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牙狼 GARO 〜MAKAISENKI〜 第16話 仮面 あらすじ ネタバレ [牙狼 GARO MAKAISENKI]

牙狼<GARO>〜MAKAISENKI〜 第16話 「仮面」

「魔戒騎士を付け狙う不穏な動きあり。共に助け合って行動せよ。」
元老院から全ての魔戒騎士へ通達が出された。


魔導具シルヴァより通達を聞いた涼邑零(藤田玲)
さっそく戦いに苦戦している魔戒騎士のところに駆けつける。


巨大なロボットのような魔人との戦いに苦戦している魔戒騎士:桑折(前田浩)
駆けつけてくれた零と共に魔人を倒した。

シルヴァに魔人のことを調べさせるが、何もわからない。
さっきまではホラーの邪気を感じてはいたのだが・・・


ほっと一息。桑折は戦いの時に腹に刺さった金属片を抜き取り、魔人の方に投げた。
二人が自己紹介をしていたとき、魔人の長い舌が動きだし、桑折を捕らえる
そのまま口の中に・・・

魔人を倒したと思っていたが、動きを止めただけで
桑折が投げた金属片についていた血液で覚醒してしまったのだった。

零は鎧を召喚 銀河騎士 絶狼となり、復活した魔人に立ち向かう。
巨大なロボットのような形だが、動きはとても素早い。
建物の上に難なくジャンプ!

絶狼は2本の銀狼剣を繋ぎ、銀牙銀狼剣にし、
ブーメランのように魔人向かって投げた。
まだ逃げ出そうとする魔人を跳躍で高さを追いつき、
空中で刺さった銀牙銀狼剣を持ち手とし、地面にたたき落とした。

魔人は最後の抵抗を続ける。
トドメの一撃を食らわせようと銀牙銀狼剣を振り上げ・・・
破滅の刻印が今までにないほどうずく。立っていられないほどに。
攻撃が止まったのを見計らって魔人は消えた。

助けに来たはずが、目の前で魔戒騎士を死なせてしまった・・・・
後悔がばかりがおそう。



アトリエで新作絵本を執筆中の御月カオル(肘井美佳)
編集者からの電話を受けていた。

「物語のラストですか?・・・・ばっちりです!」

良いラストが浮かばなくて、ここ数日苦悩をしていたのに
編集者にはいい返事をしてしまった。来週原稿チェックを約束してしまう・・・



冴島邸にきた零。玄関の掃除をしていた倉橋ゴンザ(螢雪次郎)に出迎えられる。
ゴンザに、冴島鋼牙(小西遼生)は調べものを、
カオルはアトリエに籠っていると聞かされた。

カオルがいないのは都合がいい。話を聞かれる心配がない。
リビングで鋼牙が来るのを待っていた。

深刻そうな顔をして座っている零に
「何があった?」
抱える悩みは吐き出すのが一番。事情を聞く鋼牙。

「また一人、騎士が死んだ・・今度は俺の目の前で・・・」
「戦っている最中に胸の痛みに襲われた。」

零が破滅の刻印の部分を手のひらで押さえると、
目の前にうっすらと破滅の刻印のマークが浮かび上がり、
その後魔戒文字に変化した。

こんな風になったのは3日前。
「この魔戒文字はいったい何を意味する?俺の命は、あとどれぐらい持つんだ・・」

「俺もお前と同じだ。」
そう言うと、鋼牙も破滅の刻印を手のひらで押さえた。
うっすらと浮かび上がった破滅の刻印は、
魔戒文字に変化し、零の物と同じ動きを始めた。

「おそらくこれは、破滅の刻印が発動する日。」
「刻印が発動する!?」零は驚いた。

破滅の刻印を押されたときが、各人バラバラなことや、
鎧を召喚する回数などで、一人ひとり命の終わりが違うと思っていたからだ。

「赤い仮面は魔戒騎士を一斉に滅ぼすつもりなんだ。」
魔導輪ザルバが分析した。

「それはいつだ?」
ザルバにとっても浮かび上がる魔戒文字は古すぎた。解明ができない。
「でもそれは、きっと遠くない未来ね。だから突然に浮かび上がった。」
シルヴァが付け足す。

