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都市伝説の女 第9話 最終話 後編 ネタバレ ストーリー 長澤まさみ 徳川埋蔵金 オダギリジョー [都市伝説の女]

都市伝説の女 第9話 最終話 後編 さよなら月子…徳川埋蔵金殺人!!

このドラマは前後編に分け書きしています。


第9話 最終話 後編 さよなら月子…徳川埋蔵金殺人!!


死の予告 最後の日。

朝一番に丹内に報告をする月子(長澤まさみ)。
「埋蔵金が、地下のどこかにあるはずです。」

よりによって警視庁を調べるなんて、丹内は沸騰しそうなほどに怒り出した。
そんなことよりも、逃げた目白悦子を探すことが先決。

外に行かせようとする丹内を、洋人8溝端淳平)が止める。

「ダメです!今日月子さんは一歩も出ないでください。
最後の一日です。今日はまだ危ない目にも遭っていないし、
この先に何が起こるか・・・」


1週間に渡って付きまとっていた洋人を、ずっとうっとうしく感じていた。

「言霊って知ってる?
ネガティブなことばかり言ってると、その通りになっちゃうの。
勝浦くんが危ない危ないと言うから、それが現実になっちゃってるんだよ!
せっかく埋蔵金の謎まで、あと一歩まで近づいてきているのに
じゃましないで!!」

「わかりました。心配するのやめます。
知りませんよ、どうなっても・・・」


月子にそう告げられて洋人はショックだった。
逃げるように仕事場に向かう。



埋蔵金の隠し場所の確認するために、月子は単独で成田に会っていた。

「だから言っているでしょ!埋蔵金なんて無いって!!
見つけていたら彼女だって横領なんてしなかった!」

たしかにおかしいと感じていた。
埋蔵金を見つけてお金をもっているのに、横領をする必要はない。


「でも彼女は、何かを知っていたはずです。
逃げる前に行った“かごめと鶴と亀なんて言い始めたときは楽しかった”
これは隠し場所のヒントを与えてくれていたものだと思うんです。
ダイイング・メッセージとも一致するし・・・」


新堀が地面に書いていた“つるか”のことを成田に話した。
泡を食っている成田の姿を見て、埋蔵金のありかを示す暗号だと確信した。

「用時を一件済ませてきます。話しはその後に・・・」

手早く月子にそう告げると、成田は部屋を出て行った。



月子にどういわれても、事件と月子のことが気になっていた。
洋人は証拠品保管庫で新堀の残した古地図(原本)を再確認する。
地図の右下に書かれた“亀1977”
新堀のハンドルネームは“亀1977”だと結びついた。

PCを取出し、データを洗い出す。
とても重要なものを見つけ出した。



話しをしてくれると約束していたのに、成田は退社していた。
月子は成田を家まで追いかける。
インターホンをいくら鳴らしても反応はなかった。


洋人から電話が入り、能面のように無表情で電話に出る。

「月子さんわかりました!新堀さんが残したメッセージの意味!
人の名前を表していたんです。“鶴”と呼ばれた人がいたんです。」


この話を聞いて、ようやく謎が解けた。
月子は成田の家の庭をズンズンと歩き出した。

「今、どこにいるんですか!!」
「今、成田さん家・・・・」

月子が話している途中で電話が切れた。
どうやら月子のケータイがバッテリー切れのよう・・
先に行くかどうかを悩んでいると、
成田がトランクを持ち出して奥に行く姿が見えた。



「目白悦子を確保したんで、一応報告を!」
郷原が丹内に連絡を入れた。

「月子さん、本当に殺されるかもしれません!!」
洋人は丹内に連絡を入れた。



月子は成田を尾行して、港の使われていない倉庫に入る成田を確認した。
建物内部に入るまでに報告が必要だったが、ケータイはバッテリー切れ・・
迷わず扉を開けて中に入り込んだ。


倉庫の中はだだっ広く、使われていない感じがする。
さっき入ったはずなのに、成田の姿がなかった。
月子はおそるおそる中央の方に足を進める。

バタン!!!

開けて入ったはずの扉が音を立てて閉じた。
慌てて扉の方に向き直ると、成田がそこに立っていた。


「新堀さんが最後に書きたかったのは、
“鶴が犯人”という言葉だったんですね。
鶴はあなただった。

削除された古い掲示板も復元できるんですよ。
“鶴1977”は新堀さんのハンドルネームでした。」


ネットで出会ったころ、
童謡にちなんで、鶴と亀とかごめというハンドルネームを使っていた。
新堀は亀、目白はかごめ、成田が鶴。
何もかもがばれたとわかり、成田は二つ折りナイフをポケットから取り出す。


丹内班は、成田確保のために家に来ていた。
家の中はもぬけの殻で、誰もいなかった。
月子がどこに行ったのか?手がかりも残されていない。
とりあえず周辺を手分けして捜査することにする。

洋人は成田の家の庭の辺りを探していた。
置かれているベンチが斜めになっていて、気になってしょうがない。
こんな非常時にまで、どうしてきっちりしたいのか?
自問自答しながら・・やっぱり元の位置に戻してしまった。


自分の行動にあきれながら目線を上げると、
月子がいつもカバンに付けている人形が置かれていた。
その奥には色違いの人形が・・・
進む方向を示すように、持ち物が置かれている。



月子は手首を縛られて吊るされていた。

「どうするつもりですか?」
「逃げるんだよ、今のうちに海外に・・」
「会社は?」
「この週末までに1千万用意できないと、不渡りが出てつぶれてしまうんだ。
だからどうしても、金が必要だった。

