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ドラマ 怪盗ロワイヤル 第6話 ミッション あらすじ ネタバレ 松坂桃李 [怪盗ロワイヤル]

怪盗ロワイヤル Mission.6 元刑事「鳩村宗太郎の原稿」

血染めのスカーフを見て神村零(松坂桃李)は倒れこむ。
片桐夏蓮(大政絢)、岸原大雅(福士誠治)、倉田圭介(相葉裕樹)は
うなだれていた。

そこに資料を乗せた手車を押しながら西崎(下条アトム)が部屋に入ってくる。
大雅は西崎に食って掛かるが、零はそれを静止。
いろいろな問いかけを全く無視し、
会長:北場陽子(真野響子)からのミッションを伝えようとする。
大雅はこの場を去ろうとするが、零の助言でミッションの内容は聞くことにする。

今回のミッションは元刑事「鳩村宗太郎の原稿」

鳩村は3年前に退職した元刑事で、1年前に起きたある事件を追っていた。
それをまとめた原稿・・遺稿があるという。
つい2日前に情報をつかんだばかりなので、どこにあるかもわからない。
それを探して盗み出す。

これがおそらく最後のミッション。
その原稿を読めば、全ての記憶を取り戻すことができる。

ここまで言われて断る理由などない。早速ミッションに取り掛かる。


鳩村宗太郎(渡洋史)は刑事を辞めてからルポライターをやっていた。
だが、ゴシップ関係ばかりのろくでもない記事ばかり。
「週刊リアルライフ」で「あぶない元刑事(デカ)」というコラムを担当していた。

妻は15年前に病死、一人娘のカエデ(能年玲奈)がいるが、
ライターを始めた3年前より、一人 安アパートを転々として、
ここ二ヶ月は口座の金も動いていない。

零は圭介に鳩村の交友関係を探るように言う。

零は京談社の山岸と名乗り、鳩村の娘・カエデに接近。
夏蓮はTVレポーターとして週間リアルライフの鳩村の担当者に接近。
大雅は鳩村のアパートを探りに行く。


零は鳩村の家に入れてもらい、カエデからこれまでの話を教えてもらう。
鳩村は3年前に家を出て、戻ってきていない。
ライターになると同時に家を出たので、未発表の原稿の事などわからず、
カエデはここ最近、誰かに付回されているように感じていた。

山岸(零)は「お父さん(鳩村)の書いた原稿が表に出ると困る人間の仕業」
「山岸(零)もその原稿が表に出ると困る人間の一人なのか?」と問い返される。

零は慌てたような素振りで否定する・・・が、そんな人間を家に上げたりしない
「昔から人を見る目だけはあるんです。」キッパリと言い切るカエデ。


山岸(零)は鳩村の部屋を見せてもらう。
キレイに整頓されていて、何かがある感じではない。
壁に目をやると、日焼けの跡が残っていた。

「有るか無いかも分からない原稿を探すのは大変ですね。」というカエデ。

それは「悪魔の証明」

「悪魔の証明」とは、
「アイルランドに蛇がいる」という証明をするためには、
アイルランドにいる蛇を一匹捕まえればいい。
「アイルランドに蛇はいない」を証明するためには、
アイルランド全土を隈なく探査しなくてはならない。

「存在しない」ということを証明することは、「ほとんど不可能」に近い。


「原稿が存在しないということは、誰にも証明できない。
ただ、原稿は存在していて欲しい。
そこには必ずずっと探していた真実が書かれているはず!」
「だから、存在していると信じて探すんです。」

零はカエデにそう話すが、カエデは原稿のことはデマだと思っていた。
元刑事だからそんな噂が立っただけ。


鳩村が書いていた「あぶない元刑事(デカ)」は手書きの原稿で、
担当者がPCで打ち直していた。
夏蓮は元原稿を見せてもらうが、一番新しい原稿がない。
見せてもらおうとするが、原稿は上がっていないし、資料は全部燃やした。
最後の連絡が来たときに指示されていたのを実行していたのだった。
編集部での収穫はゼロ。

大雅も収穫ゼロ。先に誰かが資料をごっそりと持ち出していた形跡だけあった。

零は圭介からライターになってからの鳩村の交友関係を聞く。
編集担当者と三上眞人(竹財輝之助)この2名だけだった。


甘味どころで三上は部下と甘いものを食べていた。
部下が席をはずしたときに声が聞こえる。
ふいに顔を上げるとそこには零がいた。
鳩村の原稿の行方・・これまでのあらましを三上に聞かせるが
三上にもわからない。

「子供の頃、ごみはごみばこに。って習わなかったろう。」
そう言うと三上は警察手帳から落雁の包み紙を出した。
三上と零の最初の接点となった品。
「昔のことは覚えてないな。」


