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好好!キョンシーガール 第10話 ネタバレストーリー 鈴木身来 デーブ・スペクター [好好!キョンシーガール〜東京電視台戦記〜]

好好!キョンシーガール〜東京電視台戦記〜
第10話 決戦は金曜日、キョンシー殲滅作戦!


「自衛隊に救援を要請して下さい!
台場が!!台場がぁ!!!!キョンシーに占拠されています!!!」

物陰に隠れて警官が救援要請をしている。
人間は狙い撃ちのようにキョンシーに次々と襲われていた。
優れた嗅覚で人間を探し当てるキョンシー。隠れていても意味がなかった。
警官はすぐに居場所がばれ、噛みつかれてしまう・・・・




第10話 決戦は金曜日、キョンシー殲滅作戦!

川島海荷(本人役)はキョンシーと戦っていた。
一人では防ぎきれなかったキョンシーが人間を襲う。

「うああああぁぁぁぁ・・・」

悲鳴ともうめき声ともつかない声を上げ、男性が噛まれて倒れ込んだ。
ちんたらと戦っている場合ではない、
今対峙しているキョンシーを適当にかわしてお札を貼り
男性の所に駆け寄った。


「か・・一哉くん???」
倒れている男性の顔を見ると、同級生の広瀬一哉(鈴木身来)だった!!
一哉は海荷にとって片思いの相手・・・
ソッコー助けないとキョンシーになってしまう!!それだけは避けないと!

いつも腰にぶら下げている巾着を取ろうとして気づく・・

「もち米忘れちゃった・・・」

緊急事態に慌ててバンバン(鏑木海智)に助言を求める。

「キョンシー化を防ぐには、“童貞の小便”だ!
助けたければ、早く童貞を!!」


乙女に向かってバンバンは「童貞男子」を探せという・・
一哉は助けたいが、街でナンパをするよりもハードルが高い・・
一哉の命には代えられない!勇気を振り絞って道行く人に声をかける。

「あの・・・え~っと・・・・」やっぱり言い出せない・・
「あなた童貞ですか?この娘が必要としているんです!童貞を!!」
バンバンが代わりに言ってくれたが、
肝心な部分が抜けていて、変な意味で伝わってしまう。

年若い女の子の前で「自分、童貞です!」と言う人はいない・・
いかにもオタクっぽい風貌をした男性を見つけた。

「あなたは童貞ですか?っていうか童貞だろ!絶対に童貞だ!!!」
バンバンはオタク青年を童貞だと見定め、海荷に足止めするように指示する。

「待って!!待ってよ!!!!」
手を伸ばして男性の肩を掴もうと・・・






「待ってよ!!!」腕を掴んだ!って、ここは教室・・?
隣に座っていた一哉の腕を掴んでいた。
気が付いて慌てて手を離すが、一哉は面食らっている。

「なんかゴメン・・・・」
「何かを追いかけていたみたいだったけど、大丈夫?」
「夢の中のことだから忘れちゃった・・」

一哉に向かって、本当のことなど話せない・・・


「川島、来週の金曜時間ある?
ZEPP東京で好きなバンドのライブがあるんだけど、一緒に行く人さがしてんだ。」
「それって二人で???」
「ダメ・・かな?」
「ううん・・行く!!行きたい!!」
「じゃあ、来週の金曜5時に台場駅集合な!」

思いがけずデートに誘われた!それも憧れの一哉くんから!!!!
テンションが高いまま家に戻り、バンバンに自慢げに話した。


「そのデート、中止だな。」
甘い気持ちに浸っていた海荷を、バンバンがバッサリと切って落とした。

「まず台場は無し。台場の一部がキョンシータウン化してるってネットでは話題だ!」

2人以上のキョンシーが台場を完全に占拠していた。
結界も貼られていて、警察も手を出せない場所になっている。

「あと、金曜もダメだ!!」
来週の土曜が400年に一度訪れる、大殺界の月食後の満月の日。
それは、キングキョンシーが覚醒する日。
土曜になって覚醒してしまえば、勝てるかどうかはわからない。

「決戦は金曜日、お台場で金義キョンシーごと殲滅する!
覚醒=人類滅亡の日だぞ!人類の未来と初デート、どっちが大事なんだ!」
「う~~~ん・・・・デート!!」
「ふざけんな!デートは延期できるだろ?金曜は断れ!!」

バンバンに言われて仕方がなく、一哉に行けなくなったことをメールした。



「これより、お台場キョンシー殲滅作戦の内容を発表する。」
くしゃみをして大人に変わったバンバン(名高達郎)

まずは台場海浜倉庫に巨大玉子爆弾を設置する。
バンバンが設置をしている間、邪魔しに来るキョンシーを海荷が倒す。
爆弾設置後、倉庫内にキョンシーの好きなマタタビを撒き、
キョンシーの好きなクラシックを流し、
台場中のキョンシーを倉庫内におびき寄せて、爆弾で一匹残らず弾き飛ばす。

「名付けて、“台場の月”作戦!!!」



もしものために、もち米と童貞の小便は多めに用意する必要があった。
って、童貞の小便は夢の中だけではない!?!?

