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戦国BASARA-MOONLIGHT PARTY- 第2話 あらすじ ストーリー 正宗 幸村 林遣都 [戦国BASARA-MOONLIGHT PARTY]

戦国BASARA-MOONLIGHT PARTY- 2nd Now,you get up! 第2話

2nd Now,you get up!

上杉謙信(有末麻祐子) とかすが(落合恭子)が
武田屋敷に乗り込む形で入ってきた。

上杉謙信公本人の登場に、一同騒然とする。

「驚かせてしまいましたね、甲斐の若人。
今日は大事な話しがあって参ったしだい。」

今回謙信自ら足を運んだのは、他でもない「甲斐の虎」の件。

“虎は死して皮を留める”
戦場に残された信玄の武器:石動配(いするぎはい)を見て
真田幸村(武田航平)は、武田信玄(岩永洋昭)がこの世の者でなくなったと思っている。
だがそれは早合点。

「甲斐の虎は、生きています。」



本能寺の敷地の外れに建つ、さびれて使われていない小堂。
両手の自由を奪われた、武田信玄が生かされていた。

「沈みゆく下弦の月。
たとえ一度地に落ちようとも、その光いずれ満ち
天下を照らさん。」

信玄の、勝利への渇望はまだ消えていなかった。
ひとまずここに留まっているに過ぎない。



織田信長(GACKT)は、信玄を始末できたことを喜んでいた。
いつものように頭蓋骨を器に見立て、酒を入れて飲んでいた。

「こちらの撒いた餌に、独眼竜が食いついてくれて
武田軍は壊走状態です。
残る越後は、前田利家が、
小田原の北条は、三河の徳川が睨みを効かせております・・」

明智光秀(樋口夢祈)が戦況の報告をしていた。


「軍議などよいわ。
いずれ世が、恐怖と絶望でこの世の全てを塗りつぶす。」

信長は、そんなことよりも“首をはねよ”命じていたはずなのに
甲斐の虎が生きて本能寺にいることが理解できずにいた。

「甲斐は東の要。
信玄公が信長さまに恭順したとなれば、
他の武将どももうかつに手出しできません。
首をはねるのは、それからでもよろしいのでは・・・」

「興が過ぎるぞぉ・・光秀!」

こういう考え方をする光秀のことを嫌いではなかった。




初めて間近でみた上杉謙信。
川中島で幾度となく、武田信玄公としのぎを削った。越後の領主。
伊達政宗(林遣都)は片倉小十郎(徳山秀典)に本人かの確認を取った。


「かすが(落合恭子)が、その眼で確かめてくれたんです。
甲斐の虎は第六天魔王の軍勢に捕えられ、本能寺に幽閉されていると・・」

謙信の言葉にウソがないと直感し、幸村は信玄を救い出しに行こうとする。
だが、先の戦いでの傷はまだ深く体に刻み込まれていて
数歩動くと劇痛が走った。

「今行ったとて、
そなたの実力では 尾張の魔王に指一本触れることもできませぬ。」

幸村は自分の武器:修羅(槍)を杖のように持ち、前に進もうとする。
この無鉄砲で愚かな行いを責めるように、
謙信は、刀の束を幸村の腹に当て、気絶させた。

「命を賭して主君に尽くすのは上位。
しかし、自分の力量もわきまえずに
やみくもに突進するのは、ただの無謀です。」


話したいことは全て話した。
これ以上長居の必要がない謙信は踵を返す。追従するかすが。

猿飛佐助(井澤勇貴)は同郷のかすがを呼び止めるが、
2人の立場は敵同士。かすがは慣れ合うつもりなどなかった。
だが かすがは信玄公のことで動いてくれた。
佐助はただの敵同士だとは思えなかった。

「武田が織田の軍門に下るようなことになれば、
東の勢力図は一気に塗り替えられてしまう。
そうなれば謙信さまの越後も危ういからな。」

「それだけではありません。
私の好敵手である”甲斐の虎“が、何ゆえ囚われの身となったのか?
その理由が知りたかった・・・

よく考えることです。
あなたが生きながらえたその因果。」

かすがの話しに補則をするように、謙信が話をする。
その言葉は幸村に当ててではなく、正宗に対して向けられていた。





政宗は瞑想をしながら、信玄が話した言葉の意味を考えていた。

「小十郎よ、俺は天下っていうのは3日で取れると思ってた。
だが実際はちがった。
この世には俺の知らないcrazyな連中がうようよ居やがる。
まさに“井の中の蛙”ってやつよ。
奥州筆頭が聞いてあきれるぜ。」

