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牙狼 GARO MAKAISENKI 第15話 同胞 あらすじ ネタバレ [牙狼 GARO MAKAISENKI]

牙狼<GARO>〜MAKAISENKI〜 第15話 「同胞」

冴島鋼牙(小西遼生)はホラーと対峙していた。
魔導輪ザルバの情報では、このホラーの名はライゾ。

「そんなことわかっている。俺が忘れるはずがない。」



話しは魔戒騎士を育成するための場所、修練場にいたころに戻る。

小学生ぐらいの少年たちが、未来の魔戒騎士となるために修練していた。
今日のメニューは人間バルチャスの駒。4人で一組。組同士で戦い合う。

バルチャスの強いやつは駒となっても強い。
バルチャスを制する者は、最強の魔戒騎士になれる。
そんなことが言われていた。

他の組が戦っている間にひそひそと話をしていた
シロ、ヤマブキ、アカネ、ムラサキの4人。

睨みつけてくる組がいた。自分たちが対戦する相手。
アカはどうしても負けたくなかった。
この勝負に負けると、鬼のように怖い教官が指導者となるからだ。
ヤマブキは自信満々に、あいつらを倒してやると息巻いていた。

勝負は・・・・言うまでもなく惨敗・・・相手が強すぎた・・・


トボトボと歩いていたら、さっき戦ったクロ率いる4人があざけり笑ってきた。
馬鹿にされたようで悔しい。仲間の戦いを批判してケンカに発展・・
それを止めに来たのは四十万ワタル(松田賢二)4人の指導者。

「今日から10日間、仲間と寝食を共にしながら騎士になるための修行を行う。
訓練は厳しい。騎士の家に生まれたから必ず騎士になれるとは思うな!
力のないものは人間を守ることはできない。騎士の資質もない。」

シロの髪の毛を掴み「小僧!修行はきついぞ。帰るなら今だ!」
「俺、帰りません。小僧なんかじゃない!」シロは抵抗した。
「この元気が何日もつかだな。」「質問は!」

「ハイ!」アカが元気よく手を挙げた。
「どうしてみんな、色の名前で呼ぶんですか?」
「お前たちは、騎士になれるものとなれないものに分かれる。
なれない者に騎士の名前を渡すわけにはいかない。」



全員合同訓練に、組ごとの個別訓練。特に厳しいのは個別訓練。
四十万は容赦なく4人を指導する。
腕立て伏せに、打撃の型、水汲みをしながらのランニング・・・

きつい訓練の中でも仲間同士の小競り合いは止まらない。
負けたくないムラサキは、先に行くヤマブキに魔導筆を使って足止めをする。


思念の中で戦う訓練。
ここでは恐怖や雑念がみんなを襲う。心を静めてそれに打ち勝つ。
空中に十字に渡された天秤棒の端に乗る。
一人でも気持ちが揺らいだら、全員が落とされてしまう。

一人ひとり襲ってくるものが違う。炎、ホラー、服にへばりつく毒蜘蛛
惑わされるのは、己の心が穏やかでないからだ。



今日は、ソウルメタルを操る訓練。
技や力だけではどうにもならない。一番大事なのは想像力。
イメージすることで、岩などは簡単に斬ることができる。

訓練用の刃も立ててない小さな剣で岩を斬る訓練。
ソウルメタルは持ち主の心のありようで重量を変える物質。
子供たちには重すぎた。どうすればもちあげられるのか?
自分の心の中で思い描かなければ決して持ち上がらない。

ムラサキは剣に羽が生えたようにイメージした。
剣は楽々持ち上がり、というか翼が羽ばたき・・・体も宙に浮いてしまった。

「剣に操られるのではなく、剣を操れるようになれ!」
凄んでいるものの、四十万は子供たちにハッパをかけていた。


剣を自在に操れるようになるために、竹刀振り。
1,2,3,4・・・何度も振っているうちに、アカネがダウン。
手の血豆がつぶれてもう持てない。
「もう無理、ぼく・・・帰りたい・・・」

