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ドラマ 戦国BASARA MOONLIGHT PARTY 第1話 正宗 幸村 ネタバレ [戦国BASARA-MOONLIGHT PARTY]

戦国BASARA-MOONLIGHT PARTY- 1st rival of eternity 第1話


「いよいよでございますな。お館様。」
真田幸村(武田航平)は目を輝かせて 武田信玄(岩永洋昭)に話しかける。

「覚悟はよいな。」
「地獄の果てまで、お供致しまする。この三途の川の渡り賃がその証。」

幸村は、ペンダントトップように付けている六文銭を指で触りながら、
信玄に当然のことのように話しをする。



時は戦国、群雄割拠の時代。
天下統一を狙うべく、各地で つわものたちが時の声を上げていた。

ある者は、己の野心のため。
ある者は、気高き理想のため。
各々の譲れぬ信念を胸に抱き、戦乱の世を駆け抜ける。




「上洛一番乗りを目指すのじゃ!!」
信玄が檄を飛ばすと、

「必ずや、都に御旗を立てましょうぞ。」
幸村は信玄の思いを汲み取った。

「そうこなくっちゃ、真田の旦那!」
猿飛佐助(井澤勇貴)が横に控えていた。

何ら、前を阻む者のない中、尾張・長篠・三河方面に武田軍は突き進む。
だが長篠に差し掛かったそのとき、背後から武田軍に迫る一軍があった。


「Are you ready guys?」
「Yeah!」
「O.K. 派手に楽しめよ。天下取りのPartyの始まりだ!」
伊達政宗(林遣都)が家臣たちをあおる。

「いい風が吹いてきましたね。」
今追い風の伊達軍。片倉小十郎(徳山秀典)は、この戦に勝機を感じていた。

「小十郎!背中は預けたぜ。」
「はっ。存分にお掛け下さい。」
政宗と小十郎の絆は固い。


伊達軍と武田軍の激突。それは蒼き竜と紅き虎の戦い。

「奥州筆頭 伊達正宗!追って参る!!」
政宗は、片手に3刀ずつ持ち、信玄目がけて飛びかかる。

2人の間に割って入り、修羅(槍)の先端を正宗に付き出す幸村。

「Who are you.やるじゃねぇか。」
政宗は槍を突きつけられているにも関わらず、
間に割って入った人間を褒めた。


「我こそは 真田源次郎幸村。いざ尋常に勝負!」
「O.K.その勝負、乗ってやろうぜ!」

政宗は突きつけられた槍を刀でかわし、勝負する相手を幸村に変えた。
激しい打ち合いをするが、どうやら力は互角。
どちらも決定打を出せずにいる。


この激しい打ち合いを見物することになった信玄。

「わしに上杉謙信があるがごとく、見つけたか?幸村。
己を極みへと導きし者を。」

1人では強くなれない。競い合うものがいてこそ強くなれる。
幸村がようやくその相手を見つけたことを、信玄は喜んでいた。


戦いの途中、正宗の頭上に雨のように矢が降ってきた。
刀で矢を払いのけるのに必死になってしまった。
政宗に小さな隙が生まれる。

矢が収まるまで待つか、これを勝機と思い攻撃するか。
それは幸村の気持ち次第だった。
幸村は正宗の様子を、ただ眺めていた。
勝負のために矢が収まるのを待つつもりのようだ。

