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勇者ヨシヒコと悪霊の鍵 七 第7話 ネタバレストーリー 濱田岳 有村架純 [勇者ヨシヒコと悪霊の鍵]

勇者ヨシヒコと悪霊の鍵 七 第7話

河原の近くを歩いていたヨシヒコ一行。目の前にモンスターたちが立ちふさがる。
ドラクエでいうところの
しりょうのきし・バブルスライム・ばくだんいわ・ギガンテス

ヨシヒコたちのレベルでは太刀打ちできないほど強いメンバーが揃っていた。
これは、悪霊のカギに近づいている証拠かもしれない。

「戦士は、強い相手と戦ってこそ強くなる。」
ダンジョー(宅麻伸)は戦う気満々で、剣を構える。

そのダンジョーに合わせるように、全員で立ち向かうことにした。
激しい戦いが続き、ヨシヒコ(山田孝之)とダンジョーの力は尽きようとしていた。
逃げることを提案するムラサキ(木南晴夏)
でも、逃げると囲まれることは確実だった。
死力を尽くして戦ったのに、一体も倒せないことをヨシヒコは嘆いている。

次、何かを仕掛けてくる気配を感じ、メレブ(ムロツヨシ)は注意を促した。

ポン!!

魔物たちは“モシャス”の呪文を使ってヨシヒコたちに化けた。
岩の魔物は偽ヨシヒコ(濱田岳)に、
棍棒を持った一つ目の魔物は偽ダンジョー(宍戸開)に、
ゼリー状の緑色の魔物は偽ムラサキ(有村架純)に、
剣を持った骸骨の魔物は偽メレブ(山中崇)に変身した。
いい感じに似ているが、ニセムラサキだけはとびっきりかわいくなっていた。

ヨシヒコたちを放ったらかしにして、どこかに行ってしまった。
近くの村に行き、ヨシヒコたちの悪評を流しに行ったと考えられた。
この事態はヤバい。ボロボロの体を引きずり、すぐに後を追いかけた。




キラナの村に着いた。
先に到着した偽ヨシヒコ一行は、村長の家でもてなしを受けていた。
100年前、救った勇者ヨシヒコたちは伝説の英雄として崇められていた。

「ようこそお越しくださいました、勇者ヨシヒコ御一行さま。
仏の手によって蘇られたというのは本当だったのですね。」

「此度は、悪霊のカギを探す旅をしている。
しばらくの間、こちらで休息させていただきたいと・・・」


復活を風の噂にきいていた村人は「偽ヨシヒコ一行」を本物と思い込んで歓待した。
そこにヨシヒコたちが到着する。

「みなさん待って!!そいつらは魔物だ!
そいつらが私たちに化けて、悪事を働こうとしているんです!」
ヨシヒコが村人に話すと、村人は偽ヨシヒコ一行の後ろに付いた。

「覚悟しろ、魔物!観念して正体を表せ!」
「ニセモノはお前たちだべ。ヨシヒコさんたちは、この村の英雄なんだぞ!!
お前らこそ、勇者ヨシヒコを名乗るニセモノだ!
お前らこそが魔物なんだべ!!!」

ダンジョーが魔物に宣戦布告をするが、
村人は、ニセヨシヒコ一行の方を本物だと信じて疑わなかった。
本物のヨシヒコ一行の方に向かって石を投げつけ始めた。

「出てけ!出てけ!出てけ!!」
石をぶつけながら“出てけ”コールが起こる。


「みなさん!!!この方々も何かしらの事情があって私たちに化けているのでしょう。」
偽ヨシヒコは堂々たる風格で村人に語りかける。

「石なんか投げたらかわいそう。正直にお言いなさい!
私たちがカッコいいからマネしたかっただけでしょう!!」
偽ムラサキがかわいいポーズを付けながら、怒っていた。

いつものムラサキには考えられないかわいさで、ダンジョーとメレブはメロメロ。


「違う!勇者ヨシヒコは私だ!!!」ヨシヒコは果敢に言い放った。

「ヨシヒコよ。あの方は少し疲れているようだ。少し眠ってもらいなさい。」
「少し眠れば、あの方々も正気に戻るかもしれない。少し休んでいただきましょう。」
偽メレブは偽ヨシヒコに“眠らせる”提案をした。
村人たちは慈悲深いヨシヒコに、勇者を感じた。


