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戦国BASARA-MOONLIGHT PARTY- 8th 第8話 織田信長 ネタバレ [戦国BASARA-MOONLIGHT PARTY]

戦国BASARA-MOONLIGHT PARTY- 8th I never break your heart 第8話

真田幸村の槍・修羅を引きずりながら本能寺を目指す伊達政宗(林遣都)
足取りはかなり重かった。
今できる最大のことをするためだけに体が動いている状態・・
思い出したくないが、どうしても爆破前に言った幸村の言葉を思い出してしまう。

「正宗殿、お館様を頼み申した!!」
この言葉の意味は?なぜ自分をかばった?まさか、幸村に限って・・



「もののふ共の血を吸い、赤く染まりやがったな。
よくもこの俺のライバルを奪いやがったな。
礼は高くつくぜ!!!」

色を変えることなく、赤く染まった月は地上を照らしていた。
この真っ赤な丸い月に、政宗は悪態をついた。
それは政宗流の誓いの言葉だった。


その頃 伊達武田の連合軍は、織田軍と相対していた。
織田軍の前に 多勢に無勢。正に窮地に追い込まれていた。

伊達武田軍を率いていた猿飛佐助(井澤勇貴)と片倉小十郎(徳山秀典)
かなりの時が経過したので、
2人は本能寺に辿り着いたころだと推測していた。
だが、こちらで引き付けている織田軍に、
いつまでたっても濃姫と明智光秀の姿がないことが気がかりだった。
こちらの作戦は読まれていたのだろうか・・


もし作戦が読まれていたとすると、本能寺の守りの方が固いことが予想される。
援軍を出すべきか?自分たちも本能寺に向かうべきか?
政宗の気性を考えると“魔王の首を取るまでは帰ってくるまい”と思っているはず・・
片倉小十郎(徳山秀典)と猿飛佐助は選択を迫られていた。



ようやく本能寺に辿り着いた政宗。
織田信長の玉座が置かれた部屋まで入ったが、人は誰もいなかった。

「どこだ 魔王、織田信長!!!!」

空の玉座に威嚇しても、答えはない。
まわりを見回すと、頭がい骨で作った杯が三方に乗っているし
玉座の肘掛、手のひらがあたる部分にも頭蓋骨が使われていることに気づいた。
信長は相当crazyなやつだと思った。


政宗は、初めて信長と手合せしたときのことを思い出す・・・
確か政宗が飛びかかって攻撃をしようとすると、
信長の目が赤く光を放ち、一太刀振り降ろすと
刀から放たれた残動は、政宗の兜を二つに切り裂いた。
これは味わったことのない恐怖・・

「Shit!」
思い出したことで、自分の恐怖が増してしまったことに悪態をついた。


政宗が持っていた幸村の槍・修羅の先が熱を帯びてきた。炎をまとう槍。
修羅は自分の主に反応しているのかもしれない・・・

「O.K 赤は流れる血の色じゃねぇ、てめぇの魂の色だったなぁ真田幸村!
たぎる男の色だ。」

この炎でが松明の代わりとなり、玉座の奥に洞窟があることがわかった。

「待ってな魔王!地獄の果てまで追いつめてやるぜ。」






全身で爆風を浴び、死んだと思われていた幸村。だが、生きていた。
自分の得物なのに、引きずってでしか持てないほど、ダメージを受けていた。
体を動かしているのは、お館様を救出したいという思い・・


正面から堂々と、濃姫(長澤奈央)が姿を見せた。

「あの時のぼうやね。キズは癒えたのかしら?」
「魔王の手先に心配をかけられる いわれはござらん。」

「そう、でもかわいそうね。一人で地獄に堕ちて来るなんて・・
仲間に見限られてしまったの?」
「男と男の誓いに、見限るなどという言葉はござらん。」
「であれば、私が教えてあげる。上総介さまに刃向った罪として・・
仲間を見限りたくなるほどの、苦痛をね。」


