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勇者ヨシヒコと悪霊の鍵 参 第3話 ネタバレストーリー 青木崇高 [勇者ヨシヒコと悪霊の鍵]

勇者ヨシヒコと悪霊の鍵 参 第3話 ネタバレストーリー 青木崇高

山奥を歩き続けるヨシヒコ一行。
行先を決めていないのでだらだらとした感じで歩いていた。
そこにロン毛のもっさい男が一行の前に立ちふさがる。

「さあ、殺されたくなかったらありったけの食料を出しな!」

この男は一目でわかる武器を持っていなかったので
ダンジョー(宅麻伸)は少しナメていた。

「俺には武器なんていらねぇ。
どうやらここら辺では知られた俺のこと全く知らねぇようだな。
俺は、毒霧のザジ(青木崇高)
俺の毒の霧に触れたやつらは一瞬にしてあの世行きだ。」


4人ぐらいは一度の噴射で倒すことが出来るほどの威力を持った毒。

霧と名前が付いているから、
きっと口から噴射してくるタイプだとメレブ(ムロツヨシ)は判断した。
ザジとは戦わず、今すぐにでも逃げ出す方がいいと慌てふためくムラサキ(木南晴夏)
ヨシヒコ(山田孝之)は、こんな敵だからこそ倒さなければいけないと意気込み、
ダンジョー(宅麻伸)はヨシヒコの考えに同意して、剣を構えた。


「おめぇら全員を、皆殺しにしてやる。」

ザジは懐から毒入りの小瓶を取り出し、口に含みいれた。
毒霧は吸い込まなければ大丈夫だと思い、戦いの構えを取って息を止めた。
レスラーの武藤敬司決めポーズを取り、毒を噴射しそうでしない。
思わせぶりなことを続けるザジに腹を立てたムラサキは、
サジを怒鳴りつけた。
息を止めることを止めた隙にサジが毒霧を噴射する。

毒霧は前に飛び出さず、自分の方に向かって飛んできた。
サジは相手の隙だけを待っていたので、風向きのことをすっかり忘れていた。
自分の出した毒霧で、自分が倒される・・・悲しい展開






10日間歩きづめでみんなの疲れがピークに達していた。
盗賊たちは持っている食料を狙って襲いかかって来るが、
その食料は底を尽きようとしていた。
魔物をそこそこの数倒したので、小金は手に入った。

総合して考えると、次に見つけた村でゆっくりと足を伸ばして眠りたい。
山の中腹から下を眺めると、村があるのが見えた。
村を見つけたのはいいが、ヨシヒコは何かよからぬ気を感じていた。
一応魔法使いのメレブも確認してみるが、ヨシヒコが感じた気を感じなかった。
村には食料と足を伸ばして眠れる場所がある。
村を目指す動機としては充分。とりあえず行って見ることに決めた。


村に着き、真っ先に米と塩を手に入れた。
市場で働くのは、たいていの村は女性の仕事だった。
この村では、どこをどう見ても男性の姿しかない・・・・
女性は家の中の仕事だけをすると、村の方針で決まっていることかもしれないと思い
そんなに深く考えることは無かった。

宿屋の仲居も男性だった・・・・
こんなことは気にせず、とりあえずゆっくり休んで体力を全回復させることにした。


「もっと言ってしまえば、酢豚のパイナップル。
肉を柔らかくすることが目的なら、柔らかくした後
パイナップルなんて捨ててしまえばいい!!」

いつもながらヨシヒコは誰かに話しているように、明瞭な言葉で寝言を話す。

ニャァァァ・・・ギャァ・・・・

外の声がうるさくてヨシヒコは目が覚めてしまった。
声のする方を見に行くと、村の男たちは四つん這いになり猫のように歩いている。
その中の一人は、宿屋の仲居だった。


次の日、宿屋の仲居を部屋に呼んだヨシヒコ。
ネコに変わってしまう理由を仲居に聞いてみるが、
仲居にとっては身に覚えのないことだった。

けげんそうな顔つきで仲居を見つめるヨシヒコ。
仲居はヨシヒコが見た夢のことだと取り合わない。
疑問は解消できなかった・・・この件は引き下がることが出来ない・・
いつもならいい頃合いで出てくるはずの仏(佐藤二朗)が
いつまでたっても姿を見せないことをいいことに、捜査を続行することにした。