「ラリホー」
偽メレブは、敵1グループを眠りへいざなう呪文を唱えた。
ヨシヒコたちは全員もれなく呪文にかかってしまい、眠ってしまう。



目が覚めると身ぐるみはがれた状態で、牢獄に囚われていた。
普通の村人の格好では、もはや勇者とは言えない状態・・・
剣や杖や鎧も取られ、
ダンジョーは、定年後の盆栽マニアのようになり
ギラギラした感じがすっかりなくなってしまった。



寛大な偽ヨシヒコのおかげで、牢から出てもいいことになった。
ただの人として村の中を歩き、ニセモノたちの様子を探ることにした。


偽メレブは、緑の魔物の毒にやられた村人に「キアリー」の呪文をかけ
毒を取り除いてあげていた。
速攻使える呪文をたくさん持っているとわかる。

偽ダンジョーは子供たちと一緒に遊んでいた。
女性だけでなく、子供にも優しいジェントルマンだとわかる。

偽ムラサキは、働いている村の男性に差し入れを持ってきていた。
それも“手作りクッキー”
渡された村の男性たちは、手作りなことに感激していた。
かいがいしく働くお料理上手だとわかる。

偽ヨシヒコは女性たちを集めて、小粋なジョークを言いながら楽しませていた。
女性に絡んでくる酔っ払いを軽く諌める。
ジョークも言えるスマートなヒーローだとわかった。


トータルして考えると、ニセモノの方が自分たちよりはるかに出来がよかった。
自分たちがポンコツだったのが情けない・・・






手詰まりを感じていた時に、仏(佐藤二朗)が姿を現した。

「仏さま、我々はこの状況をどう打開すればいいのでしょうか?」
いつも以上にふざけている仏に向かってヨシヒコは問うた。

「やつらの狙いも“悪霊のカギ”だ。
魔物たちもカギを手に入れ、この世界を手に入れようと躍起になっているようだ。
どうやら、早い者勝ちの様相を呈してきた。

悪霊のカギがこの村にあるかどうかはわからない。
ただ、村人たちは何等かのカギのありかを知っている。
それを口にすることは、村のおきてで固く禁じられている。」

仏の話を聞いて、偽ヨシヒコ一行が人気を取っている理由がわかった。
自分たちに心を開いて話しをするように持っていくためだ。

この状況は圧倒的に不利・・・自分たちは嫌われ者に成り下がっている・・
打開の道はあると仏は言うが、
器の小さい仏は、そこまでの優しさを持ち合わせてはいない。



夜になり牢の中に戻ると、偽ヨシヒコたちがやってきた。
口汚くののしり合いが始まった。
口数が減らないヨシヒコたちに業を煮やした偽メレブは
牢の中に「ギラ」の呪文を唱える。
全員に帯状に炎を放出する呪文は、中にいるヨシヒコたちに効いた。


「ここはかつて君たちが救った村らしいね?
その村に裏切られる気分はどうだい??」
「村の人たちは、決して我々を裏切ってなどいない!
お前たちに騙されているだけだ。」

魔物たちはお人よし発言をするヨシヒコが、魔王を倒せたこと自体が不思議だった。
今回は倒されることなく、この世界を魔族の物にすると決めている。

「この村のカギが手に入ったら、村人と共に皆殺しにする。」


ムラサキは、ぶりっこをするブスな偽ムラサキを挑発した。
「ヒャダルコ」
氷系の呪文で、敵グループ全員にダメージを与えた。


「カギは我々が手に入れる。我々魔族は決して封印などされぬ。」
ヨシヒコたちを挑発して出て行った。



「炊き込みご飯におこげは絶対に必要だ。
もちろん、全てがおこげでは困る。
おこげでない部分を食し、そしておこげを食す・・・・」
ヨシヒコは、話しているかのような寝言を言っていた。

