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好好!キョンシーガール 第9話 荒木師匠 荒木久美子 ジュリアナ [好好!キョンシーガール〜東京電視台戦記〜]

好好!キョンシーガール〜東京電視台戦記〜 第9話バック・トゥ・ザ・キョンシー

この物語は、中国の妖怪「キョンシー」に戦いを挑んだ
一人のアイドルの記録である。


中華料理“海海軒”は川島海荷(本人役)の実家。
磯六おじいちゃん(佐藤蛾次郎)は店頭で
「いちご餃子」を5個800円で売っていた。
餃子の皮からはみ出るいちごが、見ていてちょっとグロい。
客は足を留めて見てくれず、売れる気配は少しもなかった。

退屈そうに座っているおじいちゃんを見ていられず、
母:宏海(田中律子)が店頭販売を止めるように話す。


父:海吉(金山一彦)は販売するのを止めたいちご餃子をゴミ箱に入れた。
作った物を食べてもらうことなく捨てるのは残念で仕方がない・・


「やっぱり定番が一番なんだよ!言っただろ?」
保守派の海吉は新メニューを作る必要性を最初から考えていなかった。
何とかして売り上げを上げたい宏海は、
お客が食いつくまで色んな品を試してみたかった。



結婚してかなりの年月が経ち、昔の格好良かった海吉はどこかに行ってしまった・・・
宏海は、正義のヒーローみたいで恰好が良かったころの海吉を思い出していた。

父と母の出会いは耳にタコができるほど聞かされてうんざりしていた。
海荷は母が、また出会いの話をしようとするので話しを遮った。


いきなり扉が開き、キョンシーが店に入って来ようとする。
母は、キョンシーの服を褒めながら店に招き入れようとするが、
キョンシーは招かれざる客・・
海荷は一蹴りで倒し、さっさとお札を貼りつけた。



第9話バック・トゥ・ザ・キョンシー


海荷がキョンシーを台車に乗せて片付けているときに、
母は、自分と海吉との出会いをバンバン(鏑木海智)に話して聞かせていた。

宏海は若い頃、どうしてもジュリアナに行って見たくて
公園のベンチに乗って踊りの練習をしていた。
不良にからまれて、助けてくれたのが海吉・・

おじいちゃんは料理修行のために、一日中中華鍋を海吉に持たせていた。
それは厨房だけではなく、買い出しに出るときもずっと。
ちょうど手に持っていた中華鍋を使って不良を撃退したのだった。


「息もできない・・・って、あのことを言うのよね・・」

“これが恋”なんだと宏海はすぐに分かった。
その夜に、ジュリアナでキスをして結ばれた・・・
これが2人のなれ初めだった・・・


心残りは、ボディコンを着てみたかったこと・・
着たかったのに勇気がなかった・・今思い出しても悔やまれる・・・






「本当の所、後どれぐらいキョンシーを倒せばいいの??」
部屋に戻ってバンバンに問いかけた。
倒す数は101匹、結構倒したはず・・・

バンバンは八卦鏡を手に取り、数を映し出した。

本日のキョンシー(匹)キョン化 281 オリジナル 64 封印済み 75
あと345匹封印が必要だった。


100匹でよかったはずなのに、300超えてる!!海荷はマジ焦った。
ワンクールでキョンシーを倒すことになっていたはず!!

オリジナルのキョンシーが噛みつくと、噛みつかれた者もキョンシーになる。
ネズミ算式にキョンシーが増殖していたので、数字が合わなくなっている。


「シリーズ化や映画化も視野に入れて頑張るしかないな♪」
バンバンは、結構のんきに構えている。
海荷はこんな話を聞かされて、やる気が一気に失せてしまった。


そんな海荷の姿を見て、道士ノートの袋とじを開けるように指示を出した。

「特別付録・時空移動」
袋とじの中に、青色のお札が入っていた。
過去へワープできるお札!?!?



公園に物干し台を持ち込み、その下で護摩木を焚き始めた。
バンバンはいつものお札を燃やして、火力を上げていた。

この時空移動を使って、キョンシーの封印が解かれる直前にワープし
現代の海荷が過去の海荷が封印を解くのを阻止する。
手順はわかった。一回きりのチャンスに運命を託す。

海荷はママチャリの荷物カゴの全面に、青のお札を貼りつけた。
本当に封印の解かれる前の日に行けるのか?
護摩木に突っ込んで行って、ヤケドしないか?
不安なことはたくさんあるが、今はバンバンを信じるだけ!