そんな幸村の頭上に、雨のように弾が降ってきた。
槍を使って必死に払いのける。
だが、槍で弾丸を弾き返すのにも限界があった・・
左わき腹を被弾する。



「ちぇっ、かわされた。」
森蘭丸(椎名鯛造)は、得意の弓を使ったのにかわされたことを残念がった。

「こざかしいボウヤたちね。」
濃姫(長澤奈央)は、双銃・空蝉の力を生かしきれなかったことにイラつく。

「物足りませんね。戦場にはもっと多量に血が滴らねば・・」
明智光秀(樋口夢祈)は次の展開を期待している。


蘭丸、濃姫、光秀の後ろに控えているのは
第六天魔王 織田信長(GACKT)
瞳が紅赤にひかり、不気味さを漂わせていた。


「Shit! 月に叢雲(むらくも)花に風。
せっかくのPartyの邪魔 しやがって。」
自分に攻撃を仕掛けてきたのが信長だと小十郎から聞かされた。

「Go straight. Let’s Party だ!」
政宗は六爪流の構えを取り、信長目がけて飛びかかっていく。


「待たれよ。それがし との決着がまだ!」
戦いの途中で置いてけぼりを食らった幸村。

「男と男の決着は、心の臓にまで取っておくものだ!」


政宗は両手の六刀を交差させ、JET-Xを繰り出そうとする。
信長はにやりと笑い、剣を上段から振り降ろした。

その波動は正宗の正面を捕らえた。
六爪をはらい、兜を真っ二つに切り裂く。

「死んでは おらんのか?」

額から少量の血を流す程度で済んだ正宗。
すぐに気が付き起き上がる。

「気に入らねぇな。」
強がりを言ってみたものの、立ち上がる力までは残っていない。


「生を掴むか、死に魅入られるか。」
「全てはあんた次第ってか。」

一撃で十分だと思っていたが、正宗は生きていた。
信長は正宗に、もう一度攻撃を入れる。

「Shit!」
逃げ出せず、波動が自分に迫ってくるのを見ているしかなかった。
よもや・・・

「ふん!!!」

政宗の前に立ちはだかり、信長の攻撃を受け止める。
この男は・・信玄!!

信玄の武器:石動配(いするぎはい)軍配を模した巨大な斧で攻撃を防いでいる。
受け止めた攻撃をはらい飛ばしたが、信長の攻撃はとても力強かった。
立っていられなくなり、膝をついて座り込む。



