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戦国BASARA-MOONLIGHT PARTY 4話 ネタバレ 明智光秀 独眼竜 [戦国BASARA-MOONLIGHT PARTY]

戦国BASARA-MOONLIGHT PARTY- 4話 4th aqua luna


織田信長不在の本能寺では、信長の玉座を狙う明智光秀(樋口夢祈)が
玉座を撫でまわしながら感触を味わっていた。

「すばらしいですね。
欲望という名の果実が、こんなにたわわに実るなんて・・
早く食べてしまいたい・・でも今はまだ我慢です。
熟して熟して果肉がとろけそうなところを一気に刈り取れば、
一番おいしいといいますからねぇ・・」


玉座と話しをしていた光秀の所に、濃姫(長澤奈央)と森蘭丸(椎名鯛造)が現れた。
上総介(濃だけが呼ぶことの出来る信長の名)の玉座に
光秀がいることが気に入らなくてしかたがない。

「私は、信長様のさかずきにたかっていた虫を追い払っていただけです。
帰蝶さま。」

上総介以外、呼ばない 呼べない濃姫の名を呼ぶ光秀。


「その名前で私を呼ぶな!!」

そんなことを気にすることなく部屋を出て行こうとする光秀。
それは、濃姫が仕留めそこなった独眼竜の討伐のため・・
誰にも言わずに処理しようとして失敗したことを、なぜ光秀が知っていたのか?
背筋に寒いものを感じた濃は、光秀への警戒を強める。


「ご馳走の前の前菜。おいしくいただかせていただきますよ。」

不気味な笑い声を漏らしながら部屋を後にした・・






“武田漢道場”に、天狐仮面=猿飛佐助(井澤勇貴)が、
伊達政宗(林遣都)、真田幸村(武田航平)、片倉小十郎(徳山秀典)
を呼び出していた

「裏の書?それはいったい何??」

武田漢祭りは表裏一体。つまり、二つで一つ。
まだ一つしか達成されていないので、漢とは認められなかった。


天狐仮面が巻物の内容を読み上げる。
「武田漢祭り裏の書、掃除すること 水月のごとし」

炊事の次は掃除・・正宗のやる気は一気にさめる。
まあ、一応・・

「その水月というのは何だ?」
「兵法による陣立ての一つで、
水面に映った月の如く、敵方と同じ陣形で対峙することです。」

小十郎の言うことはわかるが、そのことと今回のことは繋がりがない。


「ほら、胃臓のことも水月っていうけどね。
冷えた水を飲むと、三日月みたいな形がわかるでしょ?」

天狐仮面が言うこともわかるが、やはり今回のことと繋がらなかった。


いくら考えてもいい案が浮かばない・・・


「あ!!!!わかり申した!
お館様は水面に映る水月のごとく、
この道場を掃き清めよとおっしゃっているのでござる。
住まいの乱れは心の乱れ、御不浄が汚れていると運気の流れが悪くなるというように
道場が汚れていると、我らの武運も下がると言うこと!!

さあ正宗殿、それがしと一緒に道場を 漢を磨きましょうぞ!!!」

やたらに力が入った物言いで、正宗に雑巾を差し出す幸村。

「この俺が・・雑巾がけを・・・」
「見ててください親方様!!
この真田幸村、武田道場をピカピカに磨き上げましょうぞ!!!」

熱い漢幸村。それはちょっと面倒くさいほどに・・

「雑巾がけに付き合うつもりはねぇ。See you.」
政宗は小十郎を伴い、道場から出て行った。



地下壕で両手を鎖で縛られ幽閉されている武田信玄(岩永洋昭)

「片割れ月よ、そこには見えざる物が映っている。
その存在に気づいたとき、お前は一人前の武将になることができる。」

信玄が案じているのはいつも幸村のことだった・・



床は光を反射してキラキラと光る。
今持てる全部の力を使って床を磨いたために、
幸村は倒れ込むように寝転がっていた。

「どうだ天狐仮面、隅から隅までずずいと拭き清めたでござるよ!
これでお館様も、それがしを一人前の漢と認めてくれるでござろう!!!」

満足げに天狐仮面に話をする。
その言葉を受けて、天狐仮面は巻物の変化を確認するが
巻物は何かに変化するでもなく、ただ三方に置かれているだけ・・


「変化がないと言うことは、まだまだ修行が足りぬということでござろう。」

幸村はピカピカになった床に、さらに磨きをかけ続ける・・



ばかばかしい修行をする気になれず、部屋で寝転がって空を見ている正宗。

「昼寝には、いい天気でございますな。」

小十郎の言葉は完全に嫌味。
自分にかけたい言葉があることはよくわかっている。

「“こんな所でくすぶっているのは、正宗様らしくありません。
魔王を討ち倒し、天下を手に入れましょうぞ”って言いたいんだろ!」

「ならば出立いたしましょう。
兵たちも力を持て余し、正宗様のお声がかかるのを
今か今かと待ちわびております。」

それは無理なことだった。
政宗が再び魔王と相見えたとしても、勝てるだけの確証がなかった。


弱気なことを言う正宗。それはただの冗談のはず・・
本当は“武田漢祭り”で、真田幸村が一皮むけるかもしれないと思っているから・・
幸村の成長を見届けたい思いが、武田領に留まらせている。

