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ドラゴン青年団 第3話 火の小学校 ネタバレ ストーリー 蓮佛美沙子 [ドラゴン青年団]

ドラゴン青年団 STAGE.3 第3話 火の小学校

小さい頃は世界の主人公だった。
そして今、僕は世界の主人公になった。


喫茶“チロル”に集まった
ヨシオ(安田章大)、ケンジ(遠藤要)、タモツ(本多力)。
今まではうだうだとお茶をしているだけだが、ここ最近はちょっと違う
だって・・・光の戦士だったから!!








前回“風のクリスタル”を手に入れて、
光の戦士としての自覚が芽生えたのか
今日はTVでドラゴンの情報収集。



ニュース番組の中継で魚住りえが状況説明しています。

「ドラゴンが出現し、早3週間が経過しました。
未だ政府の対応がはっきりしないまま、
ドラゴンは不気味に沈黙を保ったままです。

一方、諸外国からは軍事的支援の意思表示が寄せられています。」

TVにアルメイア大統領が声明文を話す姿が映し出され
「ドラゴンは全人類を脅かす存在であり、
日本への派兵も辞さない構えである。」


この声明に対し、日本の中沢総理は
「僕はドラゴンに詳しいんだ。」と自負する発言を残し、
具体的に何をするのかは語らず、足早に記者団の前を通りすぎました。・・・



政府の対応を見て3人は軽く苦笑い。
「ドラゴン倒すのは、俺たちだっつうの!!!」

怪獣映画とかでよくある、
怪獣が出てきて軍隊を出動させるが全く歯が立たない・・
そんな状態が現実に起きている。今ちょうどその状態。

そもそもドラゴンへのアプローチが間違っているようだ。
武力でどうこうするんじゃなくて、
ドラゴンはファンタジーの分野に住んでいるものだから、
そっちからから攻略しないといけないと思っていた。
これは、光と闇の問題だ。



これ以上TVを見てもらちがあかないので、
TVを切り 光の戦士作戦会議を始めることにした。

タモツは“風のクリスタル”を出して2人に見せる。
ちょっとというか、かなり自慢げ!

クリスタルを手に持ち、力を与えると内部が水色に光り出し
光は少しずつ大きくなると、小さな竜巻が起こり始めた。
風の勢いで、“チロル”の壁に貼られたお品書きが揺れ、置いてあるチラシが飛ぶ。


タモツは“風のクリスタル”をコントロールする練習を積んで
少しずつだが操れるようになっていた。


ケンジは一人だけレベルを上げていくタモツを叱り飛ばしていたが、
ヨシオはクリスタルの楽しい使い方を思いついた。

「床に置いて転がせば、パンチラ見れんじゃねぇ?」

パンチラに反応するケンジとタモツ。
タモツは床に置かれたクリスタルに力を込めようと・・・


タッタッタッ・・・えい!!!!

話しを聞いていたヨーコ(蓮佛美沙子)は
クリスタルを蹴り飛ばし、店から出してしまった。


風のクリスタルを蹴とばしたヨーコを、ヨシオとタモツは叱りつけるが
当のヨーコは“してやった”ことに満足げな顔をする。

「店内で風とか起こされると迷惑だし。伝票とか飛ぶし・・」


もう少しでドブに落ちるところまで飛ばされたクリスタルを
ケンジが取って戻って来たが、かなり怒っている。

「お前さ、もうちょっと光の戦士としての自覚持てよ!!
世界の運命を、今お前はドブに捨てようとしたんだぞ!!!」

「光の戦士が、風のクリスタルでパンチラ見ようとする??」


痛いところを突かれた・・・
「役得というか、光の戦士はそこそこなことは許されてんだよ。
人んちのタンスとか開けてもさ、これは“お咎めなし”なんだよ。」

「光の戦士である前に、一市民としてちゃんとして下さい。」



今日も青年団の集会をさぼっていた3人。
シャッター商店街と世界の運命・・どちらが大事だと問われたら、
当然、世界の運命を選ぶはず。
これが集会をさぼる理由・・・
どちらも生きていくためには大事なことだとヨーコは思うが、
そんな思いは3人に届かない。


「今日は、火のクリスタルを取りに行くんだっけね?」
タモツの言葉で、光の戦士の会合を始めた。

地図で見ると左隅。
今でいうところの光山小学校の辺りに炎のマークが描かれている。
考えてみると、小学校に通っていたころから焼却炉がやたらに燃え盛っていた。
常に火柱が上がり、夜になっても消えることがなかった。

普通の焼却炉でこんなことは無い!不自然過ぎる!!
これは完全に火のクリスタルと関係があるはず!!

