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ドラゴン青年団 STAGE.2 第2話 ネタバレ 安田章大 [ドラゴン青年団]

ドラゴン青年団 STAGE.2 第2話 風の団地

小さい頃は世界の主人公だった。
そして今、僕は世界の主人公になった。


喫茶“チロル”に集まった(わざわざではなく、いつものたまり場)
ヨシオ(安田章大)、ケンジ(遠藤要)、タモツ(本多力)。
いつもだと、うだうだとお茶をしているだけだが、
今日はちょっと違う。だって・・・光の戦士だったから!!


TVでドラゴンの最新情報を確認する。
ドラゴン出現から2週間経つが、何の動きもなかった。
ただ東京タワーに巻きついているだけで、
何かに危害を加えたわけではない。
でも、都民の不安は募るばかりだった。


「世間に不安が広がる中、今日ここで“光の戦士団”を結成したいと思います!!!」


ヨシオの言葉にケンジとタモツは大喝采。
光の戦士の証である紋章を見せ合う。
ケンジとタモツは腕についているので、袖をまくりあげるだけでいいが、
ヨシオの紋章はお尻にあるので、パンツを下す。

「ドラゴン、倒しま・・・しょう!!!!!!!」

調子に乗って紋章を見せながら、テンションだけは高かった。
奥で片付けをして店の方に出てきたヨーコ(蓮佛美沙子)
お尻を出して喜んでいるヨシオを叱り飛ばした。

光の戦士の末裔はヨーコも含まれている。
紋章を見せて仲間に入るように言うが、

「ドラゴンって、どう倒すつもりよ。」
こんな風に聞かれると、返事に困った。

「クリスタルとドラゴンスレイヤーで・・・」
上手く説明することができない。

「お前さ、俺たちがやらなきゃ世界が滅びるんだよ。
これが、俺たちに課せられた使命なんだよ。
闇のドラゴンから、光あふれる世界を取り戻すっていう“聖戦”なんだよ!」


大きなスーツケースを転がし、奥からユカ(新木優子)が出てきた。
東京のオーディションに行くようだ。

「東京という“魔都”は、文字通り魔物が住んでんだよ。
闇のドラゴンが、着々とエネルギーを蓄えてぇ!」

なんとか行かせないように、懸命に止めるタモツ。
ユカはタモツに一ミリも未練を感じていなかった。
ていうか、うざいしキモい・・・

タモツの手を払いのけ、出かけて行った。

「ドラゴン倒そう。
ドラゴン倒して、光の戦士の凄さを知らしめてやりま・・しょう!!!!」

タモツはやたらに張り切り、気合を入れた。
凄いところを見せてユカを取り戻すつもり・・・



前回お風呂屋で見つけた“地図”
ヨシオは写真をコピーして、ラミネート加工までして持ってきていた。
そうすることで、メニュー立てに立てて会議が出来る。
だって今日からチロルが本部。


最初に考えなければいけないのは、「どのクリスタルから攻めるか?」
地図の風景は今とだいぶ変わっていて、見つけ出すのは大変そうだった。
クリスタルは移動されずに同じ位置にあるはず。

銭湯が、代々地図を守ってきた。
とすれば、クリスタルも代々誰かが守っているかもしれない。
左隅に書かれた場所は「風のクリスタル」
この辺り、今では団地になっていた。

この団地は、子供の頃からやたらに風が強かった。
バトミントンとかして遊ぶとき、シャトルが風に流れて大変だったような・・・
何か関係性があるかもしれない。
さっそく行くことにする。



団地は相変わらず風が強く舞っていて、洗濯物や掲示板の紙がはためいていた。
一つの塔の屋上には竜巻雲があり、これが風を呼んでいた。
側面にはドラゴニア文字が書かれて、それが封印を表しているようだ。
さっそく屋上に登ってみることにする。

古い団地なので、上まで階段が続く。
上まで着いた。なのに屋上に上がる入口がない・・・
詳しいことを聞いてみようと、呼び鈴を鳴らした。
出てきたのはスキンヘッドのおじさん(赤星昇一郎)
屋上の話しをしたとたん、扉を閉められた。

住んでいる人も知らないのだと判断した。
とりあえず隣の塔も登ってみることにする。

一番上の階まで来ると、屋上に出られるようになっていた。
さっそく登り、竜巻の正体を確かめる。

竜巻の中心部分が光り輝く。この輝きはクリスタル!!
思わず写メを撮る。でもどうやって屋上に行けば・・・

ヨシオは足元に紋章の書かれた黒の矢印を見つけた。
矢印は、クリスタルの方を指している。
ということは・・・飛べってこと??



「光の戦士団は解散!」

チロルに戻った3人。ケンジの言う解散をタモツは当然のことのように聞いた。
ヨシオはあきらめきれない。何か方法があるはず!

