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牙狼 GARO MAKAISENKI 第18話 群獣 あらすじ ネタバレ 閃光騎士狼怒 [牙狼 GARO MAKAISENKI]

牙狼<GARO>〜MAKAISENKI〜 第18話 「群獣」

「太古の赤き魔獣“メシアの牙”よ、我らのために目覚める時は来た。
さあ、その偉大な力を捧げよ。」

赤い仮面の男は復活の時を高らかに宣言し、印の貼られた水晶玉に赤い手をかざす。

「もうすぐだ。もうすぐすべてが変わる・・・」
赤い仮面の男は、外していた仮面を装着。目が緑色に輝いた。



冴島鋼牙(小西遼生)は元老院で、神官グレス(ひし美ゆり子)に
布道レオ(中村織央)の消息を尋ねる。

消息は分からない。
だが、レオの思想に共感する魔戒法師たちが出てきていた。

「赤い仮面の男が、レオだと決まったわけではありません!」
グレスの考えを必死で否定する鋼牙。

「鋼牙、あなたは仮面の男の素顔を見ているのです。」
最初に見たのは自分。確かにそこにレオがいた。そんなことはわかっている。
でも、レオがそんなヤツだとは思えない。

「かばいだては無駄だ。」
グレスに呼ばれ、魔戒法師ラテス(木下ほうか)も参内していた。

レオが一体何者なのかを調べるために、元老院の書庫を借りようとする鋼牙だが、
ラテスが魔導筆を空中に一振りすると、魔戒法師の系譜書が浮かびだす。

レオの記述の部分が白紙・・・本人が抹消したのだと思われる。


「冴島鋼牙、ヤツの裏切りに気付かなかったお前の罪は重いぞ。」
ラテスは執拗に鋼牙を責める。鋼牙に対していい印象を持っていないようだ。

「それは我らとて同じです。
ラテス殿、元老院にもレオの思想に共感するものが現れたとか。」
このことについてはラテスが調べることに。
急いで悪の根を断ち切らないと、全ての崩壊に繋がってしまう・・・


鋼牙には「レオの行方を突き止める」任が下る。

「レオがもし本当に闇に落ちていたら、そのときは・・・・俺が斬る。」

グレスが鋼牙の破滅の刻印に力を飛ばす。
少しの力が加わっただけでも、かなり痛む。限界まではあと少し・・

「どれほどの痛みや苦しみが襲っているのか?騎士たちにはもう時間が・・・」
騎士たちのことを気遣うグレス。

「心配はありません。」
鋼牙の瞳に決意が浮かぶ。残された時を全力で使うことを。


衝撃の告白を聞き、立ち直れない御月カオル(肘井美佳)
どうすれば、どうしたらいいのかはとっくに分かっている。
でも悲しみが先に立ち、何もする気になれずにいた。
考えないようにしていても、涙が流れ出してしまう・・・

事件後、新しい絵本の担当者がついた。大村(諌山幸治)さんと初顔合わせ。
全担当者の忍田諒一(北山雅康)は、事件後意識が戻っていないらしい。
ホラーに体を支配されたことの後遺症?



四十万ワタル(松田賢二)は、深夜に一人の魔戒法師の家に忍び込んだ。
誰もいない。魔道具の置かれた机の、鶴の形をした置物が光り、声を出した。

“魔戒騎士の時代は終わる。我ら魔戒法師たちが守りしものになる。・・・・・”

ただの鶴の置物だと思っていたが、ボイスメッセンジャーのよう。
レオの演説が録音されている。この部屋に住む魔戒法師もレオに賛同したようだ。

この部屋の、壁一面に張られた蝶の標本の一匹づつが、レオの声に共鳴をし始める。
魔導具ウルバが危険を察知した。窓から飛び出すと同時に部屋が爆発。
間一髪で逃げ出せた。



烈花(松山メアリ)がビルとビルの間の細い路地を歩いていたら呼び止められた。
重そうに号竜を持ち運ぶ魔戒法師のシグト(倉貫匡弘)