ガライの薬屋で話しを聞く。
ガライはこの村一番の識者。村のことは一番理解している人物。

「昨夜妙なものを目にしたのです。村の男たちが揃って猫のように・・・
それと、なぜこの村には女性が一人もいないのですか?」
ヨシヒコは、昨日の夜に見たことをガライに話した。

「あ・・・見たか?」
ガライはこのことが至極当然のことのように話をする。
あれはヨシヒコの夢の中での出来事ではなかったのだと証明された。

「どちらも・・魔物の仕業だよ。」

魔物は女性たちばかりを連れて行った。
取り返そうと力の強い男たちが出かけて行ったが、一人も戻らなかった。
そのうちに、女性が村に一人もいなくなり、
残った男たちがネコにされてしまった。
夜中になるとネコに変わってしまうが、自分がネコに変わっていることを知らない。

ネコに変わってしまうのは、やつらが村に撒いた菌のせいだった。
その謎の病を治す薬をガライは研究していた。

「その魔物から解毒剤をもらいましょう。」

ヨシヒコは簡単に言うが、そんなことが出来るならもうとっくに実行している。
村一番の猛者が戦いに行っても歯の立たなかった相手・・
無駄死にすることは、行く前から目に見えていた。

「いや、倒します。村の女性たちもそこにいるはず!
まとめて取り返して見せます。」

正義感一杯のヨシヒコは人助けをせずにはいられない。
でも、今回の旅は悪霊のカギを探すこと。
メレブが思うに、寄り道をしていては仏が怒るし、面倒だった。
ムラサキは何処にいるかもわからない魔物退治は探すだけでも時間がかかるので
ちょっと行きたくなかった。

「そんなものはすぐに分かる。私に良い考えがある。」

かなり思い切って断言したヨシヒコ。
この秘策は何だったのだろうか・・・・??


ダンジョーとヨシヒコが宿屋に戻って来た。
遊女のように着飾って、遠目から見ると一応女性に見える。
ヨシヒコは見ようによっては女性に見えなくもないが、
ダンジョーはどうやって見ても魔物にしか見えない。

「これで私たちが村をうろつけば、あっちから現れます!」

そんなに上手く騙されてくれるかは疑問が残るが、
ムラサキがおとりになっても、万が一の時には一人では戦えない。
戦いに長けた2人が行く方がリスクはすくない。


村の中をしゃなり しゃなりと歩いて、魔物を引き付けに出かけた。
ヨシヒコは内股で2~3歩あるくとお尻を突出し、
また2~3歩あるくとお尻を突き出した。
これがヨシヒコ流の男を引き寄せる歩き方だった。
真顔でやりきるヨシヒコが逆に怖かった。
女らしいという概念を取り違えている。

物陰から見ているメレブとムラサキの目には
ただひたすらにキモいオッサンが歩いているとしか見えなかった。

オッサン、いやダンジョーは一歩ごとに後ろに引いた足を曲げてポーズを作る。
両手を広げたり閉じたり・・やたらに動きの歩き方。
メレブの女性データの中には、こんな歩き方をする人はいない・・・

これではだれも女性と思えずにさらいに来ない。
別の方法が必要なのかもしれない・・・


ムラサキの口元に布を当て、後ろから襲って連れさらった。
ヨシヒコとダンジョーを見ているので精一杯のメレブは、
ムラサキがいなくなったことを知らなかった。
宿屋に戻り、ムラサキの行方を考えるが 手がかりはまるでなかった。

