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信長のシェフ 第7話 1/2 前編 ネタバレ 永瀬廉 濱口優 玉森裕太 [信長のシェフ]

信長のシェフ 第7話 本能寺の変・・明智光秀と平成の恋人の陰謀!?
この話は分け書きしています。そのうちの1/2 前編。
ネタバレの読み物です。


タイムスリップし、記憶喪失になっていた俺が一つだけ思い出した。
俺は“遥子”と言う女性と同じ職場で働いていた。
遥子・・君はただの同僚だったのか?それとも・・・

教えてくれ!俺はなぜここに?これからどうなってしまうんだ!!

「いざ参らん、戦国のキュイジーヌ!」


京 本能寺で明智光秀(稲垣吾郎)が不敵な笑みをもらしている。
岐阜城ではケン(玉森裕太)が井上恭之介(きたろう)と夏(志田未来)を伴い
屋外の鍛錬場にいる織田信長(及川光博)に甘味を届けに向かう。

“伴い”と表現すると、
ケンの後ろに2人がうやうやしく付き従っているように感じるが
どちらかといえば、2人でじゃれているという方がしっくりくる。

ケンの作った甘味を持ち、慎重にあるく井上。
夏はつまみ食いを目論んで手を伸ばす。
取られまいとして、夏をブロックする。

「井上恭之介、渾身の一品!!」
持って歩くうちに、いつの間にか自分の手柄にしようとまでしている。
井上は小豆を煮るのに手伝いをしたから、それだけ言う資格があると思っていた。

そんな2人の掛け合いを、少し後ろから歩きながら
ケンはほほえましく見た。


じゃれ合いながら陣幕の入り口に入った井上と夏。
その方向に鉄砲を構えて信長が立っていた。

驚いた井上は腰から崩れ落ち、
持っていた甘味を落としそうになったところを夏が素早くキャッチ!
少しあとから入ったケンに向けて、引き金が引かれた。


カチッ・・バン!!!!

発射された弾は、ケンの側にある的を的確に射抜いた。
「やはり、鉄砲は堺に限る。」

持ち帰った火縄銃の試し打ち。信長は品物の出来のよさに満足している。


夏の持つ甘味が気になった信長は、
身をかがめて小さくなっている3人の所に近寄った。

「ケンが作った“あんぱおん”です。」
「これが、納屋衆を黙らせた“ぱおん”か?」

堺での出来事は報告を受けたので話では知っていたが
実物を見たことがない信長は、“あんぱおん”(あんぱん)を目にして驚いた。


これは、南蛮の主食“ぱおん”の中に、
甘葛煮(あまかずらせん)で煮た小豆を詰めたもの。


甘葛煮とは
蔦の樹液を煮詰めたもので、枕草子にも登場する古代における一般的な甘味料。


「ん・・いけるなぁ・・・実にしっとり、まろやかな口当たり!」
一口食べた信長は、美味しさのあまり感想を語りだした。

「信長様って、甘党なんですね。
意外だなぁ・・人は見かけによらないっていうか・・・」
信長の顔を見て、ケンはつい 馴れ馴れしく接してしまった。
信長の顔色が変わるのが見えた。

「すみません!!!砂糖があれば、もっとおいしくできるんですけど・・」
砂糖の話を出して、信長の気をそらそうとした。


「うむ・・砂糖か・・・」
将軍の所には、献上された砂糖がたくさんあると噂があった。

「持ってくるように光秀に頼んでやるわ!」

光秀!?信長の家臣としているのは当然のことだが
この名前を聞くだけで恐怖が先に立つ。

当時の明智光秀(稲垣吾郎)は、織田信長の家臣でありながら
将軍:足利義昭の近臣のような地位にいた。
いわば、織田家という会社から将軍家に出向の身で
連絡調整役を担っていたのである。


(織田信長、あなたは殺されるんだ・・本能寺の変で・・・明智光秀に・・)
「敵は本能寺に有り!」
光秀の有名なセリフとして今でも語られる言葉が、頭から離れない・・

今から起こる先の未来を知る者として、明智光秀の存在は恐ろしかった。
そんな怯えた様子のケンの姿を見た信長は、
何かおかしいと思ったが 特別気に留めなかった。


第7話 本能寺の変・・明智光秀と平成の恋人の陰謀!?