見解を示した小十郎。
自分の心の中までも、全て見透かしていると知った正宗。
小十郎にはかなわない。


真田幸村は、正宗が認めた唯一のライバル。
幸村が強くなれば、正宗はもっと高く飛べると考えていた。

雑巾がけで魔王が倒せるわけではない・・・
でも幸村なら、雑巾がけをしながら答えを導き出せるはずだとも思っていた。
そうできると信じていた。


伊達軍の兵隊が、武田と交代で見張りの仕事をしている。
いつまでも腰を落ち着けている正宗が、何を考えているのかは理解できないが、
政宗が答えを出すまでは、
世話になっている武田のために体を使うことやむなしと思っていた。


交代の時間。武田軍の者に声をかけるが、倒れ込んだまま動かない。
近づいてみると、何者かに殺されていた。

警戒を強めてあたりを見回す・・・
背後に明智光秀が不敵な笑みを浮かべながらその様子を見ていた。

「うわぁ・・・・」

光秀と目が合ったと同時に、鎌:桜舞が胴を切り裂く。



刀:景秀の手入れをしていた正宗。
人の殺されるうめき声が聞こえ、すぐさま現場に向かった。
同じく異変に気付いた小十郎と合流する。

「き・・気を付けてください・・敵はすぐそこに・・・・」

最後の力を振り絞り、正宗に敵が来たことを告げ 息絶えた。
そこを狙って光秀が、鎌:桜舞を上段から振り降ろしながら飛びかかってくる。

政宗と小十郎の剣で、攻撃を受け止めた。


「久しぶりですね、独眼竜。」
「てめぇはあの時の、魔王の手下!」

初めて魔王:織田信長と対峙した時に、側に控えていた男!

「そういえば、まだ名乗っていませんでしたね。私は・・・」
「てめぇの名前なんぞ聞くつもりもねぇ!
今すぐ墓場に叩きこんでやる!!」

話しを食い気味に、話す隙を与えず 正宗は言葉をさえぎった。


光秀は、正宗の仲間の遺体を踏みつけながら挑発してくる。
怒りに任せて戦い出すのを待っていた。

「これは座興にしか過ぎません。本当の宴はこれからです。」


怒りに任せて放った正宗の一撃を、光秀は受け止めた。

「独眼竜、ウワサほどではありませんね。」

激しい討ち合いが続き、避けたはずの鎌:桜舞の刃先が正宗の頬をかすめる。

「手を出すな!!!」

政宗の窮地を察した小十郎が助太刀に入ろうとするが、
それを許さなかった。


「さあ、もっと楽しませてください。もっと血の宴を!」

血に飢えた光秀は、正宗を挑発し続ける。

「調子に乗るんじゃねぇ!!」

今までは刀:景秀一本で戦ってきたが、六本全部を取りだして構えをとる。
刀:景秀と、鎌:桜舞が激しく交差する。


光秀が渾身の力を込めた斬撃を放つ。
政宗はその太刀筋を読み、軽々とかわした。
政宗は宙に浮いた状態のまま、攻撃を放つ。
この攻撃は、光秀の頬をかすめた。

「痛い・・これが私の血の色?」

血を流すことなく今まで戦ってきた光秀は、
自分の血の色を初めて見て少し驚いていた。
その様子を逃さず見ていた猿飛佐助は、甲賀手裏剣を光秀に放つ。
そんな動きはとっくに分かっていた。
光秀は佐助の方に向かって甲賀手裏剣を弾き返した。


