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怪盗ロワイヤル Mission.7 第7話 義賊の指輪  [怪盗ロワイヤル]

怪盗ロワイヤル Mission.7 「義賊の指輪」 5億円事件の真相

最後のミッション・・・元刑事「鳩村宗太郎の原稿」
これを手に入れた神村零(松坂桃李)岸原大雅(福士誠治)片桐夏蓮(大政絢)
最初に原稿を読んだのは零。
零は読み終わると同時に倒れこんでしまった。そのまま意識を失う。

あたふたしたときにジャック(チャンソン)が現れた。
いつもいいタイミングで現れるジャック。
助けに来てくれた!そう思ったと同時にパンチが飛ぶ。
仲間だと思っていたジャックは敵だった。
夏蓮と大雅は、薄れ行く意識の中で原稿を奪われるのを見ているしかなかった。


目が覚めた零。ここは・・・・?アジト。
見習いの倉田圭介(相葉裕樹)が、ぶっ倒れている3人を連れ帰っていた。

北場陽子(真野響子)は、危険を承知でアジトに姿を現す。
原稿は奪われ、内容は闇の中・・・そう思われていたが、
零の記憶の中にしっかりと刻み込まれていた。

零は思い出した。北場の正体や、記憶が戻るように うながした本当の理由を・・


「5億円事件の真実」
2010年10月12日午後4時頃、世にいう「5億円事件」発生。

走行中の現金輸送車。そこに一台の白バイが接近。車を停止させた。
「爆弾が仕掛けられている。」と告げ、乗っている全員を車から降ろした。
白バイ警官は車を確認。こっそりと発炎筒を車の下に入れ、煙を上げる。
そこに実行犯Aが現われ、輸送車ごと現金を強奪。
白バイは輸送車を追跡すると見せかけ、共に現場から逃走。

この警官は実行犯Aの共犯者 実行犯Bだった。
翌朝、霞海ふ頭で空の現金輸送車と白バイが見つかった。
現場の状況と目撃者の証言で、
金を巡って仲間割れをおこして海に落ちて死亡と判断。
事件は未解決のまま、捜査本部は9ヶ月という異例の速さで解散。
ここまでは世に出ている話。


だが原稿には実行犯についての詳しい記述があった。

実行犯A・Bは夫婦関係にあり、名前は北場。
二人の間には3人の養子がいた。
「それが・・・俺たちだ・・・・」

零、大雅、夏蓮はこの実行犯夫婦に育てられていた。
夫婦は義賊として活動していて、子供はいなかった。
自分たちの後継者として3人を集めた。

子供の頃からPCに長けていた大雅。
その入力画面を見ただけで、正しい公式を導き出す零。
子供の頃から愛くるしい夏蓮。
3人は揃った日から兄妹となった。


北場夫婦の元で、後継者=義賊となるために育てられた。
北場高志(西村和彦)は義賊について語る。

「義賊とは、世のため人のために悪をくじくために盗むという手段を選んだ人のこと。」

「悲しいことに、世界は金や力のある人間だけが得をするように出来ている。
やつらは弱く貧しい人々から奪い続ける。
その奪われた物を取り返してあげる。それが仕事。」

そのときに3人に見せたのは指輪。この指輪は義賊の証。そして家族の絆・・
指輪が指に合うときには立派な義賊になっているはず。


5億円事件は二人によって実行され、成功したかのように見えた。
しかし・・3人の存在が計画を狂わせる。


三上眞人(竹財輝之助)はまだ「5億円事件」を一人追っていた。
後輩の香月秀平(菊田大輔)はこれ以上追うのは止めたほうがいいと言うが、
三上は止めるつもりはない。

その後姿を見ながら「あんまりしつこいと身を滅ぼしますよ。鳩村みたいに・・・」
独り言のようにぽつりとつぶやいた。
香月は何を知っていて、何をしようとしているのか?


映画小道具レンタル会社でふてくされている圭介。
みんなの仲間と思ってもらっていないのが、ちょっと気に入らない。

そこに三上と香月がやってくる。
三上は、零、大雅、夏蓮がいろんな事件に関与していると睨んでいた。
まるで数珠繋ぎのよう。


記憶は断片的に思い出すと、数珠繋ぎのように蘇る。
経験やエピソードのような長期記憶は、脳の大脳新皮質によって蓄えられる。
シスター・スネイク(佐々木希)はそこを操作して記憶を無意識下に追いやった。
封印された記憶は、ひとつ思い出したらふたつ・・と繋がっていく。
だから、記憶を取り戻すにはミッションが必要だと北場は言ったのだった。