大坂・摂津 石山本願寺
顕如(市川猿之助)は、信長からの何通目かの立退き書を手にしていた。

「信長・・この本山を明け渡すと、本気で思っているのですかねぇ・・」
そばで控える遥子(香椎由宇)に、独り言の様に話した。


この頃、顕如率いる石山本願寺は
豊かな財力と大名に匹敵する権力を有し、戦国の一大勢力となっていた。
天下統一を推し進める信長にとって、最も厄介な存在だった。


顕如の話を受け流し、遥子は以前顕如が話した料理人のことを考えていた。
ケンという名前の料理人・・・思い当たるのはただ一人。


「遥子、また何かが見えましたか?」
ぼんやりとしている遥子に顕如は問いかけた。
遥子は次に起こる未来のことを話していた。それも、信長のことを・・・


「信長の命はそう長くはない。」
本能寺の変が起きた日は詳しく覚えていない。
だが現代の日本人なら、ほとんどの人が本能寺で命を落とすことを知っている。
いつかは分からない・・でも、その時はそう遠くないと思っていた。


「なぜ、そう思ったのですか?答えなさい!!
お前には何が見えたのか?信長の命を奪うのは誰だ?
私か?いったい誰の姿が見えたんだ!!答えなさい!!!」

顕如は遥子の髪の毛を乱暴に引っ張りながら答えを迫った。
「あ・・明智光秀・・・・」この状況では答えるしかなかった。

光秀は信長の忠実な家臣で、謀反を起こすとは考えられない。
それは何かの間違いだと思う。

「忠実に見えたところで、心までは見えぬわ。
お前を信じてみるのも、悪くはないわ。な?
明智光秀、使い道があるかもしれぬ。」

顕如は遥子の耳元に手のひらを挿しこみ
耳元で光るダイヤのピアスを見ながら遥子に語りかける。





京 二条城では
光秀がさっそく足利義昭(正名僕蔵)に砂糖を差し出すように交渉を始めていた。

「信長様直々のお願いにございます。」

その砂糖の使い道は、甘くておいしい“あんぱおん”の材料として使われる。
また信長とケン・・
恥をかかされたことを根に持っていた義昭は断りたいと思うが、
信長の気性を考えると、断るなどできない・・

「好きにいたせ!」
(おのれ信長!!今に見ておれ!!!)
心の中で難癖付けるが、言葉に出して言えるほど図太くなかった。

「近頃、信長様に楯突く摂津の三好党や石山本願寺が
怪しげな動きをしているとのうわさが、まことしやかに囁かれておりますが
将軍様の耳には入っておられませぬか?」


三好党、またの名を三好三人衆。
阿波を初め、畿内一円に大勢力を誇った一族。
信長とは抜き差しならぬ関係にあった足利義昭は、
反信長の人間であれば、誰かれ見境なく手を結ぶ状態にあった。
三好党だけではなく、石山本願寺とも手を結び
打倒信長をもくろんでいた。


「あ~~~~!!余は何も知らぬ!聞いたこともないわ!!」
光秀の言葉に動揺した義昭は、
冷静を装って指していた囲碁の石を投げ飛ばした。

その様子を見ているだけで、おおよその見当がついた。
顕如がわざわざ二条城にまで足を運んでいるこの状態は
どういった用件なのかが気にかかる。

泡を食ったように口をパクパクさせる義昭の所に顕如が現れた。
「将軍様、少し時間を頂けないでしょうか?」

ちょうどいい所に現れてくれたおかげで、まずいことを話さずに済んだ。
ここは顕如の言葉に従うのが上策。
平静を装い「よかろう。」とだけ告げた。



夏は自分の本分である刀鍛冶に戻り、鉄に熱を加えて叩きのばしていた。
台所のすぐ側で打ちつける夏の様子を見に来たケン。
夏の側に森蘭丸(永瀬廉)を見つけた。

夏の邪魔をしているのかと思えば、助手として手伝いをしているのだと豪語した。
(森蘭丸が、本能寺の変で最期まで織田信長に仕えていたのか・・
最期まで・・?俺はその時どうしてるんだろう・・
織田信長の側に居るのだろうか・・・・)


