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白戸修の事件簿 第8話 ショップリフター 後編 桜蘭高校ホスト部 ネタバレ [白戸修の事件簿]

白戸修の事件簿 第8話 ショップリフター 後編

犯罪を解決へと導く白戸修は、元就職浪人である。
彼の何事も断れないお人よしの性格は、
阿佐ヶ谷界隈で起きた様々な事件を呼び込むのである。
白戸修は多分、正義のために犯罪者たちと戦わされるのだ。
行け、白戸修。負けるな白戸修。

たぶん、目撃者はあなたです。白戸修の事件簿。

スーツを買いに訪れたデパートで、
万引き犯に間違えられてしまった白戸修(千葉雄大)
容疑は晴れたものの、何かとおしりを叩く保安員:深田重子(岸本加世子)の元で
万引きGメンの手伝いをするハメになった。

そのとき、謎の脅迫状がポケットの中に入っていたり、
階段から突き落とされたりするなど、何者かが修を狙っていることが判明。
そしてその挙句、警備員:岩崎大輔(遠藤要)に監禁までされてしまった。
果たして白戸修はこのピンチを乗り越えることができるのか?


第8話 「ショップリフター」後編

後ろ手に縛られ、目隠しに猿ぐつわで、警備員の岩崎に置き去りにされた修。
自分のケータイに着信があり、音が鳴ったことで気が付いた。

たぶんこの電話は重子から。(助けて!重子さん!!)
心の声で叫んでも、重子には届かない。
持ち場に居るかの確認がしたい重子は、
修が電話に出ないことをいぶかしがっていた。

黒崎仁志(本郷奏多)は赤川莉央(中村静香)からもらった
バレンタインのお返しを買っていた。
メールが入る。
びしゃもんからで、“来週の試合は問題なし”
ケータイを持ったまま動きが止まってしまう。


重子は修が監禁されている場所を見つけた。
「よくココがわかりましたね。」
とてもテンション低く重子に話しかける修。

「何言ってんのよ。さんざん探したわよ!」
重子は修が縛られていた縄をほどき、立ち上がったときにカバンを落とした。
中身がぶちまかれ、ちょっとイラっとしながら、中身を拾い集める。

修は一緒に拾いながら、重子とお母さんのツーショットの写真を見つけた。
渡そうとしたら、何も言わずサッと奪い取った。

保安員控え室に戻った二人。
修はポケットに入れられていた2枚目の脅迫メモを重子に見せる。

「組織に、保安員の手伝いをしているってことがバレたのかもしれない。
集団で万引きしている“凶悪窃盗団”」
(だめだ。そんなの俺絶対に殺される!!)

「警察に連絡して保護してもらいましょう。さすがにこれ以上は危険だわ。」
「でも、これって逆にチャンスですよね。
俺がおとりになれば、組織をおびき出せるんですから。」

重子は素人の修にそんなことをさせられなかった。
「だって、重子さん“くやしい”って言ってたじゃないですか。」

「ちゃんと買ってくれるお客さんが居るのに、万引きはなくならない」
重子がつぶやいたことを修は覚えていた。

「そんな組織ごと捕まえてやりましょうよ!」

修の言葉に甘えておとり捜査をすることにした。


仁志は修が勝手に帰ったと思い、文句を言いながらショップをふらついていた。
ウサギのぬいぐるみ型キーホルダーが落ちている。
そのウサギには見覚えがあった。



6年前の父の葬儀の日、修は仁志のことが気がかりで葬儀に出ていた。
修は裏手でしゃがんでいる仁志の側にいた。
何かを話したいわけではなく、なんかただ側に居てあげたい気持ちだった。

「何?」誰も近づけたくない仁志はぶっきら棒に修に話しかける。
「いや・・なんていうか、その・・・・」
こんな風に問われても、話すことは見つかってない・・・

修は思い出したように、カバンにつけていたウサギのぬいぐるみ型のキーホルダーを
一つ仁志に渡す。
「これ持っていると、願い事が一つ叶うんだって。」
仁志が叶えたい願いはぬいぐるみ一つで叶うはずもない。
話しを聞いた仁志は苦い顔をしただけで、手を出さなかった。
修は仁志の横にそっとウサギのぬいぐるみ型キーホルダーを置き、その場を去った。



印象に残る出来事にくっついているこのウサギ。
修が落としたものだとすぐに気付いた。


修のおとり作戦開始。今度は一階で万引き犯探し。
やっていることは変わらないが、食料品売り場で気を付けるのは“カゴ抜け”