「鋼牙、ホラー狩りを続けようぜ。」

遠くない未来。そう聞かされたことで零は覚悟はできた。

「もう逃げも隠れもできない。俺たちは戦い続けるだけだ。」
「必ず手はある。」「あぁ、簡単に滅んでたまるかよ。」

そう決めたら最初にすることは、昨日の後始末。
零が出かけようとするが、鋼牙も付き合うことにする。


「布道レオ(中村織央)はどうした?」
いつもいるはずのレオがいないことに零は気づいた。
ゴンザが一昨日から姿を見ていないと報告してくれる。

「赤い仮面に感化された法師がいるという。ヤツは大丈夫なのか?」
身近に法師を置いている鋼牙を心配していた。

「心配ない。」
揺るぎない信頼を築いてきた。そんなことを考える必要もないと思っていた。



レオは昨日零が戦った跡地に来ていた。
片手で拝むようなしぐさをしてから、落ちている石に手のひらをかざす。
文様の入ったかけらを見つけた。
憂いを帯びたまなざしで、かけらを握りしめた拳を見つめる。
少し見つめ 何かを決意し、この場を後にする。



気分を変えて公園のベンチで構想を練っているカオル。
書けども書けども、筆が進まない。
書きかけの絵を鞄にしまい、噴水のそばにあるオブジェを眺めていた。
オブジェを乗せている台座は鏡面仕立て。カオルは自分の顔を見つめていた。



海の近くの廃工場。すいぶん派手にやらかした跡だけが残っていた。
「零、そいつは本当にホラーじゃなかったのか?」
魔戒騎士はホラー以外切れない。そこのところははっきりさせないといけない。

「あぁ、あんな魔獣は初めてだ。」

鋼牙は小石の中に文様が入っているかけらを見つけた。
「この文様は人工的に刻まれたもので、いにしえの魔戒文字にも見える。
それに、魔戒の岩と同じ波動がする。」
ザルバとシルヴァがこう感じたということは、赤い仮面にも関係があるかもしれない。

ザルバに石の波動をたどってもらうことにした。



カオルは頭の中を無にし、自分の思う理想のラストを考えていた。
自分を写していた鏡面仕立ての台座。

台座の中の自分の右肩から、黄金に輝く翼が生えた。
今まで描いてきた絵に足りないもの・・・これ!
最高のラストを、カオルはようやくつかんだ。

喜びと感動・・いろんなことが襲ってきて昂揚感に満ち溢れる。

一人静かに感動していたときに、背後に誰かがきた。
「カオルさん。」レオが仕度を整えた姿で立っていた。

自分ひとりで喜んでいたが、レオにもこの気持ちをわかってほしくなり、
「絵本のラストの凄いイメージが浮かんだの!」
まくしたてて話しを始めるが、レオの顔は沈んだまま・・

「どうかしたの?」
「すみません。今日はお別れを言いに・・・僕はしばらくみんなと会えなくなります。」

「どうして?どこか遠くに行くの??」
「はい。」

「鋼牙は?鋼牙はこのことを知っているの?」
レオは首を横に振った。「ごめんなさい・・・・・」
「でも、ちゃんと帰ってくるよね?」「はい。」
「じゃぁ、鋼牙と一緒に待っているから。絶対だよ。」
「わかりました。」

レオは真っ直ぐな目でカオルを見つめ、頭を下げた。

2~3歩歩いてから振り返り、
「カオルさん!絵本のラストの凄いイメージって?」
「だめ。やっぱり書き終わるまで、誰にもないしょ。」

さっきはレオに話してしまう勢いだったが、少し考えて話すのを止めた。
レオは笑顔で大きくうなずく。
カオルは、去っていくレオの後姿に、何とも言えない不安な気持ちを感じた。



石と同じ波動を感じる場所に着いた。
昔、体育館として使用されていたぐらい大きく広々としたスペース。
前方には祭壇のようなものが祀られていた。

零が昨日戦った魔人がオブジェのように置かれているのを見つける。

「そいつは失敗作。欲しいならくれてやる。・・・・いらぬか?」

声の方に向き直ると、赤い仮面の男。
赤い手から強力な炎を出し、魔人を破壊した。魔人は粉砕。
赤い手には恐ろしいほどのパワーがあった。

「貴様か!赤い仮面。」
「黄金騎士に銀河騎士、揃った二人に会えるとはな。
お前たちに残された時間は、もう無い。
それでもまだ、この俺と戦おうというのか?」

「お前を倒す時間は、十分にあるさ!」
「無理をするな、涼邑零。あの男のように、みじめな死を迎えることになるぞ。」

「ふざけるな!!!!」
剣を抜き、赤い仮面の方に攻撃をかける。
赤い仮面の男はひらりと上階にあがる。二人は追いかけた。
駆け上がると、人型の号竜が多数待ち構えている。