「これは、母校に行って火のクリスタルをゲットしましょ~~~う!!!!」




光山町立光山小学校
焼却炉まで学校を懐かしみながら歩く。
大きな木の近くで、カズキ(大東駿介)をよくいじめていたことを思い出した。
それが祟ったのか、今では逆に泣かされている。

大型ショッピングモールを建てられ、ユカ(新木優子)を東京に連れて行かれ、
時間という魔法で壮大なる仕返し・・・



今もまだ、焼却炉は燃え盛っていた。
子供の頃に見たときよりも、さらに燃え盛っているようにも思える。
それはもう、焼却炉の燃え方のレベルではなくなっているようだ。

焼却炉の正面にドラゴニア文字が刻まれているのが、炎の隙間から見える。
ここに火のクリスタルがあることを確信した。
でも炎が燃え盛りすぎて近づくこともできない。


タモツは火ばさみを持ち、果敢に炎にチャレンジ!
火ばさみを伸ばして何とかしようとしたが、火ばさみごと燃やされてしまう・・
これは取れそうにない・・


焼却炉の横に、不自然に置かれた台座を見つけた。
ここに何かを乗せるといいのか???

用務員さん(蛭子能収)が、ゴソゴソしている3人を不審に思い 声をかけてきた。
不審者でない事をアピールしながら、頭の中は連想ゲームが始まる。

用務員さん→焼却炉の管理をする人→→→火の民??


「ひょっとして・・・火の民の方ですか?」
「へ?火の民?!」
「クリスタルを守ってるみたいな・・・?」
「火の民って何??」

この用務員さんは本当に何も知らない!!!
ヤバいことを口にしたと気付いた3人は、必死に話題を変えた。


「この焼却炉って、火を消せたりするんですか?」
「それが・・無理なんだ・・」

用務員さんは、持っていたごみ袋を遠くの方から焼却炉に投げ込んだ。
火は消えないし、火力が凄く、ゴミの分別の必要がないほどの威力だった。。




“チロル”に戻り、作戦の練り直し。
焼却炉の中にクリスタルはあって、荒れ狂う炎に守られている。
それは、普通の方法で取ることはできない。

「というわけで、光の戦士団は解散!」
ケンジの言葉につられて解散宣言しようとしてしまうほど難題だった。
手がかりは全くないし、これでは先に進むこともできない・・
だから解散が一番の選択肢だとタモツとケンジは思った。

諦めていないのはヨシオだけ・・

風の時には風のマントがあった。
火の時には火のマント的なアイテムがどこかにあるはず!



「ヨーコ、荒れ狂う炎を鎮めるようなアイテム知らない?」
「知るわけないでしょ!」

荒れ狂う炎を鎮めなければクリスタルが取れないので、ヨシオは必死だ。


「♪荒れ狂う炎を、鎮めしムニは♪」ヨーコが突然歌いだした。
これは光山小学校の校歌の4番。

3人は、3番までの校歌しか知らない。
校歌の4番は、小学校6年の時に女子だけ音楽室に呼ばれて
4番があることを教えられた。

「これは、しかるべき時にしか歌っちゃいけないって言われた。」

これは炎の鎮め方を代々歌にして伝える
それも、女系で伝えられていくものかもしれない。

「ヨーコ、今がしかるべき時だ。歌ってくれ。」


「♪荒れ狂う炎を鎮めしムニは、玉金ブラブラ金ブラリン♪」
「お前、まじめにやれよ!」

ヨーコは懸命に本当の歌詞を思い出そうとするが、
出てくるのは玉金ばかり・・・


ちょうどいい時にユカが帰ってきた。

ユカが受ける予定の映画のオーディションは“怪獣映画”で
今リアルドラゴンが来ているから、中止になって帰ってきていた。

「校歌の4番覚えてない?
小学校の時習ったじゃん。女子だけ音楽室に呼ばれて・・」

「そんなのなかったじゃん。っていうか、私ゆとり世代だし!」


ユカの代では習っていない・・・
なら、上の世代に聞き込みに行ったらわかるかも!!
さっそく商店街のマダムや、町行くオールドレディに聞いてみることにした。



ずいぶん昔のこと過ぎて覚えていない・・残念すぎる結果となった。
そんなことよりも、
声をかけるマダムたちは、口ぐちにヨシオのことを心配している母の話をしてくる。
こんなにご近所中に心配をかけていたことを知り、
聞き込み作業以上に、心が疲れた。

「こんなに俺、心配されてたんだぁ・・・・」


ヨシオは放心状態で“チロル”の天井を見つめる・・・


学校の先生の方を聞き込みしてくれたケンジだが、
先生は誰一人覚えていなかった。


ヨーコの頭は玉金のこと以外浮かばず、本当の歌詞が出てこなくて苦しんでいた。

「思い出した!!!」「マジで!!」
「カズキくんだよ!この替え歌をしつこく私に歌ってきたのは!!」

カズキがことごとく邪魔をする。



「おいっす!おいっす!!」
ドリフのいかりや長介風の挨拶をしながら入ってきた団長(ユースケ・サンタマリア)
3人は慌てて地図とクリスタルを隠して挨拶をする。


例会に来なかったことを怒るのかと思いきや
“ピッカリエ”の話が進んでいることを教えてくれる。

ピッカリエ公式キャラクター「ライトくん(仮)」
光の国からやってきた設定。

「タモツ!ピッカリエ期間中、この着ぐるみの中に入って欲しいんだ。」

団長は怒らないが、代わりに面倒なことを押し付けてくる。
イヤとは言えない立場・・・引き受けるしかない・・
今回はこれだけでは終わらない。
「婦人会のママさんコーラスの受付」

