SSブログ

都市伝説の女 第8話 ストーリー あらすじ ネタバレ 宇津井健 月子 狼男 長澤まさみ [都市伝説の女]

都市伝説の女 第8話 後編 満月の夜は事件が!!占い師連続殺人
この番組は、前後に分け書きしています。
ご了承ください。


第8話 後編


的場の取り調べても、物的証拠がないから逮捕は難しかった。
月子(長澤まさみ)は作戦会議を開くために、郷原(宅間孝行)を家に誘った。

家に誘われたことで、期待に胸を膨らませ
緊張した面持ちで、郷原は月子のマンションのインターホンを鳴らす。
中に入ると、妹の都子(秋月成美)と洋人(溝端淳平)がいた。
ハンパないほどがっかりしたが、すぐに空気を読んであきらめた。


「いよいよ満月の夜も近づいてきたので、作戦会議をします。」

洋人が持ってきた新しい情報は、殺害現場に落ちていた毛の分析結果。
これはミンクの毛。ダウンジャケットのフード部分についているのと同じ毛で、
狼ではなく、ミンクの毛だった。
これは4件の現場から採取された毛と同じものだった。

気になったことは、
4件の事件現場全て、無理やり鍵を開けられた形跡がなかったこと。

狼男的な感じだと、窓ガラスを割って侵入しそうに考えるが
そういう訳ではないようだ。

狼男説は否定の方向で男たちの意見が定まろうとしたが、
月子はこの次の満月の夜に賭けるつもりにしていて、
狼男をおびき寄せる作戦を考えていた。



そして、次の満月の日がやってきた。
恐ろしい惨劇の幕開けの日が・・・・

月子はさっそく千尋(西原亜希)の占いの館に出向いた。
また現れると思われる狼男と対峙するために、千尋の協力が必要だった。
でも、千尋は犯人が襲ってくることをあきらめたはずだと、
被害者の会の会長が逮捕されたことで終息したと考えていた。

会長の的場は調べを受けただけで、すぐに解放されていた。
アリバイがないだけで、物的証拠もない。
それに、暗示や占いに影響されにくい人。

月の不思議な力に操られ、自分の力以上のものを発揮してしまう人は、
もっと暗い、何かを内に秘めているはずだと考えられた。


満月の度に人を殺してきた犯人が、一度の失敗であきらめるはずがないと
月子は力説する。

「狼男は必ず現れます。そうじゃなきゃ、おかしいんです。
彼が本気で千尋さんの命を狙っていたとしたら、
必ず、今夜の満月にも現れます。
だから、今夜は私がおとりになります!」

月子の言葉は、千尋の心をとらえた。
本当に狼男が現れるかもしれないと思い始めていた。


署に戻った月子は、今夜に備えて拳銃の準備をしていた。
郷原と渡辺は、ここまでの準備は必要ないと考えていた。

洋人は月子に頼まれた弾を持ってきた。
弾丸を銀でコーティングしたもの。一発三千円。
狼男を殺せるのは、銀の弾だけという都市伝説に基づいて用意したのだった。

銀の弾の設定は、
昔の映画で作られた設定で、真実ではないという説もあった。
でも、真実の可能性も残っていると春樹くんが言っていたので従った。
元彼と言えども、都市伝説のオーソリティ。無視することはできない。
ていうか、春樹くんの言うことは絶対だと思っていた。


運命の夜が来た。
月子は占い師の衣装をまとい、魔法陣の中に入る。

魔法陣は悪魔を呼び出す為の、異世界への扉にもなると言われている。
この中は、呼び出した悪魔と取引をする場所。
力のない者が軽はずみに悪魔を呼び出したら大変なことになってしまう・・

月子は慎重に足を進め、中心に座りマントラを唱え始めた。
遠巻きに洋人はこの様子を録画していた。


月子が中でマントラを唱えていたとき、
このビルが見える建物の影で侵入者が来るのを郷原たちが待っていた。
その姿を少し遠巻きにおじいさん(宇津井健)が見ていた。


雲に隠れていた月が顔を出した。
開けた覚えのない窓から一陣の風が吹きこんできた。
窓の方に目をやると、奥の部屋に気配を感じる。
そちらを見ると、黒ずくめの人が立っていた。

「狼男!?出た!!!!」

月子に襲いかかる黒づくめの男の前に洋人が立ちはだかり、盾となった。
力が強くて投げ飛ばされてしまう。
月子に襲いかかろうと、一歩ずつにじり寄る黒づくめの男。
洋人は果敢に攻撃を仕掛ける。だが、ハンパない力で首を絞めつけてきた。
月子は思い出したように拳銃を手に取り

「手を放しなさい!離さないと撃つぞ!」
警告をしたが、手を離す気配はない。

バン!!!