剣を抜くことをためらっていた鋼牙だが、
機械でできた号竜と分かり思う存分戦うことにする。
何体居ようとも、号竜では魔戒騎士の相手にはならない。
少しの攻撃で全滅させた。


祭壇のところで戦いの様子をみていた赤い仮面の男。
「なるほど。この号竜人たちの改善する所がよくわかった。礼を言おう。」

負け惜しみなのか?それとも改善部分を探すためにわざとぶつけてきたのか?

「これでホラーを退治するつもりか!」
「俺はお前たちのように愚かな戦い方はしない・・・いや?いいだろう。」

赤い仮面の男は、かぶっていた頭巾をはずし、剣を手にした。
先制は赤い仮面の男。赤い手を剣にかざし、おもむろに飛びかかってくる。
2対1の戦いなのに追い込まれた2人。
2人は首元を押さえつける剣をなんとかほどき、
赤い仮面の男は、攻撃を避けるかのように祭壇の真ん中に逃げ込んだ。

「おもしろい。レギルと戦わせてやろう。」
「夜空の星も、消滅する寸前には美しく光り輝く。
ぞんぶんに戦え。お前たちの最後を飾るにはふさわしい相手だ。」

赤い仮面の男は魔導筆を上部に掲げていた石版に向ける。
光が放たれ、石版が変形を始めた。
先ほど赤い仮面の男に消滅させられた魔人の改良版。
大型で、犬のように四足だが前方の守りは固く、両手に剣を持っている。
後ろの二足でも自立でき、胸元には赤い仮面の男が入り込んで指示を出す。

黄金騎士:牙狼 銀牙騎士:絶狼となり、攻撃を仕掛ける。
相手が大きすぎて、前方の剣を防ぐことしかできないでいた。

顔のような所の口の場所から、光の輪が放たれ、二人の動きを止める。
絶狼の銀狼剣で断ち切る。間髪入れずに炎が飛んできた。

牙狼は轟天に、絶狼は銀牙に乗って攻撃を仕掛ける。
派手に動き回ることができるようになり、
牙狼が敵を引きつけ、絶狼が攻撃。とコンビネーションで攻撃をする。
これが見事にはまり、レギルの両足を切断できた。
だが、足はすぐに再生・・

「頭だ!頭を破壊しない限り、キリがないぜ!」
ザルバの言葉に従い、二人で空中に飛び上がる。

轟天と銀牙は、レギルの剣を持っている両腕を胴体の部分で動きを止め、
牙狼と絶狼は空中から頭を目がけて剣を降ろす。
牙狼の剣が脳天に見事に命中。絶狼は銀狼剣を一本渡し、トドメを刺した。

リギュルはバラバラに破壊され、残ったのは赤い仮面の男だけ。


肩で大きく息をする赤い仮面の男。鋼牙と対峙している。
魔導筆で鋼牙に攻撃を仕掛けたとき、零がその腕にしがみついた。
その隙に剣を構えて飛びかかる!
剣先は赤い仮面の眉間のあたりに命中した。
剣に突き刺さる赤い仮面。仮面を盗られ、赤い手で顔を隠す。

こちらに向き直り、覆い隠していた赤い手をほどく・・・

「・・・・・レオ・・・・」
一緒にいろんな戦いを通して、信頼できる仲間になれたと思っていたのに・・
どうしてなんだ・・・

「黙れ!!!!俺をその名で呼ぶな!!」

姿を見せた赤い仮面の男は、赤い手を使い、この場を後にした。

今までにない、痛みが鋼牙を襲う。
破滅の刻印が痛みを呼ぶのか?仲間が目の前で裏切りを見せたからなのか?




とうとうと言うか、ようやくと言うか、赤い仮面の男の正体がバレました。
でも、カオルにあんなにきっぱりと話をしていたので、
「レオでない。」がぬぐえないままです。

終わりがあることを思い返させる回でした。











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