悦子さんが横領しているなんて知らなかった。
当然、新堀が口止め料をもらっていたことも・・」

だから・・・新堀が埋蔵金を見つけたと考えた。
埋蔵金探しをしている新堀の所に、お金を借りに行った。
埋蔵金のありかを話さずに、別の場所に行こうとする新堀の後姿を見て
カッとなった成田は、後ろから石を使って新堀を殴った。

新堀のカバンから出てきたのは、埋蔵金のありかや現金ではなく
いつもの見慣れた地図や文献のみだった。
それで怖くなり、その場から逃げだした。


「まだ一つも立証出来ていないのに!!!!
私は、都市伝説を立証させるために刑事になったんです。
埋蔵金を見つけて、ようやく夢がかなうと思ったのに!!」

「残念だが、さんざん探してわかったよ。
都市伝説なんて、結局全部デマだ!」

「違う・・あなたがたどり着けなかっただけです。
この世の不可思議な真実に・・・」

言われたくない事を言われて激高した成田は
月子をナイフで刺そうとした。


「月子さん!!!!」

危険を顧みず、洋人は猛ダッシュで成田の所に近づき
体当たりをかけた。
成田は標的を洋人に変え、ナイフを振り回す。
片腕を三角巾で吊るしていることで、バランスを崩してしまう。

「勝浦くん!!!」

月子の声を聞き、成田は標的を月子に変えた。
殺すつもりで、ナイフを刺すような構えで持った。
月子のピンチを目にした洋人は、月子の前に立ちふさがり
月子の代わりにナイフを受けた。

「月子・・・さん・・」

ナイフを受けたのは、固定していた腕で、
添え木のおかげで怪我をせずに済んだ。

成田は落ちていた棒を掴み、洋人の背後から殴りかかってくる。
その様子が見えた月子。
洋人ごと足蹴りにして、2人同時に弾き飛ばした。
そこにようやく丹内たちが到着・・


「凶器に指紋、残ってました。あなたのものと一致するはずです。」
洋人に言われて観念した。

「成田涼一、監禁の現行犯で逮捕する。」
柴山に手錠をかけられた。


洋人は吊るされていた月子を助ける。

「何で一人でムチャをするんですか!!!
本当に殺されていたかもしれないんですよ!」

洋人が月子に声を荒げて怒ったのは初めてのことだった。
少し面食らった月子。


「わかってたから・・勝浦くんが気づいてくれるって・・
私の落とした道しるべに、きっと気づいてくれるって・・
ありがとう、勝浦くん。」

月子は洋人を抱きしめた。ギュッと、ギュッと抱きしめた。


「あした、ご飯食べに行こっか?2人で。」


月子の動きが止まった。「・・・・あ、メール!」
丹内にメールが入った。
それは別居していた奥さんからで、家に帰ってくる連絡だった。


少し離れた所で、副総監と小栗はこの一連の様子を見守っていた。
万が一の時には出て行くつもりにしていたが、
それまでに事件が解決して喜んでいた。



今までに埋蔵金のありかに辿り着いた人間は、ただ一人。
それは加賀春樹(オダギリジョー)。
春樹から話しを聞いて、小栗は月子に興味を持ったのだった。
ウワサどおりの面白い人物だったことに感嘆する。




月子は自分の予想通り、埋蔵金を見つけ出した。

「都市伝説、キター!!!!」
金塊を見ながら小さく声を出した。

「見つけてしまったね。ここを知られてしまったからには・・・」

副総監に、見つけたことがバレてしまった。



約束のデート。
楽しみで仕方がない洋人は、かなり早く来て月子を待っていた。
来るまでの間、どうやって呼ぶのがベストなのかを考えてニヤニヤしていた。


「お待たせ。」

来たのは都子・・・? 状況が呑み込めない・・

「姉はアメリカに行きました。FBIとの人事交流研修に推薦されたみたいで・・」

おおきなウソをついたものだと洋人は関心した。
いつものことだと思い、都子と食事することにした。



次の日、月子に一言文句を言おうとやってきた洋人。
メンバー全員の中に、金髪のスレンダー美女が混ざっていた。
FBIからきた人・・・・

「本物のFBIだ。あいつに語学力があったと思えないがな。」
丹内から本物の内示を見せられて、洋人はようやく納得する。



ニューヨーク
FBIのジャンパーを着たミニスカートの女性が現場に到着する。
颯爽と歩く月子だった。

電話の気配を感じてケータイを取り出す。

「このウワサを知ってるよね。あまりにも有名な都市伝説だけど、
ニューヨークの下水道には、巨大化したワニが住んでいるらしい。」

電話はすぐに切れた。
春樹からもらった久しぶりの電話だった。

この事件はもしかしたら・・・
「Urban Legend(都市伝説)キター!!!!!」






長い文章になってしまいました。
今まで「都市伝説の女」を読んで下さり、ありがとうございました。

いつも楽しく書いていますが、今回だけはキツかったぁ・・
なぜこの作品にしたのか?と自問自答したりして・・

意地になって書いていましたので、
文章にも出てしまったかもしれません。


春樹くんの謎は解けないままに、オダギリジョーだった事がびっくりしましたね。
埋蔵金を見つけたら、なにか別のご褒美が待っていた!って感じでしょうか。

洋人の報われない恋は報われないまま・・・
良いキャラでした。



劇中で溝端くんはいつもこのバッグを持っていました。
男性に似合うタイプの肩かけバッグはあまりありませんね。
これならビジネスユースできます。



自力で徳川埋蔵金探し、します??





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