牢に誰かが侵入した気がして目が覚めた。
「ヨシヒコ様、私はあなた方に助けられた村人の子孫です。」

家に代々伝わる肖像画をヨシヒコに見せた。
村長の家に飾られた肖像画は、適当に描かれていたが
この巻物は写真で撮影したかのように鮮明に描かれていた。
村の人たちがヨシヒコだと思っている人とは全くの別人で、
今牢の中にいるヨシヒコとそっくりだった。

牢屋のカギは村長の家の金庫にしかないので、開けることはできないが
伝説のカギのありかが書かれた巻物を渡してくれた。



「カギのありかが分かった。
この村にも一人だけ、私のことを本物の勇者だと信じてくれる者がいた。」
ヨシヒコは、魔物たちを呼び出して交渉を始めた。

「いいだろう。案内してもらおうか。ウソだったら、仲間を皆殺しだ。」
村人から話しを聞くよりも、手っ取り早いのでとりあえず案内させることにした。



村を出たWヨシヒコと仲間たちは、カギの場所まで歩き出した。
山中を歩いていると、魔物が出現する。
ドラクエでいうと、お化けキノコ・腐った死体・おおめだま・あくましんかん。

人間の姿をしているが、元は同じ魔物のはず。
ヨシヒコだけでなく、全員に襲いかかろうとするのはどうしてなのだろう?

「呪文を解いて姿を見せれば、戦わずに済むのではないのか?」
ヨシヒコは偽一行に問いかけた。

「貴様が一緒にいる限り、人間の仲間にしか思われないのだ。
だが、この姿の方がお前も過ごしやすいだろ。」
「貴様らに気を使われる筋合いはない!“めいれいさせろ”」

「攻撃!」
ヨシヒコの命令で、偽ヨシヒコが一体にダメージを与える攻撃をした。
「呪文!」
ヨシヒコの命令で、偽メレブが一体にダメージを与える炎系の呪文を唱えた。
「呪文!」
ヨシヒコの命令で、偽ムラサキが一体にダメージを与える氷系の呪文を唱えた。
「攻撃!」
ヨシヒコの命令で、偽ダンジョーが一体にダメージを与える攻撃をした。


ヨシヒコが戦わずとも魔物を倒すことが出来た。
夜になり、森で一夜を明かす。
魔物たちは炎には弱いので、たき火をすることは出来ないが、
偽ムラサキがそうめんを湯がいてきてくれた。

魔物たちの分だけでなく、ヨシヒコの分も用意してくれていた。
せっかく仕度をしたのに食べてくれないヨシヒコ・・
偽ムラサキは涙を流して悲しんだ。
勇者が女の子を泣かした・・・勇者はこれではいけない。
魔物が作った物、おそるおそる口に運んだ。

「あ~いいなぁ・・人間は毎日こんなに旨い物を食べているなんて・・」
「毎日ではない。たまに・・だ。」

「たまにでも、うらやましい限りだ。“早く人間になりたい”」
偽メレブは、ニュアンス的に言ってみたくなるセリフを口にした。

こうしてゆっくり魔物と話しをしていくうちに、
人間も魔物も、たいして違いはないと思い始めていた・・・・



牢の中でヨシヒコの心配をしていた。
ヨシヒコの狙いはわかっている。
魔物たちの力を利用するだけ利用して、カギを手に入れ
そこで、魔物たちを始末する。
やり遂げるのを牢の中で、信じて待つしかなかった。

「あたらしい呪文を覚えた。発表します!!
一瞬にして敵を窮地に陥れる呪文だ。」
メレブは疑ってばかりいるムラサキにソッコーで呪文をかけた。

「別に何もねぇじゃん・・・」
「今お前、一瞬嫌な思い出がよぎっただろ?
これぞ、敵に過去の嫌な思い出をよぎらせる呪文“トラウム”」

ムラサキの過去の嫌な思い出は、
トウモロコシのことを、トウモコロシと言っていたこと。

「魔物たちは、どんなトラウマを思い出すやら・・・」
呪文の凄さにメレブは思いをはせる。
でも、そもそも魔物にはトラウマなんてない・・・



カギのありかまでたどり着いた。カギの番人をしている魔物と戦う。
魔物がヨシヒコに大きな炎を吐き出した。
ヨシヒコのピンチ!!

