SSブログ

白戸修の事件簿 第5話 タップ 前編 あらすじ ネタバレ 千葉雄大 [白戸修の事件簿]

白戸修の事件簿 第5話 タップ 前編

世界堂出版の最終面接までようやくこぎつけた白戸修(千葉雄大)
最終アピールに失敗してしまった。

カフェ「みっくすじゅーす」では、ただいまアメリカンフェア中。
ウェイトレスはローラースケートを履いて接客し、ミニショーも行われていた。

アメリカンポップスで踊るウェイトレスさんに声援を贈るお客。
店内とても盛り上がっているのに、修は一人鬱々としていた。

自分の前でオムライスを食べていた黒崎仁志(本郷奏多)に
面接のコツを教えてもらおうと自分の状況を話して聞かせるが、

「白戸が就職出来るぐらいなら、トイプードルが総理大臣やってるよ。」

真剣に相談しているのにコツどころかバカにされた修。
(逆に、トイプーの総理を見てみたいよ。さぞかしワンダフルでしょうなぁ!)
心の中で話したものの、口に出せない。

「そんなに落ち込むなって。これでも見て元気だしな。」
仁志は鞄からDVDを取り出した。

「あ~~っっ!!!」
赤川莉央(中村静香)が修に激突。慣れないローラースケートで止まれなかった。
修の顔に莉央の胸が直撃!!
偶然だが、最高に幸せな気持ちを味わっていた。

莉央は机に出されていたDVDの題名を読み上げる。
「おっぱい戦隊ビーチクレンジャー」

仁志が出しただけで、自分のではないと否定をするが
莉央は完全に修の趣味だと理解し、その場をさっさと離れた。

仁志がニヤつきながら、
次の会社の面接の時間だぞと修に言いながらジュースを飲む。
莉央におっぱい好きがバラされて、仁志に腹を立てていた。
(殺したい。月水金殺したい!!)

机の上に置きっぱなしにしていた手帳とDVD。
バッグだけ持って店を出ようとしたが、DVDを取りに戻った。
よっぱり中身が気になるよね?
手帳にまで気が回っていないようだ。


今度の会社面接はは阿佐ヶ谷。
JR阿佐ヶ谷駅に着いたところで嫌な予感がしていた。
最近この辺ではろくなことがない。

メモを頼りに歩き出す。道端にポーチが落ちていた。
修は何気なく拾い上げ、交番に持っていこうとした。

「よいしょ!」女性の声が聞こえたなぁと思っていたら、
修は背後からおしりに蹴りを入れられて倒れ込む。

「ちょっといきなりなんですかぁ・・」
顔をあげると女性が立っていた。
「そのポーチ、寄こせ。」
「寄こせって、このポーチあなたのですか?」
「いいから早く寄こせって!」

女性はサングラスを外し、修にガンを飛ばした。
(でも、持ち主でもないのに渡せないよ。ここは警察に・・)
「警察になんか届けたら、もっと面倒くさいことになるぞ。」

警察に届けるのは、頭の中で考えただけで口には出していない。
思ったことを見透かされて修は慌てる。


「このポーチから出てんだよ、盗聴電波がな。」
盗聴電波?どういうことだかわからない。
女性は修の胸ぐらを掴み、強引に自分の車の中に押し込んだ。

ポーチの中には、封筒と小さクマのぬいぐるみ形のキーホルダーと封筒。
封筒の宛先が“柳沢 由美”
たぶんこのポーチは柳沢さんのものだろうと推測。
女性クマの背中をカッターで切り裂き、中から盗聴器を取り出した。


電池式で、受信範囲は100メートルほど。
「ということは、今までの会話は全部盗聴されてる!?」修は慌てるが、

「いや、それはない。このポーチは盗聴されている人が落としたものだから、
盗聴犯が近くにいたら、警察に届けられる前に拾いに来るはず。」

(この人、何者なんだ?)
「私、諸刃 冴子(小島聖)わかりやすく言うと“盗聴バスター”ってやつだ。」


声に出して言ってもいないことに、また返事が返ってきた。
普段、事務所とかで依頼を待っているが、それだけでは被害がなくならないので
探査機を持って街に出て、直接営業をしていたようだ。

「じゃぁ、行くか!」
諸刃は車のエンジンをかけて、柳沢由美の家に行こうとする。
修は面接の時間が迫っていたので付き合えない。

「お前、名前は?」「白戸ですけど・・・」
「じゃぁ聞くけどな、か弱い女が変態野郎に盗聴されてるかもしれないんだ。
それでもシロは面接に行くって言うのか?」
「いや・・それは・・・」
(ていうか、俺の名前は白戸だからシロではなくシラになる・・・)

「シロ!!!!ちょうど助手が欲しいと思ってたんだ。」
犬の名前を呼ぶように白戸を呼び、強引に修を助手として連れて行くことにした。
車が走り出す。
(俺はもう・・フリーターしかないのかな・・・・)


