SSブログ
好好!キョンシーガール〜東京電視台戦記〜 ブログトップ
前の10件 | -

好好!キョンシーガール 第11話 最終回 ネタバレストーリー キングキョンシー [好好!キョンシーガール〜東京電視台戦記〜]

好好!キョンシーガール 第11話 最終回 青き衣の者、金色の野に降り立つ

「ババさま、あの道士が倒したキョンシーは
キングキョンシーではなかったっていうこと??」
「そうじゃ。その道士が倒したのは全くの別物。
この頃 本物のキングキョンシーは、正に覚醒しようとしていたんじゃ。」
「せっかく、最愛の人の犠牲を払ってまで倒したのに・・かわいそう・・・」
「そもそもキョンシーとの対決には、古くからの言い伝えがあって
“決戦の夜、その者 青き衣をまといて、金色の野に降り立つべし”」
「第10話までは、全く出てこなかったお話だね?」

たき火の炎がゆらめく洞窟で、
少女はおばあさんからキョンシーガールの話を聞いていた。



第11話 最終回 青き衣の者、金色の野に降り立つ

死闘を繰り広げ、大好きな一哉くんを犠牲にしてまで倒したキョンシーは
キングキョンシーではなかった・・・・
この事実を受け止めきれない川島海荷(本人役)は
何をするのもおっくうになり、ベッドで寝ころんだまま
手当たりしだいに食べ物を口に運んでいた。

こんな姿の海荷を見ていられないし、キングキョンシー覚醒の時が迫っていた。
バンバン(鏑木海智)は眠っている海荷を起こすが
不機嫌そうに食べ物を口に運ぶばかり・・・・

「キングキョンシーは別にいるんだって!
そいつを今夜までに見つけて倒さないと、人類存亡の危機なんだぞ!!」

そう言われても、人類なんてどうでもよかった。
一哉を手にかけた感触ばかり思い出される・・・・

「お前がこんなんじゃ、犠牲者がもっと増えるんだぞ!!」

バンバンの言葉は今の海荷には響かない・・・・



「お前!ライブの集合時間とっくに過ぎてるじゃないか!!!」
マネージャーの権田紅葉(山田真歩)が海荷を迎えに来た。
何もしたくない海荷は動こうともしないので、
権田が無理やり引っ張って連れて行った。


ライブハウスに到着。会場は少しずつお客が入り始めていた。
海荷はパジャマを着たままで、一心不乱にバナナを食べている。
9nineのメンバーは、様子のおかしい海荷に話しかけることができず
遠巻きに様子を見ているしかなかった。


「海ちゃん、どうしたの?? 何か、悩み事でもあるの??」
村田寛奈(ヒロロ)が海荷に話しかけた。

「ヒロちゃん・・・ ううん・・なんでもない・・・・・・・」
道士としてキョンシー退治をしていることは内緒にしていた。
今さら話すこともできないし、一哉の話もしたくなかった。


本番前の最終振付確認をするが、海荷は振付をすることなく立ちすくんでいた。

「もうすぐ開始だぞ!アイドル戦国時代、ライブは戦場!!死ぬ気で戦え!!」
権田は奮起させようと、ハッパをかけてきた。


「ちょっと海ちゃんいい加減にしてよ!!」
西脇彩華(ちゃあぽん)が海荷に対して怒りだした。

ちゃあぽんは最近の海荷が、9nineに力を入れていないのに気づいていた。
一哉のことを考えて身が入っていないのだとなじる。
「やる気がないなら9nineを続けなくてもいい!!」
仲間でいることも否定された・・・・


「海荷!大変だ!!!ヤバい、来るぞ!!!!キョンシーだ!」

バンバンは、似顔絵を片手にキングキョンシーを探していて
キョンシーがライブ会場に入り込んだことを知って、来てくれた。

「ヤバいぞ・・逃げた方がいい!!」
権田は頭に傷を受けながら、危険を知らせに楽屋に来てくれた。


舞台袖で客席の様子を見ると、キョンシーがスタッフに噛みついている!!
それを見た観客は、ライブ前座のパフォーマンスだと思い盛り上がり始める。

「何これ・・・・」メンバーは始めて見たキョンシーに驚いた。
「キョンシーだ。海荷を狙ってやってきた。」

バンバンは、海荷がキョンシーを退治するために選ばれた道士「キョンシーガール」で、
キョンシー化した一哉を海荷の手で殺してしまったことをみんなに話してしまった。


客席を見て怖気づいた・・今すぐにでも逃げ出したい!
吉井香奈恵(かんちゃん)と佐武宇綺(うっきー)とちゃあぽんは逃げ出そうとするが

「私たちに、出来ることはないんですか?」ヒロロがバンバンに問う。

逃げ出すのは簡単だが、このままだとファンのみんなが死んでしまう・・
海荷は今まで一人で頑張って戦ってきた。
少しでもファンのみんなや海荷の役に立ちたい!!
このヒロロの言葉を聞いて、みんな賛同する。

覚悟を聞いたバンバンは、戦えるようにすることに決めた。
ただし、“かなり痛い”ものだと脅す。
一度決めたら痛みなんてへっちゃらで、どんなことにでも耐えると誓った。


海荷を除くメンバーは、私服のまま舞台に上がった。
観客が盛り上がっていく中、バンバンが「霊魂変身の術」をかける。
(中華の衣装を着た人型の紙を燃やす)
メンバーは人型の紙と同じ格好に変化した。
服はあきらめるとしても、顔は白塗りでほっぺは赤い丸が書きこまれ
こっぱずかしい姿だ・・・・

霊魂変身の術とは
特殊な戦闘力を人型の紙を燃やすことで与えられる術で
3分間しか持たない。

「痛いの意味はコッチ・・・・・」
ファンの前で恥ずかしくてたまらないが、戦うために仕方がない。
さっそく会場にいるキョンシー退治を始める。


舞台袖で見ていた海荷。でも動き出す様子はない。
バンバンはキングキョンシー退治を海荷に頼むが、
やっぱり戦いたくなかった・・

海荷の前に道士服を置き、バンバンは自分の力で倒すと決めた。





会場の地下にあるボイラー管理などをする場所にキングキョンシーがいた。

「居たな、キングキョンシー!!」
バンバンが声をかけるキョンシーは・・・・ちびキョンシー(間中斗環)!!
まだ変化をしていない・・倒すなら今!!

「キングキョンシーを封じ込め!!!」
バンバンが無数のお札をちびキョンシー目がけて投げる。
だが お札はちびキョンシーには届かず、全て空中で止められた。



「ババさま、キングキョンシーがちびキョンシーだったの???」
少女はババさまにお話しの続きを聞いた。

「そうじゃ、灯台下暗しとはまさにこのことじゃ。」
「道士様がその感じでは、絶体絶命じゃないですか!!」
「愚かな人間どものおごり。神がバツを与えたのかもしれんな。」
「それよりババさま、言い伝えの“青き衣の者”は??」



霊魂変身の術で3分間道士になったメンバーは、
会場にいるキョンシーをほぼ封印していた。
その様子を見ていた海荷。足元に置いてあった法衣と八卦鏡が目に留まった。
八卦鏡に映し出されているのはバンバンが戦っている姿・・・


バンバンとキングキョンシーは能力対能力の戦いを繰り広げる。
覚醒前のちびキョンシーだが、バンバンの能力をはるかに上回っていた。
必死で抵抗をしたが、耐えきれずに倒されてしまった。

倒されても、力を振り絞って起き上がるバンバンの姿を見て
自分のハンパさを思い知らされた。


最後の一体を残してメンバーの術が解けた。危機が迫る!!!
そこに海荷がやってきて、素早くお札を貼りつけた。

海荷は何か思いつめたように、会場のマイクを手に取り
ファンのみんなの前に立った。


「あ・・あの・・・私みんなに言わなきゃいけないことがあります。
私、キョンシーガールなんです・・・

みんなには内緒でずっとキョンシーと戦っていました。
9nineメンバーにも迷惑をかけたし、
私がちゃんとしないから、たくさんの人に迷惑をかけてしまいました。
でも・・私は逃げません!!!」

ファンのみんなにこれまでのことを報告して、胸に残るしこりを取り除いた。
9nineのメンバーに隠していたことを謝り、バンバンの元に駆けつける。



「お・・遅いよ・・・お前・・・・・・」
傷だらけのバンバンは、ちびキョンシーを指さした。
建物の窓から差し込む月明かりを浴びて、
ちびキョンシーはキングキョンシーに覚醒し始めた。

雄たけびを上げながら、スター・ウォーズのダース・モールのような感じに変化する。
見るからに強そうな出で立ち・・

「行くアルよ!!!」
海荷は勢いよく駆け出し、キングキョンシーに先制攻撃を食らわせる。
パンチにキック、全く効いていないし、
そのたびに投げ飛ばされる海荷の方がダメージが大きかった。

キングキョンシーは口からビームを放つ。
建物を壊す勢いでビームを出し続けるのを見て、戦況はかなりヤバかった。

「よく聞け、海荷。一か八か伝説の法術を試す。
道士ノートの最後のページに乗っていたやつだ。」

バンバンは自分たちに残された最後の攻撃を試そうとしていた。
でもこの法術は、使う人の命と引き換えにするもの・・

「この術は、俺の命を賭けた最終手段だ!
出来れば使いたくなかったけど、全員死ぬよりはましだろ。」



バンバンは、海荷が道士となるきっかけになったペンダントを借りる。
海荷はペンダントを手のひらに乗せて差し出した。
バンバンは、海荷の手のひらに自分の手のひらを重ねて握りしめた。
高く掲げ・・・・
「パルック!!!!!」

バンバンが呪文を唱えると、頭が電球に変化した。
電球に変化した頭に、海荷が気を送り込む。
頭はそのエネルギーを増幅して電磁波にする。
その力をキングキョンシーにぶつける法術だった。

迷っている時間はない。キングキョンシーは次のエネルギーを蓄え始めている。
海荷の送り込んだ気を使い、電磁波を出した。
キングキョンシーを倒すには力不足で、手前で弾き飛ばされた。


「もっと強く念じろ!救いたい人たちを思い浮かべるんだ!!
その海荷の思いが強ければ強いほど、パルックは力を増す!!!」

父や母、9nineメンバーのことを思い浮かべながら、気を送り込んだ。
さっきと比べ物にならない力が集まり、キングキョンシーを攻撃する。
だが、この力も弾き返されてしまった。


キングキョンシーとなった今、力は何も通じないのか・・・・


気を送っていないのに、パルックが光り輝き出した。

「海ちゃん、聞こえる??
海ちゃん一人じゃないからね。みんなが海ちゃんのことを応援しているから!」
ヒロロがみんなを代表して、館内放送に乗せて海荷に語りかける。

「うみに~!うみに~!うみに~!」
会場に残っているファンのみんなが海荷に声援を送ってくれる。
この声は海荷に届いていた。

9nineが歌を歌って海荷たちを応援する。

「みんなのパワーを・・・食らえ!!!!」
長く、力強い光でキングキョンシーを攻撃!!!
キングキョンシーは倒れ込んだものの、倒すまでのダメージではなかった。


これほどの力をかけても倒せないし、次の攻撃をする余裕はない・・・
キングキョンシーは次の攻撃のために口に力を集め・・・・

ポン!!!!

キングキョンシーはちびキョンシーに戻った。
・・・??????
見上げると、月が攻撃を受けて欠けている。


「ふわわわわ・・・おはよう!!!!」
ちびキョンシーは新たな眠りから覚めた??

助かった・・??
展開が良く読めなかったが、バンバンのことが気がかりで
倒れ込んでいるバンバンを慌てて起こした。


「海荷・・ありがと・・・・短い間だったけど楽しかったよ・・
君は立派なキョンシーガール・・・・・・・・」
バンバンの顔が光を放ち、体全体が透明になって消えた・・・・

来ていた服だけが残され、本当にバンバンがいなくなったのだと思い知らされる。

「バンバン!!バンバン・・・・・」


服を握りしめて泣いていた海荷。突然服が膨らみ始める。
なに?なに??? シュボッ!!!!

現れたのは大人バンバン(名高達郎)
「これからは、大人一筋だ!」
子供バンバンは死んでしまったが、大人バンバンは生きていた!!

でも、子供の方が良かったのにぃ!!

「おまたせ!」舞台衣装に着替えた海荷がライブに戻って来た。


「ババさま、もしかして金色の野に舞い降り下りる、青き衣の者って?」
「うん。9nineのことだったんじゃ。」
「超ハッピーエンドですね!!!」
「その時はな・・・・」
「続きがあるんですか?」
「焦るでない。DVDの売り上げしだいじゃ。」






最後まで読んでいただきありがとうございました。
また気に入った物があれば読んでください。


なんか、当たり前なんですけど
ファンがいるからアイドルが成り立つというか、
アイドルが存在するにはファンが必要というか・・・
この関係が見ていてとっても良かったです。

ナウシカと天空の城ラピュタですね。
大掃除をさっそくしてパルックは付け替えましたよ♪

とても楽しいお話でした。


以前よく聞いていたラジオにちゃーぽんが出ていたので
なんとなく知っていましたが、メンバーみんなを始めて見ました。

ババさまの予言を実行するためにも、「購入」が大事です(笑)





nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

好好!キョンシーガール 第10話 ネタバレストーリー 鈴木身来 デーブ・スペクター [好好!キョンシーガール〜東京電視台戦記〜]

好好!キョンシーガール〜東京電視台戦記〜
第10話 決戦は金曜日、キョンシー殲滅作戦!


「自衛隊に救援を要請して下さい!
台場が!!台場がぁ!!!!キョンシーに占拠されています!!!」

物陰に隠れて警官が救援要請をしている。
人間は狙い撃ちのようにキョンシーに次々と襲われていた。
優れた嗅覚で人間を探し当てるキョンシー。隠れていても意味がなかった。
警官はすぐに居場所がばれ、噛みつかれてしまう・・・・




第10話 決戦は金曜日、キョンシー殲滅作戦!

川島海荷(本人役)はキョンシーと戦っていた。
一人では防ぎきれなかったキョンシーが人間を襲う。

「うああああぁぁぁぁ・・・」

悲鳴ともうめき声ともつかない声を上げ、男性が噛まれて倒れ込んだ。
ちんたらと戦っている場合ではない、
今対峙しているキョンシーを適当にかわしてお札を貼り
男性の所に駆け寄った。


「か・・一哉くん???」
倒れている男性の顔を見ると、同級生の広瀬一哉(鈴木身来)だった!!
一哉は海荷にとって片思いの相手・・・
ソッコー助けないとキョンシーになってしまう!!それだけは避けないと!