「危ない!!ヒャダルコ!」
偽ムラサキは、ヨシヒコに炎が当たる直前で、炎を氷に変えた。
「あとひと踏ん張りだ!がんばろうぜ!!」
偽ヨシヒコの言葉に励まされ、総攻撃をかける。
魔物を退治し、宝箱の中を見るとカギが入っていた。



牢にいる仲間たちに報告に戻る。
「カギは見つけたか?」「はい、ここに。」
「魔物はやっつけたか?」「いえ、外で待ってます。」

「ともにカギを手に入れてくれました。時には命を助けられたこともあった。
実は、とても気持ちの良い魔物たちだったのです。」
ヨシヒコは魔物たちをべた褒めする。

「我々も人間を誤解していた。ヨシヒコは素晴らしい勇者です。」
魔物の方も、人を見る目を変えた様子。

「私はこの先、この方たちと旅をしようと思うのです。」
「ふざけるな!ここまで戦ってきた仲間を裏切るのかよ!!」

「楽なんだ!!!何より戦いが楽なんです。
呪文はたくさん持っているし、私は後ろに立っているだけでいい。
“さくせん”“めいれいさせろ”“こうげき”“じゅもん”こんな感じでいいのです。
さらに“いのちだいじに”という作戦にすれば、絶対に私の命を守ってくれる!
なによりこのムラサキは、料理ができる。」

「料理が女の全てじゃねぇだろ!!」
「全てと言っても、過言ではない!!!
戦いに疲れた体を何が癒してくれる?それは料理だ!
肉じゃが、きんぴら、味噌汁、おこげのある炊き込みご飯。
ムラサキ、お前は何が作れる?」
「レトルトカレー!!」
「そんなものは、料理とは言わぬ!!!お湯で温める程度なら、私でも可能だ!!」



仲間たちはヨシヒコに連れられて「ルイーダの酒場」に来た。
中ではセクシーダイナマイトのルイーダ(佐藤江梨子)がグラスを拭いていた。

ここに預けて、気が向いたときに迎えに来るシステム。
3人をさっさと預けて、新しい仲間になった魔物たちの所に戻っていった。


新しい旅が始まる・・・??


「兄さま、お仲間が新しくなったのですね?
ボクシングを極めたわたくしもご一緒に・・・」
ヒサ(岡本あずさ)は丹下段平らしい人から指導を受けてボクシングを極めた。
シャドーをしていたら、何者かがヒサの背後に回り込み、後頭部を一撃!
そのまま連れて行かれた。


仏が慌てて出てきた。
「お前の後ろにいる“彼ら”こそが魔物だぜ。
そもそもの目的が違うよね??
悪霊のカギを手に入れる理由は、全ての魔物を封印するため。
偽ヨシヒコたちの目的は、何者にも封印させず、次々と魔物を増やすこと。」

最初から魔物たちはきちんと説明をしていた。
仲間として触れ合ううちに、ヨシヒコが忘れていただけ・・

「だましてたな・・・」
ヨシヒコはルイーダの酒場に仲間を迎えに戻った。

「こんな所で飲んでいる場合ですか!!
魔物たちの目的は 悪霊のカギを手に入れて、魔物を増やすことだったんですよ!!
それなのに、こんなところで何をのんびりしてんですか!!!」

「お前が預けたんだろ!料理の出来る女がいいんだろ。」
「料理だと?くだらないことを言うな!!!」
さっき言ったことと逆のことを言いながらヨシヒコはムラサキを叱り飛ばした。


「さあ、戦うんです!出ないと魔物たちにカギを持っていかれてしまう。
ぼやぼやしないでください!!!」


ヨシヒコに言われて魔物をやっつけた。
魔物の本体は消えて無くなり、カギだけが残される。

ヨシヒコがカギを手に取ると、カギは消滅してしまった。
苦労して手に入れたカギだったが、悪霊のカギではなかった・・・・



「モシャス」の効果を初めて知りました(笑)
自分と姿が同じ風なのに、性格が全然違っていて
自分よりも出来のいい人だったら・・・・

怖いですね。

家のカギは失くさないように、居場所を決めましょう。

一人分なので経済的です。



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