柳沢由美(高部あい)のマンションに着いた。
プライバシーの問題もあるから、近隣住民にこちらの素性がバレない方がいい。
作業着のジャンパーを着てから柳沢の部屋に行くことに。

「家に盗聴器なんて・・・」
突然言われてもすぐに信用は出来ない。
疑いが晴れるように修は落ちていたポーチを返す。
ポーチの中に盗聴器が入っていたから、室内にもある可能性が高かった。
2人は部屋に上がらせてもらい、盗聴器を探す。


(やっぱいいなぁ・・一人暮らしの女の子の部屋って・・)
女の子の部屋を満喫していた修。
部屋の隅にエレキギターとフルフェイスのヘルメット2個を見つけた。
女の子の部屋にしては雰囲気が違う品に興味を持ち、ヘルメットを手に取る。

修の背後で誰かが肩を叩く。違う!諸刃が修の肩を軽蹴り!
盗聴されているかもしれないから、声に出して怒らないが、
走り書きしたメモには“余計なものは見るな!”の文字が。


諸刃は由美に音楽をかけるように指示し、

「この受信機がさっきの音楽を受信したら、
部屋に盗聴器が仕掛けられていることになります。」
3人は玄関の外に出て受信機の電源を入れる。
雑音のないクリアな音で音楽が流れてきた。

盗聴器があることが確認された。
除去を希望するかどうかを由美に質問していたところに隣人が出てきた。
諸刃は水回りの修繕に来たと隣人に話をしに行く。
信用したかはわからないが、部屋の中に戻っていった。

「由美さん。見ず知らずの人間に、あなたの生活が聞かれてしまってるんです。
除去してもいいですね?」
由美は小さくうなずいた。


本格的に道具を持ち込んで盗聴器を探し出す。
電源タップ、モジュラージャック、エアコンの裏・・続々と見つかった。
諸刃は修に“不審車両と人物のチェック”をメモで指示を出す。

修はマンションの表に出たところで
管理人の川田 吾一(志賀廣太郎)に話しかけられた。
廊下での話を聞かれてしまったかもしてない!と驚くが、

「ここだけの話、彼女にかかわらない方がいいですよ。」
管理人の話だと、由美はストーカー被害に悩まされていた。

「一か月ぐらい前から誰かにつけられていることが何度もあって、
それから、閉めたはずの部屋の鍵が開いていたり、郵便物がなくなり始めたんです。」
由美は諸刃に説明をする。

盗聴器を仕掛けた犯人が、ストーカーをしている男だとしたら
安易に外した盗聴器のせいで相手を刺激させてしまったかもしれない。


警察は被害が出ていないからと、まともに取り合ってくれない。
諸刃は管理人を疑う。盗聴犯の9割は被害者の知人か顔見知り。
管理人ならマスターキーを持っている。


窓から石を投げ込まれた。石に赤いペンで“警告”と書かれている。
「シロ!オモテ見てこい!!」
こんな状態で外に行くのは怖かったが、確認しに行った。

由美にはしばらくホテルに避難した方が良いと諸刃が提案する。
そのときに由美のケータイが鳴った。表示画面は番号非通知。
部屋の固定電話も鳴り出して、部屋の中は緊迫した雰囲気に変わった。

諸刃が固定電話の受話器を取ろうとしたときに切れた。
部屋のチャイムが鳴る。諸刃が伸縮式の特殊警棒を伸ばしながら、扉を開ける。

諸刃の攻撃をかわしたのは・・・仁志くん!?


修、仁志、諸刃の三人で近くのバーガー屋で事情を話し合う。
仁志の家がむかし工場をしていて、
そこの従業員だった水原 哲郎(渋江譲二)の婚約者が由美だった。
2人とも早くに両親を亡くして一人で生きてきていたから、とても幸せそうだった。
今から半年ほど前に車の事故に遭って、水原は由美をかばって死んだ。
事故を見ていた由美は、事故がショックでそのときのことを思い出せなくて
犯人の手がかりもなく、捕まってもいない。

苦しそうに声を絞り出して話す仁志・・・
(こんな仁志くんを見るのは初めてだ・・・・)

仁志は、時々由美の様子を見に来ていただけだった。

「だったら尚更だな。そんな由美さんの隙をついてストーカーするなんて許せない!」
話しを聞いて諸刃に火が付いた。


次の日、水原の事故現場に花を手向ける仁志。水原とのことを思い出していた。
“由美にはずっと笑っていてほしい”水原がそう言っていたことを思い出し、
仁志は由美に連絡を入れた。

「仁志くんに迷惑をかけたくなかったの・・・」
由美はストーカー被害があったことを仁志に話していなかった。

「由美に何かあったら、俺・・・哲郎さんに合わせる顔がないから・・・」
仁志が話をしていたときに、由美がソファに手をつくと、
置いてあったリモコンの電源が入り、音楽が流れ出す。

由美はホテルに避難していたはずなのに、部屋に戻ってきていた。


修は諸刃に呼び出され、フィットネスクラブに慌てて駆けつける。
“急用でタオルを持ってこい!”
修はタオルがストーカーを捕まえる重要な手がかりだと思い持って来てみると
諸刃が、ただ汗を拭いたいだけだった。


「はい!腕をあげて!!!」声につられて腕を上げる修。
この声は赤川さん・・・?

