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牙狼 GARO ~MAKAISENKI~ 第9話 化粧 あらすじ ネタバレ [黄金騎士 牙狼 GARO]

黄金騎士 牙狼 GARO ~MAKAISENKI~ 第9話「化粧」

中世をモチーフにした舞台が始まる。主役はJURAN (久保田悠来)
登場と同時に観客に投げキッス。
黄色い声が飛び、まるでコンサート会場のよう。

JURANは大根芝居すぎて、舞台から完全に浮いてしまっていた。
観客はほぼJURANのファンなので、本人は一向に構わない。


冴島鋼牙(小西遼生)は御月カオル(肘井美佳)とデート?
一緒にこのお芝居を見ていた。

鋼牙はおもむろに席を立つ。「俺は時間を無駄にしたくないんだ。」
「破滅の刻印」のことは告げていない鋼牙。
この言葉の真意をカオルは理解できたのだろうか?
真剣なまなざしの奥に、一抹の寂しさが現れている。


舞台袖から、このどうしようもない主役に悪態をついている掃除係がいた。
この掃除係りは高峯龍之介(川﨑麻世)
彼は昔、天才役者と呼ばれ、華やかなスポットを浴びていた。
今も舞台から離れられずにいた。


終演後、舞台の成功を喜ぶJURAN。舞台監督は彼の言いなり。
彼あっての舞台。致し方ない。

その様子を見ていた高峯は憤りを感じていた。
薄暗い道具室に入り、剣を握るとJURANの役のせりふを言う。
さすが天才役者、腹のすわったいい声で演じる。
大鏡に自分が映った。そこにはただのおじいさん・・・

「違う!これは私ではない!!本当の私は舞台の上にいるんだ!!!」

華やかなりし時を忘れられずに自分を否定していた。
怪しい笑い声が道具室に響く。声を探すと奥にある化粧箱だった。
フタを開けると使い古されているが、きれいに整理されていた。

中から光が放たれ、
「取り戻したいのか?かつての輝きを・・・・・」
化粧箱がそう言うと白い腕が何本も飛び、
手のひらで高峯の顔をひと撫で、ふた撫で・・・
黒い物体が高峯を取り巻く。ホラー、体内に侵入完了。


帰ろうとするJURANの前に現れた高峯は、舞台の敵役の衣装。
JURANにむけて差し出した腕から赤い煙が出て、舞台の世界に入り込む。
剣を交わしJURANを柱まで追い詰めた。
高峯は腕を出し、吸い込むような動作をすると
JURANの生命も肉体も、餌として吸い込まれ消滅してしまった。


JURANのいない次の日。客入れの時間が迫るが、舞台中止が濃厚。
そこにJURANの衣装を着けた男が現れる。そう、高峯。
剣を振る動作は中世の剣ではなく日本刀のような振る舞い。
彼を代役として舞台の幕は上がった。
圧倒的な演技力で観客は息を呑み、涙を流す。


鋼牙は元老院で神官グレス(ひし美ゆり子)より指令を受ける。
化粧に宿りしホラー、魔法のごとく人間の顔を変え、その魂を奪う。
ホラー:アグトゥルス


冴島邸のリビングでは倉橋ゴンザ(螢雪次郎)とカオルが
高峯の再来と呼ばれる男の話をしていた。
魔戒法師:布道レオ(中村織央)は奥で魔道具の点検。

ゴンザは昔、大ファンだったのでチケットを買っていた。
高峯竜之介こそ、真に人の胸を打つ天才役者。だが、再来ということは別人。
もしかしたら化粧で若作りをしている本人かもしれないとカオルは言うと、

「化粧は人間が唯一出来る魔法みたいなもの。」

レオの言葉にカオルは憤慨。「私、そんなに化粧してない!!」


高峯は楽屋でメイクをしていた。そこに役者志望の女の子が訪ねてくる。
「大ファンです。でも本当は役者志望。演技のレッスンをして欲しい」

まずは恐怖の演技。女の子は軽い悲鳴を上げる演技をするがそれではない。
「そんな恐怖は偽物だ。」そう言うと高峯は手のひらを顔に近づける。
仮面を取るようなしぐさ。でも本当に女の子のメイクが取れた。
驚いて悲鳴を上げる。「そうだ!その顔だ!!!」
頭を押さえ込み吸い込むように食べ、消滅。


舞台裏にいるスタッフたちをレオは全員眠らせ、幕が上がる。
観客は・・・魔界騎士ただ一人。
そう、鋼牙がチケットをすべて買い占めていた。

「お前は今夜のVIP客。見ごたえたっぷりの芝居をみせてやろう!」
「その芝居、俺が幕を下ろしてやろう。」

鋼牙は舞台に立ち、剣を合わせる。「立ち居地が違う!俺にかぶるな!!!」
戦いでありながら、芝居を演じているように無尽に変化しながら応戦する高峯。
女形やマイトガイ、京劇役者・・次々と変わるので、戦いにくい。
「私はこの舞台の主役。たとえ魔界騎士といえども、
主役の私を切れるはずがない!」

京劇の衣装で宙づりになり、飛ぶように戦う高峯だが、ワイヤーを鋼牙が切った。
ぶざまに落下する高峯をおいて、主役のスポットは鋼牙にあたる。

「どれだけ主役を気取っても、所詮貴様は偽の王だ!」
そう言って剣を構えると鋼牙に銀色の紙ふぶきが舞う。

自分のせりふと舞台を奪われた高峯は、ホラー:アグトゥルスの姿を現す。

鋼牙は黄金鎧を召喚  黄金騎士牙狼 見参。

戦いの場所は中世の広場前に変わる。
アグトゥルスは顔を何枚も湧き上がらせて分身を作った。
4体の分身は牙狼に襲い掛かるが、しょせん分身。倒すのに造作もない。
分身を切った弾みでアグトゥルスの胴に一太刀。

元にいた舞台に戻り、ホラーから戻った高峯は剣を頭上に掲げ崩れ落ちる。
身体は消えてなくなった。ホラー:アグトゥルス滅。
静かに舞台の幕が下りる。


カオルはリビングで泣いていた。
帰ってきた鋼牙は少し心配し、訳を聞こうとするが、

「もういいの。私のことはほっといて。どうせ私といる時間は無駄な時間・・」

カオルの肩に手を置き、語りかけようとする鋼牙。
カオルをなぐさめようと肩に手を置こうとするが、
魔道具:ザルバがカオルの側にいくかたちとなり、カオルの演技はバレた。

「お芝居のことを鋼牙にもっと好きになって欲しくて・・・」

その様子を見ながら、でもも何も言わずに魔道具の手入れをするレオ。


二人の関係がかなりくだけて見えて、そこの場面だけはほんわかします。
舞台がメインの回でしたが、中途半端な芝居はどうかと・・・
いまどきなら、あの下手さでは舞台に上がれませんね。
わざとだとわかっていても気になるーーー。
川﨑麻世ってこんなだったかなぁ・・・
女形のときは凄いと思いましたけど・・・・






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