クリスタルを目の前にして諦められないが、
矢印方向に飛ぶと、ただの飛び降り自殺と同じ・・・

飛ぶためのアイテムがなにかあるはず!
ゲームで言うところの「空飛ぶ靴」や「ペガサスの羽」みたいな・・


「あのさ、これ記憶違いかもしれないけど
昔、あの団地の近くの公園で“マントのおっちゃん”っていなかった?
あのおっちゃんって、空飛んでなかった??」
ヨーコの話はありえないと否定していたが、

「飛んでた。」
ケンジは思い出した。おっちゃんと一緒に空を飛んだことがある!!
子供の時に弁当3つでお願いして、
一度だけおっちゃんの肩につかまり飛んだ。

あまりにもファンタジー過ぎて、記憶からは全く消えていた。
でも、確かにおっちゃんは飛んでた。

「行こう!探しに行こう!!」





とりあえず昔よく見た公園に行ってみる。
あれからずいぶん経つので、同じところにいる訳がなかった。

「あのおっちゃんって、どんな顔してたっけ?」
探すにも顔を思い出さないといけない。
ケンジは最近見たような気がして、記憶を手繰り寄せていた。


ああ!!!思い出した!団地で屋上の話しを聞いたおじさん!!!
さっそく会いに行くことにする。

呼び鈴を鳴らし、
「いきなりであれなんですけど、“マントのおっちゃん”ですよね?」
扉が開くなり単刀直入に聞いた。

扉を慌てて閉めようとする。閉められるとアウト・・
力いっぱいに閉める扉を阻止した。

「あの・・昔、僕一緒に空飛ばせてもらったことがあるんです!!!」

この言葉には反応をしめした。でもまた全力で扉を閉めようとする。
タモツは奥の手として、一升瓶を取り出した。
おっちゃんの顔の近くで振り回す。

「入れ。」

ワイロ成功!部屋にあげてもらう。
お酒をコップで一息飲むと

「いかにも俺が、マントのおっちゃんだ。」
「あのマントって、何なんですか?

「あれはな、俺たち風の民に代々伝わる“風を操れるマント”だ。」

風の民は、何者にも縛られず風の向くまま気の向くままに。
自由に生きていた。
この町もだんだん住みにくくなった。

「まぁ、今はこうして かたきの暮らしをしているっていうわけだ。」

「それで・・あのぅ・・マントは?」かなり下手に聞き出します。
「俺はもう、風には乗らねぇ!地に足を着けた暮らしってのも悪くねぇ」

「あのぅ・・マントは?」聞いていないようなので、強めに言います。
「こんな俺にもな、孫が出来てな!!」

「マントは?」怒り出したい気持ちを押さえて聞きます。
「ショッピングモールで警備員の仕事を・・・・」

「あの!!!マントは?」
「マント、マントってうるせえんだよ!!
マントなんてな、もうとっくに捨てちまったよ!!!
橋の上からバァンと捨てちまったよ!!」


おとなしく聞いていたら“捨てた”なんて言われて、
激高したヨシオは胸ぐらを掴んだ。

「あれ、あんただけのマントじゃねぇんっすよ!!
世界を救う、重要なマントなんっすよ!!」


捨てた場所に連れてきてもらった。
橋の上と言っても、この橋は広すぎ・・・
おっちゃんは酔っぱらって“この辺りの土手”としか記憶していなかった。
とりあえず頑張って探してみたものの、見つかるわけがなかった。



「ってわけで、光の戦士団は解散ってことで・・・」

チロルに戻って来たヨシオとタモツ。
探し出せるわけがないから、
光の戦士のことはなかったことにするつもりにしていた。


疲れ果てて休憩をしていたところに団長(ユースケサンタマリア)が現れた。
しまった!!今日の例会もすっぽかしていた!

団長の顔を見て思い出したが、時すでに遅かった。
勝手に“ピッカリエ”の話しを進めていた団長。
いつの間にかブログを立ち上げていた。
これは青年団のメンバーが交代で毎日書くように決まってしまっていた。
その中の月・水・金がヨシオ・ケンジ・タモツの担当。

週に3回も”ピッカリエ”のことを書くのは、正直しんどい・・

押し付けられた仕事は、「町内会クリーンアップ作戦」
青年団代表で3人共駆り出されることになった。
ヨシオが出されたチラシを見ると、その場所は土手だった。

諦めかけたところに、一筋の光が差し込む。



「それでは、クリーンアップ作戦を開始します。」
光山町内会長(越村公一)が、集まった人に挨拶をする。
青年団側の提案として、土手沿いを隈なくクリーンアップすることになった。

タモツは、まだ本気で探していた。

「そんなに探しているのは、世界を救うため?」
そんな姿を見て、ヨシオが声をかけた。

「そう・・・ってのは、ウソ。
ぶっちゃけ、 “もう一度飛んでみたい”ってのが俺的にあったからさ。
忘れてたんだけどね・・・」


「おい!!あったぞ!!!」
タモツが赤い布を見つけた少年と一緒に、2人のところに戻ってきた。

マントの留め金部分に紋章のマークがあるので、紛れもない本物。

「よっしゃ!!!!!」ケンジは絶叫して喜んだ。



おっちゃんと共に団地の屋上にあがった。
神妙な顔をしてマントを身に着けるおっちゃん。
飛ぼうとしたその時に、ケンジがおっちゃんを呼び止めた。

「あの、俺も一緒に飛ばせてください。」
この言葉を聞いたおっちゃんは、マントをケンジに渡した。

「今度はお前一人で飛べ。
飛べない電気屋は、ただの電気屋だ」


ケンジは意を決して塔の上から飛び出した。
身体は宙を浮いて、クリスタルのある隣の塔に飛び移った。

風に弾き飛ばされそうになりながら、クリスタルに近づく。
ケンジがクリスタルを掴むと、風がやんだ。

「よっしゃ!風のクリスタル、ゲットだ!!!」



こうして僕たちは、風のクリスタルを手に入れた。
ケンジの中にはきっと、
昨日とは違う風が吹いたんだろう・・・

屋上から世界を眺めながら、僕はそんなことを思った。


To Be Continued



今日の主役はケンジ(遠藤要)でした。

一つクリスタルが手に入ったので、やる気ががぜん増しますね。
テンポよく話しが進むので、食い入るように見てしまいます。
ドラゴン、悪さするかなぁ・・


ドラゴン・・フルーツスウォッチ!!



ピンクの生花!!



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