いつも腰にぶら下げている巾着を取ろうとして気づく・・

「もち米忘れちゃった・・・」

緊急事態に慌ててバンバン(鏑木海智)に助言を求める。

「キョンシー化を防ぐには、“童貞の小便”だ!
助けたければ、早く童貞を!!」


乙女に向かってバンバンは「童貞男子」を探せという・・
一哉は助けたいが、街でナンパをするよりもハードルが高い・・
一哉の命には代えられない!勇気を振り絞って道行く人に声をかける。

「あの・・・え~っと・・・・」やっぱり言い出せない・・
「あなた童貞ですか?この娘が必要としているんです!童貞を!!」
バンバンが代わりに言ってくれたが、
肝心な部分が抜けていて、変な意味で伝わってしまう。

年若い女の子の前で「自分、童貞です!」と言う人はいない・・
いかにもオタクっぽい風貌をした男性を見つけた。

「あなたは童貞ですか?っていうか童貞だろ!絶対に童貞だ!!!」
バンバンはオタク青年を童貞だと見定め、海荷に足止めするように指示する。

「待って!!待ってよ!!!!」
手を伸ばして男性の肩を掴もうと・・・






「待ってよ!!!」腕を掴んだ!って、ここは教室・・?
隣に座っていた一哉の腕を掴んでいた。
気が付いて慌てて手を離すが、一哉は面食らっている。

「なんかゴメン・・・・」
「何かを追いかけていたみたいだったけど、大丈夫?」
「夢の中のことだから忘れちゃった・・」

一哉に向かって、本当のことなど話せない・・・


「川島、来週の金曜時間ある?
ZEPP東京で好きなバンドのライブがあるんだけど、一緒に行く人さがしてんだ。」
「それって二人で???」
「ダメ・・かな?」
「ううん・・行く!!行きたい!!」
「じゃあ、来週の金曜5時に台場駅集合な!」

思いがけずデートに誘われた!それも憧れの一哉くんから!!!!
テンションが高いまま家に戻り、バンバンに自慢げに話した。


「そのデート、中止だな。」
甘い気持ちに浸っていた海荷を、バンバンがバッサリと切って落とした。

「まず台場は無し。台場の一部がキョンシータウン化してるってネットでは話題だ!」

2人以上のキョンシーが台場を完全に占拠していた。
結界も貼られていて、警察も手を出せない場所になっている。

「あと、金曜もダメだ!!」
来週の土曜が400年に一度訪れる、大殺界の月食後の満月の日。
それは、キングキョンシーが覚醒する日。
土曜になって覚醒してしまえば、勝てるかどうかはわからない。

「決戦は金曜日、お台場で金義キョンシーごと殲滅する!
覚醒=人類滅亡の日だぞ!人類の未来と初デート、どっちが大事なんだ!」
「う~~~ん・・・・デート!!」
「ふざけんな!デートは延期できるだろ?金曜は断れ!!」

バンバンに言われて仕方がなく、一哉に行けなくなったことをメールした。



「これより、お台場キョンシー殲滅作戦の内容を発表する。」
くしゃみをして大人に変わったバンバン(名高達郎)

まずは台場海浜倉庫に巨大玉子爆弾を設置する。
バンバンが設置をしている間、邪魔しに来るキョンシーを海荷が倒す。
爆弾設置後、倉庫内にキョンシーの好きなマタタビを撒き、
キョンシーの好きなクラシックを流し、
台場中のキョンシーを倉庫内におびき寄せて、爆弾で一匹残らず弾き飛ばす。

「名付けて、“台場の月”作戦!!!」



もしものために、もち米と童貞の小便は多めに用意する必要があった。
って、童貞の小便は夢の中だけではない!?!?

「これは俺がするから・・・」
夢の中のバンバンと違い、現実のバンバンは自らが集めてくれると言ってくれた。
ほっと胸をなでおろす


当日になり、昼間の内に爆弾をセットしに台場にやってきた。
キョンシーが作った結界のために、人間は入ることができなかった。
バンバンは線香を取出し、火を着けた。
煙が結界に触れると、その場所だけ結界が消えた。
急いで中に侵入する。


「????川島?」
台場に来ていた一哉は、海荷を見つけて後を追いかけた。
結界は開いたまま残っていて、一哉もキョンシータウンの中に入り込んだ。


そんな事とは知らず、
キョンシーを戦わずにやり過ごすために息を止めたまま
刺激しないようにそろそろと歩いて倉庫を目指した。

昼間なのに太陽の光を恐れずに、キョンシーがいたるところに居ることに驚く。
キョンシーが張った結界は、キョンシーにとって有害な紫外線をカットしていたので
昼間でも多くのキョンシーが徘徊することができたようだ。

キョンシーのコミュニティの中には放送局もできていて、
デーブ・スペクター(本人)キョンシーが、他のキョンシーにインタビューしている。

この広がりを見て、キョンシーに殲滅を強く誓った。



倉庫に到着し、さっそく荷ほどき開始。
バンバンは急いで玉子爆弾の設置。海荷は見張り。
各持場に付こうとして、問題発生!!!

「しまった・・・”童貞の小便“を用意していなかった・・・・」
自分が“する”と言っていたバンバン
なのに、この前出会い系サイトで知り合った女性と・・・
バンバンの小便を取っても効果がなくなってしまっていた。

「あのぉ~~俺のでよければ・・・」
なぜか無傷で一哉は倉庫にまで来ていた。

約束は断ったはずなのに一哉が来ていたことに海荷は驚いた。

「今日約束してただろ?」

海荷は送信したメールを確認してみると、
下書きフォルダーの中に入っていただけで、未送信のままだった。

「ここで何やってんの?」
「え~っと・・・バ、バイトなんだ・・キョンシー退治の・・・・
今日来るはずの人が体調崩して、急に呼ばれて・・・
ゴメン・・・ライブは無理になっちゃって・・・」

変な空気感に包まれて、居たたまれない・・・
そんなことを知ってか知らずか、バンバンは無神経にずけずけと話しに割り込み
一哉にしびんを手渡した。


「変なことお願いしちゃって、ごめんね・・・」
「それより引いただろ?俺が童貞だったなんて・・・」
「ううん、全然・・・でも、意外だった。一哉くんモテそうだし・・」

「全然モテないよ。川島に話しかけるのだって、毎回めちゃくちゃ緊張してたんだぜ。
・・・っか、ぶっちゃけついでに言うわ。
本当はライブ見てからにするつもりだったんだけど・・

俺・・さ、俺・・・川島のことがずっと・・・・・・」


いい雰囲気で一哉の言葉を聞いていたかったが
一哉の背後にキョンシーが群れになって飛んできた。

一哉に結界を抜けるための線香を手渡し、
キョンシーに遭った時には息を止めるように説明。
慌ててこの場から一哉を引き離した。

空気を読んでくれたらいいのに・・・
そんなことを思いながら、キョンシーをとりあえず退治した。



結界まで戻った一哉。
一哉の後ろにいたちびキョンシー(間中斗環)は、結界の外に出て行ってしまった。
残っている海荷のことが気になって、一哉の足は止まってしまった。

倉庫に来ていたキョンシーを退治し、爆弾のセット完了。
マタタビをセットし、クラシックの曲を大音量で流す。
海荷と戦っていたキョンシーは、戦いを止めて倉庫の中に吸い込まれるように入って行く。


298、299、300・・・・
中に入ったキョンシーの数を数えると、爆弾の作動させる時が来た。

「巨大玉子爆弾、カウントダウン開始!」
バンバンが爆弾の起動スイッチを押すと、3分のカウントダウンがスタートした。


この作戦がうまくいけば、キョンシーと戦わずに済む・・・
戦いの終わりを感じて、一哉とのその先を思い浮かべた。

見張っていた倉庫に人間が入り込む・・・??

双眼鏡で見てみると、一哉が倉庫の中に入り込んだ。


「川島!川島!!!」
何も知らない一哉は、300匹近くいるキョンシーだらけの倉庫の中に入って行った。

「バンバン、爆弾止めて!!一哉くんが倉庫の中に入った!!」

この爆弾は、動き出したら止まらない・・

「ダメだ!行ったら!!」
海荷は桃剣を手に取り走り出した。


一哉は入ってすぐにキョンシーに捕まる。
さっき聞いた海荷の言葉を信じて息を止めて逃げ出そうとしたが、
キョンシーに影を踏まれて動けなくなってしまった。
息を止め続けてはいられない・・全方向からキョンシーが襲ってくる。


海荷が着いたときには一哉の姿はなくなっていた。
何かがあったと思い、桃剣でキョンシーを斬りまくりながら一哉を探す。
爆弾のタイマーは一分を切った・・・
倉庫の奥で一哉を発見!!


急いで一哉と外に出る為、剣を振ふるう手に力が入る。
「一哉くん!!!!」

ピー――――― ドカン!!!!!
爆弾が爆破した。



「ウソ・・・・」
「キョンシーがすげぇいたから、川島が心配でさ・・・
そしたらこのザマだよ。なさけねぇな・・・・
俺、バケモノみたいになっちゃのか???」

一哉と外に逃げ出せた海荷だったが、一哉の首筋にキョンシーの噛まれ跡を見つける。
急いでもち米!!!!


「絶対に助かる!私が助けるから!!!」

もち米を噛まれ跡に塗りつけるが、一向に効果がない・・
治療の時期を逃してしまっていた。一哉の顔色がほぼキョンシー色に変わっている・・

「なんで??」
「川島!殺してくれ・・
バケモノになって人を襲うぐらいなら、その前に人間として死にたい!」
「大丈夫、助けるから・・」

いくらもち米を塗りつけても、やっぱり効かない・・


そんな二人の前に、いつものキョンシーと違う 強そうなキョンシーが立っていた。

「キングキョンシー? 邪魔しないでよ!!!」

戦いを挑むが、今までのキョンシーと違ってやはり強い・・
海荷一人では歯が立たなかった。
キングキョンシーに首を掴まれて、持ち上げられる。

(ヤバい、このままではやられてしまう・・・)


海荷の危機に気づいた一哉が、キングキョンシーから身を挺して守ってくれた。

「なんか、力が湧いてくるんだ・・
俺、何かキョンシーになっちまったみたいだ!!」

「一緒に刺せ!!俺ごと刺せ!!」
「何言ってんの!出来ないよ!!!!」

「早く!早く!!!!」
殴られても蹴られても、一哉はキョンシーから離れずに海荷を守る。

「川島、川島!!!!!」

一哉の声に導かれるように、海荷は一哉ごとキョンシーを刺した・・・

「ごめん・・一哉くん・・・」
「かわしま・・・あり・・がと・・・・な・・
おれ・・おまえのこと・・・・すき・・だったんだ・・・・」

最後の力を振り絞り、一哉は海荷に告白した。
言い終えた満足感も重なって、一哉はそのまま息を引き取る・・・

「一哉くん!!!!」



バンバンが海荷の所に駆けつけたときには、全て終わっていた・・
抜け殻のように座り込む海荷・・・

「海荷・・・?」
「全部終わったよ・・キングキョンシーも倒したから・・・」

「海荷、お前誰と戦ってたんだ?
コイツは俺が知っているキングキョンシーじゃない!」


一哉と一緒に刺したキョンシーは、キングキョンシーではなかった。



ちびキョンシーが月夜を見つめる。

伝説のキョンシー覚醒まで、あと1日・・・



キングキョンシーはいったい誰??
ま、ほぼネタはばれてますが、謎は来週までのお預けですね。
海荷の片思いが両想いになれたのに、残念な展開でした。
一度ぐらいはデートをさせてあげたかったなぁ・・・


お餅がたくさん家にあり、いつも余らせている方!
めちゃくちゃ美味しくなります。試してみてください。


毎年使える鏡餅!




nice!(0)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

好好!キョンシーガール 第9話 荒木師匠 荒木久美子 ジュリアナ [好好!キョンシーガール〜東京電視台戦記〜]

好好!キョンシーガール〜東京電視台戦記〜 第9話バック・トゥ・ザ・キョンシー

この物語は、中国の妖怪「キョンシー」に戦いを挑んだ
一人のアイドルの記録である。


中華料理“海海軒”は川島海荷(本人役)の実家。
磯六おじいちゃん(佐藤蛾次郎)は店頭で
「いちご餃子」を5個800円で売っていた。
餃子の皮からはみ出るいちごが、見ていてちょっとグロい。
客は足を留めて見てくれず、売れる気配は少しもなかった。

退屈そうに座っているおじいちゃんを見ていられず、
母:宏海(田中律子)が店頭販売を止めるように話す。


父:海吉(金山一彦)は販売するのを止めたいちご餃子をゴミ箱に入れた。
作った物を食べてもらうことなく捨てるのは残念で仕方がない・・


「やっぱり定番が一番なんだよ!言っただろ?」
保守派の海吉は新メニューを作る必要性を最初から考えていなかった。
何とかして売り上げを上げたい宏海は、
お客が食いつくまで色んな品を試してみたかった。



結婚してかなりの年月が経ち、昔の格好良かった海吉はどこかに行ってしまった・・・
宏海は、正義のヒーローみたいで恰好が良かったころの海吉を思い出していた。

父と母の出会いは耳にタコができるほど聞かされてうんざりしていた。
海荷は母が、また出会いの話をしようとするので話しを遮った。


いきなり扉が開き、キョンシーが店に入って来ようとする。
母は、キョンシーの服を褒めながら店に招き入れようとするが、
キョンシーは招かれざる客・・
海荷は一蹴りで倒し、さっさとお札を貼りつけた。



第9話バック・トゥ・ザ・キョンシー


海荷がキョンシーを台車に乗せて片付けているときに、
母は、自分と海吉との出会いをバンバン(鏑木海智)に話して聞かせていた。

宏海は若い頃、どうしてもジュリアナに行って見たくて
公園のベンチに乗って踊りの練習をしていた。
不良にからまれて、助けてくれたのが海吉・・

おじいちゃんは料理修行のために、一日中中華鍋を海吉に持たせていた。
それは厨房だけではなく、買い出しに出るときもずっと。
ちょうど手に持っていた中華鍋を使って不良を撃退したのだった。


「息もできない・・・って、あのことを言うのよね・・」

“これが恋”なんだと宏海はすぐに分かった。
その夜に、ジュリアナでキスをして結ばれた・・・
これが2人のなれ初めだった・・・


心残りは、ボディコンを着てみたかったこと・・
着たかったのに勇気がなかった・・今思い出しても悔やまれる・・・






「本当の所、後どれぐらいキョンシーを倒せばいいの??」
部屋に戻ってバンバンに問いかけた。
倒す数は101匹、結構倒したはず・・・

バンバンは八卦鏡を手に取り、数を映し出した。

本日のキョンシー(匹)キョン化 281 オリジナル 64 封印済み 75
あと345匹封印が必要だった。


100匹でよかったはずなのに、300超えてる!!海荷はマジ焦った。
ワンクールでキョンシーを倒すことになっていたはず!!

オリジナルのキョンシーが噛みつくと、噛みつかれた者もキョンシーになる。
ネズミ算式にキョンシーが増殖していたので、数字が合わなくなっている。


「シリーズ化や映画化も視野に入れて頑張るしかないな♪」
バンバンは、結構のんきに構えている。
海荷はこんな話を聞かされて、やる気が一気に失せてしまった。


そんな海荷の姿を見て、道士ノートの袋とじを開けるように指示を出した。

「特別付録・時空移動」
袋とじの中に、青色のお札が入っていた。
過去へワープできるお札!?!?



公園に物干し台を持ち込み、その下で護摩木を焚き始めた。
バンバンはいつものお札を燃やして、火力を上げていた。

この時空移動を使って、キョンシーの封印が解かれる直前にワープし
現代の海荷が過去の海荷が封印を解くのを阻止する。
手順はわかった。一回きりのチャンスに運命を託す。

海荷はママチャリの荷物カゴの全面に、青のお札を貼りつけた。
本当に封印の解かれる前の日に行けるのか?
護摩木に突っ込んで行って、ヤケドしないか?
不安なことはたくさんあるが、今はバンバンを信じるだけ!


火力によって行先が変わってしまうので、
呪文を唱えながらも、山ほどお札を火にくべていく。


出発直前で戦っていられない状態なのに、キョンシーがやってきた。
ここは息を止めてやり過ごすしかない・・
鼻をつまんで息を止め、キョンシーをやり過ごす。

「よし!今だ!!!!」

バンバンの合図を聞き、全速力でママチャリを漕ぎだした。
スピードが乗って来たときに、護摩木の近くにさっきのキョンシー!!!
もう止まれない!!
キョンシーも一緒に時空移動してしまった・・・



つ、着いた??
辺りは真っ暗で状況がいまいち呑み込めないが、
さっきのキョンシーが闇の奥にピョンピョン飛んで行ってしまった。

このキョンシーを倒すより、封印解除を阻止するほうが手っ取り早いはず!
海荷は家の物置に忍び込んだ。
奥から封印された壺(寸胴鍋)を見つけて一安心・・

ガシッ!
海荷は背後から肩を掴まれて、振り向きざまに正拳突きをお見舞いする。
腹に食らった海吉は痛くて倒れ込んだ。

「お父さん!?」
「どこの家の少女だ!勝手に人の家に上がり込んで!!!」

あれ?自分のことを知らない?不思議に思い考え込む・・・?
磯六に呼ばれた海吉は、海荷を見逃してくれた。


海荷は店の中覗き込んでみた。
いつもの実家の風景だが、貼られているメニューやポスターが違っていた。
よく見てみると、QUEEN OF JULIANAの荒木久美子こと荒木師匠の
1991年カレンダーが貼られていた。



封印直前のはずが、海荷もまだ生まれていない時代に来ている!
保守的な部分は変わらない父、おじいちゃんに新作メニューのことで怒られていた。
罰として、中華鍋を持たされるところ・・

・・・??
これってもしかして、父と母が出会う日!?



海荷が公園に戻ると、ベンチの上に乗って扇を振る練習をしている母の姿を見つけた。
やっぱり2人が出会う日!!
母が不良たちに囲まれて、父が助けたと話していた。

今ちょうど母が不良たちに囲まれている・・・
父はどこ?ちゃんと来る??