カゴ抜けとは、食料品売り場でよく使われる手法で
まず、少ない商品で清算を済ませて店のレジ袋に入れる。
また売り場に戻って、今度はお目当ての商品をカゴに入れていく。
そのまま何食わぬ顔をして、清算せずにレジの横をすり抜けて
清算していない商品を、最初にもらったレジ袋の中に入れる手法。

修はおとりとして動くが、それ以上は重子に任せることを約束させた。

修はカゴを手に持ち、万引き犯を探すためにキョロキョロする。
試食販売の人が修の口にウインナーを入れてきた。
何も不思議に思わずに、修はそれを食べる。

「おひとつ、いかがですか?」
声をかけられて見てみると、莉央がチーズの試食販売員をしていた。
北欧系の衣装を着ているが、胸元は強調されて目を引いた。
修は揺れる胸元を見ながら

「揺れる・・牛の乳・・・・・とろけそう。ていうか、とろけた~~~~い!!!」


妄想探偵おさむちゃん。 第8話 
どんな困難な欲望も、妄想で解決する。彼の名は妄想探偵おさむちゃん。
小白戸はチーズがなくなったと泣いていた。

「困ったわね。これじゃ、パンが美味しくいただけないわ。」
莉央は小白戸の頭を優しく撫でながら慰めていた。

「謎はいい感じに解けました。チーズを盗んだ犯人は、あなたです!」

「ちょっと、何を言い出すんですか。」

「じゃぁ、これに乗ってみてください。」
おさむちゃんが用意したのは乗馬フィットネス機器。

莉央がピンクの布をひるがえし、怪盗バニーに変身する。

「出たな!怪盗バニー!!」
「ばれちゃった♪よくわかったわね。妄想探偵おさむちゃん。」

怪盗バニーの投げキッスは、後ずさりするおさむちゃんに命中。
おさむちゃんは投げキッスをはらい、正気に戻る。

「さあ、チーズを返すんだ!!」
「いいわよ。取れるものなら取ってごらんなさい!!」

莉央は乗馬フィットネス機器にまたがり、投げ輪を振り回す。
うさ耳に、牛柄のビキニ。お尻のあたりにしっぽもついている。
チーズは左胸のブラに直接刺さっていた。
乗馬のように上下に動きながらおさむちゃんをけん制している。

おさむちゃんは両手のひらを胸元の方に向け、少しずつ近づく。



「お客さん。何やってるの?」
「こんなに揺れても落ちないもんだなぁって・・・」
おさむちゃんは胸元のチーズが取りたくて、胸を触りたくて仕方がない感じ。

声をかけられ我に返ると、
チーズの試食販売員が莉央ではなくおばさんに変わっていた。
修は、おばさんから試食のチーズをもらってその場を離れる。


やたらに丁寧に買い物カゴの中に商品をいれる女性を見かけた。
重子から聞いていた、少ない商品購入したレジ袋を持っていた。
(もしかして、あの人・・・)

修はこの女性のあとをつけることにした。
女性は気づく風でもなく未清算商品を持ったままレジを抜け、
当たり前のようにレジ袋に入れる。
(やっぱりカゴ抜けだ!!!)

修は慌ててレジを抜け、女性の動向を見ながら重子に連絡を入れた。
「今、カゴ抜け発見しました!」
「わかった。あとはこっちでやる!」

重子がここに来る前に女性は店を出てしまう・・・
じっと見ていたら、女性の方が修に気づき、レジ袋を置いて走って逃げだした。
修はそのレジ袋を掴んで女性を追いかける。
店の外に出て探したが、見失ってしまった。

「お客さん、何かお忘れじゃないですか?」修は重子に肩を叩かれる。
「この商品。お会計は終わりましたか?
あなた今日、CDショップでも万引きしたわよね。
一日に二回。これはもう、警察に通報するしかないわね。」

重子は修に余計な口出しをさせないように、一連のセリフをとめどなく言う。

「ちょっと、万引きの現行犯よ。」
警備員の岩崎を呼び、警察を呼ぶように言った。

「待ってください!これ、なんなんですか???」
修は岩崎に後ろから羽交い絞めされて、連行される。
重子は修が連れて行かれる様子を見てほくそ笑んだ。

「だから違うんです。俺は重子さんの手伝いで・・・」
修は岩崎に一生懸命弁解をする。

「君は、噂通りのお人よしだな。」
岩崎に噂通りと言われても、何のことだか理解できない。


「少し手こずったけどうまくいったわね。」
さっきの女性に親しげに話す重子。

「もう・・・辞めさせてもらえませんか。
こんな、人を陥れるようなこと、もう辞めたいんです。」
「じゃあ、あなたが万引きしたこと、警察に言って良いの?」

重子は女性を脅すように言い、関係を絶つつもりはなかった。

ひと気のないバックヤードの荷物用エレベータの扉が開いた。
中にいたのは修。

「謎は七割がた解けました!
今回の事件を仕組んだ犯人は、たぶん重子さん、あなたです!!」

修は重子を指さし犯人だと告げた。

重子の目的は、万引き犯をただ捕まえるだけではなかった。
保安員という立場を利用して、捕まえた万引き犯をゆすり
罪をもみ消す代わりに、お金をもらっていた。
それだけでは収まらず、修を万引き犯に仕立て上げようとしたのだった。

