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牙狼 GARO MAKAISENKI 第14話 再会 あらすじ ネタバレ [牙狼 GARO MAKAISENKI]

牙狼<GARO>〜MAKAISENKI〜 第14話 「再会」

森の中を疾走する2つの人影。
一人は元老院付きの魔戒騎士・四十万ワタル(松田賢二)
もう一人は山刀翼(山本匠馬)の弟子、日向(富田稔)

魔戒騎士同士、剣を交える。これは稽古ではない。
独特の緊張感で激闘を繰り広げる。

圧倒的な力でワタルは日向を征服した。
日向は戦いたくとも起き上がる力が残っていない。

ワタルは日向にとどめを打つべく切っ先を向ける。森に絶叫が響いた。



元老院の神官グレス(ひし美ゆり子)に呼び出された
冴島鋼牙(小西遼生)と魔戒法師 布道レオ(中村織央)
グレスから状況を聞かされる。

「騎士が騎士を切った!!」2人に衝撃が走る。

斬られた騎士は魔戒法師の里と呼ばれる閑岱(かんたい)を守る日向。

名前を聞いて鋼牙は驚く。
白夜の魔獣と呼ばれ恐れられた最強のホラー、レギュレイスを倒すとき、
共に戦った仲間だった。
日向の傷は深いようだが、命に別状はなかった。
鋼牙は少し安心した。だが、切った騎士は?

グレスは話を続ける。

切った騎士の名は四十万(しじま)ワタル。雷鳴(らいめい)騎士バロンの称号を持つ男。

「彼を探し出して捕えるのです。」捕縛の命だけを受けたが、
「もし、その騎士が本当に闇に落ちていたら?」魔導輪ザルバが深く突っ込んで聞く。
「その時は・・黄金騎士の名に賭けて始末するように。」
分かってはいたが、命が出た限り実行しなければならない。

「鋼牙、ガジャリがお前に会いたがってます。」



森の奥、古代の石組建造物のような建物の所に赴来た鋼牙とレオ。
ザルバは会いたくないし、行きたくもない。でも行くしかなかった。

レオは入口近くで待機すると鋼牙に告げる。
レオも入りたくないだけなのか?入ることが出来ないのか??

入口と思われる場所に立ち、念を送ると、人ひとり分だけ入口ができ、
黒い触手が鋼牙を中に引きずり入れた。


あたりは全部真っ白で、ところどころに結界が張ってある。
来たことを示すために剣を鳴らす。
そのまま床に剣を置くと、半分だけ床にめり込みロックされた。

奥から黒い塊が鋼牙に向かってくる。
黒い塊は赤くひかりどんどん大きくなっていく。
青い球体が光ると、光った球体は眼球に変化し、完全な目に変わった。
目が出来たと同時にザルバが苦しみだす。
これはザルバの力も封印するためか?



「GARO 黄金騎士よ。お前は今どこにいる。そこに光はあるか?」
「あります。」

この言葉を確認してからガジャリは破滅の刻印に向かって閃光を飛ばす。
光を受けた鋼牙は、今まで以上の痛みに襲われた。

「苦しいか?それでいい。お前はまだしっかりと生きている。
GARO 黄金騎士よ、光を消すな。一筋の光さえあれば、宇宙の闇も照らすことが出来る。」

言葉を告げ終わると、黒い触手が鋼牙を外へと吐き出した。

苦しそうな鋼牙の元に駆け寄るレオ。
「鋼牙さん。破滅の刻印は?ガジャリならきっと消すことが・・・・」

「レオ、ガジャリを味方だと思うな。ガジャリにとってはホラーも人間も同じ。
騎士も法師も関係ない。」とザルバは答える。

ガジャリと会い苦しい目をしたが、これからの鋼牙にとって大切な助言をくれた。



ワタルは苦しい息をしながら森をさまよう。
何かの気配を感じ、剣を繰り出す。飛んできたのは魔戒槍。

「見つけたぞ。暗黒の騎士。息の根を止めてやる。」
この男は山刀翼。日向の敵討ちと、闇に落ちた騎士を倒しに来ていた。

激しい打ち合いが続くが、翼の方が分が悪い。
ワタルは鎧を召喚。雷鳴騎士バロンになり、青い鎧が紺碧に変化する。
翼もつづいて鎧を召喚しようとするが、激しい痛みに襲われて召喚できない。

この隙をついてバロンが攻撃をしてくる。
生身の人間と雷鳴騎士バロン。どちらが有利かは誰でも容易に理解できること。
魔戒槍も取られ、丸腰ではどうすることもできない。

