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牙狼 GARO MAKAISENKI 第19話 楽園  [牙狼 GARO MAKAISENKI]

牙狼 GARO MAKAISENKI 第19話 楽園

布道レオ(中村織央)は閃光騎士狼怒(せんこうきしロード)の鎧を召喚。
赤い仮面の男(レオの双子の兄、シグマ)に攻撃を仕掛けた。

赤い仮面の男は攻撃をかわし、珀岩の谷の切り立った岩に飛び移った。
魔人が狼怒を襲う。狼怒は魔人の背中に飛び移り、背中から攻撃。
魔人は背中に乗られても攻撃をを続けてくる。

「お前も俺の思いに賛同したはずだ!
騎士は滅び、我ら魔戒法師が守りしものになる。」

諭すようにレオに話しかけるシグマ。

「なぜ騎士を滅ぼすのです!」
狼怒は魔人と格闘しながらも、シグマに問う。

「この世界に不要な存在だからだ。」

狼怒は魔人の背中から弾き飛ばされて、
動けずにいた冴島鋼牙(小西遼生)の近くに降り立った。

「鎧を捨てろ、レオ!今ならまだ間に合う!」
「違う!間違ってるのは兄さん!あなたの方だ!!」

2体の魔人の間をすり抜け、シグマに攻撃をする。
「頼む!兄さん。騎士たちの刻印を解いて下さい!」
「お前には何も見えていない。」

形成は狼怒の方が有利だった。シグマの一言で狼怒の戦意が落ちる。
その隙にシグマが狼怒の顔面をパンチ!鋼牙の近くまで、また飛ばされた。

「忌まわしき鎧の騎士よ、二度と俺を兄と呼ぶな!
貴様など、冴島鋼牙と共に滅びるがいい!」
「兄さん!!!」


シグマは剣を手元に引きつける。魔人が変体を始めた。
足を折り曲げて座り込むと体が真っ赤に変化し、自爆。
狼怒はこの爆風から身を挺して鋼牙をガード。

その間にシグマはどこかに行ってしまった。あたりを見渡しても誰もいない・・・


「レオ、あの男は?」
「不動シグマ、僕の双子の兄です。」



冴島邸に戻る。待っていた涼邑零(藤田玲)は剣をレオに突きつける。
レオは二人の知らない謎の全てを知る者。どうしても話を今聞かねばならなかった。
鋼牙は零の剣を納めさせる。

「俺はお前を説得しに来た。
騎士たちの刻印が消せるなら、俺は魔戒法師たちにホラー退治を任せてもいい。
騎士と法師が戦って、誰かが死ぬ。そんなことに何の意味がある。」

レオの話を聞く前に、零が鋼牙の帰りを待っていた理由を話した。
覚悟の上での選択。騎士の残された時間は少なくなっていた。
迷っている場合ではない。


鋼牙の思いは知っていた。零の思いを聞かされた。

「わかりました。すべてをお話しします。」

胸ポケットから皮でできた巾着袋を取り出す。
中に入っていたのは魔導輪:エルバ
この魔導輪を持っているということは、由緒ある騎士の証。


話しはレオの子供時代にさかのぼる・・・

閃光騎士狼怒の系譜を継ぐ家系に産まれ育った、シグマとレオ。
魔戒騎士の父・ゴウキ(伴大介)は二人に厳しい修行を与えていた。
双子なのに資質の差は歴然・・・兄のシグマはとても強く、優しかった。
剣だけでなく弓も、魔導筆も使いこなせた。

こんな兄を見て、
レオは魔戒法師となり、狼怒を継承する兄を支えて行こうと幼い時に決めていた。
同時にそれはレオの夢でもあった。


父が狼怒の継承者として選んだのはシグマではなくレオ・・・・

この決定に不満のあったシグマは、父に剣を向けて理由を問う。
父はなにも答えなかった。
決定を覆すことができないと悟ったシグマは

「レオ、狼怒の称号はお前が継げ。」
この言葉を残し、家を出て行ってしまった。

剣の稽古をつけてもらいながら、
レオは自分が騎士に向いていないのを懸命に説いた。

「魔戒騎士にとって大切なのは強さじゃない。
一番大切なのは、守りしものとしての心。シグマには人間は守れない。
私は決めたのだ。狼怒を継承するのはお前だ。」


父が他界したのは、それから3年後。でも、シグマは帰ってはこなかった。
シグマの大切な人、魔戒法師ミオ(吉野紗香)は帰らないシグマを探しに旅立った。

レオは狼怒の称号を持ちながらも、魔戒法師としての修行を積み、
魔導具:号竜を完成させた。
そんな日にシグマがひょっこりと帰ってきた。
子供のころ二人で考えていたものが形になった。
レオは、シグマにも喜んでほしかった。

「兄さん!これで一緒に戦おう!兄さんが狼怒を継承するんだ。」

「俺は魔戒騎士にはならない。昔に戻るんだ。
昔は魔戒法師がホラーと戦っていた。魔戒騎士など存在しなかった!
レオ!俺も魔戒法師として生きる。俺たちを引き裂いた騎士の鎧はもう必要ない。」

