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勇者ヨシヒコと悪霊の鍵 壱 第1話 ネタバレストーリー [勇者ヨシヒコと悪霊の鍵]

勇者ヨシヒコと悪霊の鍵 壱 第1話

ぼうけんをはじめますか?
いいえ

え?
もう一度聞きます ぼうけんをはじめますか?
いいえ

いやいやいやいや、なんでよ マジでもう一回聞くよ
ぼうけんをはじめますか?
いいえ

何言ってんの? お前
バカじゃねぇ
「はい」を選ばないと何も始まんないよ!
今週も「マジすか学園3」になっちゃうよ!
その方がいいやとか言ってんじゃねえよ!
いや、
ほんと、
脅すわけじゃないけど、もう一回聞くからね?

ぼうけんをはじめなくてもいいですか?
いいえ

はい
ひっかかった~~~~~~~

それではぼうけんをはじめます


「伝説の勇者が魔王を倒してから百年・・・
何者かによって魔物の封印が解かれ、
世界は再び、悪の支配に落ちようとしていた・・・・・」






平和なはずのカボイの村で騒動が起こっていた。
さっき出かけたばかりの村人が、もう帰ってきていた。
一人の男は毒に犯され、肩を借りてもよろよろとしか歩けない。


「もうだめだ・・魔物は村のすぐ外まで迫っておる・・」

村から3里の所までは結界が張られていたはずだが、
いつの間にか結界は破られていた。
すぐ近くにバブルスライムらしき魔物が見て取れた。
村がやられるのも時間の問題・・・


長老(坂田聡)は3人の男を内々に集めた。
男たちに語るのは、この村の伝説の勇者“ヨシヒコ”の話。
ヨシヒコは仲間たちと共に魔王を倒し、この世に平安をもたらした。

「そなたたちの中に、“我こそは勇者となる”者はおらぬか?」

1人目の男は屈強そうにみえるが、体が弱いと辞退した。
2人目の男 ロト彦は、気持ち的には今すぐ冒険に出てもいい感じ・・
行動と言葉が裏腹で、一目散に出口方向へ歩き出す。
3人目の男は、聞かれたと同時に「無理!!」と答える。

勇者がいないと言うことは、
悪の手によって滅ぼされることを待つだけ・・・


長老が絶望感に襲われた日の夜、一人の男がカボイ村に現れた。
戦いに疲れ、足取りは重い。村の入り口の所で倒れてしまった。

朝になり、村人が倒れた男に食事を運ぶ。
握り飯をガツガツと食べ、ようやく気力を取り戻した。
男の名はオルダン(神尾佑)ローラシアの長老・ラボナの使いで、
カボイ村に勇者ヨシヒコの血を引く者がいることを占いで知ったラボナが
似顔絵を描いた紙をオルダンに託したのだった。

長老はその似顔絵を見て感嘆の声を上げる。


長老はさっそく似顔絵の人物オルトガ(鈴木福)を家に招いた。

「勇者の血を継ぐ者 オルトガに、力を与えたまえ!」
長老は神に祈りを捧げる。


「オルトガ 突然じゃが、お前が伝説の勇者の血を継ぐ者だと判明。
勇者ヨシヒコが残した伝説の剣を持ち、
屈強な仲間たちを見つけ、何者かが持ち去った“悪霊のカギ”を手に入れ
魔物を再び封印するのじゃ。
それが勇者の血を継ぐそなたの使命じゃ!

さあ、今すぐ旅立つがいい。この世界に平和をもたらすため
勇者よ、再び旅立つのじゃ!!!」

「いやだ!!!!!!!」

力を入れた長老の話しを、いとも簡単に嫌がった。
それは・・・・「子供だから」
勇者の子孫としても子供だし、剣は重すぎて持てない。
旅立ったとしても、子供だからその日に殺されてしまうに違いない。

「逆に、なんで子供を旅立たせようとしたんですか?」
「ほら、あるじゃない。子供だった勇者が少しずつ成長していく物語的な・・・」
「物語ですよね?コレ、現実ですから。
マジで行かせようとするなら、児童虐待とかで訴えますから。」

「子供は遊ぶのが仕事ですから、遊びを頑張ります!」

オルトガは長老の話をぶっちぎった。


長老は困ってしまって天にいる仏にすがった。

「魔物の影がまじかに迫り、今やこの村は滅びゆくのを待つばかり・・
仏様・・仏様・・その姿を現しこの村を救いたまえ。」


長老の声が仏に届き、仏が姿を現した。
仏は姿を見せたつもりはなく、クレープを食べながら話しをしている。
こんな適当な姿でも仏。

「仏よ・・我々は魔物の手からどうやって生き延びればよろしいですか?」

仏は下界に魔物がまた出現していることを今知った。
仏以外の者は知っていたようで、伝達不足だったことを怒っている。
長老の話など聞いていない。
それでもめげずに長老は仏に話しかけ続ける。

「仏は、勇者ヨシヒコをご存知か?
我々は再び悪と戦う勇者を探し求めておりますが、未だ見つからず・・・
なんとぞここは、仏のご助言を頂きたい。」

仏にもいい案が思いつかなかった。
ここは、“ヨシヒコを生き返らせる”のが一番なのか・・?
せっかくだからニューフェイスの方が働きがいいかもしれない・・・
長老はヨシヒコが生き返るだけで十分にうれしかった。
仏にヨシヒコを生き変えさせるように頼む。