「夏さん、それ信長様の刀?」
ケンは料理のこと以外は疎かった。信長が夏の作る刀を使う訳がない。

「ばぁか。それは父上の大身槍(おおみやり)だ!」
蘭丸が父:可成のことを自慢するかのようにケンに話す。

穂先が二尺以上ある物を大身槍と呼んだ。
突き刺す威力もさることながら、これを持つことにより己の有能さを誇示し
敵方の戦意を失くさせるのも長さの目的の一つ。


二尺ということは、今でいう60センチ。
穂先だけでこれだけの長さがあれば、かなり長くて重い物なのだとわかる。

「扱えるのは、腕力や技術が格段上の達人だけ。
つまり、森可成だけだと言うことだ。」



さっそく完成した大身槍の出来を可成に試してもらった。
可成は突きや払いの動きをし、大身槍を全身で確認する。

「夏殿。この槍の穂、もう少し長くしてもらいたい。」
やり直しを命じられた。

可成は近々近江に行くことが決まっていた。
お館さまから、近江の宇佐山に築城を命じられていたが、
築城の進みが遅いので芦刈を受けていた。働く者たちに気合を入れる必要があった。


近江の宇佐山は、岐阜と京を結ぶ要路であった。
信長が敵対する浅井・朝倉電豪軍と、延暦寺に挟まれた
最重要にして最難関ともいえる場所であった。
信長は京への道を確保するために、
宇佐山の築城を、全幅の信頼を寄せている家臣:森可成に任せていた。


「あ・・あの・・槍の完成にはもう少し時間がかかります。」
「構わん。その槍で、お館様の城をお守りするのだ。
じっくり良い物を作ってくれ。」



光秀は顕如とサシで話す機会を得た。
中の様子が知りたい義昭は、ふすまを少しだけ開けて様子を覗いた。

「顕如殿。信長様の書上の返答を告げに来て下さったのですか?
石山本願寺の明け渡しに応じる気になってくださったのですね。」
「そのような気はございません。」

「明け渡しには応じぬとあらば、これ以上の長居は無用。」
光秀が腰をあげようとしたとき、顕如が引き止めた。

「ウチの料理人に作らせた主菓子(おもがし)をお召し上がりください。」
遥子がうやうやしく菓子を運び入れる。

覗いていた義昭は、その様子を遥子に見られて気恥ずかしくなり
慌てて別室に消えた。


「ペ・ド・ノンヌ。尼さんの屁というお菓子でございます。」

フランスという国のある修道院で、尼さんが調理中に放屁してしまい
恥ずかしさのあまり、油の中に生地を落としてしまったことからできたと言われている。
ゴルフボール大の大きさの、ふんわり生地が油で揚げられ
砂糖が全面にまぶしつけられている。


光秀はためらいもせず、一口かじった。
(今まで口にしたことのない味・・
外側はほのかに甘く、中はしっとりしている。美味い!!)
口には出さないが、態度で美味いと言っているのと変わりがないほど
光秀の目の色が変わった。


「信長様にも奇天烈な料理を作る料理人がいるとか?」
「おりますよ。名はケン。そなた名は?」
「遥子です。」
光秀は遥子に向かって話すが、顕如が遥子の名前を教えた。

「遥子・・・・」
名をつぶやきながら遥子を凝視したまま、お菓子を口に運ぶ。



ケンは思い出した記憶のことを考え込んでいた。
名前を思い出した、いつも出てくる女性の名は「遥子」
遥子は自分の恋人で、婚約者だったのだろうか・・・?

