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都市伝説の女 第7話 後編 座敷わらし 溝端淳平 宇津井健 ネタバレ ストーリー [都市伝説の女]

都市伝説の女 第7話 座敷わらしは見た!?離婚夫婦の密室殺人

ドラマの一話を前後で分け書きしています。
ご了承ください。

第7話 後編

署内で柴山(平山浩行)のことがウワサになっていた。
この間座敷わらしに向かって話をしていたのが原因のよう。
壁に向かって何かを言いながらほほ笑んでいたと。

そのウワサの主:柴山が出勤してきた。
柴山は出勤して早々に、
月子(長澤まさみ)が遅れてくることを丹内に報告する。

今日の理由(言い訳)は“人面犬に遭遇して追跡中”
そんなことを怒りもせず堂々と話し、人面犬はどんな感じかも語り出す。
こんな柴山を見たことがない丹内は、柴山が壊れかけていると感じた。



病院の屋上のベンチで文江は楽しそうに話しをしていた。
相手は小栗龍太郎(宇津井健)。
(名前なしでは書きにくいので書いていますが、ドラマ上では今の所
顔を知っても名前を知らない人物設定となっています。)


天狗の一件で、洋人が月子を信じていなかったことをなじって以来、
小栗と洋人は、少し敵対心が芽生えていた。
2人の間には微妙な空気が流れる。

今日こそは、このおじいさんの名前を聞き出したいと洋人は思っていたが、
はぐらかせれて、いつの間にかいなくなってしまった。
ややこしい話しのときは、逃げ足が速い人だった。


「座敷わらしの正体に心当たりが?」月子は文江に問いかけると
「多分ね、6歳で亡くなった 私の妹だと思うの。」
文江は家に居てくれる守り神を、妹が務めてくれていると思っていた。



文江と凛の間には冷戦が続いていて、
口もきいてもらえない状態になっていた。
そのきっかけとなったのは、
帰って来たがっている学のために口利きをしたから・・・

凛は父親がいなくなってから、
父親に憎悪をたぎらせて、一生懸命に母と生きてきた。
親の都合で戻ってくるのは耐えられないこと・・

いろんなことを一緒に乗り越えてきたはずのお婆ちゃんは、
自分の息子だからと許してしまうのか?
そんなお婆ちゃんのことを怒っていたのだった。

「あの、息子さん最近 こっそり裏口から出入りして来ていませんか?」
洋人は裏口に残されていた足跡は、学のものだと疑っていた。



昼間から立ち飲みスタンドで日本酒を飲んでいた学。
丹内と柴山が学を見つけ、任意同行を促した。


学は取調室で事情を話し始めた・・

若い娘と逃げた学だったが、すぐにその女性とは別れて一人だった。
何度か家に戻りたくて帰ってきたことがあったが、
妻と娘は会おうとはしてくれなかった。

一昨日の夜も会いに帰っていた。
玄関から堂々と入るのは気が引けて、裏口から入ろうとしたら
騒ぎが起こっていて 入れる雰囲気ではなかった。
なので、扉に手を掛けたが そのまま帰った。


丹内はこの話をウソだと確信していた。
裏口の足跡は学の足跡と一致して、
凶器となった酒瓶には学の指紋があった。
言い逃れの出来ないほどの状況証拠が揃っていた。

学は、酒瓶はコレクションしたものなので、指紋が付いていて当然だと主張する。


学を取調室の残し、都を署に呼び出した。
都が見た後姿の人の再確認。
今取調室にいる人は、事件の日に見た後姿にとてもよく似ていた。
丹内は、犯人だと確信を持った。


この隙に、月子は学の取調室に入った。
最初に気になるのは、やっぱり座敷わらし。
やはり学にも座敷わらしの姿は見えないようだとわかる。
石橋家で存在に気が付く人は、文江だけのようだ。

「それにしても大胆ですよね。
祥子さんにけがをさせた翌日に、石橋家に忍び込むなんて・・・
バレてますよ。日本酒の量が、一日で減っているのを。」



凛は事件後、学校に行かず引きこもっていた。
心配した美夏が、家の門の前で凛のことを呼ぶが 返事がなかった。
月子は凛を呼ぶ美夏の姿を見て、石橋家の前で話をする。

「あの夜、本当に逃げていく男を本当に見たの?」
月子から受けた問いに動揺した美夏。
逃げるように帰ってしまった。


月子も帰ろうとしたら、道向こうに座敷わらしがこっちを見ていた。
目が合ったと思ったと同時に、座敷わらしは走りだす。

月子は懸命に追いかけた。
でも、座敷わらしはすばしっこくて捕まえられない。
丹内と柴山は、一人でちょこちょこと走る月子を見つけた。
でも柴山の目には、月子の先にいる座敷わらしの姿が見えていた。
捕まえられなかった・・・


月子は署に戻り、汗をかいたので着替えをしようと女子更衣室に行った。
服は数点ストックしていて、どのコーディネイトで着るかを悩んで・・
着替える服を決定!