弱気になったアカネをみんなで励ます。
最後の大一番・鐘斬りに、一人でも欠けたら戦えない。

そんな話をしているときに、女子の声が聞こえた。つい覗いてしまう。
彼女たちは魔戒法師になるための訓練を受けていた。

「魔戒法師もいいなぁ・・・」隣の芝生は青い。アカネは羨ましがった。
「騎士の方が絶対に良い!ホラーを倒すのは騎士の仕事だ。」とムラサキは言うが、
「魔戒法師だって、同じだよ。」とシロが言う。

覗いているみんなの所に騎士になりたがる女子が来た。
でも、騎士になれるのは男子だけ・・・この子はあきらめるしかなかった。
そんな姿を見たアカネ「やっぱり僕、騎士になる!」新たな決意をした。

そんなみんなの行動を、陰から覗いている四十万。
明確な思いと仲間の友情が芽生えてきたことを喜ぶかのように、口の端で笑う。



進むべき道がはっきりすると、心も平らかになる。
思念の中で戦う訓練はかなり長時間耐えられるようになった。
だが、ヤマブキが思念の中でホラーに憑依され、シロを襲う。
仲間に襲われたシロ。何の手を出せなかった。

「どんな仲間でもホラーになったら斬る。俺は絶対に迷わない。」ヤマブキが断言する。
「僕も斬る。」ムラサキも答える。
「じゃあ、ムラサキもホラーになったら斬るからね。」アカネは挑んだ。
「俺が斬る。」鋭いまなざしでムラサキを見つめながら話すシロ。



「鐘斬り」が開始される。サクラ組対ヤマブキ組の試合。
二人は鐘を守るために防御として残り、二人が切り込んでいく。
どちらのチームも同じような戦術。
鐘を叩くためには剣を取らなければいけない。
攻撃の二人は剣を取るのと、足止めするのに分かれた。


クロ組はこの戦いを見ながら、分析していく。
ヤマブキは、バルチャスは全然だったが、一番手ごわいのか?
だが、単純だから倒すのは簡単そう。
リーダー:クロは、自分が戦うとしたらシロ。あいつは強いと判断した。


剣をサクラ組に先に取られた。防御として待ち構えるシロ。
シロの剣捌きで相手が倒れた。「一本!」

その隙にムラサキが剣を持ち、相手側の鐘の方に切り込んでいく。
ムラサキを防御するヤマブキ。そのままムラサキが鐘を鳴らす。
「ヤマブキ組の勝ち!」


この成功体験はみんなの心を、仲間の絆を強くした。
訓練もこれまで以上に熱が入る。ソウルメタルの剣も難なく使えるようになった。


「鐘斬り」最後の一戦まであと少し。部屋でしばしの休憩。

「本当に僕、騎士になれるのかなぁ・・・」アカネは不安げ。
「最強の騎士に俺はなる!最強の騎士に!」ヤマブキはやっぱり自信満々。
「最強の騎士はGAROだよ。」ムラサキはヤマブキに教える。

「今回の修行にGAROの称号をもつ冴島家の子供が来ているって噂だよ。」
アカネの言葉にギクリとするシロ。
「きっとクロ。あいつだな!」ヤマブキがミスリードしてくれた。
「だったら僕がクロを倒してやる!」ムラサキは意気込んだ。

「魔導筆を使うのはなしだよ。反則だからね。」
使っているところをアカに見られていた。「ちょっと遊びで使っただけ。」弁解をする。

「クロは俺が倒す!」シロは瞳に闘志を燃やしていた。

明日も絶対に勝つぞ!!!おー!!!
みんなで拳を振り上げたとき、ムラサキの腕に大きな傷を見つけた。

そこからみんなで傷の見せ合いっこが始まる。
アカネはシロの背中に大きな傷があるのをお風呂場で見ていた。
腕、足、お腹、背中。みんなどこかに傷をつけていた。



鐘斬りの決勝戦。ヤマブキ組対クロ組
戦術は変わらない。二人は攻撃、二人は防御。

戦いが始まってすぐ、シロがクロにやられている。ヤマブキが応援に入る。
先に剣を掴んだのはヤマブキ。だが、体当たりをされ、剣を手放してしまう。
防御にいたアカネは持ち場を離れて走りだし、
ヤマブキが落とした剣を掴んで相手の鐘へ走りこんでいく。