浮かんだ断片的な記憶を思い出すと
料理をおいしそうに食べ、一緒のベッドで眠り、
ウエディングドレスの試着をし、同じ職場で働いている。
ただの同僚とは違う繋がりがあるとしか思えない・・


夏は記憶のことで考え事をしているケンの様子を、そ~っと盗み見ていた。
その気配を感じたケンは、夏の方に視線を向けた。

この部屋の空気に耐えられない夏は、腹ペコだとケンに告げる。
ケンは夏のために何かを作ろうとした。


「頼もう!」外で声がする。
「お主がケンか?わしは伊勢の北畠の家臣、黄金濱之助(濱口優)じゃ。」
北畠家からの献上品として、海の幸を持ってきていた。

伊勢から寝ずに運んできた甲斐があり、まだ生きた状態で届けられる。
この献上品は濱之助がモリで突いて獲ってきたものだった。
興味を持ったケンは、今度濱之助に漁の仕方を教わる約束を交わした。



「この主菓子の使われた砂糖は、将軍様から頂いたものです。」
見たらすぐに分かることを、顕如が光秀にわざわざ話す。

砂糖・将軍・尼さんの屁・・・
差し出されたものを総合させて考える。
顕如は足利義昭と繋がりがあり、信長のことを屁でもない
光秀にそうにおわせているとしか考えられない。

顕如は遥子の言葉を元に、光秀に一石を投じたのだった。


「三好党が挙兵すると噂があります。
しかも、石山本願寺の前に砦を築いたとか?
裏で糸を引いているのは、顕如殿 あなたじゃないですか?」

「私が敵に回したくないのは、光秀殿 あなたのようですね。」
気付ける人にだけ気付けるように、問題を出すようにお菓子を出したが
その問題の答えの先まで光秀は解いて見せた。


「あの者、遥子には見えたのです。
あなたはいずれ、織田信長を裏切り殺す。
私と組めば、あなたが天下を獲れる。」

手を組むはずだと顕如は思っていた。光秀のいい返答が出てくるのを待っている。
表情一つ変えず、考えこんでいた光秀・・・
込み上げてくる笑いに堪え切れなくなり、大声で笑いだしてしまった。

「は、ははははは!たわけたことを。これ以上話しても無駄だ。」

光秀から思ってもいない返事を聞き、遥子は動揺した。



「お館様!!三好党が摂津で兵を挙げました!」
信長の所に急報が届く。


ケンは濱之助から献上品としてもらった伊勢海老を、さっそく調理していた。
これは腹を空かせて待つ、夏のための調理。

「伊勢海老と米のサラダ」
いつも喜んで食べる夏だが、今回は違った。

「お前、どこでそんな料理教わったんだ?」
プロポーズにも取れる“一緒に住まないか?”の言葉をもらってから
ケンとの未来を考え続けていた。

ケンが作る料理は、見たこともないほど美しくて美味しい物ばかりだった。
聞いたことのない言葉で話し、見たこともない美味しい料理・・
考えれば考えるほど、
ケンが全く違う世の中で暮らしていたように思えて仕方がない。

いつかその場所に戻ってしまうかもしれないことを意味していた。
いつかケンがいなくなると考えるだけで、胸が張り裂けそうに痛む・・・


記憶は戻っていて、戻っていないふりをしているだけ?
前に話していたいつも頭の中に浮かぶ女性は??

「少しだけ思い出した・・・一緒に働いていた女性で、名前は“遥子”
思い出したのはそれだけだ」


記憶を取り戻したらどこかに行ってしまうかもしれない・・
こんな不安な気持ちのままでは一緒に住むなんて考えられない。

「俺はずっと、夏さんと一緒に・・・」
「戦じゃ!!戦じゃ!!!!」

ケンが夏を説得しようとしていると、井上が慌てて台所に走り込んできた。
「戦が始まるぞ!ケン、お館様のために料理人としてその腕を振るってこい!」

井上の言葉を聞いて、夏は可成のために作っていた槍の完成を急ぐことにした。



「お前の予言は、外れたようだな。」
赤っ恥をかかされた顕如は、本願寺に戻るなり遥子を突き飛ばした。

「まだ終わったわけではありません。」
今はきっかけを作ったに過ぎない。光秀が行動するのはこれからのはずだった。

「お前はケンとやらを知っているのじゃないのか?」
「知りません。ウソを言っているのではありません!!」

ケンと知り合いだとわかると、自分と同じ目に遭わされる・・
本当のことは、口が裂けても言えなかった。

突然この時代に飛ばされた遥子。助けてくれるものなどいない・・
ちょっと目を引く美人だったので、すぐに野党に狙われた。
慰み者にされる寸前の所で助けてくれたのは顕如だった。

