地方の客を一手に集めている。


「ところであなた、どっちに付くつもりなの?」先輩Aに聞かれる。

どっち?と聞かれても、どういう意味だか全く見当がつかなかった。
この素人っぷりに驚く先輩B。

「この店に入ったからには、晴さん率いる尼子派か義隆さん率いる大内派。
どっちに入るかはっきりしないと潰されちゃうんだよ。」

入った初日に尼子派か大内派を決める??
この決定が重大なことに気づいていなかった。


「おい新人!代わりの雑誌持ってこんか!」義隆が元就を呼びつける。
「おい新人!こっちの客も雑誌読み終わってるじゃろうが!」
晴久も元就を呼びつける。


「あ、あなた試されてるわ。どっちにするの?」
先輩ABが見守る中、雑誌を数冊手に取りお客の横に立つ。

先に雑誌の交換をしたのは義隆の客の方。
その後に晴久の方の客の雑誌を取り換えた。

「俺の客が後回しにされるとはな!」
晴久は怒りを噛み殺しながら、元就を怒鳴りつける。


「毛利だっけ?これがお前の答えなんだな。」

元就はただ、先に声をかけてきた方を優先させただけで
どちらの派閥に入るかの答えを、動作で表現したわけではなかった。



閉店後、片付けを終えて ようやく今日の仕事が終了・・
初日からハードで、かなり疲れていた。
店を出て、自転車を止めた所まで歩く。

自転車に近づくと、サドルの上に何かが乗っているのが見えた。
そばで見ると、サドルの上にはこんもりと髪の毛が乗せられていた。
地味で卑怯な嫌がらせ・・・


「誰が一体こんなことを!!!」
髪の毛を握りしめ、怒りに身を震わせていると

「尼子派に目を付けられたようね。
ヤツが、いつも大内派に入った連中をこうやって潰していくんだよ。
どうする気なんだい?」

先輩ABが訳を教えてくれた。だが、怒りが止まらなかった。



次の日の朝、
店の扉の前で中を覗き見ている
尼子国久(平野良)とスタッフC(小谷昌太郎)の姿を晴久は見つけた。

「おう、こんなところで何やってんの?」
「晴さん、とんでもない新人が入って来たもんですよ。」
「とんでもない新人?お前何言ってんだ??」

国久に言われ、晴久は中を覗き見た。


「なんだと!」

店に来て2日目で客の髪切ってるってのだけでもありえないのに、
もうすでに指名客がついている・・・
しかも5人同時にカットをしている姿を見てしまった。


「今日のところは撤退だ。」尼子派は早々に店から帰った。


尼子派の動きも含めて全て見ていた義隆。

「毛利か・・少しは面白そうなやつが入って来たみたいだな・・」

義隆は元就の手さばきを見つめながら思った。


To be continued


かなり突っ込みどころ満載の新シリーズが始まりました。
RQが終了してさみしかったので、
この路線、楽しみに待っていました。

伊達正宗を演じてから毛利元就・・
目ぢからのある滝口幸広、堂々たる感じで武将キャラですね。



自分で自分の髪を切るのに失敗はありません。


女性の必需品。下の毛がチクチクせずにカットできます。



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