「お前に話がある。お前なら絶対に喜ぶ話だ!!」

シグトは嬉しそうにニヤニヤしながら
「これからは、魔戒法師がホラーを狩る。もう魔戒騎士の時代は終わるんだよ!」

あまり嬉しそうでない烈花。
鋼牙と出会って、騎士と法師の関係を思い知らされた。

今の号竜の大きさよりもかなり大きな号竜を操ることになる・・・
興奮気味で捲し立てるように話す。

魔戒蝶がこの様子をじっと見ていた。



夜、元老院のとある一室に侵入するものがいた。
この部屋には霊獣の毛皮が保管されている。

「満月でもないのに霊獣の毛皮をどうする?」
鋼牙の声を聞き、霊獣の毛皮を取ろうとしてのばした手を慌てて引っこめるラテス。

「北の管轄で捕えた魔戒法師が、元老院付の魔戒法師に誘われたか?
あの男への手土産にでもするつもりか?」
部屋の陰から姿を現した鋼牙。

「さては、この私を罠にはめたか?グレス。」
「ラテス殿。あなたのような法師が・・・・」幻影で姿を現したグレス。

「私だからだ。私だからこそ、誰よりも魔戒法師の苦悩や理不尽さを理解している。
レオの言う通りだ。ホラーとの長い戦いの歴史の中で、
魔戒騎士はいったい何の成果を残したというんだ!」

ラテスが魔導筆を一振りすると、鋼牙に無数の剣が飛び出した。
寸前の所で当たってはいない。動きを止めたかっただけ。
ラテスは霊獣の毛皮を持ち、走り出した。
鋼牙は慌てて追いかける。霊獣の毛皮を赤い仮面の男に渡すわけにはいかない。

ラテスは魔導筆で追いかけてきた鋼牙の胸元を狙う。
今の鋼牙にとっての最大の急所。床を転がるようにこける。
その隙にラテスは陣を張り、ワープゾーンを出現させた。
慌てて中に飛び込む。このあとを追いかけるように鋼牙も飛び込んだ。


ものすごい速さで落下しながらラテスは鋼牙に攻撃を与える。
「魔戒騎士の時代は終わった。我ら魔戒法師が守りしものとなる。」
呪文のように繰り返し鋼牙に言って聞かせるラテス。



「魔戒騎士の時代は終わった。我ら魔戒法師が守りしものとなる。」
シグトは烈花に話して聞かせる。

「なぁ烈花!これこそお前が求めていた時代だろ?俺たちがホラーを成敗するんだ!
もう、魔戒騎士のために働かなくていいんだぜ!」

烈花はシグトの胸ぐらを掴んで投げ飛ばす。

「目が覚めたか?シグト。一人でも多くの命を守れ!
法師と騎士が争って、なんで人間が守れるんだ?
俺たちは鋼牙と約束したよな?
・・・・・・あいつは、鋼牙は命を賭けて戦っているんだ!
二度と俺にこんなことを言うな!今度言ったら・・・」

「わかった!!わかったよぉ・・・」

烈花はずっと見ていた魔戒蝶に攻撃をかけるが、取り逃がしてしまった。
ラテスは目的の場所まで降り立った。魔戒蝶の案内でレオの元へ向かう。

その少しあとに鋼牙も降り立った。
ここは・・・?グラウ竜がいる!ということは、紅蓮の森(ぐれんのもり)のようだ。

号竜人が数体、鋼牙に襲いかかってきて、
人が一人ぐらい乗り込める大きさのポッドのような球体が鋼牙に体当たり。
これは防ぎきれずに地面に倒れこんでしまう。
球体が半分ぐらい開くと、中にラテスが座っていた。

「私はずっと我慢してきたんだ。騎士の傲慢さに、騎士の無能力ぶりに。
あの男は私の思いをかなえてくれる。」

また球体に戻ると体当たり攻撃をしてきた。弾き飛ばされる鋼牙。
もう一度体当たりをしてくるときに上に飛び乗る。
剣で一刺し。ラテスの眼前に剣が刺さる。身の危険を感じたラテスは脱出。

再び号竜人が襲いかかってくる。
一斬りで一体ずつ倒していくが、いくらでもワラワラと出現してくる。キリがない。

ラテスを追い込み近づいたところに陣を張られ、この森の地下に落とされてしまう。
落ちていく中、鋼牙は魔戒竜をラテスの偵察に放つ。


地下に降り立つ。ヤバいほど凄まじい邪気を放っていた。
よく見ると、一面に敷き詰められたようなほどホラーが蠢く洞窟だった。
ここを抜け出すためには鎧を召喚するしか手がない。

ためらいもなく召喚しようとする鋼牙に魔導輪ザルバは

「胸の苦しみが襲ったらどうする?鎧の召喚は危険だ!」
「かまわん。」
この窮地を抜けさせるならば、胸の痛みには耐えられる。

鎧を召喚する。轟天に乗り、無数にいるホラーの中心に飛び込んでいった。

鎧の上に炎をまとい突き進む。
順調な滑り出しだったが、やはり胸の痛みが襲ってくる。
飛びかかってくるホラーを防ぐことができなくなり、轟天と共に押さえ込まれかけるが
鋼牙は力を振り絞り弾き飛ばし、前へ、前へとひた走る。