最初のCDショップでは、
修が試聴機でCDを聞いていた隙をついて、カバンの中にCDを入れた。
つぎは、カゴ抜けの話をして、わざと商品を持つように仕掛けた。

修を万引き犯にして、警察に引き渡すのが目的だった。

「何言ってんのよ!あんたなんかを引き渡して、私に何のメリットがあるのよ!」
重子はメリットがないことで、計画性がない事ことを主張する。
「依頼者がいれば別です。」

修の言葉を受けて、岩崎は向山を重子に突き出した。

大事なのは“警察に引き渡す”ことで、
修が警察沙汰になれば、就職の内定が取り消される。
そうすれば繰り上げで、向山が修の代わりに就職できる。
向山はそう考えて、重子に仕事を依頼した。

「万引きは、2回捕まえないと警察に引き渡せないのがこの店のルール。
だから、こんな計画を立てたんですよね?」

「どうも。杉並署の岩崎です。」
警備員の岩崎は、潜入警官だった。重子に警察手帳を見せる。

「潜入捜査であなたを張ってました。向山が全部吐きましたよ。」


この事件の発端は、重子が向山に声をかけたことに始まる。
向山は内定が取れずに修の悪口を言いながら
酩酊状態で商店街をふらふらと歩いていた。

そこに声をかけた重子。向山からお金をもらい、
修を警察沙汰にすることに決めた。

向山は激安のスーツのチラシを修の家のポストに入れ、修をデパートにおびき出す。

「でも、何で俺が依頼したってわかったんだよ。」
誰にも話していないのに、向山が絡んでいると修はなぜ気づいたのか?
それは、修が階段から突き飛ばされたときに、岩崎が見ていたから。


この計画は、修が万引きGメンを手伝わなければ成立しない。
向山は、階段を下りる修を見て、逃げ出すのだと思いとっさに背中を押す。
重子の狙いを探るため、岩崎はターゲットにされた修を監視していた。

そしたら、向山が女性の短髪でシルバーのカツラを落とした。
このカツラは重子がCDショップで、修のカバンにCDを入れたときに
変装用として着けていたもので、修を万引き犯に仕立ててから
カツラを取って、修を万引き犯として声をかける。
重子が脱いだカツラは向山が回収。

その後、向山は修を階段から突き落とし、慌てて逃げたとき、
カバンからカツラを落としていった。

岩崎は、重子と向山の関係がはっきりさせるために、わざと修を監禁。
その現場を向山に見せた。
すると、すぐに重子が修を助けに来てくれた。

「2人が繋がっていなければ、あんなに早く助けには来られない。
唯一の目撃者である、向山が連絡でもしない限り・・・」
岩崎はこうして二人のつながりを確認した。

「でも、就職したいからって、何もここまでしなくっても・・・」
修は向山に理由を聞いてみた。

「俺は・・・世界堂出版で働くのが夢で、学生の時からずっとバイトしていて、
勉強会にも出て、いっぱい努力してきたんだ!
それなのに・・お前に俺の気持ちがわかってたまるか!」

内定をもらった修よりも、明確なビジョンを持っていた向山。
修はちょっと痛いとこを突かれた気分だった。


「ねぇ、そこまで言うんだったら証拠はあるの?
この向山って男だって、どこまで本当のことを言ってるかわからないし
カツラだって、偶然拾ったかもわからないでしょ。」

「証拠はありませんよ。だから“たぶん”って言ったじゃないですか。」

この修の言葉に重子は憤慨する。

「証拠なら、あるで。」
声をかけてきたのは、1話で会った山霧純子(田野アサミ)