バロンは何者かからの攻撃を受けた。この攻撃を仕掛けたのはレオ。
突然襲われたので、持っていた魔戒槍が手から離れた。鋼牙がそれを受け取る。


バロンは狙いを変えて鋼牙に襲いかかる。鋼牙の剣とバロンの剣が交わる。
「雷鳴騎士バロン。なにがあった!」

バロンは何も答えず、攻撃の手を強めてきた。
鋼牙は倒され、交わったバロンの刀が鋼牙の顔の近くまで来ていた。

レオが放った攻撃が、バロンの腰のあたりにある鎧のルビー色の文様に命中した。
バロンの力が少し弱まり、鋼牙は危機を脱した。

鋼牙は剣を鞘に納める。
鋼牙の剣は抜刀するときに、最大の効果をもたらす。
今はそのときを待ち、防戦するのみ。

「鋼牙!鎧を召喚しろ!!やつを斬れ!!!」
翼はいつまでも鎧を召喚しない鋼牙の戦いを見ていて、つい口走る。
だが、鎧を召喚しないままやられてしまうかもしれないほど追いつめられていた。

走りこんで切りかかろうとするバロン。上段の構え。
脇が開いた。すかさ鎧の文様に蹴りを入れる。バロンの鎧が解除された。

ワタルは荒い息をしながら鋼牙を見据えていた。
が、そのまま森の奥に消えた。

翼はワタルをまだ追いかけようとする。止める鋼牙。
「放せ!鋼牙。」走り始めた翼だが、胸の痛みに足が止まってしまった。

「だからわしはやめろと言ったのじゃ。」魔導具ゴルバは翼の身を案じる。
翼も破滅の刻印を押され、体はもう限界にきていた。


翼は元老院でレオから手当受けていた。
だが、レオの力では破滅の刻印は消せない。出来るのは応急処置だけ。
ひどい熱。3日前に鎧を召喚した後から熱が下がっていない。

破滅の刻印を押された騎士は鎧の召喚をするたびに、命を削られる。
翼には、もう命が残されていないのかもしれない。

「鋼牙、なぜ斬らなかった。闇に落ちた魔戒騎士は斬る。それがやつのためだ。」

翼は目覚めたと同時に、鋼牙の行動の意図を聞いた。

「まだ闇に落ちたとは限らない・・・」
鋼牙はワタルが本当に闇に落ちたのかを見極めたかった。

「だが、やつは日向を斬った。」疑う余地もない行動をしたと翼は主張する。

「四十万ワタルには息子がいます。
しかし、その父親が・・闇に落ちた騎士として処分されたら・・・」
切々と訴えるレオ。彼の過去に何が?

「お前は魔戒法師か・・お前に魔戒騎士の何がわかる。
騎士である限り、常に死は覚悟の上だ。情けなど必要ない。」

翼のこの言葉を聞いて、打ちのめされたレオ。
激しい怒りを瞳に宿し、出ていく翼の後姿を目だけで追う。



山の洞穴で、ワタルは指令を受けて赴いた閑岱のことを思い出していた。

とある法師を探していた。不審な動きをする法師を見つける。これが指令だった。
村の周りを子供たちは無邪気に走って遊ぶ。
ワタルは子供たちの後をついて行くが、子供たちを見失ってしまった。

切り立った山の分かれ目。
背後から妙な気配を感じて向き直ると、赤い仮面の男が立っていた。
「俺を探しているのはお前か。」

ワタルが剣を構えたところに素早く入り込み、破滅の刻印を押した。
「名誉の刻印だ。」


屈辱的なことを思い出し、腹をかっさばいて死のうかとも思ったが、
魔導具ウルバに止められる。
「ここで死んだら、あの男の思うまま・・」

それでも腹に剣を突き立てようとしたときに、もう一人のワタルが止める。
「はは・・俺が死ぬだと。笑わせるな!!!」
そう言うと、死にかけた方の人格を取り込んだ。
何かが起こり、人格が2つに別れてしまったようだ。


どうしてもワタルを倒しに行きたい翼。止める鋼牙。
「お前はここに残れ。俺が行く。」「お前はやつを斬れない。」

それでも行こうとする翼を止めるために、鋼牙は翼の破滅の刻印の場所を押す。
劇痛が走り立っていられない。
「俺は魔戒騎士だ。」床を這いずってでも前に行こうとする。

「鋼牙。やつは俺が倒す。お前は破滅の刻印をなんとかしろ。」
「俺はもういい・・・しかし、このまますべての騎士が倒れたら、この世界はどうなる?
人間はホラーに滅ぼされる。」

