SSブログ

戦国BASARA-MOONLIGHT PARTY- 第3話 ネタバレ あらすじ GACKT 幸村 正宗 [戦国BASARA-MOONLIGHT PARTY]

戦国BASARA-MOONLIGHT PARTY- 3rd get over difficulties

本能寺で報告を聞く織田信長(GACKT)

「独眼竜が武田に身を寄せたか・・“虎の威を借る竜”それも一興。
だが所詮、烏合の衆よ。
余がすべてを灰燼(かいじん)に帰すまで
つかの間の生を楽しむがいい。」

信長の隣で一緒に報告を聞いていた濃姫(長澤奈央)。

「此度の独眼竜の動き、私は気にくわぬ。
上総介様(織田上総介信長)が天下に武を敷く妨げとならぬよう、
いらぬ芽は摘んでしまわねば。」
ひそかに、忍に命を下した。





武田屋敷内では、真田幸村(武田航平)が“きなこもち”を振る舞っていた。
武田の家臣たちは大喜びでもちを頬張った。
そんな家臣たちに負けないほど、
豪快に両手に餅を持ち、口をきなこまみれにしながら幸村も食べた。
勧められても、どうも食べる気になれない伊達政宗(林遣都)。

「悪いが、餅にきなこってのはどうも解せぬ。
奥州では餅には“ずんだ”と相場か決まっているが・・・」

武田の者たちは“ずんだ”のことを知らなかった。
幸村は貪欲な好奇心で“ずんだ”のことを正宗に問うが、
片倉小十郎(徳山秀典)が説明を買って出た。


「“ずんだ”とは、まだ未熟な大豆 すなわち枝豆をすりつぶして作る
見目麗しき緑色と、ふくよかな甘みが特徴。
まさに、奥州が誇る名物です!」

何だかわからないが、凄い物なのだと理解した。

「っうわけで、俺らこの餅に面食らってるのさ。
世話になって悪いが、甲斐の料理はどうも野暮でいけねぇ。
奥州の料理はもっとクールだぜ」

政宗の言葉は理解できた。
されどもこの餅は、武田信玄(岩永洋昭)が
戦場に赴く者の指揮を高めるためにあみ出した、漢の料理。

「せめて、一口だけでもご賞味下され!」
「No, thank you.だ。」
「手を合わさずに背中を向ける。武人の恥ですぞ。」
「No, thank you.だと言ってるだろうが!!」
「強情な・・では、力づくで食べていただくまで!!!」


幸村は修羅の槍を手に取る。正宗も景秀を抜いて戦う気満々。
猿飛佐助(井澤勇貴)は幸村を、小十郎は正宗を止める。
こんなことで戦いが始まると面倒の種だ・・


このままでは、武田と伊達は物別れになってしまう。
佐助は小十郎も巻き込んで、ある秘策を実行することにした。


建物の裏手で刀の稽古をしていた正宗。そこに幸村が現れた。
さっきのケンカのことをまだ怒っていると思った正宗は、警戒を強める。

「正宗殿。それがしと手合せ願いたい。」

ケンカではなく手合せ。正宗も同じことを考えていた。

「いざ、尋常に勝負!!」
「ちょっと待った!」

幸村の口火を切って手合せが始まろうとしていた。
そこを止めるのは狐の面をかぶった男(佐助)


「あやしいやつ。貴様一体何者だ!」
真面目・素直・一直線の男:幸村は狐の面の男に問うが、
(本当に誰だかわからないのか?わざと知らないふりをしているのか?)

「私は、天狐仮面!」
特撮ヒーローのように、キメポーズをとって名前を明かした。

「信玄公の命により、これから“武田名物漢祭り”を開催する。」


武田名物漢祭りとは、書いて字のごとく甲斐の国に伝わる過酷な試練。
その試練を乗り越えられた者だけが、真の漢として認められる。

「己を鍛えたいと願っている2人には渡りに船のような祭りだった。

乗り気な幸村と、難色を示す正宗。
政宗は視線を感じる方に向き直ると、
そこに、モジモジと立っている小十郎がいた。
それも、面をかぶっている。

「今は、何も言ってくださいますな・・・
自分は、小十郎などという者ではありません。
天狐仮面の相方、天狗仮面です。」

小十郎は控えめにポーズを決めながら名を名乗った。

政宗はこのふざけた状況に激怒する。
だが、己を鍛え 男の中の男になることを正宗も望んでいたはず。

「O.K そこまで言うなら始めようじゃねぇか。
おとこの中の男を決めるPartyをな。」


ここまでお膳立てされて引き下がれない正宗。
勝負に応じた。

この漢祭りはちょっと変わった祭りなので、
武田家に伝わる虎の巻に従って進められる。


「武田漢祭り、炎の試練。“炊事すること火の如し”
要するに、料理で男を上げろ!ということです。」

自らが飯炊き!?正宗は気乗りがしないが、
幸村はその気満々。

「この幸村、甲斐の料理こそ日の本一であることを証明して見せますぞ!!」
「今のは聞き捨てならねぇな。日の本一の料理は奥州のものだ。」

であれば・・いざ、尋常に勝負!!!