「キャー!!!助けて!!」
母が悲鳴をあげて、不良たちが吹っ飛ばされている。
父が来たと思い喜んでいたが、不良たちをやっつけているのは
一緒に連れて来てしまったキョンシー!!!!

(助けてもらうのはこの人じゃない!!!)


母の所に駈け出そうとしたら、息をしていない母の顔を見てしまった。
ヤバい・・・恋する女性の顔になっている・・・・・
ピョンピョンと去る後姿を見ながら、母は恋に落ちてしまった・・・

キョンシーの後姿を眺めている宏海の後ろを海吉が通りすぎた。
お・・惜しい・・・・


今日2人が出会わないと、自分の存在が消えてしまう!!
このピンチに一人では対処できない・・
物置まで戻り、封印のお札になっているバンバンを呼び出した。


バンバンは封印中の壺(寸胴鍋)に仮のお札を貼って、半日ほどの猶予を作った。
バンバンは連れて来てしまったキョンシー探し、
海荷は両親をくっつけるように何とかすることにした。



とりあえず海荷は海吉を強引に連れ出し、宏海に告白させようとする。

「あの・・・こ・・今夜、僕とディスコ・・・・・・」
勇気を振り絞って話しかけたが、
宏海はキョンシーの姿を見つけ、そちらに走って行ってしまった・・


ピョンピョンとしているあの人は、どこに行くのだろうか??
呼び止められなかった宏海・・・
電柱に貼られた告知が目に飛び込んできた。
SUPER SATURDAY NIGHT1991今日開催なのだと知った。
ピョンピョンと飛んでいるのは、踊りのため?
そう解釈した宏海は、ジュリアナに行く決心をした。


どうしても父が強い所を母に見せ、ジュリアナでキスしなければ!!
大人バンバン(名高達郎)にキョンシーの衣装を着せ、
ジュリアナに潜り込むことにした。



ワンレン・ボディコン・ジュリ扇・・女性たちが狂喜乱舞している・・
ジュリアナに来たものの、ダンスステージに出る勇気まではない・・
フロアの隅に腰かけて、宏海は揺らめく羽を見つめていた。

大人バンバンはフロアに出て、宏海を探した。
不思議な恰好の男性に、客の女性たちは興味津々
キョンシー姿のバンバンに向かってジュリ扇をはためかせていく。

羽が鼻をくすぐりくしゃみ!

大人バンバンは子供バンバンに戻ってしまう。


様子を見にフロアに出てきた海荷は、メンバーたちの姿を見つけた。

「え?みんな何でいるの??」とっさに声をかけてしまった。
「誰?知らない??」メンバーのみんなは海荷を無視する・・・

海荷のことを知らない??
そっか!!もしかすると、メンバーのみんなのお母さんなのかもしれない・・・


宏海はナンパされていた。そこに、キョンシー登場!!
ナンパ男を一撃で倒してくれた。
話しをするきっかけがずっと欲しかった宏海は、キョンシーを奥の部屋に連れて行った。


奥でキョンシーは宏海を襲おうとする。
その姿を見た海吉は、宏海に強引にキスを迫る男に見えた。
持っていた中華鍋でキョンシーを殴りつける。

手を引いて2人で逃げ出した。2階のVIPルームまで来て一安心。
2人はようやく出会った。

そこに、フロアのいた女の子たちをキョンシーに変えたキョンシーは
軍団で2人に襲いかかろうとしていた。

駆けつけた海荷。手早く片付けようとするが、体に力が入らない・・・
指先が半透明に変わり始める・・
ここでキョンシーに襲われると、海荷の存在がなくなるってしまう。


「2人共、息を止めるんだ!!!」
バンバンの声に従い、2人は息を止めてキスをした。
キョンシーは2人を襲わずに、散らばっていった。

中華鍋を使って父は母を助け、ジュリアナでキスをした。
少しシチュエーションは変わったが、
過去と同じことをしたことで、海荷の存在が元に戻った。


「黄色と黒は勇気のしるし、24時間戦えるアルか」

海荷は道士服に身を包み、キョンシーたちを封印して回った。


「あ、あのう・・僕と付き合ってもらえますか?」
「喜んで!」
「一緒に踊りましょう!!」

父は告白をし、母は告白を受け入れた。
海荷は宏海に紙袋を手渡す。「これ着ないと、一生後悔するよ♪」


宏海は海荷にもらったボディコンに身を包み、
荒木師匠を交えて踊りを楽しんだ。


「あ、バンバン!キョンシーの封印が解かれないように
鍋に“絶対に触るな”って書いておいてよ!!
そうすれば封印は解かないから!」



現代に戻った海荷。結局はどうなったの・・・??

家に戻るとフランス料理のシェフのような出で立ちで、
父が新メニューにするつもりの料理、
バナナ餃子とフルーツ餃子パフェ、餃子剥いちゃいましたを披露する。

壁に貼られたメニューに
天津マカロン・ホットチャーハン・羊羹チリ定食などが増えているし
母は、真っ赤なチャイナ服を着て 耳元に大きな花の飾りをつけていた。
2人の性格が変わってしまい、やたらにアクティブなのが気にかかる。


店の扉が開くと、そこにキョンシー!!
「キョンシーまだいるの?」
「お前が封印を解いちゃうからだろ!せっかく触るなって書いておいたのに!」

バンバンは海荷に壺(寸胴鍋)を見せる。
鍋底に書かれた注意書きは見落とすに決まってる!!!

過去に戻って、両親が少しおかしくなっただけ!?


伝説のキョンシー覚醒まで、あと14日・・・・



荒木師匠が本人登場でびっくりしました。
こんな人だったんだぁ・・・
ボディコンを着る勇気に感服しました。

牛若丸三郎太でしたっけ・・・
いやはや最近は懐かしさ満開の回が多いですね。

扇子はまだまだ健在でした。

彼氏を悩殺!!





nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

好好!キョンシーガール 7話 走れ!猫キョンシー ネタバレストーリー 猫ひろし [好好!キョンシーガール〜東京電視台戦記〜]

好好!キョンシーガール〜東京電視台戦記〜 7話 走れ!猫キョンシー

川島海荷(本人役)は、今日も退治したキョンシーを連れて歩いていた。
海荷の次に並んでいるキョンシーは猫ひろし(本人役)
後ろはADやプロデューサらしき人が縦に並んでいる。

前から巡回する警官が乗っている自転車のライトが光って見えた。
これはヤバい・・うまく説明する技量は持ち合わせていなかった。

とっさに鐘をガンガンと振りまくり、組体操のピラミッドを作り上げた。
真夜中に、見てはいけないものを見た気分になった警官(山本浩司)は
目を合わせないようにして、自転車を止めることなく走り去った。


難を逃れたと安心したが、この調子だと間に合わないかもしれない・・・
猫ひろしキョンシーを見ながら、少し思いにふけった。

(何でこんなことになっちゃったんだろう・・・・)



それは5時間前までさかのぼる―――

9nineのメンバーたちと、とあるカフェで収録を行った。
海荷は取材で食べた“松ヤニコーヒーゼリー”がいたく気に入り
収録が終わってからも食べ続け、机の前にカラの食器を5つ並べていた。

「おかわり!!!」

もう一つ食べるつもりでおかわりを頼んだところに
メンバーたちが一緒に帰ろうと誘いに来てくれた。
海荷がまだゼリーを食べていたことに驚いていた。
それは、収録では“おいしい”と言って食べるけど
こんなに数を食べるほど、みんなは美味しいとは思っていなかった。

収録中の“おいしい”発言がニセモノだったと知って、海荷は驚いた。
松ヤニのニチャニチャした触感が堪らなくクセになっていて、
自分の中では偽りなく美味しかったから・・

帰りを促すメンバーたち。
「じゃぁ、最後のおかわり・・2人前で!!!」


待たせてまでも食べたいのだと思ったメンバーは、
海荷を残して先に帰ることにした。

「ちゃんとあいさつして帰りな!」
ゼリーに夢中になりすぎる海荷に吉井香奈恵(かんちゃん)が釘を刺す。
この言葉の意味が分からずすっとぼけている海荷に
西脇彩華(ちゃあぽん)が今日の収録は
“ごきげん!猫まんまリポート”だと思い出させた。






私、川島海荷はアイドルと大学生活と、副業的にキョンシー退治をやっています。
タダ働きです・・・・
ちなみに“キョンシーって何??”っていう方はウィキペディアで調べてみてください。


7話 走れ!猫キョンシー

トドメの2個を食べ、幸せ気分でロケ車の方に向かって歩いていた。
突然ロケ車の扉が開き、3人のスタッフが逃げ出した。
・・?????
何が起こったのかが気になって、開いたままの扉を覗き込んだ。

「おとーさーーん!!!
逃げろ、逃げろ!!お父さんの方が背が少し低いのです。
そぉれ、縦社会!縦社会!!」

猫ひろしが意味不明な言葉を残して走り去った。
挨拶しようと思っていたので少し面食らったが、
とりあえずロケ車の中を覗きこんでみた。

そこには・・・キョンシー!!1

「あのさ、いちいち仕事現場まで現れないでくれるかなぁ?」
聞く耳を持たないキョンシーは、海荷を弾き飛ばした。
ロケの荷物が置いてある、残っていたお弁当のところだった。

「余っていたロケベン!!持って帰ろうと思っていたのに!!!」
怒りで攻撃力は増し、キョンシー一匹を封印した。

「ニャー!!!!」
猫ひろしが悲鳴を上げている。
現場に急行すると、先に逃げたスタッフたちがキョンシー化して猫を襲っていた。
キョンシーたちを攻撃しながら封印していくが、
2匹にお札を貼った時、残りの1匹が猫ひろしを襲った。

噛まれた猫ひろしはキョンシーになってしまった・・・

「ごめんなさい!私のせいなんです。
キョンシーって、道士に寄ってくる習性があるんです・・・
だから、私なんかと一緒にいなければ・・・本当にごめんなさい!!」
キョンシー化した猫ひろしに事情を説明していたが、
キョンシーになり、お札を貼ったはずなのに猫ひろしが動き出した。

肩を掴んで動きを阻止しようとしたが、着ていたベストを剥ぎ取るだけで
止められなかった。
着ていたTシャツには“木更津国際マラソン大会”のゼッケンが付けてあった。
ゼッケン番号「2828」


止められないから?これ以上は面倒だから?
海荷は見守る形で猫ひろしの後を歩く。
バンバン(鏑木海智)に慌てて電話をかけた。

「お札を貼ったはずなんだけど、自分の意思で動いているみたいなんだ・・
明日の木更津国際マラソンに出たいみたいなんだ。朝、8時から・・・」


バンバンはこの特殊なケースの話を、
キャバクラで女の子をはべらせながら聞いていた。
コショウをかけて、大人(名高達男)と子供に変身する姿を楽しんでいる。
本気で聞いてくれないバンバンに腹を立てて電話を切り、
キョンシー飛びで前に進む、猫ひろしの背中を見ながら責任を感じていた。

「木更津まで連れて行きますよ、猫さん・・・・」



時は戻って現在・・・

組体操でピラミッドを作って警官の目をごまかせた・・・?
警官は自転車を止め、事情を聞きに戻ってきた。

「どうかした?夜中に道端で組体操だなんて。邪魔になるよ、こんなところで!」
「じゃあ逆に聞きますけど、
古来エジプトの人って、なぜピラミッドを作ったとお思いですか?」
「あんたら、何者だね?」

話しをそらそうとして見たが、警官にこんな小手先は通用しなかった。

「ニャー!!」猫ひろしは勝手に動き出す。
「おい、ちょっと君!!どこに行くんだ!!!」

警官は勝手に動き出した猫ひろしの肩を掴んで止めようとするが
キョンシーになり、力を増した猫ひろしを止められなかった。

「その人は放っておいてあげてください。」
「なんだ・・何だコレは!!」
警官は猫ひろしのおでこに貼られたお札を剥がしてしまった。

警官はキョンシーの力で弾き飛ばされた。慌ててお札を貼り直す海荷。

「大丈夫ですか?」
「あれ?あんた、川島海荷??」
「違います!!」
「川島海荷だろ!!!」
「違います!!」

違うといってもバレていた。
海荷は慌てて鐘を鳴らし、キョンシーたちを動かした。

「人違いです!!!!」



何とか警官をかわし、歩き出したのはいいが
夜中に黄色の道士服をきた女の子がサングラスをかけている姿は
人目に付いて仕方がなかった。

「あれ!?今のは川島海荷じゃねぇ??」

不思議女子と思ってもらうつもりが、川島海荷だときちんとバレていた。

「なぁ!あんた“うみぽんぬ”だろ??」
「そんなあだ名じゃ・・・」

強引にサングラスを取られると写真撮影が始まった。
怒った海荷は馴れ馴れしく横に並んだ男を投げ飛ばした。
一緒にいた男は、その一部始終を動画撮影していた。

こんな動画が出回ると大変!!
自転車で逃走を図る男を走って追いかけ、動画撮影したケータイを奪おうとする。
おいてけぼりのキョンシーたち。
その中の猫ひろしキョンシーは、勝手に違う方に飛び跳ねだした。


バンバンは、ケータイを見ながら海荷を探しに近くまで来ていた。
うまい具合に猫ひろしを捕獲。
動画を奪い取った海荷は、慌てて猫ひろしを追いかけた。
ようやくバンバンが助けに来てくれたが、来るのが遅かったことに腹を立てた。

バンバンはすぐに行こうとしたが、
海荷がケータイに出ないので場所を特定できなかった。
しかたがないのでツイッターのつぶやきを見ながら、場所を特定して来ていた。

ツイッターには
●海荷が見れるって情報で木更津行ったんだが黄色い衣装着たへんちくりんな海荷が
変な人たち引き連れて歩いててワロたwww
●川島海荷が目の前にいる!!
話しかけたいんだけど後ろのボディガードみたいなんが怖い・・・
●9nineの海荷が変な衣装を着て歩いてる。撮影?カメラ見当たらぬ。

やたらに目立つ格好なので、つぶやかれまくっていた。
それに、さっき取り上げて消去した動画がUPされていた。
取り上げるタイミングが少し遅かった・・・・
完全に川島海荷が一般人に蹴りを入れている・・・

って話しをバンバンとしているところに人だかりができていた。
海荷にサインをねだったりして、収集がつかなくなってしまった。
さっき猫ひろしが気絶させた警官が、騒ぎを聞きつけて駆けつけた。


警官と一般人の小競り合いが始まった。
一人では対処しきれず、人波に押されていく。
このときがチャンスと思い、海荷はこっそりと逃げだした。


古びた工場に入り込み、猫ひろしの手と足に鎖をかけた。
逃げ出そうとして一生懸命に飛ぶが、鎖の長さまで飛ぶと、その先へは行けない・・

そんなにまでマラソンをしたいと思っている猫ひろし。
そんなことを気にしないバンバンは、全員まとめて封印しようする。


可愛そうだから走らせてあげたいと海荷は思っていた。
せめて・・スタートラインには立たせてあげたい・・
でも、このまま出場させても会場が騒ぎになるだけ・・・


「川島海荷と暴力集団!すみやかに投降しなさい!!
周囲は完全に包囲している!!」

さっきの警官がここまで迫ってきていた・・

「投降しないと撃つぞ!」

脅しのレベルが上がってきている。
でも、海荷には身に覚えがないことだった。

「こういう時には、抵抗しないというのをわかってもらうために
白旗を振りながら・・・」

大人バンバンの言うことはもっともだが、そもそも白旗など持っていない。
バンバンは下半身をもぞもぞし始めた。

「川島海荷!!!!」
さっきからおちょくられたような感じで腹を立てた警官は
同僚と共にミニパトで現場に来ていた。
包囲したのはウソで、入口を見張っているのは2人だけ・・