そばに控える小十郎に自分のふがいなさを話した。
そんなことも話せるほど、小十郎には心を許していた。
唯一無二の存在だった。


屋敷がやけに騒がしい。
幸村が屋敷からいなくなった。修羅の槍と具足がなくなっている・・
考えられることは一つ・・


幸村は全快しない身体を引きずって、山道を歩いていた。
“すぐにでも信玄の元に向かいたい!”その気持ちだけで動いている。

歩きながら信玄との稽古の日々を思い出していた。
あのときの信玄は、戦国乱世の荒波を生き抜く力を教えてくれた。

「幸村よ、いつまでも儂の影を追うでない。
貴様も男として生まれたからには、その背中に夢を背負え!
この乱世に流されることない、山のごとき大きな夢を!!」

信玄の夢は、いつの日か幸村と共に天下分け目の戦いを繰り広げること。

そんな大きな夢を聞かされた幸村は、
ちっぽけな自分が大きくなったように思えて
同じ夢を背負いたいと思った。


「強うなれ幸村!そして儂を超えて見せい!!」



信玄の夢の共をするはずだった。
なのに目の前にいる信玄を助けに行けなかった・・
自責の念に駆られていた。

「真田幸村、どこに行くんだ。」
政宗は誰よりも早く幸村を見つけた。
今すぐに向かっても、死ににいくようなものだった。
どうしても幸村を止めなければいけないと思っていた。

言葉で説得を試みるが、気持ちが前に進みすぎていて
幸村を止められないと悟った。

「たとえこの身が砕けようとも、お館さまを救い出す。そこを引け!!」
「そうはいかん。あの時、武田のおっさんはお前の命を託した。
俺にも命を救われた恩義がある。
その恩義に報いるためにも、あんたをむざむざ魔王に殺させるわけにはいかない。

どうしても通りたいと言うなら、この俺を倒してから行きな!!」


言葉で止められないなら、身体で止めるしかなかった。
政宗と幸村の真剣勝負が始まった。

刀が交わる音が森を響き渡る。
小十郎と佐助はようやく二人の居場所を見つけ出した。
政宗の様子を見て、この戦いを止められないと悟った小十郎。
2人に隙が出来るのを待った。

「どうした!!足がふらついてるぞ!!
この独眼竜を倒したければ、へそに力を入れて踏ん張れや!!!」
「言われるまでもない!!」


激しい打ち合いに持っていた刀と槍が吹き飛んだ。
どちらも武器がなくなった。次は殴り合い・・

「どうした、真田幸村!!もうおしまいか?
魔王を倒すんだろ! 立てや!!」
「まだまだ!!」

殴り合いはへろへろになっても続く・・

「今の俺とあんたじゃ、魔王には太刀打ちできないんだ!」
「どうしろというんだ。こうしている間にも、お館さまが!!!」
「うるせぇ!自分で考えろや!!」
拳を渾身の力で撃ちこんだ。幸村は完全にノックアウトされ立てなくなった。
大の字で仰向けに倒れたまま動けない・・
だが、頭の中はすっきりとして 今の状況がようやく理解出来た。
今なすべきことがクリアに見えて、反省をした。

「親方様の願いは、一人前の武人・・いや、男になること。
その願いを叶えなければ・・もっと強くならねば・・・
日の本一の、強い男に・・・」


そう、今はそれしかない。ようやく悟ってくれた。
政宗は右手を差し出し、幸村に手を貸した。



この一部始終を陰で見ていた かすが。謙信に報告に戻った。
自分の好敵手:信玄の継承者が、
ようやく己の道を見つけた報告を受けて、少し安堵した。




腹の傷もかなり癒え、動くのに支障がなくなるほど回復した。
そんな幸村に正宗は木刀を差し出す。

小十郎は木刀で打ち合いをする2人の姿を見ながら
2人共抱えていた迷いが消えたことを感じ取った。
互いに高みを目指すような、いい太刀筋。


武田と伊達はこれで一時休戦か?
尾張の信長に対抗するには、武田と伊達では足りない・・

矢文が飛んできた。矢の仕様は上杉の物。
結び付けられた手紙を読んでみる。


武田道場には、“信玄公の身に万が一のことが起きたときに開け”
と託された巻物がある。その巻物を今こそ開くべし。

佐助は巻物の隠し場所を知っていた。
領地の少し奥にひっそりと地蔵が数体祀られていた。
その奥にある隠し扉を開け、巻物を2巻取り出す。

「まさかこいつを紐解く時が来ようとは・・
武田名物漢祭り。」

第3話に続く・・



真田幸村がいつまでたっても聞き分けがないのが
ちょっとイライラしますが、しばしお付き合いください。

信長の存在感がすごく、
ほんの何分かの出演なのに話しに重みがでます。
”頭蓋骨を器にして酒を飲んだ”
確か、本当の話だったように思いますが
首側が上でないとお酒が漏れてしまいます。
なのに、
おでこの位地で横に切った頭蓋骨でお酒を飲んでいました。
下はどうやって塞いだのかしら?

気になる・・・


インカローズは、
ソウルメイトを引き寄せ『バラ色の人生』を象徴する石なんですが
これを枕元に置くのは、勇気がいります。










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