「お前を拾ったのは誰だ!」
「顕如様です。」
「そうですよ。お前は私が拾ってなければ手籠めにされて殺されていた。
私にウソを言って裏切ったら、再び山の中に捨てますよ。」

顕如は恐怖という鎖で遥子を縛り付けていた。
主従の関係をはっきりさせるために詰問をし、遥子を従えさせた。

遥子に優しくキスをする。
顕如は飴と鞭の使い方を心得ているようだ・・・



「三好党を討つ!いざ、出陣じゃ!!」
信長軍は、野田・福島で挙兵して、三好党討伐へむかった。
ケンは信長に従軍し、夏は残って槍を完成させることになった。
本来の仕事なので、ケンについて行くとは言わず 槍作りに没頭していた。


信長軍は、岐阜から大坂に向かう途中に京へと立ち寄った。
京での滞在先は、光秀が用意していた寺だった。

久しぶりに会うお館様に、光秀は感激しながら出迎えた。
「お待ち申し上げておりました。
京での宿は、この“本能寺”でよろしいですか?」

そばで控えていたケンは驚いた。
(ここは本能寺なのか・・織田信長が最期を迎える場所・・・
明智光秀に殺される場所・・・)


そんな動揺を知らない信長は、さっそくケンに料理を頼んだ。
「ケン、今すぐ料理に取り掛かれ。光秀の労をねぎらうための料理じゃ。」


(ここで・・本能寺で俺が料理を作るのか・・・
織田信長と明智光秀のための料理を・・)

ケンは睨み付けるように光秀を見つけていた。
視線を感じた光秀は、ケンの様子を見ると台所までの案内を買って出てくれた。


光秀と会ったのは、この時代に来てすぐのことだった。
それ以来会っていないが、ケンの料理は京にまで伝わっていてよく知っていた。

「ケン、お主わしが怖いのか?」
光秀が次に起こす行動の一部始終を知っているケンは
側に光秀がいるだけで、少し緊張していた。
それを見透かされているのだと気付いた。



「本能寺の変って、まだずっと先のことだったよな・・・確か・・1582年」

本当にずっと先のことなのだろうか?自分の記憶違い?
歴史の記述が正しいとは限らない・・
多少の誤差や間違いがあっても不思議じゃない・・
歪曲されている可能性もある・・・


「もしかして、ここで本能寺の変が起ころうとしているのか?」

一人台所で調理具を見ながら、不意に口から考えがこぼれてしまった。

「本能寺の変!?」
声が聞こえて振り向くと、蘭丸がケンの独り言を聞いていた。
蘭丸はこの度の戦からお館様に仕えることになっていた。


「お館様に・・・役者がそろった・・・
本能寺の変が、今まさに起ころうとしているんだ・・」
どうすればいいのだろうか???すぐに答えは出なかった。

このままだと、信長は光秀に殺されてしまう。
信長さまを死なせたくない・・



「このところ、将軍様が不穏の動きをしております。」
光秀が、信長に茶を点てながら話す。

三好党をそそのかしたのは将軍だと確定した。
とりあえず泳がしておき、使いどころを待つことにした。

光秀が気になっているのは石山本願寺の顕如
甘い言葉で光秀を引き込もうとしていた。

「ふふふ・・おぬしが敵になるところだったのか。」
光秀の謀反など1ミリも考えたことのない信長は
おかしくて笑いが止まらない。



2人の絆を深める料理を作る・・本能寺の変など起こらない料理・・・
それは、2人で楽しめる料理!!

本能寺の変を、この手で止めて見せる!
「いざ参らん、戦国のキュイジーヌ!」


信長のシェフ 第7話 本能寺の変・・明智光秀と平成の恋人の陰謀!?
2/2 後編に続きます。
後編はこちら


本能寺が来てしまいました!!
本当に今かなぁ?
料理で気持ちを変えられるのでしょうか?


ラーメンを作る日がくるかしら??
良い鉢が出ていますよ!!

織田信長気分!






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