海荷は大人バンバンの白ブリーフを白旗に見立て、おずおずと表に出てきた。
脱ぎたてホカホカの白ブリーフを全面に見せられ、警官はバカにされたように感じる。

「あのう・・先ほどの件でしたら誤解なんです・・
これは、白旗の代わりで・・・」
「ふざけるな!!!!」

怒られて慌てて中に戻ると、猫ひろしに限界にきていた。
うつ伏せになり、手足をバタバタさせている。


中に入ったまま出てこない海荷に腹を立てた警官は、
禁じ手を使うことにした。
腰に付けた拳銃を取出し、空に向かって空砲を鳴らす。

「ニャー!!!!」

猫ひろしは、突然立ちあがり暴れ始めた。
この銃声を聞き、マラソン大会のスタートの銃声と勘違いしたようだ。
力いっぱいもがき、鎖を外して走り出してしまった。


慌てて追いかける海荷。
バンバンは足元に落ちていた紙切れを見つけた。
開いて見ると、猫ひろしが用意していた宣誓文だった。

宣誓
私たち選手一同は、今日のこの日のスタートラインに立てたことを
誇りに思うことを誓います。
人生には告白できないまま終わってしまった恋のように
スタートラインに立つことすらなく過ぎてしまう出来事も多々あります。
しかし我々は、市民ランナーとしてそれぞれが
仕事・生活・家庭をやりくりして、今スタートラインに立てたのです。
まずは、そんな自分を誉めてみませんか?誇りに思って見ませんか?
そうすればゴールまでの辛い道のりも、きっと笑顔で走り切れます。
そう、とにかく笑顔で。最後まで走り切りましょう。
万が一リタイアしてしまった人も、
別の日にこっそり苦笑いで走り切りましょう。
どれだけ時間がかかったとしても、前に進んでさえいれば
いつかゴールに辿り着けることを知った時、
私たちはどんな目標にでも突き進んで行ける勇気を手に入れることが出来るのです。
さあ!みんなでマラソンを楽しみましょう。
選手代表 猫ひろし


走り出した猫ひろしは桟橋の方に向かっていた。
ここは立ち入り禁止地区で、進入禁止黄色いテープが貼られていた。
ゴールテープを切るように、猫ひろしは進入禁止テープを切った。
まんぞくした笑顔を浮かべた猫ひろしは、旭日を浴びながら消えてしまった。
キョンシーは旭日を浴びると消えてしまう。

もう夜明けが来ていた・・・・



マラソンにかける思いを、どこまで叶えてあげられたのだろうか・・・
残されたゼッケンを見ながら、海荷は考える・・・
そう少しで本当のスタートラインに立てたのに・・・
劇終


「アイドルは、どんなときにも笑顔だぜ!」
バンバンに励まされた海荷。

「猫さん。いいえ、本名・滝崎 邦明さん。本当にごめんなさい!!
今週は本当にこれでおしまいだよ!!」
アイドルスマイルで手を振る。


伝説のキョンシー覚醒まで、あと28日・・・・



動いちゃうキョンシーバージョンでした。
猫ひろしがどうとかではないですが、
宣誓文がなぜだか「グッ」ときました。
ほろ苦い系もたまにはいいですね。


ブルーレイで出ます。

窓際を温めます。






nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

好好!キョンシーガール 第6話 ネタバレストーリー 川島海荷 菊地亜美 [好好!キョンシーガール〜東京電視台戦記〜]

好好!キョンシーガール〜東京電視台戦記〜第6話 ニセ、アイドル道士現る!?

この物語は中国の妖怪“キョンシー”に戦いを挑んだ
一人のアイドルの記録である。


真面目に大学の講義には出席していた。
今日の講義を終えた川島海荷(本人役)は、帰り支度をしていた。
同級生で気になる人広瀬一哉(鈴木身来)が呼び止める。

広瀬は昨日の授業のノートを見せて欲しいと近づいてきた。
この接近にドキドキしながら、ノートを手渡した。
書き写している広瀬の横顔を、恰好よすぎてガン見していた。

「一哉でいいよ。」

広瀬の不意の言葉に海荷はドキッとした。
いつも「広瀬くん」としか呼ばない海荷が、よそよそしく思えて提案したのだった。
小さく接近できたことが嬉しくて、つい顔がほころびてしまう。

「わかった。一哉くん・・・」

広瀬の下の名前を言いながら照れてしまう・・
でも、何だかいい感じ。

「じゃあ、私のことも海・・・・」

一哉を見ながら話をしていたら、目線の奥にキョンシーを見つけてしまった。
キョンシーと言えども空気を読んでほしかった・・・
前回のことがあったので、見過ごすわけにはいかない。
仕方がなくキョンシーを駐輪場で叩きのめす。

「せっかく一哉くんといいところだったのにぃぃぃ!!!!」

キョンシーを馬乗りになって叩きつける。
急いで一哉の所に戻りたい海荷は、バンバンに封印を任せて足早にこの場を離れた。


校舎の窓からこの様子を動画で録画していた男性がいたとも知らず・・・・





第6話 ニセ、アイドル道士現る!?


画像は「キョンシーガール発見」と名付けられ、動画サイトにUPされていた。
再生回数は世界5位のランクにまでなっていた。
なぜか、フィンランド人の食いつきがやけにいいようだ。

パジャマ姿でくつろぐ海荷に、バンバンは海荷の動画を見ながら感嘆の声を上げる。
画像は幸い、後姿しか撮影されていないので、海荷とは判別できないが
このことが事務所にバレるとヤバかった。
海荷は撮影されてしまったことを嘆くしかなかった。



9nineメンバーが揃って打ち合わせ。
マネージャーの権田(山田真歩)から話しを聞くが、海荷だけは上の空・・
そんな海荷を見て、権田は明日一人で出演するトーク番組のことを考えて
不安になっているのだと思った。

「甘いよ、海荷。
この業界を生き抜くためには苦手な物なんて全部克服しなきゃダメ!」

うっきー(佐武宇綺)はグラビア撮影とか苦手だったが、
今ではビキニを着て、セクシーな感じや悩ましげな感じのポーズを取っても
嫌じゃなくなった。苦手を一つ克服していた。
海荷も同じように、苦手を克服するようにハッパをかけられた。



次の日 権田と共に局に入ろうと、駐車場から入口へ向かって歩いていた。
入り口近くにはカメラマンとレポーターが大挙して待っている。
自分のはずはないと思っていたが、

「あ!!キョンシーガールだ!!!」

レポーターが海荷の方にマイクを向けながら走ってきた。

「うそ・・バレちゃった???」
「お話し聞かせてください!!キョンシーガールさん!!!」

ヤバい、囲まれた・・・・と思ったら、権田と海荷をスルーして走って行った。
黒塗りの車を囲み、一斉に話しかけていく。
クルマから出てきたのは菊地亜美(本人役)
海荷が着ている道士服よりかわいい黄色の服を着ていた。

「いかにも 私がキョンシーガールこと、アイドリング16号菊池亜美です。」

最近の仕事のこと、
キョンシーガールの仕事について矢継ぎ早に質問をされている。
本物は自分。なのに、他人がキョンシーガールを名乗っていることに驚いた。

権田は菊池が囲み取材を受けて注目されている姿を見て、ヤバいと感じていた。
今日海荷が出演する番組のもう一人のゲストが菊池だった。
これでは話しがタイムリー過ぎて、
海荷に話しが回ってこないことがうかがい知れる。
このまま出演すれば菊池に話しを持っていかれてしまう・・・


番組「萌♡萌♡アイドル道場」は始まり、
海荷は特技として「牛乳を変わった音で飲む」という
アイドルとして、変なインパクトのある話しを披露するが
菊池は「キョンシー退治」を特技として挙げた。
海荷には指定されていなかった「休日の様子」をVTRに撮ってきていた。

VTRのフリとして「札、貼っちゃうよ♪」とポーズまで決める。
このセリフ、やけにゴロは悪い・・・


「キョンシーガール あみみの休日」と題されたVTRが始まった。
行きつけのカフェで、なぜか外に背中を向けてオススメケーキを食べていた。
あみみの背中越しに、キョンシーが飛んでいる姿が映り込む。
映り込んだのを見計らって、撮影を止めずにキョンシー退治に向かう。
効いていないパンチとキックをしたらキョンシーは倒れ込んだ。
すかさずお札を貼り「札、貼っちゃいました♪」と決めポーズをとった。


3人のキョンシーを退治したことに司会者は驚きながら
海荷にコメントを求めた。

「あのぅ・・キョンシーって、昼に出るんでしたっけ?」と問うと、
「最近のキョンシーは、進化してるんです。」と返され
「影を踏まれると、動けなくなるんじゃ・・・」とつぶやくと、
「あなたにキョンシーの何が分かるの!」と返された。


キョンシーガールを否定するような話をしたために、サイトは炎上・・
番組が終わってから権田に謝るが、
この、“キョンシーガールに否定的なキャラ”を「あり」と考えた。

これでキョンシーガールが出演する番組に呼ばれる確率が高くなった。
人気に便乗することが可能のポジション!
ついでに出演させてもらえるようにさっそく交渉に向かう。


家でバンバンとTVを見ていると
ニュース番組では、子供たちに「札、貼っちゃうよ♪」がブームなのが流れ
菊池はキョンシーガールの衣装で「勅令 焙煎コーヒー」のCMが流れた。

海荷はニセモノが幅を利かしているのが、なんだか気に入らない。
バンバンは菊池にぞっこんで、菊池の相棒に鞍替えしようかと考えだしていた。
道士のやり方はいろいろあっても構わないと思っていた。

「覚醒まであと4週間。
キングキョンシーは多数のキョンシーを従え、
一代キョンシー帝国を築いているというウワサもある。」

あまり時間が残されていない・・
仲間として戦えれば、キングキョンシーに立ち向かうことが出来る。
バンバンは戦いに備えて協力するのならそれでいいと思っていた。


権田から連絡が入った。
この前の番組の続編企画のオファが入ったことを知らされる。
キョンシーガールの強さが本物かどうか検証をするコーナーの出演。
番組は、キョンシーガールに否定的だった海荷を入れておきたかったようだ。


今回は海荷一人で局に向かう。
否定的なコメントを言うために行くことが分かっているだけに、気が重かった。

ピッピッ!ピッピッ!!
笛の音が高らかに聞こえ、その音に合わせて飛ぶキョンシーを見つけた。
昼間っから元気に動くキョンシーを追いかけ、公園の奥まで誘い込んだ。
道士服を身につけていないが、キョンシーたちは簡単に倒せた。

「や・・やめてください・・・」
キョンシーが弱腰になり助けを求めてきた。
キョンシーが喋った!?これは新たな展開!?なんて思っていると

「俺たち、キョンシーじゃないんですぅ・・・あみみのファンなんです。」

ニセキョンシー(今野浩喜、佐藤満春、川勝折れ木)は菊池のファンで、
キョンシーガールとして倒したキョンシーは、全て自分たちがしたことで、
今話題のキョンシーガールになりすましたら、人気が出るかもしれないと思い
自分たちで菊池に話を持ちかけていた。

今の菊池は、若いアイドルたちにファンを持っていかれ
バラエティ出演も一巡して、そろそろ飽きられていたのと、
アイドリングの卒業も囁かれた。
今はアイドルとしての正念場、起死回生の何かが必要だった。

菊池はこれまでにいろんなことを一生懸命にしていた。
苦手だったトークの勉強もして、やっと今の位置にまでこられた。
ファンとしては、もう少し報われてもいいと思っていた。

「このことは黙っていてほしいんだ。」

同じアイドルとして、気持ちは痛いほどわかった。
土下座で頼まれると断ることもできなかった。



海荷の楽屋に来ていた大人バンバン(名高達男)
この間まで大好きだった菊池の悪口を言い続けていた。

バンバンは菊池の楽屋前に張り込んで待っていた。
「菊池さん、俺を相棒にしてくれませんか?」

菊池の姿を見たと同時にバンバンは頼んでみた。

「うれしいけど、大人になったらね。」
「大人になったら???」

菊池をその場に待たせて、バンバンは陰に隠れてくしゃみをした。
大人バンバンに変わり、菊池の所に戻っていく。
菊池に警備員を呼ばれ、追い出されてしまった。



駐車場では、ニセキョンシーたちが海荷に殴られて剥げたメイクを直していた。
そこを本物のキョンシーがやってくる。
ニセキョンシーたちは、協力のために集まってくれたファンだと思った。


「外の方にキョンシー反応があります。」

番組の途中で菊池がキョンシーを察知したようだ。
今回は“退治”がメインなので、キョンシーが居ると思われる場所に向かった。
この場に残された海荷もキョンシー反応をキャッチしていた。
ニセモノだけではなく、本物もいるかもしれない・・・・

居ると思われた地下駐車場に向かった。



「この辺りに強い反応があります。」
手をかざして出現ポイントを探した菊池のところにニセキョンシーが姿を見せた。

「札、貼っちゃうよ!!!!」
決め台詞を言ってからニセキョンシーを一撃して倒した。
そのあと、本物のキョンシーが現れた。
倒したはずのキョンシーが出てきて驚いたが、カメラが回っていたの、
戦いに挑むしかなかった。

いくらパンチをしても、キックをしても倒れない。

「ちゃんとぶっ飛びなさいよ。」
何も知らない菊池は、キョンシーの耳元でささやいた。
声に反応したキョンシーは、菊池に襲いかかる。
キョンシーからの攻撃を振りほどいた菊池はその場から逃げ出した。

海荷は菊池が落としていったメモ帳とサングラスを見つけた。
中には、今日の戦いのフォーメーションが書かれていた。
菊池を追って走り出す。



器械体操の器具が置かれた部屋に逃げ込んだ菊池。
離れることなくキョンシーは追ってきていた。その奥にはカメラも追ってきている。

キョンシーに叩き飛ばされて気絶してしまった。
レポーターはキョンシーガールの敗北だと実況をしていた、
追いついた海荷は、バンバンから藁人形を受け取った。

「待って下さい!!あみみはまだやられていません!」

海荷はカメラに向かって宣言すると、菊池の方に走って行った。
「頑張れ!頑張れあみみ!!!」

海荷はサングラスを菊池に装着して、髪の毛を一本抜いた。


藁人形の術
操りたい人の髪の毛を藁人形に詰めると、その人を操ることが出来る。


お札に髪の毛を挟み、藁人形の胴体部分にクギで刺し込んだ。

「ビヨーンビョーン グルングルン。」
海荷は吊り輪で回転しながらキョンシーを蹴とばすように藁人形を動かす。
気絶したまま菊池は海荷が動かしたのと同じ動きをし始めた。
そのままいろんな器具を使いながら菊池の体を使ってキョンシーを倒していく。
倒したところをバンバンがすかさずお札を貼った。

藁人形からクギを引き抜くと、菊池は力が抜けたように元に戻った。



海荷は今日倒したキョンシーたちを連れて家への帰り道。
さっきの戦いを本物のキョンシーガールがしていたら、
ニューヒロイン誕生だったはずだったことを、バンバンは残念がっていた。
とっさのことで、そんなことは全く考えられなかった海荷は残念に思った。


「海荷ちゃん。」
事情をファンから全部聞いた菊池が海荷を待っていた。
自分が本物だとばらさなかった理由が聞きたかったから・・・

「そんなことをしたら、あみみが二度とテレビに出れなくなる。
それが嫌だったの。」
歌もダンスも上手で、張っていたことも知っていた。
ファンの人にあんな風に愛されているのがうらやましくも思っていた。
だから、キョンシーガールの肩書がなくなってもやって行けると思っている。

「海荷ちゃんはお人よしね。そんなんじゃこの業界やってけないよ。」



菊池亜美 緊急記者会見が開かれた。
「私 菊池亜美は、今日をもってキョンシーガールを引退します。
新しい才能にこの座を譲りたいと思います。」

事務所で権田と共にテレビで見ていた海荷。
「今後、私がキョンシーガールをやるっていうのは??」

本物だとバラす前に権田に聞いてみた。

「なし。私、彼女のことを見ていて思ったの。
アイドルとキョンシーガールは食い合わせが悪い!」


「今後は・・・・人面犬ハンターとしてやっていきます!!!!」
菊池は笑顔で話している。

「と、取られた!!!」
権田は9nineにこの座を狙っていたようだ。



伝説のキョンシー覚醒まで、あと35日・・・・



仲間が増えるかも?なんて思いましたが、残念でした。
道士としての自覚も出てきましたし、
私服でもキョンシーを倒せるぐらいの力がついてきました。
少しずつバレてきていますが、メンバーに話すときは来るのでしょうか?