「あなたは確か・・・山霧さん!?」
こんなところで出会うと思ってなかった山霧が、証拠を持っていた。

というか、女性のポケットからボイスレコーダを取り出した。
山霧はこの女性がカゴ抜けをした後、
逃げだしたときにわざと接触してポケットに入れた。

「なあ、重子さん。これだけの状況証拠と、ボイスレコーダがあれば十分でしょ。」

山霧は重子に親しげに話しかける。
山霧と重子は元スリ仲間。だからカバンの中にCDを入れることぐらいは朝飯前。

「あんた、いつから警察の飼い犬になったのよ!」

重子は山霧が自分を売ったことを怒った。
山霧は一緒に足を洗った仲間が、以前と変わりないことをしている動機を知りたかった。

「署までご同行願います。」
「見逃して!!!!!お願い、お願い!」

岩崎に言われたと同時に、重子は土下座をしながら許しを乞う。
「ここで私、捕まるわけにいかないんです。だから、見逃して・・・・」

「たぶん、おかあさんのため。ですよね?」
老人ホームの前で、二人共が良い笑顔で写っていた写真を修は思い出した。

認知症で施設にいる母親の手術費用が必要だった。
女手一つで育ててくれた母の具合が悪くなり、スリから足を洗った。
その矢先に認知症だとわかった。
施設の費用と治療費。働いてもお金が足りなかった。
そこに手術の費用が必要になり、こうするしかなかった。

「でも、ずっと苦しみながらやってきたんですよね。
重子さんが一番よく知ってるんじゃないですか!
そんなお金で助けてもらっても、お母さんは喜ばないって。
こんなことして、お母さんの側から離れるようなまねしちゃだめですよ。
だって、おかあさんは重子さんと一緒に居る時が一番幸せなんですから・・・
じゃなきゃ、あんなに優しい笑顔できないですよ。
だから、お母さんのことを悲しませるのは止めましょ。
俺に出来ることがあったら、何でもやりますから。」

「あんた、本当にお人よしだねぇ。」


お母さんは、重子が出てくるまで山霧たち仲間が面倒を見てくれることになった。
修は一安心したが、まだ解決されていない疑問が残っていた。
岩崎と山霧に、ポケットに入れられていた脅迫状のことを聞いてみた。

これは、山霧からの愛のメッセージ。
重子がどんな風に仕掛けてくるかわからなかったので、忠告として入れていたのだった。



事件は落着し、スーツも手に入れた。
家への帰り道、修の目の前を横切る高校生たち。

「うあぁぁぁ・・ハニー先輩だ!!!!」
桜蘭高校ホスト部の須王環(山本裕典)が修に走り寄り、声をかける。

「俺は、ハニー先輩ではなくて白戸ですけど!」
修は懸命に否定するが、環はハニー先輩だと確信していた。

制服のブレザーの下から、ハニー先輩のうさちゃんを取出し修に渡す。
うさちゃんを抱えて・・・・ポーズ!

「やっぱりそうだ!!!!」ホスト部の誰が見てもハニー先輩!
常陸院光(高木心平)も、常陸院馨(高木万平)も、藤岡ハルヒ(川口春奈)も
いつも一緒にいる銛之塚崇(中村昌也)でさえもそう思った。

「いや、だから違いますって!」
修は環にうさちゃんを返す。
ハルヒは環を迷惑にならないように修から引きはがした。

「黒髪にしたんだ。」
完全に勘違いをしたモリ先輩を常陸院兄弟が修から引きはがした。



いつものカフェ「みっくすじゅーす」
修は“出版界のすべて”という本を読んで、仕事内容を研究していた。
読んでいるだけでも難しそうで、向いている仕事ではないのかも?と考えてしまう。

後ろから乳首殺しをしてくる仁志。
不意に仕掛けられる乳首殺しは堪える・・・

仁志はデパートに落ちていたウサギのキーホルダーを修に返してくれた。
無くなったと思い、ずっと探してたからとってもうれしかった。

当然のように仁志は莉央にバレンタインのお返しを渡す。
(やべっ・・買うの忘れてた~~)


「仁志く~ん センキュー!」
モノマネをしながら仁志にお礼を言った。
(どうしよう・・・ていうか、それは誰?)

仁志も修も莉央のモノマネしている人がわからなかった。


またしても、阿佐ヶ谷で起きた事件を解決した白戸修。
名探偵。とまではいかないが、それっぽいといえば、それっぽいぞ!!
たぶん、次回は最後の事件。果たして白戸修の運命は・・・・
つづく。

莉央がモノマネをしていたのは・・ 郷ひろみ。




莉央の胸を見てにやけている姿も
キメ台詞を言っている姿も、
お人よしな性格も、
全部いいいですが、

ハニー先輩は最強ですね。
アニメでしか成立しないと思っていたので初めて見たときは
本当にびっくりしました。


試食なのにサービス満点で渡してました。
食べたくなったーー


これであなたもホスト部員!?

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