シグマは左手のひらから光を出すと、計画図に形を変えた。究極の魔号竜:イデア

シグマはレオと双子であることを実感する。
遠く離れていても、考えていることが一緒。行きつく先は号竜・・・

イデアを完成させることができれば、すべてのホラーを滅ばすことができる。

シグマの計画は完璧だった。
一度イデアを発動すれば、全てのホラーを瞬時に駆逐し、
ゲートも消滅させることができる。そのはずだった・・・



ある日、シグマはミオをレオに合わせた。
ミオはシグマと会えた。レオはこの偶然をとても喜んだ。

シグマはこの足で、ミオを連れて旅立つ。
究極の魔号竜:イデアを作りために魔導書を紐解くために。

「レオ、いずれ時が来たらお前を迎えにくる。」

その時までしばしの別れ。二人は固く握手を交わす。
ミオは思いやる二人を見ていてほほえましく思った。


シグマとミオは魔導書を丹念に読んでいった。
ミオは重要な書を見つける。
シグマが手をかざすと魔戒文字が、ページの世界観が浮かび上がった。

「地に眠りし暗黒の勇よ。魔戒にそびえる巨大な岩に、その魂を捧げよ。
さすれば巨岩はその魂と共に無限となって、蘇るであろう。」

これこそが正しく我がイデア。目を輝かせて喜ぶシグマ。
ミオに感謝を述べる。ミオはシグマの喜ぶ顔が見られるだけで幸せだった。

イデアを実現する方法を見つけた。だが、これには“力の源”が必要だった・・・


ホラーの始祖、メシアの牙と呼ばれた魔獣:ギャノンの躯の場所も発見する。
魔獣:ギャノンのむくろ。魂の入っていない存在なのに、
かすかに目玉だけは動き、ミオは思わず後ずさりしてしまった。

怖がるミオを安心させるために
「魔戒騎士、魔戒法師ともに、ホラーの力を借りて、ホラーを倒してきた。
我らは先人たちと同じことをするに過ぎない。
この躯がイデアの核となり、人々はホラーの恐怖から解放される。
争いのない、皆が笑って過ごせる世界がやって来るのだ!」

理想を口にし、目を輝かすシグマを、不安げな面持ちでミオは見ていた。


魔導具の手入れをしていたレオ。ミオが一人で訪ねてくる。
ミオはホラーの躯を借りてイデアを作ることに怯えているようだ。
そんなミオにしてやれることは、自分で作り上げた魔戒具を披露することだけだった。

「確かに、ホラーの躯を使うのは恐ろしいことかもしれない・・・
でも、兄さんのすることに間違いがあるはずがない。
兄さんは厳しいけど、誰よりも優しい人。僕はそう信じている。」

ミオもシグマのことはよくわかっていた。レオの言葉に大きくうなずく。



シグマは人間狩りを始めた。ミオが戻ってきた日に、一人の女性を連れ帰っていた。

「今宵、この女の肉身で実験をする。ミオ、お前の助けが必要だ。」

その場から後ずさりするミオ。
「どうした?大丈夫だ。この世には生きていても価値のない人間、
人を不幸にする罪深き人間が大勢いる。この女はそんな人間の1人だ。
俺たちが作るイデアで守る人間ではない!」

慌てて逃げ出すミオ。


イデアを発動させるためには、人間の命が必要・・・
多くの人間を守るためには、多少の犠牲は必要だとシグマは考えていた。

その考えには賛同できないミオはお札に念を入れ、レオの元へと飛ばす。
ここには、シグマがこれからしようとしていること、
ミオがこれからすることが書かれていた。

ミオの身が危ない!レオはミオの元へと向かう。


ミオはギャノンの躯の前でシグマが来るのを待っていた。
シグマが姿を見せると、魔導筆を戦闘用に構える。

「お前もともに来るのだ。」
この言葉は承服できない。ミオはシグマに攻撃を仕掛ける。
力ではシグマには勝てない、そんなことはわかっていた。
シグマに向かって構えていた魔導筆をギャノンの方に向ける。
動かないギャノンなら攻撃が効くかもしれない。

「なぜだ!俺は信じていた。お前だけは決してこの俺を裏切らないと!!」

魔導筆に気を溜めて、ギャノンの方に放つ直前・・・
シグマの魔導筆がミオを攻撃する。
一撃で胸を貫いた。ミオはこのまま目覚めることはなかった。

信じていたミオをこの手にかけた・・・
もはや信じられるものは何もない・・自分の理想の道だけ。
変わり果てたシグマは、ギャノンの躯に左手を差し出し
赤い仮面と赤い手・・ギャノンの力の一部分を手に入れた。


レオが駆けつけたときにはミオの亡骸が放置されていた。
独りで来た時に引き止め手入れば、話をきちんと聞いていれば・・・
後悔がレオの胸を襲う。


「鋼牙さん!!兄を闇から救えるのは、あなたしかいない!」

鋼牙にもっと早く出会っていればよかった・・
破滅の刻印が打たれる前に・・・

遅くはない、まだ時間は残されている。
零と鋼牙の二人でイデアの発動は必ず阻止すると、レオに固く約束する。


倉橋ゴンザ(螢雪次朗)は家に入り込んだ
鱗粉をまき散らす無数の蝶(蛾)に付きまとわれて
三人の話すリビングに駆け込んだ。

これはシグマの使い魔。数匹は倒したが、
残った二匹が合体をして赤い仮面の男、シグマがホロスコープのように現れた。

現れたときの衝撃は直接破滅の刻印に響き、
零も鋼牙も痛みでしゃがみこんでしまう。

「すべての魔戒騎士よ!貴様らの命がいよいよ尽きる時が来た。
明日の夜、私が押した破滅の刻印が発動する。
もし、その余生を人として生きたいというのなら、今すぐに鎧を変換せよ。
鎧を放棄した者には、みじめに生きることを赦そう。
ただし、一人の魔戒騎士を除く。黄金騎士 牙狼 冴島鋼牙!貴様だ!!!」





破滅の刻印を継承する2人だと思ってましたが、
狼怒の継承者でした。
ゴウキはなぜ、シグマにもわかるように説明しなかったのか?
鋼牙もですが、言葉が足りない!!
破滅の刻印まであとわずか・・・頑張れる?頑張れるよね!


なんか凄いの出てました。
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