発砲音が聞こえた。郷原は急いで部屋の中に入る。
分が悪いと考えた黒づくめの男は、洋人を郷原に投げ飛ばして逃走した。

「顔、見ました・・
狼男の顔、月子さんの予想通りでした。」
洋人は月子に黒づくめの男が誰だったのかを話した。
月子は頭の中を巡らせる。

外で待機していた渡辺は、二階からひらりと飛び降りる黒づくめの男を目撃する。
かなりの高さだったので、人間技とは思えない。
びっくりして捕まえられず、逃走を許してしまった。


現場待機を言われていた岩田と安藤は、婦警たちと共に
満月の夜 三叉路の道で月を見上げて願い事をすると願いがかなうという
おまじないを実行していた。
ついでに財布を振ると、金運アップ!
一度で二度願いを叶えてくれる・・なんて安直な考え・・

その横を黒づくめの男が、ものすごい速さで駆けて行った。
追いかけていた渡辺は、無線で現在位置を報告する。

先回りをした郷原。黒づくめの男を追いつめた。
銃を使わずに格闘するが、力がとても強く弾き飛ばされた。
そこに渡辺が到着し、安藤たちとともに後ろから羽交い絞めにした。
その全員を弾き飛ばして、さらに逃走を図ろうとする。

月がまた雲に隠れた・・

黒づくめの男の力が弱まり、力尽きて倒れた。
抵抗しないとわかった郷原は、隠されていた顔を見てみた。

何があったのかわからない顔をした戸崎だった。


洋人は着ていたパーカーのファスナーを下し、
ネックレスのチャームになっていたミンクの毛皮を見つけた。


「わかりました。彼にケモノの力を与えた人物が。」



千尋の占いの館に、戸崎を連れて戻った。
月子は千尋も交えて事件の全容を話し始める・・

最初は、満月の日に現れるという狼男の犯行だと思っていた。
でも、実行犯は戸崎。
満月の力を利用し、暗示をかけ、戸崎を狼男に仕立てた人物は千尋だった。


洋人からの報告では、
いま戸崎が身に着けているミンクは、現場に落ちていたものの一致した。

別で調べをしてもらっていた丹内も現れた。
合田千尋、本名・田中ひろこ。
小学生の時に、同時に両親を亡くしている。
共に、富士の樹海で自殺をしたとか・・・

父親が3人の占い師に騙されて、
経営していた会社も、土地も家も全て失った。
一緒に暮らしていた、唯一頼りになるお婆ちゃんも亡くなり
一人で生き延びてきた。


「被害者だったんですね・・あなたも・・・
だから私が占いをしたとき、
おばあさんと言ったとき動揺を必死で隠していましたね。」
そんなこともあり、丹内に身辺を調べてもらっていた。

千尋は復讐のために、3人の占い師に近づき弟子となった。
そして、暗示にかかりそうな人と出会った。

戸崎は普段から体調が悪くて、とても大の男をひねり殺せそうもない。
通常 人は、本来の力の1/5しか使っていないと言われている。
何かの力で100%の力を発揮することがある。
いわゆる、“火事場の馬鹿力”と言うこと。

一生に一度、出せるかどうかの力を、
千尋は暗示をかけることで何度も引き出した。
満月の夜は、身体能力が高まると言われている。

前もって被害者の家に行き、侵入しやすいように鍵を開けた。
自分に容疑がかからぬように、最終的には自分を襲わせた。
あらかじめ、弟子たちを側の部屋に呼んで置いて・・・

月子が真相に近づくのを恐れ、今夜は月子を襲わせた。


「だったら何?暗示をかけたなんて証明できる?」
一方的にやられたりしない。千尋も反撃に出た。

「さあ・・どうでしょう・・裁判所がコレをどう判断するかですが・・」
月子はICレコーダーを取り出した。
昼間に占いの館に来たときに、取り付けたもの。


戸崎、今夜の月を見上げたら、
あなたの中でどうしようもない憎しみが湧き上がる。
音無月子という刑事を、殺したくなる・・
音無月子という刑事を、殺したくなる・・・・

催眠をかけるところがばっちり録音されていた。

「あなたに会った時から、嫌な予感がしたのよ。
でも、未来が見通せる力はもっていないわ。
私の占いなんて、全部インチキだもの。

不思議な力があるように、振る舞っていただけ・・

私の暗示は、願望を後押ししただけ。
あなたは本気で憎んでいたのよ、あの3人の占い師を・・
それに私のことも。」

千尋は人の顔色を見て生きていくうちに、
“相手が私に何を言ってほしいのか?”を読み取るのだけは上手くなっていった。
満月の力と、占いを利用して復讐を果たした。


「人の心の弱い部分を、あなたは利用した。」
「結局、あんなに憎んでいた3人の占い師と、
同じようなことをしたのね・・あたし・・」


「残念です。あなたなら本当に、誰かの心を救えたかもしれないのに・・」

郷原に連行されながら、千尋は話す。
「インチキだから、信じなくていいけど
あの時水晶に見えたこと・・教えておく。

気を付けて、あなた1週間以内に死にます。」


千尋の言葉にビビった月子。丹内の後ろに隠れて臨戦態勢。

「インチキだから!私の占いなんて・・・」

叫ぶように言いながら連行されていった。
洋人は、なにもわからなかったおじいさんのことを気にしていたが、
月子は千尋の言葉が引っかかって仕方がなかった。


「1週間以内に死ぬ・・・・か・・・・」




恐ろしい警告を聞いた月子は
どんな対策を立てるのでしょうか?

自分のリミッターを外したら、
びっくりするような力がでてくるものなのでしょうかね?
超人パワーは恐ろしいものでした。


狼男のイメージって、ツンツンヘアなんですね(笑)



こっそり音を拾ってくれます。



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。