大声で「イーアル!キョンシー」を歌うのはご近所迷惑ですね。
これでばっちりですよ。
忘年会前のカラオケの練習にもどうぞ。

TVで紹介されていたiPhone5用の衝撃吸収です。
ちょっと落としてもキズが入りやすかったのが、これで安心になります。




nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

好好!キョンシーガール 第5話 海荷道士のキョンシー事件簿 ネタバレストーリー [好好!キョンシーガール〜東京電視台戦記〜]

好好!キョンシーガール〜東京電視台戦記〜第5話 海荷道士のキョンシー事件簿

この物語は中国の妖怪「キョンシー」に戦いを挑む
一人のアイドルの記録である。


地方の仕事でホテルに宿泊している9nine
川島海荷(本人役)が眠る部屋に、何者かが密かに侵入してきた。
眠っている海荷はその事に、まだ気づいてはいない・・・

(声を潜めて・・)「おはようございます。」
「え??何? ちょっと勘弁してくださいよ!!
ドッキリとか、マジあり得ないんですけど!」

寝起きにしては滑舌が良いし、中途半端な演技にも見える。

「嘘くさ・・・」

ちゃーぽん(西脇彩華)と、ひろちゃん(村田寛奈)がレポーターの役をして、
寝起きドッキリの練習をしていた。
マネージャーから事前に聞かされた寝起きドッキリの練習。
海荷の寝起きはあまりにも嘘くさかった。
ひろちゃんが見本を披露する。

「何?なになに??キャー!!」

ひろちゃんはレポーターの存在に気づいたと同時に
驚いて布団をかぶって恥ずかしがる演技をしてみせた。
海荷と比べると、雲泥の差…



どうも、川島海荷です。
ロケで地方のホテルに泊まっています。
明日寝起きドッキリがあるらしく、今練習を・・・・

「キャー!!」
悲鳴が聞こえると、その場に駆けつけてキョンシー退治。

忙しい合間をぬって、キョンシー退治をしています。
まぁ、設定がよく飲み込めない方は、ざっくり雰囲気でお楽しみ下さい。





5話 海荷道士の事件簿

数体のキョンシーに遭遇しても、ひるむ事なく退治出来るようになってきた海荷。
自分でも、慣れてきたと自覚していた。
退治している途中、ケータイが鳴った。

寝起きドッキリの練習中にホテルを抜け出た海荷。
さっきの練習で、本番はばっちり気分だったので、
キョンシーを追い詰めながら、ヒロロからの電話を受けていた。
片手にケータイを持ったまま、もう片方の手で戦った。
お札をおでこに貼り付けようとした時、片手では上手く粘着部分がはがせず
お札の粘着部分が手にくっついてしまった。
片手はケータイを持っているので、うまく広げられなかった。

お札でもたついている間に、一体のキョンシーを逃がしてしまった。

急いで探しに行くが、辺りは誰も居なく、
ひと気ない少しレトロな洋館が見えてきた。
門扉が少しだけ開いているので、キョンシーが入り込んだ可能性があった。

そおーっと玄関扉を開き、中に入り込む。

「夜分にすみません!この辺にキョン・・・」

目の前にフリフリのメイド服を着た老女が立っていた。
強烈なビジュアルに海荷はたじろぐ。

「何か?」
大迫力で声をかけられた海荷は怖くなり、立ち去ろうとした。

「川島海荷さんじゃありませんこと?やっぱり!婆や、芸能人!!」

勝地真美(紗綾)に呼び止められた。
そこで初めてメイド服を着た老女は、この家のばあやだと知った。
真美からの誘いで、海荷は夕食をご馳走になる事になった。

ここは勝地家の別荘で、さっき呼び止めてくれたのは長女の真美。
芸能界のことに興味津々で、矢継ぎ早に質問をしてくるのは真美の母・芳江(速水今日子)

ばあやのパスタは絶品だと、真美は食事をするように促す。
海荷の隣に座っていたのは、真美の叔母・あゆみ(佐藤仁美)
絶品だと真美が褒めた横で、あゆみがパスタのことをけなす。
以前まではあゆみもばあやのパスタが好物だったはずなのに、
パスタを見ると怒って食卓から離れ、奥のソファにを腰かけた。

奥のソファに勝地家の主治医をしている実相寺剛史(森本のぶ)が
ブランデーグラスをかたむけている。


ばあやが作ったパスタは絶品で、
美味しさのあまり、キョンシーの一匹を逃がしたことも気持ちの中でチャラにしていた。



「社長!!!!!」

2階で男性の悲鳴のような声が響き渡った。
夕食を中断して書斎に駆けつけると、
勝地家当主・誠一郎(たんぽぽおさむ)がデスクにうつ伏せになっていて
その横では、秘書・清原清彦(市瀬秀和)が腰を抜かして驚いている。

流された血を利用して、誠一郎が机に「キヨ」と文字を書き残していた。

駆け寄って父に触れようとする真美を実相寺が止める。
あゆみは、等間隔に両足ともにつけられている足跡を見つけた。
人間の足跡としてはあまりにも直線的・・
足跡をたどっていくと、部屋の途中で消えている・・
ということは、犯人は外に出ていないと思われた。

「犯人は、この中にいる!」
実相寺は自信ありげな顔でみんなに宣言した。
その中に紛れ込んでいたキョンシー。


海荷はさっさとお札を貼り付けて、キョンシーの動きを封じ込めた。
自分だけではどうにもならないのでバンバン(鏑木海智)を別荘まで呼びつける。
簡単な仕事を取りこぼした海荷に腹を立てたバンバンは、
食事途中で放置されていたばあや特製パスタをモリモリと食べていた。


「この中に犯人がいるというのなら、名乗り出て自首して下さい。
それが、あの人へのせめてもの償いです・・・」
芳恵は犯人に泣きながら語りかけた。

「犯人ならもう、明らかじゃないですか。」
実相寺の言葉に海荷は凍りついた。キョンシーの仕業だとすると自分のせいだ・・
早めに謝った方がいいと思い、頭を下げようとした。

「ダイイングメッセージですよ。
社長は犯人の名前を記そうとして途中で力尽きた。
犯人は、秘書の清原清彦さん あなたです!!!」

実相寺はキョンシーの側まで動きながら、清原を指さしてこう告げた。
そう、清原清彦の名前には「キヨ」が2回も出てくる。
最後に一緒の部屋にいた人物だと言うことも加味され、
清原が犯人だと言うことは濃厚だった。


多分、きっとキョンシーの仕業だと思っていたバンバンは、清原でないことを話す。
これではらちがあかない。清原に社長の部屋で何をしていたかを話してもらう。

清原は書斎で、社長に本「バトル・ロワイアル」を読んでいた。
社長は聞きながらウトウトして、清原は読みながらあくびが止まらない。
いつの間にか二人とも眠ってしまっていた。
ふと目が覚めた清原が社長を見ると、その時はすでに殺されていた。


「あはははははははは・・・やっぱり よしひでおじさんの呪いよ!!」
真美が突然狂ったように笑い出した。

真美は以前、進学祝いに近所のおじ様から進学祝いをもらった。
受け取ったのし袋には「御入学 御呪」と書かれていた。
それ以来、誰かに呪われているんじゃないかと思っている。

ただの書き間違いだと思うが、一番やらかしてはいけない失敗・・


実相寺は海荷の側に立っていたキョンシーにようやく気付いた。
変なお札を貼られ、顔色はすこぶる悪い。
っていうか、いつの間にか一人増えていたことに全員驚いた。

「あ、あの・・このひとは、私のマネージャーです。」
口から出まかせを言ったが、あっさりと信じてくれた。
バンバンは、この事件をキョンシーの仕業だと思っていたので
突拍子もないことを言った海荷に訳を聞く。

「もうちょっと待って。なんか引っかかるの。
本当に犯人はキョンシーなのか?って・・・」


森の外に置いてきたキョンシーは、お地蔵さまと一緒に並べていた。
そこに村人が地蔵に菅笠(すげがさ=藁でできた帽子のようなもの)をかぶせに来る。
何の疑問も持たず、キョンシーに菅笠をかぶせた村人は
おでこに貼られたいたずら書きをした紙(お札)をはがし取ってしまった。

キョンシーが動き出す。


勝地家の別荘では、いろんなことを考えて疲れたので休憩。
みんなで仲良く「だるまさんが転んだ」をして遊んでいた。
バンバンに動かされたキョンシーが鬼の役。
緊迫した状況から一転、超懐かしの遊びを始めたみんなにあゆみはキレた。


「あたくし知ってるのよ!!この人、キョンシーよ!!!!」

いつの間にか海荷に引き寄せられたキョンシーは
菅笠をかぶせてくれたおじいさん共々別荘に来ていた。

このキョンシー共を瞬殺で動きを封じ込める。
でも、今日は戦い過ぎて疲れてしまった、これ以上は戦いたくない。
そんなふがいない海荷のために、バンバンは銭剣を作ることにした。

銭剣とは
清めた小銭をくくりつけた剣で、キョンシーにダメージを与える効果がある剣。


一体だけならいざ知らず、たくさんのキョンシーをみて芳江は説明を求めた。
「こいつは道士。こいつのいるところにキョンシーが寄ってくる。」
なかなか言い出せない海荷の代わりに、バンバンが説明した。

“道士に寄ってくる”と聞いた途端、みんなは殺人をキョンシーの仕業だと決めつけ、
キョンシーは無差別に人を殺すので、誠一郎が狙われたのは意図などないと考えた。


「キョンシーは犯人じゃありません!」

海荷は“キョンシーは無差別に人を殺す”を聞いてひらめいた。
この殺人がキョンシーの仕業なら、殺されるのは部屋の中にいた全員・・
すなわち誠一郎と清原の2名のはず。でも、殺されたのは誠一郎一人・・

「犯人は、社長に恨みを持った非キョンシーです!」


「甘いな、お譲さん。」海荷の意見を受けて、実相寺が反論を始めた。

実相寺の子供の頃はキョンシーブームが起こっていて、ドラマを欠かさず見ていた。
確か、キョンシーは息を止めている人間の存在には気づかなかったはず。
清原は睡眠時に無呼吸だったので、キョンシーは清原の存在に気が付かなかった。
休憩に仮眠をとる清原の姿を見ると、確かに無呼吸なのが見受けられる・・

「これはどう考えたって、犯人はキョンシーですよ!!」
「チェックメイトだよ。海荷・・・・」
ここまで言われると、自分のせいだと思うしかなかった・・

「本当にすみませんでした。キョンシーたちは連れて帰ります・・・」
勝地家の皆さんに謝り、海荷はしょんぼり帰ろうとした。

「ちゃんと社長も連れて帰ってくれよ!
キョンシーに噛まれたものは、キョンシーになるんだろ??」
実相寺の言葉を聞いて驚いた。連れ帰るキョンシーの中に誠一郎の姿はない・・


海荷は慌てて書斎に戻る。キョンシー化していたら犠牲者が増える!!
だが、誠一郎の遺体はキョンシー化せず、さっき見たときと変わらぬ姿勢だった。

「やはり、犯人はキョンシーではありません!!!」
この状況を説明する材料を探してあたりを見回した。
卓球をする誠一郎の写真が飾られているのを見て、確信する。

「この写真を見てください。社長は左利きです。
つまり、犯人はキョンシーでないことの証拠です。」
右手で書かれたダイイングメッセージは犯人の偽装工作だと考えられた。


「真犯人は、この中にいます。」
海荷がみんなに話をしているとき、キョンシーが背後に来ていた。
このキョンシーは ばあや!!


全員でもう一度推理のやり直し。
ここで一番に考えることは、「凶器は何か?」
犯人がキョンシーでないとすると、凶器がどこかにあるはずだった。
誠一郎の首筋には、均等に並べられた噛み跡のような4つの刺し傷があった。
この凶器の先に毒物的な物が塗られていたのだと考えられた。

「この傷痕は、フォークみたいだな。」
バンバンがなんとなく口にした言葉が決め手となった。

「私、わかっちゃいました。今は言いません。
お母様の意思を尊重して、犯人が名乗り出るのを待とうと思います。
朝までに名乗り出なければ、私がすべてをお話しします。」



海荷はゲストルームで眠っていた。何者かがこっそりと眠る海荷の所にやってきた。
手にフォークを持ち、今にも刺しそうに腕を振り上げる。

「そこまでだ!!」
クローゼットに隠れていた実相寺が犯人を止めた。
部屋の中でこっそり潜んでいたみんなが出てきて犯人の顔を見た。

「やっぱりあなただったんですね、あゆみおばさま。」
「どうして・・・・・」

海荷は凶器がフォークだと気付いたときにピンと来ていた。
夕食に出た、あゆみも好きだったばあやのパスタに一切手をつけようとしなかった。
そのとき確か「こんなまずいパスタ、私食べられないわ。」と話していた。
あゆみにとってのフォークは、もはや殺人道具。
殺人道具で食事はしたくないはず・・ でも、これは海荷の推測。
それを証明するために、このようにトラップをかけたのだった。


「わたくしのダーリンをバカにしたからよ!!!!」
あゆみはゲストルームを抜け出て、キョンシーを置いているダイニングに走った。
キョンシーのお札を剥ぎ取り、一匹ずつ覚醒させていく。
「みんな、キョンシーに殺されればいいのよ!!!!」


あゆみはダーリンをキョンシーに噛まれて、亡くした。
葬式のときに誠一郎がみんなに話しているのが聞こえた。
「仕事は出来ない、キョンシーに噛まれる。あいつの人生最悪だな。」
高らかに笑いながら話している誠一郎の姿を見て、殺意が芽生えた。


キョンシーは束になって襲いかかってきた。
慌てて別荘の外に出たが、海荷が退治するしかない。
とりあえず襲われないよう息を止めてもらう。

バンバンは銭剣を作ってくれると言っていたはずなのに、
何を思ったか、銭亀を作っていた。
効果は同じだが、亀では戦いにくくてしかたがない。
今はこの銭亀をつかうしかないので、
銭亀の紐の部分を伸ばして投げ輪のようにして戦い始めた。

「全員まとめて倒すアルよ!じっちゃんの名に賭けて!!」

キョンシーは銭亀に当たると、面白いほど倒れた。
まとめてどんどん倒していく。お札を貼れば動きは止まる。
一匹のキョンシーがあゆみに襲いかかる。海荷は素早くお札を貼った。

「復讐の連鎖は、新たなキョンシーを生むだけです。」



一応一件落着。犯人がキョンシーでなくてホッとした。
キョンシーたちを連れ帰そうとしていて思い出した!!!
寝起きドッキリが待っている!!!


「では今から、川島海荷ちゃんの寝起きドッキリ開始です♪」
ドッキリレポーターのチャンカワイが海荷の部屋をそーっと開け、
眠っている(ウソ寝)している海荷の側に行き

「おはようございます。」声を潜めて起こした。
「え?あ??何ですか???ドッキリ?最悪なんですけど・・・・」

起き上がった海荷が来ていたのは道士の衣装。
寝起きドッキリはネット配信されていた。
海荷の道士衣裳が移されたとたん、ダサパジャマの書き込みが殺到。
し・・しまった・・・・


伝説のキョンシー覚醒まで、あと42日・・・・



話しは一件落着したように思えますが、
勝地家の人が3人も殺されています。
社長と秘書が殺されて、大丈夫なのかしら?とか、
身の回りのことをしてくれているばあやが死んでしまい、
誰が世話をするのかな?とか、
身内に殺人者が出たので、会社自体がヤバくないかしら?とか
海荷はファンに失望されて、挽回できるのかな?とか
いろいろ考えてしまいました。
道士の衣装、そんなにダサいかしら??


パスタの決め手はソースですよね。

ワインシーズン到来に合わせていかがですか?
焼くと最高です!