みんなの目の前を小鳥が飛んできた。
これはいつもムラサキが肩に乗せていた小鳥。
肩に止まっていたが、生きている本物が止まっていると誰も思わなかった。

ヨシヒコの手のひらに止まるとヨシヒコを媒介して語りかけてきた。

「ムラサキさんのいるところへ、ご案内いたします。
私についてきてくださいませ。」


ムラサキの元に向かう道中、ドラクエで言うところのスライムが2体現れた。
ダンジョーと、ヨシヒコの一撃で倒す。
先に行こうとすると、さっきのスライムが現れた。

メレブが思うに“仲間になりたい”そんな風にこちらを見ていた。
魔物が仲間になるなんてばかばかしいことだとダンジョーは思うが、

「仲間になりますか?」メレブがヨシヒコに問うと
「はい。」ヨシヒコはあっさりと認めた。

「よし、今日からお前の名前は“スラリン”だ!馬車に乗っているがいい。」

メレブがスラリンに命じると、嬉しそうに馬車に向かっていった。


夜になり、近くにあったさびれた寺で休むことにした。
ここでこれまでの出来事を検証してみる。今回は謎が多すぎる・・・
女をさらうだけではなく、なぜ男をネコにする必要があったのか?

ダンジョーはおおよその見当をつけていた。
女性が大好きな化け猫が、この辺りを支配しようとしている。

ダンジョーはヨシヒコに意見を求めるが、
ヨシヒコはメレブが持って遊んでいたススキの穂を見ていて
話しを全く聞いていなかった。
ぼんやりとして話しを聞いていないなんて、ヨシヒコらしくないことだった。
疲れているのだと思い、ダンジョーはヨシヒコにみかんを投げてよこした。

ヨシヒコはみかんを見ているうちに、転がして遊び始めた。
・・・ん??いかん!!ヨシヒコがネコになる菌に犯された!!
ヨシヒコの意識はヨシヒコのままだが、体が勝手にネコとして動き出している。

外で吠えるイヌに反応し、メレブの持っていたススキにも反応してしまう。

「いかん!私がネコの菌に犯されてい場合ではニャイ!
私がネコにニャるなど、ありえニャい!」

行動はうらはらで、ダンジョーの膝の上に乗り首元を撫でてもらう。
ヨシヒコはゴロゴロと鳴き、気持ちよさそうにしている。
ヤバい程にネコだった。


小鳥はムラサキの所までちゃんと案内をした。
ムラサキはいつの間にか居なくなった小鳥“キロ”に話しかけている。
少し遅れてムラサキに合流した。
ムラサキは捕えられているというよりは、下働きさせられている感じ。
今日はちょうどいいことに、畑の草むしりをしていた。
とりあえずこの場から逃げ出す。

追っ手を撒くのは簡単で、ただ走って逃げただけ。
追いかけてくる風でもなく、脱出に成功した。
潜入調査をした風になったムラサキ。状況の説明を始めた。

ここまで連れて来られたが、させられるのは肉体労働ばかり。
女好きの魔物がいて、踊らされたりエッチなことをされたりとかは全くなかった。
いい女以外が肉体労働しているのではなく、
とにかく女性であれば全員同じよう扱いを受けている。
一度だけ飯炊きとして屋敷内部に入ったが、屋敷の中には人間の男しかいなかった。

聞けば聞くほど謎が深まっていった。
こんな謎だらけの状況の中で、メレブが新しい呪文を覚えた。
さっそくムラサキにかけてみる。

ムラサキは呪文をかけられても何の変化もなかった。
しゃべり方も変わらなければ、顔に変化があったわけでもない。
何も起こらないつまらない呪文だと思って油断していたら