言葉を言い終わると同時に濃姫は銃を幸村に放った。
幸村の左ほほをかすめる。

「あら?向かってこないの?そんなに この飛び道具が恐ろしい?」
「男にはおなごは討てぬ。それだけでござるよ・・」

手心を加えてもらったことに、濃姫は屈辱を感じた。
性別で差別されているのと同じ・・・


「あまちゃんね。その言葉、後悔させてあげるわ。」

濃姫の本来の武器は二丁拳銃:空蝉
片方だけ使っていたが、今度は二丁とも幸村めがけて放った。

「これで、やる気になったでしょ?じゃぁ、向かってらっしゃい!」
「それがしには、おなごは討てぬ。おなごには、おなごの幸せが・・・」


今度の弾は両脇あたりをかすめた。
それでも戦おうとしない幸村を本気にさせるため、また拳銃を構えた。
口で息をするほど体が重く、サッと動けそうにない幸村は
拳銃を構える濃姫の後ろから、灯りが近づくのを見つけた。
目を凝らしてみると、自分の槍を持つ政宗の姿が見える・・・

「正宗殿・・・」
幸村は政宗が生きていたことが嬉しかった。

「独眼竜、覚悟!!」
狙いを幸村に定めていた濃姫は、相手を政宗に変えた。

「どけ!!」
政宗は、拳銃を構えている濃姫の手を払いのけ、
立ち止まることなく幸村の方に歩いた。

「てめえは天下一、大馬鹿野郎だぜ!忘れたのか、交わした誓いを・・」
「忘れたはずはござらん。いつの日か、漢と漢の決着をつける!」

二人はそう誓い合った。漢と漢として。
なのに 幸村は誓いを忘れて自分の命を犠牲にしようとし、
武田信玄の救出を政宗に託した。
命を犠牲にすると言うことは、漢の決意でもなんでもなくて
誓いを忘れたクズの所業。
最期の最期まで、生きることに執着しなければ、真の漢とは呼べない・・


大事なことを幸村に話すと、槍:修羅を返した。
この槍は二槍あってこそ力を発揮する。持ち主が正しい形で使うのが一番。


「末期の契りは済んだのかしら?
せめてもの情けよ、2人仲良くあの世へ送ってあげる。」

空気を読んで待ってくれていた濃姫。
話しの終わりを察して、拳銃の照準を2人に合わせた。


「魔王の奥方よ。そなたは魔王の悪行を、何ゆえ許される?
それがし、そなたには人の心が宿っていると感じまする。
それなのに、何ゆえ・・・・・・

夫が道を踏み外したら、それを諌めるのが愛の姿ではござらぬか?」

「あなたも同じことを言うのね?」

濃姫は上総介から愛してもらえない事実を目の当たりにしてから、思い悩んでした。
上総介からの愛の対象となるためには、
“逆らわずに全て丸ごと受け止め、理解する”これだけだと思っていた。

「これが、上総介さまへの 私の愛の形・・・」
悲しい女がそこにいた・・・・


「そこをどけ!俺たちが用のあるのは織田信長だけだ。」
「上総介様を殺させはしない。」

濃姫は、決死の覚悟だった。
二人は濃姫の背後に赤く光る物を見つける。
それは・・織田信長の眼光。


「我が前に立つ者、全て塵と化すぞ。」

宣言をしたように思えたと同時に、信長は一太刀振り降ろす。
刀の残動は、2人を宙に浮かせ、一番近くにいた濃姫はあおむけに倒れた。

「かずさの・・すけ・・・・さま・・・・・」


妻を一斬り・・・身内をも殺す非道さに、幸村は怒りをたぎらせた。

「その奥方は、そなたの妻であろうがぁ!!!!!」
「無駄だ・・見ての通り、あそこにいるのは人じゃねぇ。」

「いかにも、我は第六天より来たりし魔王だ。我が望むは天下布武のみぞ。
ひれ伏せ!骸となりて我が道を作れ。」

信長は禍々しき瘴気を帯び、黒き魂の咆哮を放つ。


「やっとたどり着いたぜ!あんたの最期は、俺が飾ってやるぜ!!」

ひれ伏すように倒れ込んでいた政宗は、信長目がけて走り出した。
その少し後ろから、幸村も走り出す。



武田信玄(岩永洋昭)の幽閉地。遠くで戦いの音が鳴り響いていた。
音が止み、静かになると 佐助が信玄の元に駆けつけてきた。

どうやら連合軍は残し、佐助と小十郎のみで援軍に来たようだ。

佐助は信玄を縛り付けている鎖を断ち切ろうとするが、
この鎖はどうあがいても切れなかった。


佐助の目の前に鍵が見える????
上杉謙信の命を受け、かすが(落合恭子)がフォローに来てくれていた。
断ち切るよりも、鍵を開けるのが一番。

カギを使い、信玄を助け出せたが、
長い間座った状態で鎖に縛られていたために、立ち上がるだけでよろけてしまう。
佐助の肩が必要だった。
逃げだそうとすると、追っ手の者が現れた。
かすがは二人を先に行かせ、食い止めてくれるようだ。