「信長の家来がこんなところで何やってんの。」

軽い口調で話しかける佐助。光秀は佐助の動きをけん制していた。


「正宗殿!!!!!」
幸村が異変に気づいて駆けつけた。

「もったいぶっているうちに、ご馳走を食べ損ねてしまったようですね。
残念です・・・・」

敵陣に一人乗り込んでいた光秀。多勢に無勢、分が悪かった。
にんまりと笑みを浮かべながら煙玉を取出し、正宗たちに投げつける。

「信玄公の命、この明智光秀の手の内にあります。
早く助けに来ないと、どうなるかわかりませんよ。」

煙に乗じて光秀が消えた・・・佐助がすかさず追いかける。



「てめえ、今まで何をやっていた。」
敵の侵入に気づかなかった理由を小十郎が問う。

「それがしは、武田漢祭りの修行の続きを・・・」
「一度ならず二度までも、魔王の手の者の侵入を許すとは!
武田の兵は何をやってるんだ!!」

攻撃すらさせてもらえなかった小十郎は、その怒りをぶつけるがごとく怒った。

「よさねぇか!小十郎!!
元を正せば、魔王をのさばらせた俺の責任だ。
このケリは必ずつける!!!」

政宗の目には怒りが込み上げていた。



山中まで追いかけた佐助。木が生い茂り、地の利がなければ探し出せなかった。
逃げられてしまったことを残念に思いながら帰路に着こうとしたとき・・
足元から崩れ落ちるように倒れ込んでしまった。

ただの煙だと思い油断していたが、この煙には毒が仕込んであったようだ・・
これ以上吸い込むと体中に毒が入り込んでしまう。
何とかして逃げようと体を動かすが、足がふらついて先に進めない・・
吸い込みすぎた・・・

意識が消えかけたとき、かすが(落合恭子)の姿が見えたような気がした。
夢?まぼろし??


かすがは解毒剤を佐助に飲ませる。
夢まぼろしではなく、様子をさぐるために潜んでいた かすがが姿を現した。


意識を取り戻した佐助。かすがと情報交換をする。

「謙信さまの命で織田の動きを追っていた。
近江から山城の一帯は、すでに信長の手に落ちた。
連中は村を跡形もなく焼きつくし、女子供も容赦なく殺している。
まさに魔王の所業・・信長の勢力は燎原の火の如くだ。
このままでは甲斐や越後、奥州さえも蹂躙されるだろう。

私はもう行くぞ。独眼竜殿に伝えてくれ。
“私たちに残された時間は決して長くはない”と。」



この話を正宗にする前に、小十郎に話しをした。

かすがの話しを総合させると、
魔王の勢いを止めるためには連携が必要。


だが、この連携の話をすんなり飲むことに抵抗があった。
政宗は幸村を好敵手だと思っているが、
小十郎は、正宗の好敵手としての幸村は力不足に思えた。
武田漢祭りに夢中になって、他のことが全く見えていないことがその証拠・・

幸村は、信玄公の後ろを歩くヒナにすぎない。


主人をバカにされたように感じた佐助。
それならば、言いたいことは全部話すべきだと考える。

魔王の手先に軽くあしらわれた独眼竜は、幸村に見合う器ではない。

どちらの言い分も納得がいかなかった。
これは互いの主の力量を自分たちの力で確かめなければ・・


互いの主の力量を確かめる・・・?
佐助はようやく合点がいった。

漢祭り裏の書の本当の意味、

「掃除すること水月のごとし≠相似すること水月のごとし」

似かよっている方の“相似”に、水面に映った月・・
武田漢祭りで試されているのは、佐助と小十郎の方かもしれない・・

二人はお面を装着して、道場に二人を呼び出した。


「真田幸村、この俺と差しで勝負しろ。」
天狗仮面(小十郎)は、幸村に勝負を挑む。

「貴殿と戦う理由がござらん。」
「そちらになくても、こちらにはある。」


「そういう訳なんで、独眼竜の旦那 俺と勝負してくれる?」
天狐仮面(佐助)は、相変わらずの軽い感じで正宗に勝負を挑む。


「上等だ!こっちも雑巾がけで終わるとは思っちゃぁなかったんでなぁ。
せっかくのPartyだ、楽しませてくれよ。」
「持てるだけのおもてなしをしようじゃないの。」


「奥州筆頭:伊達正宗、推して参る!」
政宗は剣:影秀を構えた。

「真田源次郎幸村。全力でお相手つかまつる!!」
幸村は槍:修羅を一振りし、構えをとった。


武田漢祭り裏の書が、今始まる・・・




明智光秀が引っ掻き回す回でした。
光秀のヒールっぷりがさすが過ぎて何だか・・・
政宗が使う6振りの刀は単純に大変だと思いますが、
光秀の超ロングヘアも大変そうです。
髪の毛のせいで前が見えない・・・なんて笑えませんね。
これからの光秀の戦いは髪の毛もポイントでしょうか。

かすがのセクシー衣裳も戦いには不利ですね。
力の加減で胸ポロしてしまいそう・・
色仕掛けにはちょうどいいのかな??


セクシーの限界は、足までですね。


光秀のストレートヘアは、途中のお手入れも肝心ですね。
持ち運べるタイプをバッグに忍ばせるといいかも!
って、かばんなんて持ってませんでしたね・・





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