「プッ」ムラサキがおならをした。
「そう、この呪文は敵全体に“おなら”をさせてしまう呪文だよ。」

でも、この呪文が戦闘の何に役立つのだろうか??
メレブはおならをした瞬間に恥ずかしくなって攻撃どころではなくなると主張するが、
敵はおならをいくらしても、そんなことを気にせずに攻めてくるはず。
どう考えても役に立ちそうにない。

「この呪文を“ヘイミ”と名付けよう。
この呪文はヘイミ→ベヘイミ→ベヘマ→ベヘマラー→ベヘマズンと進化をして、
敵がするおならがどんどん大きくなっていく。」


裏口に回り込み、屋敷内部に潜入することに成功した。
ボスの部屋らしき場所を見つけ、中を覗いてみると
ドラゴンクエストのフレイム、サイクロプス、ゴーレムらしき魔物と
人間の男たちがボスを守っている。
一度退散して作戦を建て直した方がよさそう。
どうしてもボスの顔を見たいヨシヒコは、一瞬の隙を待った。
チラリと顔を見ると、そこに人間が座っていた!!


ヨシヒコがネコに変わってしまった。
作戦どころではないが、みるからに強そうな連中が取り囲んでいて
レベルをきちっとあげてから戦わないと勝ち目がなさそうだった。
ボスは男のくせに化粧をしていた・・・!!

メレブに妙案が浮かんだ。
朝になり、ヨシヒコに角刈りタンクトップ姿のスポーツマン風衣裳を着せた。
この格好で行くと、すぐにでもお気に入りの一人になれることは確定事項だった。


迷うことなく正面から屋敷に入れてもらい、ボスの部屋まで案内された。

「今日からお世話になります。ヨシヒコと申します。」

ボス(ミッツ・マングローブ)はヨシヒコの姿を見るなり、全員を部屋から出した。
2人きりになると、ボスは格別な待遇でヨシヒコをお気に入りの一人にしようとした。
ヨシヒコは近づいてくるいざないの剣を抜き、斬りかかろうとする。
少し出来た隙をついて、ボスはヨシヒコに抱きつく。
引きはがし、ヨシヒコがまた斬りかかろうとすると
隙を突いたボスは、急所を優しく触り始めた。
ヨシヒコはなぜか身をゆだね、力が入らなくなる。
ボスはヨシヒコに抱きつき、離れそうにない。


「ヨシヒコ!そいつはオネェだ!!」

邪魔な女は排除して、弱い男は可愛いネコに。好きな男だけ近くに置いていた。

抱きついたままのボスをダンジョーが背後から斬る。ダメージゼロ・・・

「私の正体を見せてやるわよ。」

マングローブの木の妖怪に変化した。
こんなこともあるかと、ムラサキは必殺の裏技を考えてきていた。

「これを見よ!!」
ムラサキのセクシーランジェリー姿!!!!
魔物にとって全力の女はけがらわしいものだった。戦意喪失をしてしまう。
そこにめがけてヨシヒコが斬りかかる。

「隙あり!!!!」



村の危機は去り、囚われていた者も村に帰った。
ネコの病も消えて一件落着だった。
だが、悪霊のカギと全く関係のないことだったので
仏がかなり怒っている。

「今日の所は許す。仏の顔も3度まで。
もう鍵のありかは教えない♪」

仏は怒りながら出てきて、おどけながら消えた。


「兄様、ヒサ(岡本あずさ)も戦いに加わります。
ヒサはなんと、ヌンチャクをマスターしたのです。」

ヒサは物陰から兄ヨシヒコに語りかけ、チャイナ服姿でヌンチャクで技を披露する。
ヒサの存在に気づいていないヨシヒコたちは、先へと歩みを進めていた。

何者かがヒサの背後に回り込み、後頭部を一撃!
そのまま連れて行かれてしまった。



ミッツだからマングローブの木・・・
気付くのに少し時間がかかってしまった・・・・
まだまだですね。
ムラサキのセクシーランジェリー姿がアニメで残念でした。

勝負するにはピッタリのセクシーですね。

サンタ♪



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