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都市伝説の女 第5話 後編 あらすじ ネタバレ ミニスカ 国会議事堂 山口紗弥加 [都市伝説の女]

都市伝説の女 第5話 国会の伝説・・・ミニスカ議員は殺人犯!?

この「都市伝説の女」は前後に分けています。
ドラマ上は一本の作品ですのでご了承ください。


第5話 国会の伝説・・・ミニスカ議員は殺人犯!? 後編。

「これに見覚えは?これ、老舗の呉服店で作られた、珍しいものだそうです。」
月子(長澤まさみ)は花岡議員に遺体が握りしめていたリボンを見せた。

花岡議員は不思議そうにリボンを見つめる。

「ちなみに、本間さんが殺された一昨日の午後2時から4時までの間は、
どこで何をしていましたか?」

花岡は1時に首相官邸に入り、2時から3時30分まで来賓に琴を披露していた。
その後は来賓の方々と食事。夜まで首相官邸にいた。



PM1:00 残り4時間。
議事堂近く、副総監に今までのことを報告。

「首相官邸や議事堂は、秘密のトンネルで繋がっているらしく、
60年安保の岸総理は、デモ隊で囲まれた国会議事堂から脱出するために
このトンネルを使おうとしたという記録が残っているとか。」

月子は岸総理を引き合いに出して、副総監にトンネルの話を聞いてみる。


「議事堂の地下には、まだ残っているトンネルがあるらしい。
どこに繋がっているかは知らない。」
国会議事堂から首相官邸まで400メートル。10分もあれば往復が出来る。
出入りの記録は残らないから、花岡議員のアリバイが成立しない・・
その確認をするためにも、地下通路に入れてもらえるように計らってもらった。


地下通路に入る許可がもらえた。勇んで地下通路に入る。
懐中電灯で照らしても、闇が深くて 手元しか光が届かない。
おぼつかない足取りで奥に、奥にと進んでいく。
脱ぎ捨てられた軍服、鎧兜などが落ちていた。

この辺り元々は、化け猫騒動で有名な 旧鍋島藩の土地だった。
猫の鳴き声が聞こえたように感じて怖くなり、先を急ぐ。


「ここは本当にヤバくて、
近代日本を作り上げた人たちの血がたくさん流れた場所で、
首相官邸にも幽霊が出るらしく、ザクザクと足音を響かせているとか・・」
月子はシャレにならないほどの恐怖を感じていた。
足音がトンネルの中を響き渡る。

「もしかして、都市伝説キター!!」

進軍ラッパの音が聞こえて来る。それでも前に進む。
月子の足に何かが当たり、声を上げた。
その声で丹内は意を決し、駆け足で奥に走って行ってしまった。


足に当たった物を確認するために、月子はかけられている布をめくり上げた。
そこには・・・・新しい遺体!!!野元さん!?
桜の秘書の野元が殺されていた。

丹内は地下を走り抜け、出口らしきものを見つけた。
出口と思われるマンホールのふたのようなものを押し上げると地上に出た。
総理と誰かがが庭の隅で密会をしている。

ここは首相官邸!?
トンネルは本当にあって、繋がっていることが立証された。
丹内は何かを見つけ、警察手帳を天に向かって突き上げた。


PM4:49 残り時間11分。
8階のダンスホールで、月子と丹内は制服を着て祈りをささげた。
ここにいる霊に敬意を表して。

集められたのは、花岡議員、秘書の池添、副総監と桜。

「桜さん。私はあなたの言葉を信じて
“このホールに霊がいるという都市伝説”を証明しようと調べてきました。
被害者が握りしめていたリボンも、霊の存在を示すものだと思いました。

でも、ちがった・・
これは30年前。悲しい恋に泣いた女性が、大事にしていた物だったんですね。」

リボンを花岡議員に見せるようにして話した。

花岡議員は30年前、愛する人を事故で失った。
花岡家と言えば、代々政治家を排出する名門中の名門。
しかしあなたは、一人の貧しい青年と出会い恋に落ちた。
そして、周囲の反対を押し切り、結婚しようとしていた。
そのときにはすでに、青年との子供が宿っていた。