着替えだす前に、ソファに腰を掛けていた交通課の2人が
ツメを切ってしまっている事実を知った。

「あ!切ってしまいましたね。ツメを・・・」
「でも、まだ夜ではないし・・」
「今日は何曜日ですか?」「金曜だけど・・」
「あぁぁぁぁ・・・
実は、金曜日に爪を切ってしまうと失恋してしまうらしいという都市伝説が・・」


こんな話をしていたら、童謡唱歌の「シャボン玉」の歌が聞こえだした。
この歌は交通課の2人にも聞こえていて、気味悪がるがっている。

デスクでは、柴山がこの歌を聞いて放心状態になっていた。
正気に戻ったが、座敷わらしは丹内の肩あたりで微笑んでいた。
丹内にいくら話しても、信じてもらえない。

そこに月子が戻って来た。
「柴山さんには見えているんですよ。座敷わらしが。」

「この辺で、座敷わらしに石橋家に戻ってきていただく儀式をしたいと思います。」



夜、月子のマンションの祭壇前で、事件の夜の再現をしてみる。
“うたたねをしていると、女の子が立っていた。”
それと同じ状況を作るために、月子はソファに横になる。
柴山は祭壇前に座り、小豆飯を手に持った。
洋人はカメラを回す。

ライトを消して・・・月子は眠ってしまった。


この状況で眠ってしまった月子をみて、みんなは驚いた。

姉の行動に、それほど不思議を感じない都子は
「グラス、8個でいいですね?」
部屋にいる人を数えてグラスの用意を始める。

「ん???8個?」
ここにいるのは7人。都は数え間違いをしている?
月子はおもむろに目を覚まし、部屋の隅を凝視し始めた。
座敷わらしが月子のマンションに遊びに来てくれた。

「どうして元に家に戻らないの?
私たちの前に現れて、何を言いたいの?」

座敷わらしは、また窓の方を指さした。
これは・・・もしかして・・・

月子は石橋家に向かって走り出す。みんなもあとを追いかけた。
呼び鈴を激しく鳴らし、扉を開けてもらう。
凛の部屋の場所を教えてもらい、慌てて部屋に向かった。


凛は思いつめていた。暗がりでナイフを手にして刃先を見つめている。

「来ないで!来ないでってば!!!」
凛は持っていたナイフを首元に当てて自殺をしようとしていた。
月子は飛び込んで行き、凛からナイフを取り上げて抱きしめた。



事件の夜の本当の話を月子は話し始めた・・・

「事件の夜、座敷わらしが月子の家に現れたのは
石橋家を見捨てたからではなく、石橋家の危機を知らせるためだったんです。

今夜も全く同じで、
座敷わらしが凛ちゃんが危ないってことを知らせてくれたんだよ。」


あの夜、勝手口からにげた男なんて本当はいなかった。
それは、とっさに口にしたでたらめ。

取調室で学が話しをしてくれたのは、
自分がお酒を飲んだわけではなく、“お酒を捨てた”ことだった。


祥子は、学が女と逃げてから、酒を飲むようになって
その量は日増しに増えて行き、飲むと暴れるようになってしまった。

飲みすぎると別の人になったように暴れ出し、酒瓶を振り回していた。
止めに入った凛はもみあいになり、酒瓶が祥子の頭に当たって倒れた。
美夏が叫び、月子が到着した。

孫の凛を助けるために、文江がとっさにウソをついた。
文江のウソに、美夏がウソを重ねた。でも、凛はウソがつけなかった。
お母さんを傷つけた自分が許せずに、自殺まで思いつめてしまった。


「だって・・男なんていなかった。お母さんにけがをさせたのは私・・・」

丹内のケータイに連絡が入った。祥子の意識が戻ったと報告。
さっそく顔を見に行くことに・・・
文江は涙を流して感謝した。


この一件のおかげで、学は祥子と凛に会うことができるようになった。
凛は少し大人になって、学のことを少し許したのかもしれない。


文江に事情を聞いていた月子と洋人。
洋人は、ふと下を見ると靴ひもがほどけていた。
結び直すと、もう片方がいつの間にかほどけている。
何度も何度も靴ひもを結び直す。

月子と文江には見えていた。
座敷わらしが洋人にいたずらしているところを・・・




翌日の職場はなごやかな雰囲気。
いつものように月子は恋のおまじないをして、安藤はそれを実践しようとしている。
そこに柴山たちがやってきた。

「この似顔絵の人物を覚えてくださいね。」
占い師連続殺人事件の重要参考人の顔。
どの現場でも、事件の後にこの男を見たと証言がある。

どこかで見た顔・・・?

将門の時、天狗の時、座敷わらしの時に見かけたおじいさん・・・・



ルー大柴がけっこうツボでした。
やさぐれて、昼間から酒をちびちびと飲んでいた所を丹内に見つかり
走って逃げるシーンで、

下っ腹のぷっくり加減と、全然逃げる気のない走り・・・
何だかわからないけど、「グー」を画面に向かってしてしまいました。

宇津井健。1話から小出しに出ていましたが、
ようやく正体が明かされる時が来るのでしょうか?
最後に次を引っ張る設定は初めてなので、期待してしまいますね。



日本酒の中では、富山県の品が好きなんです。
どれもハズレが無く、変なアルコール臭もしません。
水を飲んだような感じののど越しで、スルリと入っていきます。



つまみはやっぱり・・・



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