「わかりました。ヨシヒコとその仲間たちを生き返らせます。」

「ななななぁぁん!!」


ムラサキ(木南晴夏)の墓土が盛り上がり始め、
戦士ダンジョー(宅麻伸)の墓土が盛り上がり始め、
変なほくろの金髪(ムロツヨシ)の墓土が盛り上がり始め、
勇者ヨシヒコ(山田孝之)の墓土が盛り上がり始めた。


一番初めに蘇ったのは変なほくろの金髪と墓に書かれたメレブ。
そこに仏が姿を現した。

「勇者ヨシヒコとその仲間たちよ、魔物の封印は何者かによって解かれた。」

適当に今の状況をメレブに告げていると、他の者も次々と生き返ってくる。
だが、3人は年老いた姿だった。

再び魔物を封印するために蘇ったが、死んだときの状態で蘇っている。
ヨシヒコとダンジョーとムラサキは長寿を全うしてから死んだ。
メレブは戦いが終わってみんなと別れた後、魔法の修行に行こうと旅立ち、
道に出た所、牛に轢かれて死んだのだった。


だが、一人若いと言うことは戦いをする上で有利。
メレブが中心になり、魔物をたおして経験値を稼ぐ作戦を決めて戦いに出た。
最初の敵はスライムに似た、とんがり頭の水色のやつだった。


老ダンジョー(後藤正興)はこれぐらいの敵は倒せると思い剣を抜くが
ぎっくり腰になり戦えなかった。
老ムラサキ(星野晶子)はちょっと歩いただけで膝が痛くて戦えない。
老ヨシヒコ(新井量大)は剣を抜き、2度攻撃を仕掛けたが
全くダメージを与えられない。

魔物の攻撃、ヨシヒコに体当たりをしてきた。
ヨシヒコは防御できずに攻撃を受けた。
仕方がないのでメレブが攻撃しようとヨシヒコをチラ見すると
棺桶が置かれている・・・・???

弱い攻撃しか受けていないのに死んでいる!?!?!?!
勇者がこの魔物に負ける・・ありえない。

仏に会った場所で、仏が出てくるのをゲートボールをしながら待った。
ようやく姿を見せた仏に、戦える年齢にまで戻してもらえるように頼む。

「私が君たちを死んだときの状態で蘇らせた訳とは、“うっかり”です!」
仏はビームを出し、みんなを若返らせた。


「ヨシヒコ、今回のお前の目的は“悪霊のカギ”と呼ばれる
魔物たちを封印するカギを取り戻すこと。」

魔王を倒してから時は流れ、魔物たちの封印を解いた者がいた。
その者を探し出し、悪霊のカギを取り戻すことが命題だった。
封印を解いた者はおそらく”悪魔族“と呼ばれる者たちの仕業。

「悪魔族は凄い力を持っているに違いない。
ヨシヒコの力を持ってしても倒せぬ相手かもしれない。」
「我々は魔王を倒した時点で、我々は相当な力をつけていました。
その敵を倒すのは時間の問題でしょう。」

「ごめん・・本当にゴメン・・レべルゼロだわ。」
魔王を倒した所ではセーブしていなかったので、
元の姿にすることしかできなかった。

メレブは一つだけ呪文を覚えていた。
これが回復の呪文だと、かなり役に立つ。
メレブはムラサキにその呪文を試しがけしてみた。


「見ろ!眉毛が太くなっている。」

メレブは得意げにみんなに話す。
これは“ヨシズミ”という呪文。
敵の眉毛を太くすることで、目に汗が入るのを防ぐ効果があった。
これは全然まったくちっとも役に立たない・・・

諦めて出発を決めた。
ヨシヒコは“誘いの剣”を取りにカボイに戻りたかった。
この剣は殺生せず、敵を眠らせるための剣。
ヨシヒコの殺さずの精神にとってピッタリの剣だった。



カボイ村ではヨシヒコの到着を待っていた。
長老はいざないの剣を渡し、世界の平穏をヨシヒコに託した。

「ご先祖様!!!」

旅立とうとするヨシヒコたちを、オルトガが止めた。
「私も勇者になれるでしょうか?」

ダンジョーは一緒に旅をしようと誘い、
オルトガも乗る気だった・・・が、スケジュールアウトで無理だった。


こうして勇者ヨシヒコとその仲間たちは旅立った。
木の影から心配性のヨシヒコの妹・ヒサ(岡本あずさ)がヨシヒコを見つめる。
仏はうっかりとして、関係ないヒサまで蘇らせていた。


ヨシヒコたちのところに、仏が不意に現れた。

「もう一つ、セーブポイントがありました!」
具体的にどうなるのかはわからないが、
仏は仏ビームを出してヨシヒコたちをワープさせる。


着いた場所は見覚えのあるビルの屋上。ここは最終戦を行った場所。
魔王ガリアス(声 - 中尾隆聖)が立ちふさがった。

「勇者よ、私の本当の力を思い知るがよい!!!」
「こ・・これはまずいですよ!!!仏!!!!!!!」




蘇る形でヨシヒコの旅が始まりました。
戦いの勘を取り戻すまで大変でしょうかね??
相変わらず突っ込みどころ満載です。
鈴木福、仕事し過ぎだわ(笑)


気分だけでも勇者になれます!!


可愛いケースで自分なりのおしゃれを楽しみませんか??




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