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戦国鍋TV再出陣 ヘアアーティスト 毛利♯3 ネタバレ 毛利元就 山本匠馬 [戦国鍋TV 2期 シーズン2]

戦国鍋TV ヘアアーティスト 毛利♯3

毛利元就 1497〜1571年
中国地方ほぼ全域を支配下に置いた
戦国最高の知将と評された戦国大名である。


陶を倒す為
厳島に城を築いた毛利元就
その上で
「陶が攻めて来たら
ひとたまりもない」
という噂をを あんに流し
陶に攻撃させる

そしてその攻撃して来た所
奇襲をかけ
討ち取ったんだとか



「毛」

一本の毛は簡単に切れるが、三本切るのはかなりの決意がいる
それを可能にするのがヘアアーティストである。

彼の名は MOTONARI MOURI 毛利元就
まだ名もない新人美容師である。

そんな彼は無謀にも、その身を投じたヘアサロンこそ
HARUHISA AMAGO 尼子晴久(尼子派NO.1)
YOSHITAKA OHUCHI 大内義隆(大内派NO.1)という
中国地方屈指の有名美容師を2人も要する人気店「Aki style」であった。

尼子派と大内派がしのぎを削る、
このヘアサロンと言う名の戦場で、毛利元就という男は生き残ることはできるのか?






♯3
新人の毛利元就(滝口幸広)がお客様のヘアカットをしていた。
お客様の髪を触ることに集中しているというよりも、
陶の動向を気にしていた。

陶晴賢 HARUTAKA SUEは、大内派NO.2 (現在 店のNO.1になっている。)


陶晴賢(山本匠馬)はドタキャンの客が激増して、すっかりやる気を失っていた。
お客様の目に入るシャンプー台で、ブランデーを瓶ごと口飲みしていた。

目に余る行動に、元就はお客様に了解を取って陶の所に行く。

「あの・・陶さん・・こんなところでお酒飲まれちゃ、お客様が怯えちゃうんで・・」

「何だよ!美容師が自分の店で酒飲んじゃ いけねぇっていうのか?」

陶は酒をしこたま飲んでいたせいで からんできた。
スタッフAは、陶の酒代のツケを背負わされてお店を辞めていたこともあり、
毛利は黙っていられない。


「辞めたいやつは、勝手に辞めさせろ!!
だいたい誰のおかげで、新人のお前が客の髪切れると思ってんだ!!

俺ぐらい一流になると、客の髪なんざ 気が向いたときしか切らねぇんだ。」

今の陶には、何を言っても届かない・・・
(まずいな・・・ここ最近、客足がめっきり減ってきている。
せめて尼子が戻ってきてくれれば・・・)


「ごめんあそばせ。」
新規のお客様が飛び込みで来店。
スタッフB(北代高士)は、お客様の顔を見るなり陶の所に走って行った。

「陶さん、お客様です。たぶん女優の厳島文香です!!」

FUMIKA ITSUKUSHIMA 女優:厳島文香(熊澤枝里子)

(神はまだ俺を見捨てていなかった。
これは俺が、一流ヘアアーティストになるための最後のチャンスだ!!)

厳島文香の顔を見たとたん、陶の目は本気を取り戻した。



元就はお客様の髪を切っていた。そう、厳島文香の・・・
最近の仕事の話を聞いたりして、意外とリラックスしている様子だ。

元就を後ろの方で見ながら悔しがる陶。

「私は、仕事も美容師もインスピレーションで選ぶのぉ~」と
厳島文香が言い、元就を指名したからだった。

文香に気にいられれば、この店の名が全国に知れ渡るかもしれない大事な時。
新人に任せるには荷が重すぎた。
さっきまで楽しそうに話しをしながら髪をカットしていたのに、
元就はハサミを置いて動かない。

ピンチを察したスタッフBが様子を確認するために近くに寄った。

「毛利!毛利!!」呼んでも聞こえていない・・・
肩を持ち揺さぶると、素っ頓狂な顔をしたままスタッフBを見つめてきた。
スタッフBの腕を持ち、文香から離れて相談事・・・


「まずいことになってしまった・・・
あの人女優さんなんですよね?ミスは許されないじゃないですか・・

俺、ムリです・・どうにかして下さい・・・」

元就はスタッフBを突き飛ばして、トイレに逃げ込んだ。

カットのミスは女優じゃなくても許されない。
新人がカットをしていること自体が間違っていたのだろうか・・・

「失敗するのが怖くて手が付けられないって、お便所籠りしちゃいました。」

スタッフBは陶に報告をした。
陶は心の中で自答する・・

(一度は逃しかけた機会を、神が再び与えてくれた。
毛利の野郎がヘタレでよかったぁ!!)

陶は千載一遇のチャンスが来たことを喜んだ。


「大変申し訳ございません。彼はまだ新人なので、
文香さまの髪をカットする責任の重さに耐えきれなかったのかもしれません。」
「私の女優オーラが、彼にプレッシャーを与えてしまったって訳ね。」

文香は持ち上げられて悪い気はしなかった。
カットの続きは陶が受け持つことになった。

(やった!やったぞ!!これで俺は全国区だ!
いや ひょっとしたら、これを機に女優と結婚できるかもしれない!!)


「後頭部を、ちょっと軽くするぐらいにボリュームを落としてくれたらいいから。」

陶は文香のオーダーに従い、後頭部の髪をピンでパーツ分けを始めた。

髪を分けてびっくり!!!
文香の後頭部には、野球ボールの大きさぐらいの刈り上げが出来ていた。

(おい、何だこれは!?
最初っから刈り上がっていたのか?いや、そんなことがあるはずはない!
そうだ!毛利だ!!あの野郎がやったんだ!!
かと言って“あの新人が襟足を刈り上げちゃったみたいですね”
なんて言えるはずはない!!)

「ちょっと、まだかしら?
わたしこの後 授賞式があるから急いでいるって言ったわよね!」

「そうですよね・・どうやって軽くしましょうかねぇ・・・
軽くといっても、刈り上げちゃうっていうのは?」
「するわけないでしょ。」


後頭部の涼しさを感じた文香は、髪を手で触ってみた。
ざらざらした感触・・・・?

「ちょっと、何かおかしなことになっていない?」
「何がですか?」
「ほら、ちょっと鏡を持ってきて!!
これ、完全に後頭部刈り上がっているわよね!!!
“鏡持ってきて”って言ってんでしょ!!」

スタッフC(小谷昌太郎)が鏡を広げ、文香に後頭部を見せた。

「あ・・・えっ・・・・よくわかったわ。陶さんって言ったわね。
あなたの名前、一生忘れないから!!!」

怒って文香は店から出て行った。
その様子を一部始終、元就は見ていた・・・


有名女優という魅力的な上客と引き換えに、
じゃまな存在であった陶を、この業界から抹殺することに成功した毛利。

全ては、彼の思惑通りだった・・・・

To be continued


スゴイ策士でした。
まともに髪を切れる人がいなくなり、この美容室はどうなるのでしょうね。
トイレから覗いているのに、やたらにカッコつけている元就が笑えました。



髪に隠して使用します。
本当に5歳は軽く若返りしますよ!



これで髪を束ねるだけでお団子ヘアが出来ちゃいます。




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