火力によって行先が変わってしまうので、
呪文を唱えながらも、山ほどお札を火にくべていく。


出発直前で戦っていられない状態なのに、キョンシーがやってきた。
ここは息を止めてやり過ごすしかない・・
鼻をつまんで息を止め、キョンシーをやり過ごす。

「よし!今だ!!!!」

バンバンの合図を聞き、全速力でママチャリを漕ぎだした。
スピードが乗って来たときに、護摩木の近くにさっきのキョンシー!!!
もう止まれない!!
キョンシーも一緒に時空移動してしまった・・・



つ、着いた??
辺りは真っ暗で状況がいまいち呑み込めないが、
さっきのキョンシーが闇の奥にピョンピョン飛んで行ってしまった。

このキョンシーを倒すより、封印解除を阻止するほうが手っ取り早いはず!
海荷は家の物置に忍び込んだ。
奥から封印された壺(寸胴鍋)を見つけて一安心・・

ガシッ!
海荷は背後から肩を掴まれて、振り向きざまに正拳突きをお見舞いする。
腹に食らった海吉は痛くて倒れ込んだ。

「お父さん!?」
「どこの家の少女だ!勝手に人の家に上がり込んで!!!」

あれ?自分のことを知らない?不思議に思い考え込む・・・?
磯六に呼ばれた海吉は、海荷を見逃してくれた。


海荷は店の中覗き込んでみた。
いつもの実家の風景だが、貼られているメニューやポスターが違っていた。
よく見てみると、QUEEN OF JULIANAの荒木久美子こと荒木師匠の
1991年カレンダーが貼られていた。



封印直前のはずが、海荷もまだ生まれていない時代に来ている!
保守的な部分は変わらない父、おじいちゃんに新作メニューのことで怒られていた。
罰として、中華鍋を持たされるところ・・

・・・??
これってもしかして、父と母が出会う日!?



海荷が公園に戻ると、ベンチの上に乗って扇を振る練習をしている母の姿を見つけた。
やっぱり2人が出会う日!!
母が不良たちに囲まれて、父が助けたと話していた。

今ちょうど母が不良たちに囲まれている・・・
父はどこ?ちゃんと来る??

「キャー!!!助けて!!」
母が悲鳴をあげて、不良たちが吹っ飛ばされている。
父が来たと思い喜んでいたが、不良たちをやっつけているのは
一緒に連れて来てしまったキョンシー!!!!

(助けてもらうのはこの人じゃない!!!)


母の所に駈け出そうとしたら、息をしていない母の顔を見てしまった。
ヤバい・・・恋する女性の顔になっている・・・・・
ピョンピョンと去る後姿を見ながら、母は恋に落ちてしまった・・・

キョンシーの後姿を眺めている宏海の後ろを海吉が通りすぎた。
お・・惜しい・・・・


今日2人が出会わないと、自分の存在が消えてしまう!!
このピンチに一人では対処できない・・
物置まで戻り、封印のお札になっているバンバンを呼び出した。


バンバンは封印中の壺(寸胴鍋)に仮のお札を貼って、半日ほどの猶予を作った。
バンバンは連れて来てしまったキョンシー探し、
海荷は両親をくっつけるように何とかすることにした。



とりあえず海荷は海吉を強引に連れ出し、宏海に告白させようとする。

「あの・・・こ・・今夜、僕とディスコ・・・・・・」
勇気を振り絞って話しかけたが、
宏海はキョンシーの姿を見つけ、そちらに走って行ってしまった・・


ピョンピョンとしているあの人は、どこに行くのだろうか??
呼び止められなかった宏海・・・
電柱に貼られた告知が目に飛び込んできた。
SUPER SATURDAY NIGHT1991今日開催なのだと知った。
ピョンピョンと飛んでいるのは、踊りのため?
そう解釈した宏海は、ジュリアナに行く決心をした。


