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戦国鍋TV シーズン2 再出陣 RQ ~カリスマショップ 千利休~ 第7話 SO-Q [戦国鍋TV 2期 シーズン2]

戦国鍋TV 2期 シーズン2 再出陣
RQ ~カリスマショップ 千利休~
第7話「園城寺」

千利休とは
簡素な茶の湯、わび茶の完成者で茶聖とも称される。
新しい試みを次々と実践し、常に最先端をいく天下一の茶人。


ある時 利休は韮山竹の
  デザインの花入れを作り
秀吉に差し上げた所
  気に入ってもらえず
      庭に投げ捨てられる
花入れはひびが入り
  水が滴り畳が濡れた
それを見て利休は
「この水の滴ることこそが命なのです」
          と言ったんだとか








裏原宿に、一切の無駄を感じさせず
ひっそりとたたずむアパレルショップ“Wabi Sabi”

この店のデザイナー兼店長のRQ(リキュー)くんは、
おしゃれヤングのカリスマ!
今日もRQくん(山本匠馬)からファッションの原点であるワビサビを学ぶため
おしゃれヤングが店を訪れる。


第7話「園城寺」

バイトくん(植田圭輔)が店を掃除していると、
RQ()が出勤。ひどく考え事をしている様子・・

「そこの入り口の階段あるじゃない
一番下の段、他のより3センチ高くなってるから
直しておいてくれない?」

地下にあるショップに通ずる階段の、一番下の段が気になった。


【利休の高低を見分ける能力】
利休は飛び石の高さが他の石よりも高ければ
それを見ぬく眼力があったんだとか・・・


「わ・・わかりました。」
言われたことを一応了承するバイトくん。
でも、階段なんて直せるものなのだろうか・・・?



店のオーナーHIDEYOSHI(山崎樹範)が、今日も店に顔を出しに来た。
相変わらず全身金色のスーツでキメている。

「あ、HIDEYOSHIくん。よかったらこれどうぞ。」
RQはHIDEYOSHIに小さな紙袋を差し出した。

「なにこれ?」
「良い靴下が出来たものですから・・」

HIDEYOSHIは紙袋から靴下を取り出して、一応お礼を言った。

「でも俺、靴下履かないからな。」
「そうかもしれませんけど、その靴下は自分にとって
かなり満足のいく出来なんです。」

貰ったものの、履かない主義のHIDEYOSHIは
RQに靴下を返す。

でも、この靴下はぜひともHIDEYOSHIに履いて欲しい。
履いていないと、足の匂いの元にもなる。


「俺、足クサくなったことねぇし!」
「そんな訳ないじゃないですか。現にこの前だって・・・・」

「クサかったっつうの!!!」


足の匂いのことを話してしまったRQ。
HIDEYOSHIはおかんむり。
靴下を履かせたいから言いがかりをつけたとHIDEYOSHIは感じていた。

怒りにまかせて靴下を引っ張り、穴を開けて床に叩きつけた。

「俺の脚は、絶対にクサくねぇ!!!!」

HIDEYOSHIは怒って出て行ってしまった。
2人の間に入っていろいろ気を遣わせてしまったことに
RQは靴下を拾い上げながらバイトくんに謝る。

「いえ、最近オーナーとうまくいってないですね。」


2人の間に出来た溝は、バイトくんにもわかるほど広がっていた。
今回の靴下は、ただ良い品が出来たから
HIDEYOSHIに履いて欲しかっただけ・・・
これまではRQの心中を察してくれていたのに
最近のHIDEYOSHIは変わってしまったのか・・・


「ワビサビがわかる人と分からない人がいるように、
靴下も、履く人と履かない人がいるっていうことじゃないですか?」
「かもしれないな・・・こいつに罪はないのにな・・・」

靴下を握りしめて思いにふけった。



店にSO-Q(高橋努)が来店。
「RQくん、ワビってる?」
「今はそんなにワビれてないかも・・・・」

こんなに自信なさげなRQの姿を初めて見た。
SO-Qは、RQが手に持っている物に着目した。

「それは何?」
「何だと思う?」

質問に、質問で返したRQ。

(もしかして・・今RQくんに試されてる??
考えろ、SO-Q。ミスればワビメンとしての俺の名に泥を塗ることになる。

見たところ・・破れた靴下のようだが・・・
RQくんがそんな当たり前なクエスチョンを投げかけてくるわけがねぇ。
なんだ、こりゃぁ??
見れば見るほどわからなくなってきやがる!)

へたな答えは言えない。吟味に吟味を重ねて言葉を選んだ。

「ささささ・・・・財布。」
「正解!!」

自分の出した答えが合っていたので、小さくガッツポーズをとる。

「正解したご褒美に、この財布 SO-Qくんにあげるよ。」

RQは穴の開いた靴下をSO-Qにプレゼントした。
貰えると思っていなかったので、とても喜び
さっそく財布を入れ替えた。


「うわ、マジやべぇじゃん この財布。
伸縮性があって、パスモとかと相性よさそう!!」

お札・カードと次々に靴下の中に突っ込む。
最後は小銭。中に入れるが、すぐに穴から出てしまう。


(なんだこれ?小銭がこぼれ落ちちまうじゃないか!
おおおおおっ・・また俺、試されてる!?

えぇ?どうするSO-Q)

「ビジュアル的には相当ワビってるっつうのに、
小銭が床に落ちる音が、またサビってるわ!!!!」

「そうなんだよ。
この小銭が落ちるところが命なんだよ。」
「Yes yes yes・・・・!!!!」

自分の出した答えが間違っていなかった。
SO-Qはさっきよりも難問を答えて自慢げだった。

「なるほどねぇ・・
歩けば歩くほど小銭は落ちて、全財産も減っていく。
それと人間の寿命をかけてるわけだ!」

「まあ、そんなところかなぁ・・
小銭が落ちる音が、鐘の音のようだから・・・

そうだなぁ・・・“園城寺”と名付けよう。



利休は、ひびが入った花瓶を“園城寺”の鐘の響きに思いを寄せて
園城寺と名付けた。

「園城寺かぁ・・」気にいったぜ!!!

「きびだんごをぶら下げた桃太郎みたいで、
ワビってるよ!SO-Qくん!」


SO-Q自分の出した答えが間違っていなかった。
RQに認められたように思えてとても喜んだ。


「じゃあ、今日のところは俺帰るとするわ。」


店の中を見ることなく、SO-Qが帰ってしまった。


「いいんですか?」
靴下と知っていて話さなかったRQにバイトくんは確認する。

「終わったんだからいいでしょう。
あんな風に使ってもらえたら、靴下も本望じゃないかな?」


SO-Qは店の自動ドアを出て、階段を上がろうとしたとき
一番下の段につまずいた。
その拍子に財布(靴下)から小銭が音をたてて散らばった。


「なんだこの階段、ちょっと高くねぇ??」




こちらの話も佳境を迎えています。
RQとHIDEYOSHIの仲が悪くなってきています。
いつまでも仲良くいてください!!!


RQの靴下はこの値段では手に入りません。

小さなバッグを持つときは、靴下に入れるのではなく
極小財布はいかがでしょうか?

男性はスラックスのポケットに入れられるサイズも必要ですね。







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