「これは俺がするから・・・」
夢の中のバンバンと違い、現実のバンバンは自らが集めてくれると言ってくれた。
ほっと胸をなでおろす


当日になり、昼間の内に爆弾をセットしに台場にやってきた。
キョンシーが作った結界のために、人間は入ることができなかった。
バンバンは線香を取出し、火を着けた。
煙が結界に触れると、その場所だけ結界が消えた。
急いで中に侵入する。


「????川島?」
台場に来ていた一哉は、海荷を見つけて後を追いかけた。
結界は開いたまま残っていて、一哉もキョンシータウンの中に入り込んだ。


そんな事とは知らず、
キョンシーを戦わずにやり過ごすために息を止めたまま
刺激しないようにそろそろと歩いて倉庫を目指した。

昼間なのに太陽の光を恐れずに、キョンシーがいたるところに居ることに驚く。
キョンシーが張った結界は、キョンシーにとって有害な紫外線をカットしていたので
昼間でも多くのキョンシーが徘徊することができたようだ。

キョンシーのコミュニティの中には放送局もできていて、
デーブ・スペクター(本人)キョンシーが、他のキョンシーにインタビューしている。

この広がりを見て、キョンシーに殲滅を強く誓った。



倉庫に到着し、さっそく荷ほどき開始。
バンバンは急いで玉子爆弾の設置。海荷は見張り。
各持場に付こうとして、問題発生!!!

「しまった・・・”童貞の小便“を用意していなかった・・・・」
自分が“する”と言っていたバンバン
なのに、この前出会い系サイトで知り合った女性と・・・
バンバンの小便を取っても効果がなくなってしまっていた。

「あのぉ~~俺のでよければ・・・」
なぜか無傷で一哉は倉庫にまで来ていた。

約束は断ったはずなのに一哉が来ていたことに海荷は驚いた。

「今日約束してただろ?」

海荷は送信したメールを確認してみると、
下書きフォルダーの中に入っていただけで、未送信のままだった。

「ここで何やってんの?」
「え~っと・・・バ、バイトなんだ・・キョンシー退治の・・・・
今日来るはずの人が体調崩して、急に呼ばれて・・・
ゴメン・・・ライブは無理になっちゃって・・・」

変な空気感に包まれて、居たたまれない・・・
そんなことを知ってか知らずか、バンバンは無神経にずけずけと話しに割り込み
一哉にしびんを手渡した。


「変なことお願いしちゃって、ごめんね・・・」
「それより引いただろ?俺が童貞だったなんて・・・」
「ううん、全然・・・でも、意外だった。一哉くんモテそうだし・・」

「全然モテないよ。川島に話しかけるのだって、毎回めちゃくちゃ緊張してたんだぜ。
・・・っか、ぶっちゃけついでに言うわ。
本当はライブ見てからにするつもりだったんだけど・・

俺・・さ、俺・・・川島のことがずっと・・・・・・」


いい雰囲気で一哉の言葉を聞いていたかったが
一哉の背後にキョンシーが群れになって飛んできた。

一哉に結界を抜けるための線香を手渡し、
キョンシーに遭った時には息を止めるように説明。
慌ててこの場から一哉を引き離した。

空気を読んでくれたらいいのに・・・
そんなことを思いながら、キョンシーをとりあえず退治した。



結界まで戻った一哉。
一哉の後ろにいたちびキョンシー(間中斗環)は、結界の外に出て行ってしまった。
残っている海荷のことが気になって、一哉の足は止まってしまった。

倉庫に来ていたキョンシーを退治し、爆弾のセット完了。
マタタビをセットし、クラシックの曲を大音量で流す。
海荷と戦っていたキョンシーは、戦いを止めて倉庫の中に吸い込まれるように入って行く。


298、299、300・・・・
中に入ったキョンシーの数を数えると、爆弾の作動させる時が来た。

「巨大玉子爆弾、カウントダウン開始!」
バンバンが爆弾の起動スイッチを押すと、3分のカウントダウンがスタートした。


この作戦がうまくいけば、キョンシーと戦わずに済む・・・
戦いの終わりを感じて、一哉とのその先を思い浮かべた。

見張っていた倉庫に人間が入り込む・・・??