この甘味どころは上司だった鳩村に連れてきてもらった店・・
「どうしてあいつがホシだとわかったのですか?」
「いい奴、悪い奴、人を見る目だけは自信があるんだ!」
鳩村が三上にそう話してくれたことを思い出していた。

圭介は未だ鳩村の娘 カエデの後をつけていた。
カエデに姿を見られそうになり、
慌てて隠れた目線の先にはシスター・スネイク(佐々木希)
こちらの動きを予測して待っている感じ。


零に一本の電話。その主はカエデ。
「話したいことがある。」零は慌ててカエデのところに向かった。

家に上がると部屋中が散乱していて、何者かが侵入していた。
零は警察に連絡を薦めるが、警察は信用できない。

父(鳩村)が退職したのは警察内部の汚職を告発しようとしたから。
退職する1年ぐらい前から父には不可解なことが起こっていた。
突然階段から落ちて怪我をしたり、車のブレーキが故障したり・・・・

そんな危険な思いまでして書いた原稿なら私も見てみたい。
命を懸けて書いた父の原稿・・・・

「命を懸けてまで書いた原稿なら、この世で最も信頼できる人間に頼るはず・・
つまり、娘のあなたに・・・」

鳩村の部屋の壁の焼け跡にあったのは子供のときに描いた絵で、
カエデが、タイムカプセルを父と一緒に埋めたときに描いた絵だった。

どこかの木の根元に父と娘。手にはスコップ。
その当時、カエデはこのタイムカプセルをいつ開けるのかを聞いた。
それは自分がお嫁に行くときで、一緒に開けると約束した。
その場所は、住んでいる団地の木の根元。零はシャベルで掘り進めていく。

掘っている零にカエデが質問。
「何も言っていないのに、タイムカプセルの事がわかったの?」

壁の日焼け跡は長年何かが飾られていた証拠。
カエデが子供のときに飾られたものは、カエデが描いた絵と推測できる。
そしてその絵には、スコップを持った二人。
砂場で遊ぶにはお父さんの持っているスコップは大きすぎる。
つまり、何かを埋めたと予想が出来た。

スコップの先が何かに当たる。手で払うように土をどけると缶が出てきた。
どうやら最近掘りなおされた形跡がある。
その缶をカエデが開ける。中には真新しい封筒。
中は原稿で、「五億円事件 消えた犯人 2011年8月30日」と書いてある。
零はすぐさま読みたい気持ちを抑えてカエデに原稿を渡す。

「お父様は何年後かに、あなたがそれを開けるのを信じていた。
何年かかっても、暴かれるべき真実がそこには書かれている。
3年前、お父様が家を出たのはあなたに危険が及ぶのを恐れたからでしょう。
あなたのお父様は、自分の正義を信じて真実を追い求めた。
勇敢なルポライターでした。」

中にはカエデ名義の預金通帳、コサージュや人形などが入っていた。
たびたびこのタイムカプセルは開けられていたようで、
預金通帳には離れてからも入金がされていて、コサージュは母の形見。
これはカエデがお嫁に行くときに渡すように言われていた品。


原稿以外はもう一度この場所に埋めなおすことにする。
父との約束。お嫁に行くときに一緒に開ける。
「悪魔の証明」父が帰ってこないということは、だれにも証明できない。
だから父が帰ってくるのを待つ。

原稿は零に渡された。「父の想いを無駄にしないようにしてください」
「信じて頂けるのですか?」
「私、人を見る目だけは自身があるんです。刑事の、お父さんの娘ですから・・・」


影から零の行動を見ていた大雅と夏蓮。
「楽勝!でもないか・・・
盗めない。俺たちも、彼女の希望だけは盗むことができない。」


原稿を一番に読ませてもらう零。
無防備にページをめくるところをシスターが銃で狙っていた。
照準を合わせて・・・やめる。そこにはジャック(チャンソン)の姿。

読み進めていくほど零の頭は割れるように痛い。痛みで気を失ってしまった。
零の元に駆け寄る大雅と夏蓮。原稿のことはそっちのけになっていた。
そのにジャックが現れ、原稿を手にする。
助けに来てくれたものと思い、ジャックのところに行く夏蓮。
夏蓮はおもむろにのどを掴まれ、ボディに蹴りと顔面にパンチ。
助けにきた大雅もボディと顔面を殴られた。気絶した二人。

ジャックは原稿を謎の男(田中要次)に手渡す。


零は事の真相を全部知ってしまいました。
知ることが幸せなのか、さらに不幸を招くのか?
次の展開が楽しみです。
ジャックは味方だと思ってましたので、
裏切りとも取れる今回の行動は不可解で、
意図が隠されている感じです。



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