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

好好!キョンシーガール 4話 カラスの学校に来たキョンシー ネタバレストーリー [好好!キョンシーガール〜東京電視台戦記〜]

好好!キョンシーガール?東京電視台戦記? 4話 カラスの学校に来たキョンシー

こんばんは、川島海荷(本人役)です。皆さんはキョンシーご存知ですか?
道士として3ヶ月以内に101匹のキョンシーを退治しなければいけなくなったんです。
詳しくは番組ホームページをご覧下さい。




4話 カラスの学校に来たキョンシー

FMラジオ番組「ちゃーぽんのストロボナイト」木曜日
今回は、9nineのメンバー全員での出演で
公開放送のガラスの向こうには、ファンがたくさん集まっています。

質問コーナーが始まり、ペンネーム 好好ナインの質問が読まれます。
「僕はナインが大好きです、将来結婚したいと思っています。
皆さんの理想の男性像を教えてもらえますか?」

「ひろの事を、甘やかしてくれる人がいいです。」
ひろちゃん(村田寛奈)は元気いっぱいに答えます。

ひろちゃんはメンバーの中で一番の甘えん坊さんなので、
メンバーみんな、納得する答えでした。

「じゃぁ、うみちゃんは??」
ちゃーぽん(西脇彩華)は海荷に話を振りました。

海荷はちょっと照れながらちゃーぽんの方を見ながら
「あたしの理想は…」話し始めると
ちゃーぽん越しに見える観覧者の奥に、キョンシーの姿を見つけてしまった。

「キョンシー!?!?」
思わず声に出してしまった海荷。

「キョンシー??」
言葉の意味がわからず、ちゃーぽんは海荷に聞き返した。
しまった!と思い、とっさに

「高校の時、教師に憧れてたなぁって・・・」
適当にごまかして言ってみたら、みんなはあっさりと信じてくれた。
この場をとりあえず切り抜けられた・・ホッと胸をなでおろす。

ちゃーぽんはうっきー(佐武宇綺)に話しを振った。

「私は、手の血管がめっちゃ出てる人で、私の・・・・」
うっきーが話しているところを見計らって
海荷はこっそりと抜け出そうとしていた。
でも、そんな異変をちゃーぽんは見過ごしていなかった。

「あれ?うみちゃん、どこに行くの?」呼び止められてしまった。
「あ…トイレ……」言い残すと素早く抜け出した。
「うみちゃんは本番中にトイレ休憩に行きました!」
ちゃーぽんは得意げにリスナーに状況説明をします。

「本番中に勘弁してよ…」
海荷はつい、独り言を言ってしまった。


道士の衣装に着替え、素早くキョンシーにお札を貼った。
まだラジオ番組は終わっていないので連れて帰るわけにもいかず、
建物裏にある物置に誘導した。お札さえ貼ってあれば、暴れる事はない。

「すぐに戻って来るから、少し待っててね。」

キョンシーのこう告げると、収録ブースに持って帰ると目立ってしまう
道士の衣装と道具をキョンシーの足元に置いて戻った。



一人の男子高校生が追われて逃げていた。追っ手を撒くために細い路地へと逃げ込む。
でも逃げ切れるわけはなく、追い詰められた。

「お前まだ、今月分払ってねぇだろ!」
胸ぐらをつかまれ凄まれる。

「何でお前たちに金払わなくちゃいけねぇんだよ」
抵抗したが、腹に一発パンチを食らわされた。
「うるせぇよ。納税は国民の義務だろ。明日絶対一万持ってこいよ!」

悔しいが抵抗する力はなかった。
帰ろうと、トボトボと歩き出したところ物置前に人影!!
身動き一つしない人を気持ち悪がるが、その横に鐘が置かれているのを見つけた。
物は試しに鳴らしてみると、キョンシーの腕が持ち上がった。


ラジオの仕事を終え、海荷はキョンシーの所に駆けつけた。
物置の前にキョンシーの姿は無く、鐘とノートも無くなっている!
慌てて家に帰った。

「大変!大変!!」

バンバン(鏑木海智)に報告しようと部屋に入ったが、
海荷の大変よりも大変なことが起こったことを見せるためにTVを点けた。
TVに映し出されたのは、フルーツポンチとはんにゃがキョンシー化されている姿・・
それに、ケータイゲームになったキョンシーも見せられた。
キョンシーがかなりのスピードで浸透している・・・
事態はかなり深刻になってきているようだ。

「あ、捕まえたキョンシーどこかに行っちゃった。
大学のレポートが終わったら、ソッコー探しに行く!!」

危機も海荷ののど元を過ぎてしまったのだろうか。
深刻な事態のはずなのに、普通にレポートを作成しようとする。
バンバンは怒って探しに行くように催促した。


“幽霊道治邪秘本”(道士ノート)と鐘、キョンシーを手に入れた小笠原(聖也)は
上手く操るためにノートを熟読していた。


中国語で文字は読めないが、絵入りだったのでその通りに鐘を動かしてみる。
キョンシーは面白いほどに自分に忠実に動いた。まるでラジコンのよう。
慣れるためにいろいろ動かしていると、小笠原はまた不良にからまれた。
操っていたキョンシーがいい感じに動いてくれたおかげで
不良たちを倒すことが出来た。


次の日、小笠原はキョンシーを学校に連れてきた。
昨日一万持ってくるように言われたので、落とし前をつけに行く。

「転校生の山田(鈴之助)だよ。」
キョンシーを自分の舎弟のように紹介した。

「お前らに払う金は一円もねぇんだ。」
不良たちに宣戦布告し、鐘を鳴らして戦闘開始。
山田と名前を付けられたキョンシーは不良たちをノックアウト。
小笠原は初めて不良たちに勝てた。昂揚感に満ち溢れた。


近くの人工池の側まで山田を連れて行き、小笠原は今までの自分の身の上を語る。
勉強があまり得意でなかった小笠原は、自分の学力でも入れる神仙高校に入った。
神仙は不良が多く、毎日ケンカがどこかで起こっていた。
入学してからずっとパシリをさせられていて、いいサイフ扱いだった。
今回山田のおかげで気持ちはすっきりしたが、また襲われるかもしれない・・・
その時には力を借りたいと考えていた。


海荷はようやくキョンシーを見つけた。
「おいボウズ、“ソレ”返してもらうよ。」
「こいつは拾ったんだし・・」
「落し物じゃないし!とにかく“それ”あたしのなんだから返してもらうよ!」

海荷は置いてある鐘を取ろうとした。

「待って!!今、山田を連れて行かれると大変なことになっちゃうよ。
今日学校で山田が暴れちゃってさ、一緒にいた俺もヤバい立場にいるんだよ。」

鐘を使って暴れさせたことはお見通し!
小笠原の言うことに耳を貸す必要はないと思い、「山田」を連れて帰ろうとした。

「頼む、あと3日だけ貸して?
学校のやつらが仕返ししてこないように言い聞かせたら返すから。
お願いします!このままだともう学校に行けないよ。」
小笠原は土下座して海荷に頼んだ。けど、海荷は「山田」を連れ帰ろうとする。

「そうだ!いいのかな?ノートに書いてあることを世間に公表しちゃおうかなぁ・・」

小笠原は道士ノートのメモ欄に書かれた海荷の恥ずかしいメモを公表すると脅した。
ここにはMy dream が記されていて、
好きな人と両想いになるために“自分磨きをする”と決めたことや、
気になる人のイニシャルが書き込まれていて、世間にバレると結構はずかしかった。

「わかった、わかった・・ 3日だけだからね。3日後、ここに返しに来てよ。」
「おう、男に二言はねぇよ。」


変な約束は成立し、海荷は家に帰った。
部屋に入るとバンバンはPC操作に余念がない。
というか、何かをプリントさせている。
プリンターから出てくる印刷物は「お札」
イマドキはお札もプリンター作成で間に合わせる・・??

「まあ、色が似てれば大丈夫でしょう。」かなりアバウトだが大丈夫??
それと、新しい武器を作っていてくれた。
先にドクロのマークが付いていて、お尻を叩くのに丁度いい。


また次の日、「山田」を連れて小笠原は不良のたまり場へ
ここは3年の幹部たちしか入れない場所だった。

「俺も学校の住み心地を良くしたくって、
ちょっと今日から住民票をこっちに移そうと思って。」
「山田」の力を使って、ここにいる全員を倒してしまった。

「よく聞いて下さいよ、先輩たち!今日から俺がアタマだ!
山田がナンバー2だ!わかったか!!!」

「全滅させたなら、当然目指すんだろうな、この町のテッペン!!」

先輩たちに言われて、この町のテッペンを目指すと決めた。
それからは他流試合を繰り返し、勢力を拡大させていく。
「山田」がついていれば怖い者はいなかった。


3日経ち、約束の場所で海荷は待った。小笠原はもちろん「山田」を返すつもりはない。

「お前ら、あと一歩だ!あと一歩でこの町は俺らのもんだ!!
今年中には東京。来年には全国を制覇するぞ!!」

この町はチーム・バクテリアを傘下にいれたら征服できる。
小笠原は戦いの前に仲間の指揮を高め、
颯爽と仲間を引き連れて町を歩いて移動していた。
海荷は小笠原を見つけ、足をひっかけて転ばした。
怒り頂点にまで達していて、みんなひっくるめて説教を始めた。

「約束が違うでしょ!つべこべ言ってねぇで山田返せや!!」
海荷は不良たちに凄んで見せた。


「う、うみにーじゃねぇの??9nineのうみにーだよ!!!
俺“好好ナイン”です。この前ちゃーぽんのラジオにメール送った!
うみにーが教師好きだっていうから、俺将来センコーになろうかと思ってんだよ。」

出まかせで行った”教師”に反応してくれた熱烈なファンを目の前にして、
これ以上は何もできなかった。また「山田」を取り戻せなかった・・・
バンバンと外を歩きながら話しをしているところに、
子供がぬいぐるみを使って遊んでいるのが目に入った。
男の子たちはぬいぐるみのピカチュウを使って戦いごっこをしている。

「そうだ!その手があったか!!」
この戦いを見ながら、いい手を思いついた。



神仙とチーム・バクテリアの戦いの日が来た。
両グループが対峙して戦いの時を待っていた。
大人バンバン(名高達男)と海荷は少し離れた所で様子を見ている。

「で、相手のチームは何て言ってたんだ?」
「意外とビビってたみたいで、喜んで持っていった。」
2人の会話を聞くと、この戦いで何やら企んでいるみたいだ。


「俺が出るまでもねぇ、ウチのナンバー2が相手してやるよ。」
小笠原は「山田」を前に出して戦いを仕掛けようとした。
チーム・バクテリアのヘッド・後藤(黒石高大)は鼻で笑っている。

「今日はウチもナンバー2が相手するからよ。」
後藤は鐘を鳴らし「野口」を呼んだ。
「野口」と呼ばれたキョンシー(南優)が前に出てくる。


そう、海荷は言うことを聞かない小笠原に業を煮やして
相手チームにキョンシーを貸していた。海荷流、目には目を作戦だった。

キョンシー同士で戦いにケリがつかない。全員攻撃で「山田」の援護に出る。
バラバラに戦いだしたのを確認すると、海荷はキョンシー回収に向かった。
どさくさで回収すれば正体はバレない。

「パパ、お家に帰ろう!」
ちびキョンシー(間中斗環)が戦いに入り込んで山田と野口のお札を剥がした。
狂暴化したキョンシーたちは敵味方関係なく、次々となぎ倒していく。
鐘ではもうコントロールできない。


「どう?これで懲りた?」
道士の衣装を着た海荷が小笠原近づいた。

「あんた、今日の山田はヤバいんだ。あんたも逃げた方がいい!」
小笠原は意外と優しい心を持っていた。

「さあ、出来そこないのカラスども、お仕置きの時間アルよ!」

海荷は山田と野口をメッタ打ちにし、バンバンが新しく作った道具でおしりを叩いた。
キョンシーの体に電流が流れたようになり、動きは止まった。
お札を貼って回収完了。

「あのね、人の力を使って強くなったってダメなんだからね。
自分が変わらなきゃ。」

小笠原に説教をして帰ろうとした海荷を、不良たちが取り囲んでいた。

「あの・・番長になって欲しいんだ!
あんたの力は本物だ、番長になってくれ!!
あんたの腕なら全国制覇も夢じゃねぇ、頼む!!!!」

「あたし忙しいんだから、これ以上仕事増やさないで!!
絶対にイヤ!!!」
海荷は鐘を鳴らしながら全速力で逃げ出した。



伝説のキョンシー覚醒まで、あと49日・・・


海荷ちゃんがあまりにさっぱりしたセリフを言うので、少々驚きました。
凄む感じもいいですね。
キョンシーに名前が付くといいヤツみたいに感じてしまうのは
何なのでしょうか??
捨て猫を拾ってしまう感覚??


鐘を振るとキョンシーを操れますが、
いざという時に役に立つのはこれですね。

腸のためには毎日ヨーグルト生活!!



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

好好!キョンシーガール 第3話 キョンシーの花道~演歌の心~ [好好!キョンシーガール〜東京電視台戦記〜]

好好!キョンシーガール 第3話 キョンシーの花道~演歌の心~

この物語は中国の妖怪“キョンシー”に戦いを挑んだ
一人のアイドルの記録である。

明日、TV出演が決定した9nine。
今日はメンバー揃って発声練習を入念に行っていた。

「ギャァァァ・・・」

川島海荷(本人役)だけに女性の悲鳴が聞こえる。
空耳かと思い、レッスン室の窓を開けて外を確かめてみた。
外では女性がキョンシーに襲われかけている。
助けに行かないと!!!

メンバーに今すぐ休憩時間を取ってもらえるように頼むが、
明日は新曲披露でTV出演。みんなの気持ちは高まっていて、休憩なんて必要なかった。
海荷はみんなに謝りながら急いで駆け付ける。

女性はキョンシーと腕の掴み合いをしてこう着状態になっていた。
海荷は女性の足の間に仰向けに滑り込み、下から飛び出してパンチ!!
キョンシーが怯んだところでお札を貼った。
キョンシーの動きが止まる。


こんばんは、川島海荷です。
みなさんはキョンシー、御存知ですか?
1980年代に日本で大流行した中国の妖怪です。
そのキョンシーが私のせいで現代に蘇っちゃったから さあ大変。
アイドルに女優に大学生に、大忙しの私が
道士として3ヵ月以内に101匹のキョンシーを退治しなくてはいけなくなったんです。
詳しくは番組ホームページをご覧ください。





TV東京の入り口前で警備員の隣に立ち、
音楽を聞きながら歌手になったつもりで歌を歌っているバンバン(鏑木海智)
歌はどうやら演歌。子供なのに渋い曲のチョイスだ。
TV局の入り待ち。サイン色紙を抱えて海荷が来るのを待っていた。
海荷はバンバンの姿を見つけて驚いた。こんなところにまで来ている!!

「なんであんたが来てんのよ!」
「だって・・今日の歌番組、昇司も出るんだろ?俺、昇司大好きなんだよ。」

海荷の知り合いってことで、局内に入り込むバンバン。
海荷が出演する「魁!歌謡SHOW!」の進行表に
小金沢昇司(本人役)の名前を見つけて興奮している。

「泣けるよ・・昇司の歌“ありがとう感謝”
昇司にサインをもらったらすぐに帰るよ。じいちゃんからも頼まれてるし。」
「小金沢さんを、昇司呼ばわりするのだけはやめてよ。」

バンバンだけならすぐにでも追い出したが、
じいちゃんが絡んでいるからむげに断れなかった。
仕方がないので小金沢昇司の楽屋まで連れて行くことにした。


海荷とバンバンが楽屋の方に歩いて行ったあと、
キョンシーがピョンピョン飛びながら局内に入って来る。
警備員がすかさず制止させようとするが、
今日は仮装オーディションの日で、
スタッフからは怪しまれることなく中に案内された。


小金沢昇司の楽屋挨拶にバンバンを連れてきた。
ノックをすると、マネージャーの河端(徳井優)が出迎えてくれる。
バンバンは親戚の子供の設定で、サインを頼んだ。
マネージャーはサインをさせることに難色を示すが、
子供のファンは貴重なこともあり、小金沢自身が入室を許してくれた。

「しつれいします。あの・・僕小金沢さんの大ファ・・・ヘックシュ!」
話しの途中でくしゃみをしてしまったバンバン。
コドモの姿からオトナの姿に変身してしまった。

「“ありがとう感謝”の歌が大好きなんです。」

さっきまでは子供の声だったのに、突如おっさん声で“好き”と言われ
小金沢の目線は台本からオトナバンバンに移る。
こんなわけのわからない冗談を小金沢は好まなかった。
バンバンはサインをもらえずに楽屋を出るしかなかった。

海荷は恥をかかされたことでバンバンを叱っていた。
そこに河端が小金沢の行動のお詫びに来てくれる。
今日小金沢昇司がカリカリしているのは、
のどの調子が悪くて休養して、今日が復帰初のステージだった。
しかも、TVの生放送。緊張しない人などいない・・


河端が海荷に謝るために楽屋を留守にしている間に
小金沢はいつも使っているノドスプレーが切れていることに気づいた。
河端を探して楽屋の扉を開けると、そこにキョンシーが立っていた。

自分の出番も控えていることで、バンバンを早めに帰したかった。
エレベータに連れて行き、扉が開くと水着の女性がぞろぞろと出てきた。
別の所で水着オーディションがあるらしく、かなり多数のビキニ姿の女性がいた。
バンバンは女性たちにクギづけになり、その場から動けない。

エロバンバンの目を覚ますために耳を強く引っ張り、帰りを促す。
その目の前をキョンシーがピョンピョンと飛んで行く。
キョンシーの方に駆け寄ると、楽屋の扉前で倒れている小金沢を見つけた。
目の周りは真っ黒で、長く伸びた爪は変色し始めている。
ここまでの姿になると、もう手遅れ・・・・
バンバンは海荷にお札を貼るようにうながすが、

「もう・・・死ぬのか・・・俺は・・・?」
少し残った人間の部分が話しをさせた。

「はい。死にます。」バンバンは身もふたもない言い方で死を宣告した。
少しオブラートに包んだ言い方をする必要があったと思い、海荷はたしなめるが

「いいんんだ。俺は親父の事務所に命預けてから、
いつ死んでも構わない覚悟で生きてきた・・
でもな、死ぬ前に一曲歌いたかった・・
カメラの前で歌ってから死にたかった・・・
河端を男にしてやりたかった・・」

小金沢の最後の叫びを聞いた海荷は、願いを叶えたいと思った。
バンバンに何か方法がないか考えてもらう。

「モチゴミンC+!」


もち米の効果としては
直接傷口に塗り込み、キョンシーによる傷の浄化。
直接ぶつけることで、キョンシーにダメージを与える効果がある。


そんなもち米を、餅つきのプロ(小野まじめ、せんちゃん(クールポコ))により、
丁寧に餅をつく。
一粒一粒では限界のあったもち米を、思い切って持ちにすることで
その効力を何倍にも高めたのが“モチゴミンC+”
新しいキョンシー退治のアイテム。バンバンの発明品!!