「白戸くんも運動しに来たんですか?」
やっぱり本物の莉央ちゃん。インストラクターの仕事もしていた!

「引き締まった体は素敵ですよ。」
莉央はボディビルダーのようにポーズをいろいろ変えながら筋肉アピールをして見せる。
(あなたの方こそ、ピチピチして素敵ですよ。)



妄想探偵おさむちゃん。 第三話 リボンの手ほどき
どんな困難な欲望も、妄想で解決する。彼の名は妄想探偵おさむちゃん。

小白戸は、水着姿でロッカーの鍵を探していた。
泣きじゃくる小白戸を慰める莉央。
どこかに落としちゃったのかなぁ・・・莉央は優しく頭を撫でる。

「謎はいい感じに解けました。」
ランニングマシンで走りながらおさむちゃんは二人に告げる。

「ロッカーの鍵を盗んだ犯人は・・・あなたです!!!」
莉央を指さし宣言するおさむ。否定をする莉央。

「じゃぁ、そのフラフープを回してみてください。」
赤ちゃんがハイハイする格好でおさむちゃんの所に近づく莉央。
ピンク色の布がひるがえると、

「出たな!怪盗バニー!!」
「ばれちゃった♪よくわかったわね。妄想探偵おさむちゃん。」
おさむちゃんに向かって投げキッス。

「さあ、ロッカーの鍵を返すんだ!」
「いいわよ。取れるものなら取ってみなさい。」

うさ耳、胸元にピンクのファーがついたビキニ。
一分丈のパンツの上にパンツの丈より少し短いフレアスカート。
おしりのあたりにロッカーの鍵を付けていた。

フラフープを回しながらおさむちゃんに向かって前進してくる。
おさむちゃんは両手を前に出して触ろうとしていた。



「何やってんだ?」
「どれだけピチピチしているのか、触ってみたくて・・・」
諸刃の声で妄想の世界から現実に戻った。

修の携帯が鳴る。
「えっ!?由美さんが家に!」
仁志からの電話は避難していた由美が家に戻っていたという報告だった。

連絡をもらって諸刃と修は由美の家に行く。
危険を承知で帰ってきた由美のことを、諸刃は大声で怒鳴りつける。

「この部屋を離れたくなかったんです!!
ここには、哲郎との思い出がいっぱいあるから・・」

涙を流す由美をこれ以上責めることは出来なかった。
修は顔見知りの犯行ということで、管理人さんがやっぱり怪しいと思っていたが

「それはないです。管理人の川田さんはむかし事故で娘さんを亡くしているんです。
ちょうど、その子が私と同じ年齢だったから、何かと気にかけてくれて・・・」

由美は以前、哲郎と結婚が決まったときに、川田さんに報告をした。
そのときに涙を流して喜んでくれたのだった。

「そんな人がストーカーなんて、するわけありません!」

諸刃は由美と管理人との関係性は理解したが、
犯人でないと決めるのは危険すぎるので、様子を見ようと由美に提案した。


他にも犯人がいる!という可能性がある・・・
ていうことは、今もどこかから見ているのか!?

修は怖くなって、そーっとベランダに出て不審人物を確かめてみた。
諸刃の車が駐禁の取り締まりに引っかかりかけている!

諸刃は慌てて車を移動させた。
発進させるところを修は見ながら、自分の手柄を確信していた。

見ていると、何だか違和感を感じる。
駐禁の取り締まり監視員はさっき2人で行動していたのに、今は1人・・・?
その人も、人に顔を見られたくないのか、
帽子を目深にかぶり直しながら足早に歩いている。


「キャーーー」
部屋で声がして、慌てて修はベランダから部屋に入ろうとしたら
駐禁の監視員の格好をした男が由美を捕まえ、
修に向かって銃を構えていた。


(これはたぶん・・・すっげーピンチってやつかもしれない!)

たぶんではなく、間違いなくピンチだ!
果たして白戸修はこの危機を乗り越え、盗聴犯を捕まえることができるのか?
だが、そこには思った以上にびっくりする事実が隠されているのだ!
つづく。




ドラマだから大丈夫!だと思うのは危険かもしrません。
どこに何を仕込まれているのかがわからないぐらい精密になってきてますし、
自分で調べてみるのは大事なことだと思います。

引っ越し先に入る前はチェックが基本かもしれませんね。



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。