ところが、その青年が突然死んだ。
ショックのあまり病院に運ばれ、予定よりも一月早く子供を出産した。
生死をさまよい意識を取り戻したときには、子供は養子縁組に出されていた。
行方を知らされず、渡されたのは子供に持たせたリボンと同じリボンだけ・・


「桜さん。あなたも同じリボンを持っていますよね?」

本間はギャンブルで借金を抱えていた。
この事実を知ったとき、金になると思いついた。
子育て支援をしている花岡議員が、実の子を捨てた。
これは政治生命を脅かす大きなネタ。


桜さん。あなたの肩を叩いたのは、女性の霊じゃない。本間さんだったはず。

「実の母親に会いたくないですか?同じリボンを持った母親に。
もしかして、実の母親をご存じなのですか?
それなら親子の対面をしましょう。8階のホールで待っています。
お母さんも呼んでありますから。
ここなら誰かに見られる心配はありません。」

そう言われて、桜は本間に凄んで見せた。


でも、どうしても気になって8階ホールに来てしまった。
そして、本間の遺体を発見してしまう。
自分の母親が本間を殺した。そう思い、副総監に電話を入れた。
犯人をかばって自首をしたから、動機を話すことができない。
なので、全てこのホールの霊のせいにした。


でも、違っていた。


丹内が国会議事堂から首相官邸につながる通路を発見。
官邸側の出口には、監視カメラが設置されていた。
事件日を確認したところ、官邸の和室にいるはずの池添がPM2:43に映っていた。

池添は議員に内緒で地下通路を使い交渉に行った。
本間は引き下がる様子もなく、親子の証拠となるリボンも持っていた。
返してもらおうともみあいになり池添は、本間を刺した。
リボンを奪い返そうとしたが、本間は死んでもリボンを離さなかった。

なんとか奪い取ろうとしたが、
PM3:00 花岡議員の所に戻らないと怪しまれる時間。
あきらめて、和室に戻った。


「先ほど、野元さんの遺体を発見しました。これも、あなたの犯行ですね。」

野元に全てを感づかれ、脅しを受けていた。
地下通路の入り口前、階段のあたりで口論となり突き落とした。
打ち所が悪く、野元はそのまま死んでしまった。
なので、地下通路の少し奥の所に遺体を運んだのだった。


「申し訳ありません。全て私の罪です。
私が30年前に二人を引き離してしまったから・・」
池添は土下座をして詫びを入れる。


PM5:00 事件は解決・・・


「どうしてかばったりしたんですか?自分を捨てた母親を・・」
桜がどうしてこんな行動を取ったのか?ここだけはどうしてもわからなかった。


「20歳になったときに、実の母親の名前を聞いて以来 ずっと憎んできた。
あのTV討論が終わるまでは・・」

放送が終わった後に、他の議員から嫌味なことを言われた。
そのときに話しかけてくれたのが花岡議員で、

「私も若い頃、偉い人に噛みついて怒られたわ。
あなた、私の若い頃に似ているわ。頑張りましょうね、敵同士。」
そう言って握手をしてくれた。憎いと思っていた気持ちが消えた。


「池添の罪は私の罪。私、議員を止めます。」花岡の覚悟に、
「いつか帰ってきてください。国会に。
私は、あんたと戦うために議員になったんだから!」

今度は桜の方から手を差し出した。
花岡は、握手をしようと手を差し出しながら桜を抱きしめた。



「許せません。都市伝説を悪用するなんて・・・
二度とこんなウソつかないでください。こっちは100パーセント本気なんですから。」

都市伝説の公式発表は叶わなかった。
「いつかきっと、立証して見せます!!」




おまじないや伝説は、本当でないから面白い。
立証されると、手品の種明かしになって面白みがなくなるように思います。
気持ち100パーセントで挑み、何事にもマイペースな月子は凄いですね。
本当に地下通路があるならば、こっそりわたってみたいなぁ・・


花岡議員は恰好よく着物を着こなしてましたが、
手軽さと言う点では浴衣ですね。
ピシッと決めるなら、中の補正が肝心です。



伝説のサファイア?恐ろしい値段が出てますね。
画面上で見るのは無料です。




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