「かすが・・死ぬなよ・・・」佐助の言葉に、
「お前もな・・・」とかすがは答える。
同郷だけではない絆のようなものが二人の間にはあるのかもしれない・・・・


新たな追っ手が現れた。
「謙信さまの美しき剣の切れ味、たっぷりと味わうがよい!」



政宗と幸村は、信長との戦いを始めた。
信長は右手に剣を、左手にショットガンを持ち、ほぼ同時に繰り出していた。
政宗が剣で相手をするとき、幸村はショットガンで狙われる。
二人で相手をしているのに、信長の実力に圧倒されていた。
一息入れる暇もない・・・

いくら刀を交えても、信長に“疲れ”が全く見えない。
地面に叩きつけられた二人。劇痛に、起き上がることができない。

「我が骸の山になるのは、竜からか?」

信長は政宗目がけて覇気を飛ばす。
動けない政宗の前に小十郎が現れて、覇気を刀でかわした。


「こ・・小十郎!?」
「背中が がら空きですぞ、正宗様。」
「預けた野郎が留守だったんでなぁ。」

政宗は小十郎が来てくれたことで、千軍を得るほどの力をもらった。
いつまでも起き上がれないではみっともない。
自力でなんとか起き上がる。

「今、戻りました。」
「O.K. Partyの仕切り直しだ!!!立て!真田幸村!!」

政宗と小十郎は、信長に改めて戦いを仕掛けた。
その姿をみた幸村。後に続けとばかりに立ち上がり走り出した。


3人掛かりで相手をしても、信長の戦いに隙がない。
剣一本で二人と戦い、ショットガンで一人を狙う。

何度か剣を合わせたとき、信長は剣の表で政宗を、裏で幸村を投げ飛ばした。
残された小十郎は、信長に初めて出来た隙を目がけて刀を振り降ろす。

だが、小十郎の刀の動きは読まれていた。
信長は 小十郎の刀の柄の部分に剣を当て、手から刀を奪った。
小十郎の刀は信長の方に飛んで行く・・

その刀を剣で弾き飛ばし、小十郎を攻撃!
刀の先が小十郎の腹に命中した。


勢いのついた刀は凶器となり、小十郎を貫く。

「正宗様・・幸村殿・・・思い返してください。ここまでの道のりを・・・
互いを磨き、心を震わせ、思いを同じにした日々を・・
ひとつの刃ではなく、二つの抜き身であれば、必ず魔王を・・・・・」

話し終わる前に、足元から崩れ落ちた。

「小賢しい蠅め。」
「天かける 竜と虎の思いの牙を、ま・・魔王に!!!」

話し終える前に小十郎はこと切れた。


「こ、小十郎!!!!!!!」
自分の大事な片目であり、背中を預けられるほど信頼していた男、
小十郎が目の前で死にゆくさまを見て、政宗の血は逆流するほど沸騰した。


「行くぞ、真田幸村!!」
「正宗殿。思いを同じく、この心のままに!!」

2人はようやく気持ちを合わせ、信長に挑もうとしていた。


「その程度の力では、家の薄皮一枚傷つけることさえ叶わぬわ。」
信長は二人のことを力不足と思っていた。


フフフフフフフ・・・・・
笑いながら明智光秀(樋口夢祈)が、姿を現した。


「さすがは信長様。天下人として相応しい理想だ・・・・」
「貴様、何をした?」
「能登攻めのため、あなた様から預かった兵たちに命令したのですよ。」


「敵は、本能寺にあるとね・・・」



ゲームには出てこないオリジナルキャラクター「片倉小十郎」
こんな形で殺されると思っていなかったので、正直びっくりしました。

力の差がありすぎる戦いですが、
来週の最終回では魔王を倒すことができるのでしょうか?


織田信長を秘めてみますか?


これであなたも伊達者!




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