防御の二人に攻撃の一人が加わり、三人がかりでアカネを攻撃。
地面に転がされて上からトドメを刺されようとしていた。

「危ない!!!」
ムラサキはとっさに魔導筆を出し、攻撃をしてしまった。
助けてもらったアカネは動けない。剣をムラサキに託した。

ムラサキは相手の鐘に向かって走り出す。防御の二人を倒し、鐘はすぐそこ!
後ろからクロが攻撃をかけてきた。手から剣が離れる。
クロが剣を手にし、走り出す。その剣を今度はヤマブキが奪い返す。
だが防御二人にやられてしまい、剣をまた奪われてしまった。

奪取できず鐘が鳴らされた。「勝負あり!」クロ組の勝ち。



ヤマブキ組の結果は最下位・・・・ムラサキが魔導筆を使ったからだ。
仲間のためにやったこと。同じチームで、次また頑張ればいい。
泣き崩れるムラサキをみんなで励ます。

「もう泣くな!整列!どうした、胸を張れ!誇りを持て!
お前たちはこの修行を通じて、仲間の大切さを学んだ。
最後まで仲間を助けようとした。仲間を見捨てなかった。
その思いは、どんなことがあっても人間を守るという、強い思いと同じだ。
仲間を最後の最後まで見捨てるな。
可能性が少しでもある限り助ける・・・それが魔戒騎士だ。」

四十万はそう言うと友情の証として飾りを一本ずつ手渡す。
「これは友情の証だ。お前たちには大事な仲間がいる。
決して、今日の思いを忘れるな。」


シロを呼び出した四十万。「小僧、立派な騎士になれよ。」
まだ小僧呼ばわりする四十万が少し気に入らない。
「もう、小僧じゃありません。」
「がんばれ!再会の時を楽しみにしている。」

鋼牙の素性をもしかしたら四十万は知っていたのかもしれない。
語るまなざしがとても優しい。

四十万と話しているシロを呼ぶ。
お別れ前の最後のときを楽しむために準備をしてくれていた。

「おーいシロ!もう準備できて・・・・」
突如ホラーが現れて、クロとヤマブキが食われた。
ホラー:ライゾが暴れまわる。
シロの目の前でムラサキが弾き飛ばされ、アカネは触手に襲われる。
触手は容赦なく口元にアカネを運び、食らいつくした。

四十万は雷鳴騎士バロンとなり、ライゾに向かっていく。

なんだ・・・この光景は・・・・まるで地獄絵図だ・・・



この思い、一瞬たりと忘れたことなどなかった。
今ようやく対峙する。ライゾ、これは敵討ちだ。
黄金騎士牙狼となり、ライゾの口元に飛び込む。
この口が、仲間たちを食らった・・・
上くちを左手で、下くちを足で押さえつけ、喉の奥に向かって剣をねじ込む。

ライゾ・・・滅


今日の戦いのことを、昔話を含めてみんなに話して聞かせていた鋼牙。

鋼牙のマントの左胸につけている飾りに、こんな悲しい思いでがあったとは・・・
御月カオル ( 肘井美佳)、布道レオ -(中村織央)、倉橋ゴンザ -(螢雪次朗)たちは、
神妙な面持ちで話を聞いた。



左胸の飾りを握りしめ、目を閉じると仲間たちの姿が目に浮かんだ。
「シロ!お前が黄金騎士だったのか!すっげぇ!!後は任せたぞ!!」
みんなが自分に声を掛けてくれたように思った。

何があっても友情は消えない。







ゼロのケーキ好きの訳や、鋼牙の左胸の飾りの意味など、
見ている側の小さな引っ掛かりが少しずつほどけてきています。
少年鋼牙として演じた澤畠流星くん。
子供時代はこんなだろうなぁ・・・と思っていた感じでとてもよかったです。

子役さんをいっぱい使ったから、撮影は大変だったでしょうね。
ムラサキの二刀流の構えがゼロと同じように思えました。
あの構えは基本なんでしょうかね?








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