どうしても父が強い所を母に見せ、ジュリアナでキスしなければ!!
大人バンバン(名高達郎)にキョンシーの衣装を着せ、
ジュリアナに潜り込むことにした。



ワンレン・ボディコン・ジュリ扇・・女性たちが狂喜乱舞している・・
ジュリアナに来たものの、ダンスステージに出る勇気まではない・・
フロアの隅に腰かけて、宏海は揺らめく羽を見つめていた。

大人バンバンはフロアに出て、宏海を探した。
不思議な恰好の男性に、客の女性たちは興味津々
キョンシー姿のバンバンに向かってジュリ扇をはためかせていく。

羽が鼻をくすぐりくしゃみ!

大人バンバンは子供バンバンに戻ってしまう。


様子を見にフロアに出てきた海荷は、メンバーたちの姿を見つけた。

「え?みんな何でいるの??」とっさに声をかけてしまった。
「誰?知らない??」メンバーのみんなは海荷を無視する・・・

海荷のことを知らない??
そっか!!もしかすると、メンバーのみんなのお母さんなのかもしれない・・・


宏海はナンパされていた。そこに、キョンシー登場!!
ナンパ男を一撃で倒してくれた。
話しをするきっかけがずっと欲しかった宏海は、キョンシーを奥の部屋に連れて行った。


奥でキョンシーは宏海を襲おうとする。
その姿を見た海吉は、宏海に強引にキスを迫る男に見えた。
持っていた中華鍋でキョンシーを殴りつける。

手を引いて2人で逃げ出した。2階のVIPルームまで来て一安心。
2人はようやく出会った。

そこに、フロアのいた女の子たちをキョンシーに変えたキョンシーは
軍団で2人に襲いかかろうとしていた。

駆けつけた海荷。手早く片付けようとするが、体に力が入らない・・・
指先が半透明に変わり始める・・
ここでキョンシーに襲われると、海荷の存在がなくなるってしまう。


「2人共、息を止めるんだ!!!」
バンバンの声に従い、2人は息を止めてキスをした。
キョンシーは2人を襲わずに、散らばっていった。

中華鍋を使って父は母を助け、ジュリアナでキスをした。
少しシチュエーションは変わったが、
過去と同じことをしたことで、海荷の存在が元に戻った。


「黄色と黒は勇気のしるし、24時間戦えるアルか」

海荷は道士服に身を包み、キョンシーたちを封印して回った。


「あ、あのう・・僕と付き合ってもらえますか?」
「喜んで!」
「一緒に踊りましょう!!」

父は告白をし、母は告白を受け入れた。
海荷は宏海に紙袋を手渡す。「これ着ないと、一生後悔するよ♪」


宏海は海荷にもらったボディコンに身を包み、
荒木師匠を交えて踊りを楽しんだ。


「あ、バンバン!キョンシーの封印が解かれないように
鍋に“絶対に触るな”って書いておいてよ!!
そうすれば封印は解かないから!」



現代に戻った海荷。結局はどうなったの・・・??

家に戻るとフランス料理のシェフのような出で立ちで、
父が新メニューにするつもりの料理、
バナナ餃子とフルーツ餃子パフェ、餃子剥いちゃいましたを披露する。

壁に貼られたメニューに
天津マカロン・ホットチャーハン・羊羹チリ定食などが増えているし
母は、真っ赤なチャイナ服を着て 耳元に大きな花の飾りをつけていた。
2人の性格が変わってしまい、やたらにアクティブなのが気にかかる。


店の扉が開くと、そこにキョンシー!!
「キョンシーまだいるの?」
「お前が封印を解いちゃうからだろ!せっかく触るなって書いておいたのに!」

バンバンは海荷に壺(寸胴鍋)を見せる。
鍋底に書かれた注意書きは見落とすに決まってる!!!

過去に戻って、両親が少しおかしくなっただけ!?


伝説のキョンシー覚醒まで、あと14日・・・・



荒木師匠が本人登場でびっくりしました。
こんな人だったんだぁ・・・
ボディコンを着る勇気に感服しました。

牛若丸三郎太でしたっけ・・・
いやはや最近は懐かしさ満開の回が多いですね。

扇子はまだまだ健在でした。

彼氏を悩殺!!





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