「だったらお前もあきらめるな。俺は誰一人、死なせやしない。」
決意を秘めた鋼牙の言葉。説得力があった。


話しているところに日向が、レオの肩を借りて来た。
「翼さん。あの騎士を助けてください。あの騎士はまだ、闇には落ちてません。」
ワタルは日向を刺そうとして、自分の足を刺していた。
本当の人格が、暴走するもう一つの人格を止めた。

「足を刺したのはあの男の自我だ。ワタルは何かに心を支配されている。」
倒すことはないと判断する鋼牙だが、

「だったらなおさらだ。やつはきっと苦しんでいる。死なせてやれ。」
翼はやはり殺すと判断する。


「言ったはずだ!俺は誰一人死なせやしない。」



ワタルが潜伏する洞穴に来た鋼牙とレオ。

「鎧だ。鎧の文様がゆがんでいた。」先の戦いで鋼牙がつかんでいた場所。
「鎧に攻撃を仕掛けろ。強い心の方が残る。」ザルバが助言する。
洞穴に入りながらレオに言い聞かせる。
「強い心の方が残る・・・・」


暗がりの中、先にワタルが攻撃を仕掛けてきた。
「目を覚ませ!!!!」「黙れ。俺に近づくやつは斬る。」


力はほぼ互角。激しく打ち合う。
「目を覚ますんだ!!」「黙れぇ・・・」

ワタルは鎧を召喚した。雷鳴騎士バロン。
すかさず鋼牙も鎧を召喚した。黄金騎士牙狼。


牙狼となっても、狙うのはバロンの鎧のみ。傷つけるつもりはない。
自分はバロンの剣の動きを止め、レオに鎧の文様を狙わせる。
文様は赤から緑にたまに点滅を始めた。すかさず第2撃。
攻撃は跳ね返されて洞穴を突き破り、2人は外に弾き飛ばされた。
地面に激突する寸前で、翼が法術で助けてくれた。

バロンの姿を見つけると、翼はすかさず鎧を召喚。
白夜騎士打無(ダン)となり攻撃を始めた。

牙狼は打無の攻撃を止める。牙狼は打無がバロンを殺そうとしていると思った。
「わかっている。」
鋼牙の話を理解してくれた翼。鎧を召喚し打無となったが、殺すつもりはなかった。

2人でバロンに攻撃。連係プレーで文様だけを狙う。
攻撃を受け、打無ピンチ!そこを止めるべく牙狼が飛びついて割って入る。
勢いついたまま崖より転落。牙狼を助けるべくバロンに飛びかかる打無。

打無の持つ魔戒槍は、戦いのときに先端から刃が飛び出す。
さすまたのような刃はバロンの腕を取り、地面に突き刺さった。
身動きが出来ずに暴れるバロン。それを覆いかぶさって止める打無。

「鋼牙!俺ごとやつの鎧を突き刺せ!大丈夫だ。お前ならやれる。
俺も、この男も、守ってみろ!!!」

「わかった。行くぞ!翼!!!!」

ためらうこともなく剣を突き刺した。鎧は解除され、2人共生きていた。


「どっちだ?どっちが残った?」



翼は治療を受けていた。
様子を見に来たが、まだ目は覚めていないと思い、出て行こうとする鋼牙。

「鋼牙。やつはどうだった?」「今、元老院で調べを受けている。」

「さすがだなぁ・・鋼牙。みごとに急所を外していた。」
「当たり前だ。お前には鈴(りん)がいる。」
「あいつは魔戒騎士の妹だ。死は覚悟しているさ。

鋼牙!だが約束する。俺は簡単には死なない。お前もだ。」



「俺を襲い操ったのは、魔戒法師だ。
やつを何とかしなければ、騎士と法師はいずれ対立し、争うことになる。」

ワタルは鋼牙に助言をし、礼を言い、頭を下げた。

「わずかでも可能性があれば、必ず助ける。それが魔戒騎士だと教わりました。」

この言葉で、眉をしかめるワタル。

鋼牙はマントの左胸あたりに下げている飾りを見せた。
この飾り・・・「そうか・・・君はあの時の・・・・」
「冴島鋼牙。このことは、決して忘れない。」

過去にワタルと鋼牙に何があったのだろうか・・・・

それは、まだ語る時ではないのだろう。




今回鋼牙が言った「俺は誰一人、死なせやしない。」
この言葉、かなり意味深ですね。
いろんな伏線があちこちに張られたような回でしたが、

誰一人死なせない≠自分は死んでも構わない・・こんな気がして。
以前にも同じような伏線がありましたね。

すみません。このぐらいにしておきます。
初回放送の醍醐味は予想(妄想)しながら見られることですよね。
いろいろ頭の中を巡らせて、番組を楽しんでください。


白夜騎士ダンの魔導具「ゴルバ」を見つけました。





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