事件の少し前から二人の様子はおかしかった。
子供のときに一度見せた、義賊と家族の証の指輪を3人に手渡す。
子供のときはブカブカだったけど、今では指にぴったりはまる。

「お前たちはもう、立派な義賊。これから何があっても自分たちの正義を貫いて欲しい。」

父:高志が改まった物の言い方をするので3人は戸惑う。
母:陽子は「あなた方に盗めない物はない。」


二人の様子があまりにも緊迫していて、様子を伺いに零は二人の部屋に行った。
この日は事件前夜。二人は最終打ち合わせをしていた。

気がかりなのは「自分たちが利用されたこと」
でも、事実を知った以上、計画をやめるわけにはいかないと思っていた。
自分たちのやり方で正義を貫く。

零が扉を開けたとき、高志は赤ペンで走り書き「TRN」と記し
零の方に顔を向けながら、その書いた文字のところに紙を乗せて隠す。
言い知れぬ不安感が零を襲う。


そして運命の日・・・
二人が家を出てから3人で話す。「霞海埠頭で待ち伏せる。」
そこは国外逃亡しか選択肢がなくなったときに集まる集合地点。
昨日高志が書いた「TRN」キーボードで打てば「かすみ」


5億円は見事強奪に成功。だが、シナリオはそこでは終わらない。
二人は依頼者を裏切り、依頼者は二人を裏切った。
現金を移し変えようとしたときに、黒いスーツの男たちに囲まれる。
そこには江崎駿(田中要次)の姿もあった。
依頼人は二人が裏切ることも想定に入れていた。

二人はある人物から5億円強奪の依頼を受けた。
その現金が不正に使われることを知った二人は、金を奪って逃走しようとしていた。
依頼人の想定・・・・義賊ゆえに裏切ることを・・
義賊は正義のために動く。そこをつかれたのだった。

すべては最初から仕組まれていた。二人はハメられた。

でも、対策を取っていた。ジェラルミンケースに爆弾を仕掛けていた。
だが、相手はそれも計算に入れていた。

「北場夫婦にいる子供の命を奪う。」

子供たちの命には代えられない。起爆装置を江崎に渡す。

「どうか・・子供たちの命を助けて下さい。」陽子は頭を下げる。
「ああ、約束しよう。」


少し遠くから様子を覗っていた3人。
殺されそうになっている二人を助けに行きたかった。
夏蓮は駆けだすが、大雅に静止される。
大雅に銃をかまえる夏蓮。「このまま黙って見てろっていうの!!!」
零は夏蓮に銃をかまえる。夏蓮は向き直り、零に銃をかまえなおした。

この場面こそが、たまに見る記憶の断片。

二人は対峙し、今にもどちらかが発砲しそうに張り詰めた空気。
零はおもむろに銃を頭上に掲げ、発砲。
その音に驚いた黒いスーツの男たち。その隙に逃げ出す二人。

逃げる高志に数発の銃弾が飛び倒れこむ。それでも陽子だけは逃がしたい。
高志の握っていた血染めのスカーフが風に舞い飛ぶ。

絶望を感じた陽子は海に向かって走り、そのまま海に飛び込む。

高志の元に駆け出す3人。高志は「生きろ・・・・零」と告げ、息を引き取った。

江崎は約束を守り、子供たちには手を出さなかった。

その後、シスター・スネイクが記憶を奪う。


陽子の想像どうり、欲しいものは零の記憶の中にあった。
5億円強奪を依頼したのも、北場を裏切り利用したのも、家族の絆を奪ったのも、
全て・・・・民事党元幹事長:藤堂秀臣の仕組んだこと。

北場は影の黒幕が藤堂だとようやく知った。

「これであなた方のミッションは終わり。怪盗ロワイヤルは解散します。」


記憶を取り戻したが、これからどうすればいいのか・・
足取り重くアジトから出た大雅と夏蓮。
零が二人を止める。「まだ、俺たちには盗むべきものがある!」
「俺たちに盗めないものはない。」


昔撮った家族の写真を眺めながら、西崎(下条アトム)と話をしていた。
背後から忍び寄るジャック。西崎は一撃で倒され
「陽子、誘拐するよ。」
紳士的な振る舞いをみせるジャック。


真相を知った3人。また陽子のことを母と思える日は来るのだろうか?
盗むべきものとは?
まだまだ謎が続きます。


シスター・スネイクの持っている銃みたいなのを見つけました。
こんなに大型なのに、麻酔やら記憶を消す何かやらを扱う・・・
ただの銃でないようです。





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