このモチゴミンC+を手で圧縮して餃子の皮ぐらいま薄くする。
それをキョンシーに噛まれた傷口に乗せると・・・
傷口が消えて、人間としての意識を取り戻せた。


小金沢の前の歌手のリハーサルが終わった。次は小金沢の番。
河端は井上プロデューサー(春田純一)に無理を言って
小金沢をねじ込んでもらったことのお礼を言いに行っていた。

司会者に今日歌う曲の紹介を受け、小金沢が立ち位置に着こうとする。
ピョンピョンと飛び跳ねて登場する小金沢の姿を見て愕然とする。
モチゴミンC+は失敗作だった・・

立ち位置だけでなく、前奏が終わっても歌いだす気配が全くない。
モチゴミンC+の効果で、小金沢のキョンシー化をさらに早めてしまった。

「小金沢さん、さっきから体調が悪いようで 医務室まで連れて行きます!」

海荷は小金沢のオデコにお札を貼りつけ、リハーサルから連れ出した。
この様子を見ていた井上プロデューサー(春田純一)は
河端が土下座で頼んできたのでキャスティングしたのに
小金沢に番組を潰されそうで説明を求めている。
河端は番組に出演できるように必死で井上を説得した。


小金沢を事務イスに乗せ、転がしながら廊下まで逃げだした。
残念だが小金沢はキョンシー化してしまっていた。
もう封印するしか残されていない。


遠くで説得を続ける河端の声が聞こえる。
「小金沢は今日の日のために血のにじむような努力をしてきたんです!
もう一度チャンスを!!!!小金沢を男にしてやってください!!」

海荷はその様子を影から見ながら思い出した。
小金沢も同じようなことを言っていた・・河端を男にしてやりたい
この二人の関係にグッときた。

「ねぇバンバン、戦うだけが道士じゃないよね。鐘で操って歌ってもらうの。」


開いていたリハーサル室に入り、
小金沢のオデコに貼ったお札を少しだけめくり上げた。
今日披露する歌に合わせて鐘を鳴らしてみる。
体は固くてぎこちなく動き、歌のためのマイクなのに口に入れて食べようとする・・
これでは歌を歌わせることなどできない。
バンバンは“幽霊道治邪秘本”(道士ノート)の89の術を海荷に見せた。
このノートは何でも載っていて、キョンシーを歌わせる術も記載されていた。
海荷はノートに従い、鐘を両手に持ってバックダンサーのように踊りながら術をかけた。

小金沢は曲に合わせて声を出す。
歌にまでなっていないが、歌手としての資質がここにきて発揮された。
練習をすれば歌うことが出来るかもしれない・・



魁!歌謡SHOW!の本番が始まった。
まず9nineが新曲を披露する。
海荷たちはそつなくトップバッターをこなした。

中華料理 海海軒では調理の手を止めて海荷の出番をTVで見ていた。
おじいちゃんは海荷よりも小金沢昇司が楽しみで、
出番を心待ちにしている。


本番を終え、小金沢の方に集中しようとしたが
道士のネックレスが、キョンシーが居ることを知らせる。
自分の隣にキョンシー化した小金沢がいるからだと思ったが、
小金沢がキョンシーになったのは、キョンシーに噛みつかれたから。
ということは、局内のどこかにキョンシーが居る!!
海荷はさっそく道士の衣装に着替え、キョンシーを探す。
これ以上の犠牲者は出せない。


大道具などを運び入れる大きなエレベータ前で気配をキャッチした。
ちょうどそこにエレベータの扉が開く。
水着オーディションに来ていた女性たちが全員キョンシーに変えられていた。

海荷一人で水着の女性が束になってかかってくる。
追いつめられた・・・・
ピンチのところにバンバンが駆けつけた。
襲いかかる海荷を助けるために攻撃をしようとしてくれるが、
キョンシーはピョンピョンと飛び跳ねると胸がプルプルと揺れた。
バンバンは水着姿のキョンシーの胸にクギづけになり我を忘れる。

この状態ではバンバンは役に立たない。
海荷は自力でキョンシーたちを引きはがし、バンバンを小金沢の出番の方に向かわせた。
本番まであと3分。一気に方を付けないと間に合わない!

「月に変わっておしおきアルよ!」

キメ台詞を言いながらキョンシーに飛び蹴りを食らわせる。
ひるんだすきにお札を貼って動きを封じ込めた。


小金沢の出番。駆けつけた海荷は鐘を鳴らして小金沢を操った。
呼び込みに来たスタッフが小金沢のオデコに張り付けてあるお札を剥がす・・
目が赤く光を放つ。


小金沢は飛び跳ねながら立ち位置に着いた。
曲が流れだし、前奏が終わっても歌えない。
歌おうと もがいている小金沢を止めようとスタッフが近づいた。
スタッフを敵とみなした小金沢は、スタッフを投げ飛ばす。

このままでは番組どころか全員が小金沢に倒されてしまう。
もう倒すしか道は残っていない・・でも生放送で道士にはなれない。

暴れている姿を見ていた河端は、本番中なのに小金沢に近づきグーパンチを入れる。


「小金沢!!ふざけんじゃないよ!病気がなんだよ!
今までみたいに歌えないからって何だよ!
何プレッシャーに負けてんだよ。こんなあんたなんか見たくなかったよ。
俺が応援したいって思った、歌手の小金沢はどこに行っちゃったんだよ!」

泣きながら思いをぶちまけた川端。

「あ…り…が…と…… あ…り…が…と……」

海荷は小金沢にマイクを握らせる。
おとなしくなった小金沢の様子を見て、仕切り直し。
音楽が流れ出すと、小金沢は元の美声を取り戻し、最高の歌を披露した。



小金沢昇二と水着の女性たちを連れての帰り道。
小金沢が起こした奇跡に感激しているバンバン。
せっかくだから部屋に置いて、歌って欲しいと考えている。

「それはダメ!インテリアのバランスが崩れる。」

え??バランスが合えば、置いてもいいの?
なんて考えてはいけません。
おっさんバンバンが海荷の部屋にいるのだけで十分です。


伝説のキョンシー覚醒まで、あと56日…



小金沢昇司の宣伝みたいな回になっていました。
でも、以前CMに出ていたノドスプレーを使ったりして
小ネタを挟んだりしましたし、失敗作の試作品を使えたのでヨシとしますか。

歌い続けたのはこの曲。耳に残る歌でした。
小金沢昇司/ありがとう…感謝/南部酒(CD)

小金沢昇司/ありがとう…感謝/南部酒(CD)
価格:1,200円(税込、送料別)


肌が潤います。せっかくコロコロするなら効果が良いのを使ってください。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

好好!キョンシーガール 第2話 ネタバレストーリー [好好!キョンシーガール〜東京電視台戦記〜]

好好!キョンシーガール〜東京電視台戦記〜 第2話 川島、道士やめるってよ

こんばんは、川島海荷です。
みなさんはキョンシー、御存知ですか?
1980年代に日本で大流行した、中国の妖怪です。
そのキョンシーが私のせいで現代に蘇っちゃったから、さあ大変。

アイドルに女優に大学生にと大忙しの私は、
道士として3か月以内に101匹のキョンシーを退治しなきゃいけなくなったんです。

詳しくは、番組ホームページをご覧ください。


第2話 川島、道士やめるってよ

今日の仕事は「出没!アド街ック天国」の撮影。
台本を片手に局の廊下を歩く川島海荷(本人役)
前を大江麻理子アナが歩いていたので呼び止めた。
振り向いた大江アナの顔は、すっかりキョンシー顔・・・

キョンシー化した大江アナは、海荷の首を絞めた。
とっさに大江アナに顔面パンチをお見舞いし、危機から脱出できた。
慌てて廊下をダッシュする。
通りがかったアナウンス室をチラリと見ると
中では全員がキョンシー化されていた。
入り口近くにいたアナが、海荷のノドを絞めてくる。


「このキョンシー、おじさん臭い・・・」

このおじさん臭い感じで目が覚めた。
さっきのキョンシーは夢で出てきただけで、本物じゃなかった・・・
ちょっと安心したものの、おじさん臭いのは続いていた。

気付くと、海荷の横で眠っていたのは大人のバンバン(名高達男)
慌てて大人のバンバンをベッドから突き飛ばした。
寝ている間にくしゃみをしたらしく、大人のバンバンに変わってしまっていた。
おじさんに変わると一緒のベッドで寝ないと約束したのに、
布団に潜り込もうとするバンバンを怒った。

「いいだろ?別にエロい意味はないし。
俺、海荷みたいなお子ちゃま興味ねぇから。」

寒さのあまりにくしゃみをして、子供に戻ったバンバン(鏑木海智)が言うと
なんかムカつく。子供のバンバンからは聞きたくないセリフ・・


前回の放送を見逃した方のために説明しておくと、
今から400年前、中国で暴れていた凶悪な101匹のキョンシーを
偉い道士が壮絶な死闘の末に封印しました。
その時、お札になってキョンシーたちをナベに封印してきたのがバンバン。
ちなみに、くしゃみをするとおじさんになります。


バンバンは朝ごはんを食べながら、
中国からの留学生で、ホームステイをする予定だったが、
そのホームステイ先の都合が悪くなり、海荷に助けてもらった。と、
海荷の家族に自分のことを説明した。

410年も生きてきたから世渡り上手なバンバン。
すっかり家族に気にいられていた。


朝ごはんも終わり、海荷を公園に連れ出した。ダサいと嫌がる法衣を着せる。
道士たちが30年かけて伸ばしたヒゲを、一本一本丁寧に生地に編み込んである。
力が何十倍にも増幅する効果があるので、道士としての必須アイテム。

力のことは一回戦ったので理解できるが、
ヒゲが編み込んであると聞くと気持ちが悪い。

力が増幅されるなら、特訓する必要はないと思うが、
キングキョンシーという、覚醒すれば人類を滅亡させるという力を持つと言われている
伝説のキョンシーに立ち向かうには、法衣だけでは心もとない。
それに、レアキョンシーと呼ばれる強いキョンシーもいる。
手ごわいキョンシーが出現すると、今の海荷の力では倒せないので
特訓することは重要なことだった。


強いキョンシーと戦うために、バンバンは桃剣の使い方を教えることにした。

桃剣とは、キョンシーに対して抜群な威力を発揮する桃の木で作られた剣で
桃の木を切り、剣の形まで削って作った物。
この剣を海荷に持たせて“グルングルン トン”だと、口頭で伝える。

バンバンにこう言われても、意味が全くつかめない。
言われた通りにしてみせるが、バンバンが思っているのと海荷が思っているのが違った。
なかなか形が取れない。

次は“サカ サカ ピョン スイ”“ダダダダ ピョン ズキュン パーン”

音で表現されても理解してもらえないし、面倒くさがる・・
仕方がないのでてっとり早く強くなる方法に切り替え、
バンバンは顔に赤い物を塗り込みだした。
これを塗ると、キョンシーに対しての防御力が上がる。

けど、これはニワトリの血・・・
気持ち悪い物を顔に塗られ、海荷は慌てて洗い流していた。
こんなことをしてまで強くなりたくはない。


顔を洗っているところを男友達と遭遇。
他の人から見ると、変な私服に赤く塗った顔。

「それ、私服??パンチ効いてるね。」
こんな姿は誰にも見られたくなかった・・・恥ずかしい


バンバンの所に戻り、法衣を投げて渡した。
「もう、こんなの着ない。辞めるの、道士なんて!!」





今日の仕事は握手会。楽屋に入り衣装に着替えたが、気分はブルーだった。
握手会が始まり、ファンの一人一人と話しをしながら握手を交わす。

「海荷!!うーみか!!!」

握手の列の奥から海荷を呼ぶ声がする。
チラリと見てみると、大人のバンバンが海荷に向かって手を振っていた。

大人のバンバンの番。
反省して法衣をアイドルらしい形に作り直したことを話しながら握手をして離さない。

「頼むよ、道士やろ!海荷しかいないんだ。
俺、道士になりたかった。
でも、俺は極端に運動神経がないから、法衣の力を借りてようやく一般人レベル。
いや、フルポン村上レベルだよ。
だから海荷頼むよ。お前じゃなきゃだめなんだ。」

話しをしている途中で警備員に引きはがされた。
海荷にバンバンの心は通じたのだろうか・・・・


海荷は楽屋でげんなりしていた。
スタッフが海荷宛てのプレゼントを持ってきてくれたが、
一番上に法衣が置かれていて、中を見る気になれなかった。

場所を移動して、次はグラビア撮影に向かう。
楽屋廊下を歩いているとバンバンに呼び止められた。
海荷に知り合いだと認めてもらえずに、こっぴどく叱られたバンバン。
薄情な海荷のことを怒るが、関わり合いたくない海荷は相手にしない。
キョンシーが出ても、息を止めて逃げることに決めていた。
そんなことでは太刀打ちできないキョンシーもいるのに、
実感のない海荷はそんなことはお構いなしで、気にも留めていなかった。


撮影は休憩に入り、9nineのみんなは楽屋に戻ってリラックスムード。
海荷はみんなの話には加わらず、ぼんやりと考え事をしていた。
衣裳の掛けてあるラックの奥に気配を感じる。
ジッとよく見てみると、そこにキョンシーが立っていた。一体だけではない!?
みんなを無理やり楽屋から追い出したところに、キョンシーが背後から飛んできた。
なぜか体を動かせなくなった海荷・・襲いかかるキョンシー

「パッ」と海荷にスポットライトが当たる。

「キョンシーに影を踏まれると、動けなくなるんだ!」
海荷の危険を察知したバンバンが助けに来てくれた。

「ここは俺が食い止める。今のうちに法衣に着替えて・・・」
バンバンが話しをしている途中で海荷は逃げ出していた。
本当に戦う気はないらしい・・
戦う能力のないバンバンは、キョンシーに投げ飛ばされた。


逃げ出した海荷の近くにバンバンが飛ばされてくる。
3体のキョンシーは狙いを海荷にロックオン。

「逃げたな海荷・・・もういい、俺一人で倒す!」
海荷の前に立ちふさがり、バンバンはキョンシーと対峙する。
くしゃみをして大人のバンバンに変わり、キョンシー目がけて走って行く。
だが、力のあるキョンシー(村上和成)には全く歯が立たない・・・

戦っても負けるとわかっているのに、
投げ飛ばされても、投げ飛ばされてもキョンシーに向かっていく。
そんな様子を見ていて、海荷が助けてくれる空気になったが
予想に反して海荷が消えた・・・・
キョンシーは1体増えて、バンバン目がけて飛んでくる。