武田漢道場で料理対決が始まった。
二人共、目にもとまらぬ速さで椀の一杯を完成させた。
天狐仮面が味見をして判定を下す。

まず正宗の椀に手を付け、その後 幸村の椀に手を付ける。
小さくうなずきながら試食は終わった。


「この勝負、両者失格!」

勝負がつかず失格を言われた2人は切れそうに怒るが、
まず、自分の作った椀を食べるように言われる。

「普通にうめぇじゃねぇか!!」
口にした正宗は、おいしいのに失格を言われたことが気に入らない。

「ん・・・これは、ほうとうにあって ほうとうにあらず・・」
幸村はおいしくないと感じた。


これがなぜマズイと感じたのか?
そこに真の男となる手引きが隠されている。



政宗は幸村に引き下がった理由を問う。

「それがし、お館様がこしらえた ほうとうの味を思い出したのでござる。」

昔食べた味は、親方様の気持ちがこもっていて
食べると胸の底がほっこりと温かくなる格別の美味さだった。
それに引き替え、自分の作ったほうとうは
人を温かくする何かが足りないと感じたのだった。


「筆頭!!」
屋敷に帰ってきた正宗に、家臣が食事の支度をして待っていてくれた。
武田家に間借りしている身分なので、それほどの食材を用意できなかったが
焼きおにぎりと香の物を差し出す。

政宗はありがたく おにぎりを頬張る。
噛みしめながら、大事なことを見失っていたことを思い出した。



佐助は小十郎に“武田漢祭り”を開催することになった経緯を話す。
「もし、自分に万が一のことがあれば 漢祭りで幸村を鍛えてくれ。」
武田信玄に頼まれたことがきっかけだった。

万が一のことが起こらないと思っていたが、今がその万が一の状態・・・
上杉謙信に言われて漢祭りのことを思い出した。

この究極の修練には、
一生涯全力で渡り合い、切磋琢磨できる好敵手が必要だった。
それは巻物に記されている 武田信玄と上杉謙信のような関係・・



政宗は武田漢道場に幸村を誘った。
何も話さず幸村を座らせ、ナベからほうとうをよそって渡す。

「う・・うまい・・ 正宗殿、どうやってこれを・・・」

一口食べて幸村が感嘆の声を上げ、秘訣を聞いた。

それは簡単なこと・・
馳走というのは、旬の品をさりげなく用いて主人自らが腕を振るい もてなすもの。
自分たちに足りなかったのは
食べる相手をおもんばかる“もてなしの心”。

さっきは2人共、勝負のためのみに料理を作った。
食べる相手のことなど全く考えずに・・


政宗はほうとうに奥州から持ってきた味噌を使った。
まさに武田と伊達“両者一体の味”


本当に美味しかった。
親方さまが作ってくれたものと味が違うが、心の底が温かくなる味だった。
幸村は正宗の気持ちを素直に嬉しく思った。

家臣たちにも食べさせるために呼びに行こうとした
その時、無数の手裏剣が道場内に飛び交った。

この奇襲攻撃にナベがひっくり返り、せっかくの料理が台無し・・
でも、ナベにかまっている余裕はない。
ぐるりと忍びの者に取り囲まれた2人。
ざこたちの相手をするのに、本気にならざるを得ない。

ちんたらと戦っていられないので、ちょっと本気を出してまとめて斬り捨てる。

「気を付けてよ!真田の旦那。そいつらは織田の手の者みたいだぜ!」
加勢に来た佐助と小十郎。
2人の戦いを見て、加勢は不要と思い、声だけかけた。


「さすがは独眼竜正宗殿!」
「あんたもなかなかやるじゃねぇか!」

政宗が人を褒めることはめったになかった。
そんな正宗が幸村を褒めている・・
政宗の中で何かが変わったのかもしれない。
小十郎はそんな正宗の変化を見抜いていた。


「O.K. The End だ!!」手当たり次第に斬りまくった。
戦いはあっけなく終了する。

「はぁ・・それがし、何だかまた腹が減り申した。」
「もう一度作るか?ほうとう。」
「望むところでござる。」


漢祭りのやり直しではなく、台所で家臣たちにほうとうを作って振る舞う。
美味しそうに食べる家臣たちの顔を見ながら、
幸村は朝に作った餅のことを反省した。

相手の気持ちは考えず、お館様の元に駆けつけたい思いで作っていた。
駆けつけたい思いは正宗も同じ・・


三方に置かれた“武田漢祭り炎の試練”の巻物が
“漢”の文字に光ってから消えた。



この一連をひそやかに見届けた かすが(落合恭子)
屋敷に戻り、上杉謙信(有末麻祐子)に報告する。

「それでこそ甲斐の虎が見込んだ若人よ。
大きく羽ばたきなさい。
そしていつの日か戦場で相見えましょうぞ。」


囚われの武田信玄。
「月に叢雲(むらぐも)かかれど振り払い、
苦難を乗り越え、真の漢となるのだ 幸村!!」

囚われていても案ずるのは幸村のことだった。
そこに姿を現した明智光秀(樋口夢祈)
不敵な笑みをもらす・・・




今回のにやりポイントは、
天狗のお面を着けてモジモジしている片倉小十郎ですね。
徳山秀典さんがモジモジする姿はなかなか見られません。
軽いお宝映像でしょうか(笑)


ずんだ餅、美味しいですよね。
アニメ版のパッケージですが、戦国BASARAのずんだです。



枝豆は、黒豆の枝豆が最高に美味しいです。
普通の枝豆のシーズンが終わったころから食べられますので
予約はいかがでしょうか?




nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。