団長いわく、
婦人会の発言はデカいから、
ピッカリエのために青年団がゴマをする必要があった。
体力的な仕事でもないし、光の戦士としてクリスタルを探さないといけないし、
どうにか断りたい。
団長に言い出すタイミングを図っていた。

ヨーコはママさんコーラスのチラシに目が釘付けになった。
練習場所は光山小学校の音楽室・・ということは、地元のママさんが集う!!
歌を歌いなれたママさんなら、校歌の4番を覚えているかもしれない!

「やります!私も手伝います!!」

今まで光の戦士の活動や、青年団の活動に否定的だったヨーコがやる気を出した。



小学校の音楽室に集まったママさんたちは、さっそく練習を始める。
ママさんたちの歌声を聞きながら、ヨーコはタイミングを図っていた。

うまくいくのだろうか・・・・


ヨーコは小学生の時、校歌の4番を教えてもらったと同時に
音楽の先生と約束していた。

「あんたはこの町の喫茶店の娘だから、この町の火を守っていかなきゃいけない。」

そう言われて覚えていたのに、しょうもない替え歌しか思い出せない・・・
それが悔しくて仕方がなかった。
この機会を逃すわけにはいかない。
自分の記憶にきちんとした歌詞を残したい!



練習は終わり、散会しようとするのをヨーコが止める。

「あの!みなさん光山小学校の卒業生ですよね?
こうやっていろんな世代の人が集まって歌うのもいいなぁって思って、

もしよかったら、一緒に校歌を歌ってみませんか?
どれぐらい覚えているか試してみましょうよ!」


ヨーコがピアノで伴奏をしながら校歌を歌い始めた。


一番、二番と順調に歌っていくママさんたち。
これはもしかして!!期待に胸を膨らませる。

三番になると覚えている人が減ってきた・・
校歌は短縮されて歌われることが多々あるので、覚えていなくても仕方がない・・


「四番行きますよ!!覚えている方いますか?」

一番聞きたい箇所が来た。ママさんたちを拝むように手を合わせて祈る。

「♪富士に朝の日が光る 学ぶ楽しさ・・・・」

全滅・・・・みんな四番まで覚えていなかった・・・


「♪富士に朝の日が光る 学ぶ楽しさ作る喜び
竜を倒す勇ましさ 
荒れ狂う炎を鎮めしムニは 石像を台座に乗せるべし
ああ光山 光山小学校♪」


「お元気そうね。」

4番を一人歌い上げた女性がヨーコに話しかけてきた。
ヨーコはその女性の顔を見て思い出した!
四番を教えてくれた音楽の先生!!

「今度は忘れちゃダメよ。」



ヨーコの感動の再会を見ることなく、3人はさっそく行動に移す。
石像を台座に乗せるべし!!
石像はグラウンドの近くに植えられている木の根元にあったはず!

子供の時から不自然な位置に置かれた石像が不思議だったが、
それが火を鎮めるための石像だったとは・・

よく見ると右手には剣、左手には玉を持っている。
まさしく石像!なたたずまい。地蔵ではない感じ。
3人がかりで強引に持ち上げて焼却炉まで運び込む。



台座に光の戦士のマークの半分が、石像にもマークの半分が彫り込まれていた。
適当に置くだけではダメで、
マークに合うように微調整しながら石像を置いた。

光の戦士のマークが結合されると、小さな光を発し
焼却炉の火が一瞬にして消えた。
真ん中が赤く輝くクリスタル・・・


「ヨーコ、取れ。お前の。」

どうなったのか事の顛末を見に来たヨーコに、ヨシオが言った。
ヨーコはおそるおそる手を伸ばしてクリスタルを取り出す。

持ったまま感傷に浸っていた・・・が、
あまりにも熱くてヨシオにむかって放りだした。
ヨシオにも持てずタモツに放り投げる。
タモツもケンジに放り投げる・・・




こうして僕たちは2つめのクリスタルを手に入れた。
それはヨーコの地元を思う心のように・・
そして、僕たちの忘れていた冒険心のように・・・
沸々と熱く心にキラっと輝いていた。


To Be Continued



一番意気込んでいるヨシオですが、
クリスタルを取るのはみんなに譲りますねぇ。
一人だけ紋章がお尻についていたこともあり、
自分の番でない事がわかっているのかしら?

クリスタルのために、
ピッカリエを成功させるように団長には頑張ってもらわないと!(笑)


この水晶玉のように傷なく透明なんですよ。
凄い希少価値の高いクリスタルなんでしょうね。
こんなすごいのをヨーコは蹴とばせる・・
肝が据わってます。


今聞くと、しみじみしますよ。
凄い曲でデビューですね。



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NO NAME

大爱莲酱!!
by NO NAME (2012-08-25 13:07) 

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