「ここまでか・・・・・・・」

今まで生きてきた記憶が走馬灯のように流れる・・
でもその大半が封印のお札の役割だったので、走馬灯もほぼ真っ暗・・
思いでは暗闇しかない・・・

目を閉じて悲嘆にくれているバンバンの所に、
アイドル用の法衣を身に着けた海荷が現れた。

「さあさあキョンシー共、キョンシーガールが封印するアルよ。」
これが海荷なりの道士の役作り。
構えを取ってパンチを繰り出し、確実に仕留めていく。お札を貼って完了。
一体、また一体と、封印をしていった。
残ったのは力のあるキョンシー。パンチを入れてもこっちの手の方が痛い。
バンバンはすかさず桃剣を渡す。
でも、ろくな練習をしなかったので使い方がわからない。

「教えただろ!グルン グルンでトンだ!!」

そんな風に言われてもわかんない。でもとりあえず言われた風に桃剣を使ってみた。

「グルン グルンでトン!!」
剣先がキョンシーに当たると、キョンシーは後ろに飛ばされた。

「次は、シャカ シャカのピョイだ!!」
さっきの攻撃が効いたので、言われるままに桃剣を振った。
今度はかなりのダメージを与えることが出来た。

「トドメは、ダダダダ ピョンでピキンだ!!」
強力な攻撃だったらしく、攻撃を受けたキョンシーは苦しんでいる。
そこにすかさずお札を貼って、今日出現したキョンシーを封印完了。



鐘を鳴らしてキョンシーを移動させながら、
海荷は新たな気持ちで特訓をすることに決めた。
海荷が協力的になってくれてバンバンは嬉しく、驚いてしゃっくりする。
すると、おじいちゃんバンバン(菅登未男)に変わってしまった。

「俺、しゃっくりするとこうなっちゃうんだ。」



伝説のキョンシー覚醒まで、あと63日・・・・



変な法衣からアイドル法衣に変わりました。
キョンシーに襲われかけていたはずなのに、
衣裳を着て、髪はお団子に結い上げる。
そんな時間かけたらやられちやうじゃん!!
なんて突っ込みしてしまいました。

川島は部活を辞めずに、道士も辞めない(笑)
よかったです。

今人気のサプリ。

塩分摂取を抑える効果があります。
使ったらすぐに冷凍庫で保管して下さいね。





nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

好好!キョンシーガール 第1話 目覚めよアイドル道士 ネタバレストーリー [好好!キョンシーガール〜東京電視台戦記〜]

好好!キョンシーガール〜東京電視台戦記〜 第1話 目覚めよアイドル道士

三日月が輝く夜、
キョンシーたちは群になってピョンピョンと飛びながら、目当ての場所に進む。
おもむろに停止すると、
真っ直ぐ前に出した両腕をレーダーのように左右に動かし、何かを物色し始めた。
夜道を一人で歩く女性を見つける。ターゲット確定!
一人のキョンシーが真っ先に牙を出して背後から襲おうとしている。

「キャー!!!!」
女性の悲鳴にキョンシーは一瞬たじろいだ。
その隙に海荷がキョンシーのお腹あたりにパンチを入れる。



みなさんこんばんは、川島海荷(本人同名の役)18歳です。
ご存知の方もいるかもしれませんが、
普段はアイドルグループ「9nine」の一員として
歌って踊って、ファンの方と触れ合って、
女優としてドラマにも出演させてもらって、
この春からは、大学にも通うようにもなりました。

そんな私が真夜中に、何をしているかって??

実は私・・キョンシーを退治する“道士”なんです。



第一話 目覚めよ!アイドル道士


海荷はお札を貼ったキョンシーたちを手持ちの鐘で誘導しながら歩く。
「キョンシーさまのお通りだ!」


なぜ私がキョンシー退治をすることになったのか、
話しは2週間前にさかのぼります・・・・


2週間前。
海荷は所属事務所のマネージャーから仕事の話を聞いていた。
今回は事前準備が必要な「なんでも鑑定団」の仕事・・・・・
以前“出張鑑定団のコーナー”に出演したことがあるが
家から持ってきた秘蔵の壺を50万円だと予想。結果は・・・300円
何だか恥ずかしい結果に終わったことで、いい思い出ではなかった。

家にお宝が、そういくつもあるとは考えられないし、断りたい仕事だったが
マネージャーが頭を下げて取ってきてくれた仕事だから断りづらい・・
仕方がなく仕事を引き受けた。


足どり重く帰宅。
自宅は中華料理店“海海軒”を営んでいて、
お父さんの海吉(金山一彦)、お母さんの宏海(田中律子)
おじいちゃんの磯六(佐藤蛾次郎)が店で働いていた。

お宝に当たりをつけるために蔵に入った。

蔵の中にはお宝と思われるものがたくさんあったが、
何にするかを決められなかった。
今回は恥じをかかないために、ツボの中までじっくりと吟味することにした。

どのツボも“いい仕事してそう”な品ばかりで目移りしてしまう・・
蔵の奥の奥に、隠してあるように置かれていた壺(寸胴鍋)を見つけた。
封印のお札が貼られた壺のフタに手をかけたとき、猫の鳴き声が!
驚いた海荷は持っていた壺を落としてしまった。それと同時に蓋が開く・・

中が光り輝き、テニスボール大の石が壺から無数に飛び出す。
何が何やら解らずに、飛び出した石が外に転がっていくのを見ているしかない・・

最後の一つが飛び出すと、石は煙を吐きだし
ちびキョンシー(間中斗環)の姿に変わった。

「ニーハオ!!」

ちびキョンシーは海荷に挨拶をしてから外にピョンピョン飛び出していった。
慌てて追いかけると、3列に綺麗に並んだキョンシーの姿が!!!
その後ろをちびキョンシーが追いかける。

今見たものは錯覚・・?夢でも見ていたのだろうか・・
深追いはせずに蔵に戻った。
空の壺に、開いた蓋を見ながら頭の中を整理していたら
はがれたお札がひとりでに浮かび上がり、子供の道士へと姿を変えた。

「何してくれてんだよ!クソババア!!」

えらく不機嫌な子供の道士は壺の中を覗きこみ、中身を確認。
何一つ残っていないことに大激怒!!


海荷は突然現れた子供道士に、
今までの不思議な出来事の意味を教えてもらおうとするが
400年封印のお札をしていたので、お腹がすいて仕方がない。

“自分の名前はバンバン(鏑木海智)で、
キョンシーを封印していた壺(鍋)を守っていた。”と話すとご飯を欲しがった。


コンビニのお弁当を食べ散らかし、バンバンは食後のデザートを味わっていた。

「杏仁豆腐にここまでの伸び代があったとはね。あなどれねぇ400年!」
バンバンは杏仁豆腐が旨すぎて感動している。

年月の流れを食事で感じ、感動しているバンバンに、
海荷はちょいちょいと話す“400年”が不思議で仕方がなかった。


「あ、俺400年前の人間なんだよね。」

今から400年前、17世紀の中国で101匹のキョンシーが人間を襲い
たくさんの人が殺された。
キョンシー倒すために立ち上がった道士は壮絶な死闘を繰り広げ、
キョンシーを倒したあと、バンバンをお札に変化させて封印をしたのだった。


キョンシー=埋葬後の遺体が妖怪化したもの
道士=キョンシーと戦ったり、操ったりできるお坊さん


その封印を、うっかり落とした海荷が解いてしまった。


こんな話は信じられない。どこかの制作会社が仕掛けたドッキリだと思った。
隠しカメラが仕掛けてあると思い、キョロキョロとあたりを見回す。

「とにかく、キョンシー退治を手伝ってくれよ!」
「勝手に仕事をすると、マネージャーさんに怒られるから。ごめんね。」

バンバンの話しをあっさりとスルーする海荷に、
話しを信じさせるため、八卦鏡に映る今のキョンシーの行方を見せた。
だが海荷は、そんなものは見ていないそぶりで部屋に戻ってしまった。

バンバンは助けてくれそうにない海荷のことをあきらめて、
現代の道士を探すべく八卦鏡を覗き見る・・・

「えぇっ・・・」



朝、何だかすっきりしなくて学校に行きたくない気分・・
ぐずぐずと朝ごはんを家族で食べながらTVニュースを見ていた。

「35歳会社員 マンションで変死」

家の近所で人が亡くなっていた。
その人の顔写真が映し出されると、握手会で海荷が握手した人のように思えた。
この人は多分「9nine」ファンの人・・
現場から立ち去る人の映像は、昨日見たキョンシーの姿に見える・・
この偶然に海荷は驚いた。


トボトボとバス停まで歩き、ぼんやり立っていると
ベンチに腰掛け新聞を見ている人に呼ばれた。

「おい海荷、お前のせいでさっそく犠牲者が出た。
いいか、キョンシーに噛まれて死んだ人間は、キョンシーとしてよみがえる。
生前の思いを引きずって、町を徘徊するんだ。」


色んなことがバンバンの話と一致するので、話しを信用してみるとして
バンバンは海荷に何をして欲しいのだろう・・??

「戦うんだよ!
この時代でキョンシーを倒せるのは、“川島海荷”お前だけなんだ!!」

封印を簡単に解いたのも、八卦鏡に映った現在の道士の顔も海荷だった。
海荷が身に着けているロングチェーンのネックレスのチャームは陰陽マーク。
これは道士の証。


バンバンの話はありえない展開で戸惑いが隠せない。
ネックレスのチャームはお祭りのくじ引きで当たった物。
そんな偶然があるはずない。話しはやっぱり信じられなかった。


「これからは、“道士”っていうだけでキョンシーから狙われるから。」
さらりと言われても、狙われると聞くと怖かった。

キョンシーは 昼は動きを止め、夜になると動き出し襲ってくる。
ヤバい時には“息を止める”そうすることでキョンシーに姿を見られない。
でも、逃げるだけでなく“道士として戦う道を選ぶべき”だが
“アイドルはバケモノと戦わない”と取り合わない。





夜になり、殺されたはずの会社員が目覚めた。
キョンシーに襲われたのでキョンシー化してしまった。
生前の思いを引きずっているのか、ピョンピョンとどこかに向かっている。



大学の授業が終わったころ、辺りが暗くなっていた。
バンバンに脅しのように聞かされたキョンシーの話しのせいで
廊下を歩くだけでもビクビクしてしまう。
海荷を驚かせるかのように、扉が勢いよく開いた。

「アイドルのことを調べてきたんだよ!」
バンバンが不意に現れた。

「今は正にアイドル戦国時代。いろんなアイドルがシノギを削っている。
農業したり、プロレスしたり・・
いいじゃんか、キョンシーと戦うアイドルが居ても!

アイドルって人を元気にする存在なんだろ?
困っている人をほっといてもいいのかよ!!
犠牲者が増えてもいいのか!!」

図星を突かれた海荷だったが、道士にはなりたくなかった。
バンバンのことを無視して仕事に向かった。



ミーティングルームに置かれた新聞は”噛みつき殺人”が一面に掲載されていて、
流しっぱなしのTVでは、ライブ中にミッキーカーチス(本人)が暴走したことが
ニュースに取り上げられている。
キョンシーのような動きをして、客に噛みついている映像・・

キョンシーの被害が拡散している・・・

一応仮の話として、マネージャーに“事件に絡んでいた場合”のことを聞いてみた。

「クビ!凶悪事件と関わるアイドルは無し。
9nineの人間がそんなことをしていたら、
私の持てる力を使って潰す!!」

あまりにもあっさりと“無し”だと言われてしまった。
軽い脅しをかけられて、道士をするとは言えなくなった。


ライブ前の楽屋ではファンの人が殺されたことが話題に上っていた。
昔から応援してくれた人だったので、
9nineメンバーもファンのみんなも動揺していた。

「今日のライブ頑張ろう!
私たちに今できることは、歌ってみんなを元気づけることだから。」

海荷の言葉を聞いてメンバー全員の気持ちが落ち着いた。


ファンのみんなの顔を一人一人見ながら、歌を歌っていた海荷。
その中の一人に、昨日殺された人が混じっているように思えた。
人と人の間から少し顔を見ただけだったので、本人かどうかまではわからない。
気のせいだと思い、そのままライブをいつものように続けた。


ライブが終わっても、まだ気になって帰れなかった。
そんな海荷に、村田寛奈(ひろ)が一緒に帰ろうと誘う。
海荷が道士だったとして、キョンシーを呼び寄せていたら・・・と考えると
気安く一緒に帰ることなんて出来なかった。
連れないそぶりの海荷に文句を言いながら、寛奈は帰って行った。


半分以上の客が帰り、人もまばらな客席で客同士の揉める声が聞こえてきた。
どうやら一人のファンの手が、ライブ中に当たることを怒っているよう。
文句を言われた男は、胸元でピンと伸びた腕をはらい 投げ飛ばす。

この姿を見て、ファンの人がキョンシーに変わったことを確信する。
投げ飛ばすだけならいいが、キョンシーは噛みつき始めた。

この状況は・・警察に電話をしないと・・・

ポケットからケータイを取りだしたところで、手から落としてしまった。
その音を聞いて、キョンシーは次のターゲットを海荷に絞った。
ピョンピョンと海荷の方に近寄ってくる。

このヤバい状況で、バンバンの言葉を思い出した。
息を止めたらキョンシーから姿を隠せる!!
慌てて鼻を押さえて息を止める。

キョンシーの動きが止まった。海荷の姿が見えないようだ。
この隙ににげだそうとしたが、その後のバンバンの言葉を思い出した。

「アイドルは人を元気にする仕事なんだろ?
困っている人を放っておいていいのかよ!!」

逃げ出すのは違うと思い、お掃除モップを手に取ってキョンシーに立ち向かう。
背後から殴りつけたが、モップの柄が折れてダメージゼロ・・
ヤバいと思い息を止めたが、キョンシーは海荷の腕を掴み噛みつこうとする。

そこにバンバンが玉子爆弾を投げつけた。
キョンシーを一瞬怯ませることの出来るアイテム。
バンバンは海荷に道士の法衣を投げて渡した。
法衣の方に飛びつくような形で身に着ける。

「俺は封印専門。戦うのは任せた!」

法衣は道士の力を引き出す。今までの海荷では信じられないほどの力が出てきた。
キョンシーよりも強く、倒すことが出来た。
気絶したキョンシーに、バンバンはすかさずお札を貼りつけた。
背後から別のキョンシーが現れる。

「キョンシーを一匹見つけたら、九匹いると思え!」

と言うことは、あと九匹倒せってこと・・?
これはゴキブリみたいで気持ちが悪い・・・・


とりあえず、わらわらと湧いてくるキョンシーをパンチとキックで倒す。
最後はトドメのバックドロップ!!初めてにしては上出来!!


キョンシーに噛まれた人にはもち米を塗り込む。
噛まれてすぐならキョンシー化を防ぐことが出来る。


海荷はお札を貼ったキョンシーたちを手持ちの鐘で誘導しながら歩く。

「言っておくけど、今日だけだからね!」
「そうはいかない。逃げ出したのは全部で101匹。あと99匹は残っている。」
「99匹!?そんなに無理!!」
「時間がないぞ。キングキョンシーへの覚醒が迫っている。
覚醒させると、人類を滅亡させる力を持つと言われている伝説のキョンシーだ。
タイムリミットは3か月後の満月の夜。
それまでに全てのキョンシーを封印するんだ。
安心しろ、俺も一緒に居る。海荷の部屋って広いよな?」
「家に泊めないよ。」
「子供をこの寒空の下に放り出す気か!死んじゃうよ・・・」

「俺死んじゃうよ!川島海荷に殺されちまうよ!!!」
近所中に聞こえる声でバンバンは叫び始めた。


仕方がないのでしばらくの間、泊めてあげることにした。
喜んで海荷にお礼を言ったバンバンは、くしゃみを一つする。
モクモクと煙が上がり、大人(名高達男)に変化する。

「バンバンだよ!俺、実年齢410歳だから。
特別な力で姿を保っているが、くしゃみをすると解けちゃうんだ。
こんな俺だけど、よろしくな。」

子供の姿をしたバンバンはいい年齢をしたおっさん・・・・
衝撃的すぎる事件だった。


伝説のキョンシー覚醒まで、あと三か月・・・



「幽幻道士」に出ていた一般的なキョンシーを踏襲していて、
ドラマを見ていた世代の人たちも楽しめるようになっています。

始まったばかりですが、DVD発売が決定しています。

いつまでもピチピチ肌でいるために大事な物です。



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ
前の10件 | - 好好!キョンシーガール〜東京電視台戦記〜 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。