双眼鏡で見てみると、一哉が倉庫の中に入り込んだ。


「川島!川島!!!」
何も知らない一哉は、300匹近くいるキョンシーだらけの倉庫の中に入って行った。

「バンバン、爆弾止めて!!一哉くんが倉庫の中に入った!!」

この爆弾は、動き出したら止まらない・・

「ダメだ!行ったら!!」
海荷は桃剣を手に取り走り出した。


一哉は入ってすぐにキョンシーに捕まる。
さっき聞いた海荷の言葉を信じて息を止めて逃げ出そうとしたが、
キョンシーに影を踏まれて動けなくなってしまった。
息を止め続けてはいられない・・全方向からキョンシーが襲ってくる。


海荷が着いたときには一哉の姿はなくなっていた。
何かがあったと思い、桃剣でキョンシーを斬りまくりながら一哉を探す。
爆弾のタイマーは一分を切った・・・
倉庫の奥で一哉を発見!!


急いで一哉と外に出る為、剣を振ふるう手に力が入る。
「一哉くん!!!!」

ピー――――― ドカン!!!!!
爆弾が爆破した。



「ウソ・・・・」
「キョンシーがすげぇいたから、川島が心配でさ・・・
そしたらこのザマだよ。なさけねぇな・・・・
俺、バケモノみたいになっちゃのか???」

一哉と外に逃げ出せた海荷だったが、一哉の首筋にキョンシーの噛まれ跡を見つける。
急いでもち米!!!!


「絶対に助かる!私が助けるから!!!」

もち米を噛まれ跡に塗りつけるが、一向に効果がない・・
治療の時期を逃してしまっていた。一哉の顔色がほぼキョンシー色に変わっている・・

「なんで??」
「川島!殺してくれ・・
バケモノになって人を襲うぐらいなら、その前に人間として死にたい!」
「大丈夫、助けるから・・」

いくらもち米を塗りつけても、やっぱり効かない・・


そんな二人の前に、いつものキョンシーと違う 強そうなキョンシーが立っていた。

「キングキョンシー? 邪魔しないでよ!!!」

戦いを挑むが、今までのキョンシーと違ってやはり強い・・
海荷一人では歯が立たなかった。
キングキョンシーに首を掴まれて、持ち上げられる。

(ヤバい、このままではやられてしまう・・・)


海荷の危機に気づいた一哉が、キングキョンシーから身を挺して守ってくれた。

「なんか、力が湧いてくるんだ・・
俺、何かキョンシーになっちまったみたいだ!!」

「一緒に刺せ!!俺ごと刺せ!!」
「何言ってんの!出来ないよ!!!!」

「早く!早く!!!!」
殴られても蹴られても、一哉はキョンシーから離れずに海荷を守る。

「川島、川島!!!!!」

一哉の声に導かれるように、海荷は一哉ごとキョンシーを刺した・・・

「ごめん・・一哉くん・・・」
「かわしま・・・あり・・がと・・・・な・・
おれ・・おまえのこと・・・・すき・・だったんだ・・・・」

最後の力を振り絞り、一哉は海荷に告白した。
言い終えた満足感も重なって、一哉はそのまま息を引き取る・・・

「一哉くん!!!!」



バンバンが海荷の所に駆けつけたときには、全て終わっていた・・
抜け殻のように座り込む海荷・・・

「海荷・・・?」
「全部終わったよ・・キングキョンシーも倒したから・・・」

「海荷、お前誰と戦ってたんだ?
コイツは俺が知っているキングキョンシーじゃない!」


一哉と一緒に刺したキョンシーは、キングキョンシーではなかった。



ちびキョンシーが月夜を見つめる。

伝説のキョンシー覚醒まで、あと1日・・・



キングキョンシーはいったい誰??
ま、ほぼネタはばれてますが、謎は来週までのお預けですね。
海荷の片思いが両想いになれたのに、残念な展開でした。
一度ぐらいはデートをさせてあげたかったなぁ・・・


お餅がたくさん家にあり、いつも余らせている方!
めちゃくちゃ美味しくなります。試してみてください。


毎年使える鏡餅!




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kugai

端っこのスタッフです。
ご覧いただきありがとうございます。
by kugai (2013-01-02 16:35) 

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