「鋼牙、ここに岩盤はもろいぞ。」

ザルバの助言で狙いを定め、もろい岩盤をひたすら切り続けた。
岩が崩れ、ホラーを閉じ込める感じになり、洞窟の入り口を封じた。

少し先に光が見える。どうやら抜け出せそうだ。



「ゴンザ・・・」
倉橋ゴンザ(螢雪次朗)はリビングに入ったところで呼び止められる。
真っ暗な部屋で呼ばれたので、ドキッとするが、
涼邑零(藤田玲)が胸を押さえて苦しんでいた。

「鋼牙は居るか?レオのことで話がある。」とても苦しそうな息づかい。



ラテスは案内された珀岩の谷に到着する。
赤い仮面の男は膝をつき、うやうやしくラテスに挨拶をする。

霊獣の毛皮を赤い仮面の男に見せ、
「霊獣の毛皮。これだけあればギャノンを制御するに十分になるであろう。
そしてこれが・・・・」

魔導筆を振りかざすとレオの言葉に賛同した魔戒法師の筆が黄金色に浮かんだ。
一種の署名みたいなものだろうか。

「これだけの数の同志がおれば、もはや誰も逆らうものはおるまい。
魔戒騎士亡き後支配するは我ら!」

「ラテス様、そのカギも。」
ラテスが腰につけている魔列車の鍵。これは渡せない。

ラテスの背後に赤い仮面の男が近づき、後ろからラテスを一刺し。

「なぜだ・・・レオ・・」
「あなたは勘違いをしている。私は王になりたくて魔戒騎士を滅ばすわけではない。
あなたも傲慢な魔戒騎士と同じだ。生きている意味はない!」
屍より鍵を取り出す。


ヒヒ~~~ン 馬の鳴き声が聞こえた。
赤い仮面の男はそちらの方に向き直ると轟天に乗った黄金騎士牙狼の姿が!

20,19,18・・・・鎧の解除の時が迫る。
大慌てで谷を抜け出し、地上に戻れたと同時に鎧が強制解除された。
投げ出されるように地面に転がり出される鋼牙。

「貴様は何者だ!」「わかっているはずだ」

破滅の刻印が最高潮に痛い。戦えるほどの体力は残っていないかもしれない・・・

「俺は貴様が嫌いじゃない。だが俺の理想の前に貴様は敵だ。
これが俺と貴様の運命(さだめ)・・・・」

赤い仮面の男は赤い手に力を込めて頭上に突き出す。
手から放たれた力は左右に別れ、珀岩の谷の岩盤に直撃。
そこからは、前回の時より進化し、完成形の魔人二体が現れた。

鋼牙は剣を構えようとするが、痛みで立つこともままならない。
「さらばだ、冴島鋼牙。」

赤い仮面の男が魔人の装置を動かそうと剣を振り下ろしかけたそのとき、
「はっ!」
その剣を弾く者が現れた。不動レオ・・・


この状況が信じられない・・だが、レオが赤い仮面の男ではなかった。
レオの顔を持つ者が二人。剣を交えて対峙する。

「なぜだレオ。なぜおれの邪魔をする。」
「やめてください。やめろ!!」


レオは剣を天に向かって突き上げる。これは鎧を召喚するときの体系。
閃光騎士狼怒(せんこうきしロード) レオは鎧をまとった。

攻撃の構えを取ると、背中には破滅の刻印のマークが浮かびあがる。

「来い!閃光騎士狼怒!!」
鋼牙に攻撃をかけていた魔人も、狼怒に攻撃の照準を定める。

狼怒は赤い仮面の男に飛びかかろうとしていた。



ずっと一緒にいた方のレオは赤い仮面の男ではなかった!!!
でも、「貴様と俺のさだめ」の一文が気になりますね。
過去に何か関わりがあったのでしょうか?




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コメント 2

通りすがり

>攻撃の構えを取ると、背中には破滅の刻印のマークが浮かびあがる。
破滅の刻印等、浮かび上がっていませんが・・・
騎士の装着シーンには毎度、魔導文字が浮かび上がります。
過去作はご覧になった事は無いのでしょうか?
気になったのでコメントさせていただきました。

by 通りすがり (2012-02-17 06:55) 

peco

コメントありがとうございます。

確か肩元に羽のようなものが見えたと思ったんですが・・
(未確認です。)


見たままに書くだけですので、
勘違い、思い入れ等で、
訂正箇所等はたくさん出てくるかもしれませんが、
ふわふわした感じで見てもらえるとうれしいです。

「こいつ、あほやなぁ・・」ぐらいの気持ちでどうぞ。

by peco (2012-02-17 22:41) 

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