「甲斐の虎が、力なき竜を救う・・か、それも一興。」
攻撃対象を信玄に変えた信長。


「なぜ助けた!」
自分を助ける義理など持っていないはず。

「ふっ・・・ 今にわかる。」

政宗に明確な理由を告げず、信玄は立ち上がった。


「来るか、甲斐の虎。
ならば・・地獄の門を開け放とうぞ!」

信長は信玄に向かって走る。
信長の本来の武器は、剣とショットガンのコンビネーション。
軽やかに舞い飛ぶと、ガンを撃ちこんだ。

信玄は石動配で簡単に弾き返す。

信長、今度はきちんと狙いを定めて撃ちこんだ。
だがこの攻撃も、弾き返す。


「手負いの虎など、我が敵にあらず。」
「知らぬようだな。手負いの虎の牙ほど鋭いわ!」

信玄が先に攻撃を仕掛けた。
だが、圧倒的力の差で 信玄・・・滅。


「親方様!!!!!」
師匠であり、父のように慕っていた信玄が目の前で敗れる。
幸村にはショックが大きすぎた。



武田屋敷に戻った幸村。
幸村は自分をずっと責めていた。何も出来なかった自分に・・・・

悲しみに打ちひしがれている幸村のそば近くで、気配を消して座っていた正宗。
政宗のことを心配して小十郎が様子を見に来る。

「今宵は寝待月。月の出が遅うございます。
早めにお休みになられた方がよろしいかと・・・」

「あいにく さっぱり眠くねぇ。」
「されど今は、お体に障りますゆえに・・」

小十郎は正宗の首にある怪我に気づいていた。


「魔王の一戦。これほどとは・・・」
「こんな傷、たいしたことねぇ。やつの心の傷に比べればな。

なあ小十郎。今俺がやるべき唯一のことは、
あいつを奮い立たせることじゃねえのか。
武田のおっさんの敵討ちのためにもよ。」


すぐにでも、先に敵討ちに行くはずの正宗が動いていない。
それはいつもの正宗の行動とは違った。
いつもなら、取る物もとりあえず向かうはず。

あの信長の一撃は、正宗の戦闘力をそぐほどの力を持っていた。


今 行かないの理由はそれだけではなかった。
自分の前に立ちふさがり、攻撃を受け止めてくれた時に言った一言

「今にわかる。」


信玄が正宗をかばったのは、正宗のためではなく真田幸村のため。
それと、正宗の心の奥底は、また幸村と剣を交わしたいと思っていた。


最高の「好敵手(ライバル)」そう認めるしかなかった。


政宗が認めたライバルが、いつまでもしょげたツラしているのが気に入らない。
信長を倒すのはただの通過点。
信玄の恩義に報いるためにも、幸村と向き合わなければ・・・

「Everything you’ll stud here. 全てはそこからだ。」

「Are you O.K. 大丈夫か?って聞いてんだよ。」
政宗は、呆然と座り込む幸村に声をかけた。

「情けはご無用。それがしは大丈夫でござる。」
「そうか?どう見ても大丈夫じゃねぇ顔してるぜ。」

「情けは無用と言っている!それがしは・・それがしは・・・・
いかなる時も親方様と共にあると誓っていたのに・・」


怒っているなら「怒っている」とはっきり言ってほしい。
幸村にとって大事な親方様が、正宗の義性になった。
怒りの矛先は、正宗の元に向かってもおかしくはない。
その怒りを丸ごと受け止める覚悟は出来ていた。


「いいんだ。それがしはこの身が許せないのでござる。
親方様をお守りできずに のうのうと生きている自分自身が!

政宗殿。それがしの頬を打って下され。後生でござる。
打って下され・・いや、打て!!」

「悪いがそれは、出来ねぇ相談だ。
言ったはずだ。男と男の決着は、心の臓にまで取って置くもんだと。」


「お館さまは、それがしの全てでござった。
お館さまの背中があればこそ、それがしはここまで・・・

そんなお館さま亡き後、一体それがしはどうすれば・・・・
もはや・・それがしは、生きる屍同然でござる。」

政宗の真意はわかった。
でもそれがどうだと言うのか?


「けがはどうだい?真田の旦那。
こいつは、旦那が持っているべきだ。」

佐助が信玄の石動配を持って飛び帰ってきた。
今まで石動配を探していた。
今の幸村には、心の拠り所としてコレが必要だと思っていた。


石動配を見ながら、親方様との日々を思い出した。
何をやっても半人前。
そんな幸村を鍛えるために、信玄自らが稽古をつけていた。
倒されては起き上がり、また倒されては起き上がる。
全力でかかって行っても信玄は倒れない。

「どうした幸村、それまでか!!」
起き上がれずにしゃがみこむ幸村に檄を飛ばす。

「まだまだぁぁぁぁ!!」
幸村の拳は信玄の左ほおにヒット!
少しよろめいた信玄。そして高らかに笑い出した。
幸村の成長を確かめられた。それが何よりも痛快だった。


「見よ、幸村!いつでも月は出る。明日は来るのじゃ!」



いつも側にいた。それが当たり前だった。
いなくなった今、ようやく信玄が語ってくれた言葉の意味がわかる気がする・・
こんな、こんな大事な言葉を忘れていた。

「しかしながら親方様亡き後、それがしには明日は見えませぬ・・・」


いつまでもめそめそしている幸村にしびれを切らした正宗。
幸村の胸ぐらを掴み、渾身の拳を打ちこむ。

「もし武田のおっさんがここに居たら、俺と同じことをした気がするぜ。
武田のおっさんは、あんたにいろんなものを託した。
俺にはそう思える。

その軍配を託したようにな!」

ようやく幸村に滾る血が戻ってきた。
このやり場のない思いを拳に変える。

「政宗殿・・いざ、尋常に勝負!!!」
「O.K. Partyのやり直しだ!!!」

2人は丸腰で殴り合いを始める・・
やり場のない思いを2人とも抱えていた。
ちょうどいい憂さ晴らし。


殴り合いを始めた理由を、痛いほど理解していた小十郎。
止めに入ることなく、ただ傍観していた。
そこに斥候が入って来る。

「上杉の手の者が現れまして・・・・」

報告の時遅く、とっくに屋敷の中に入ってきた
かすが(落合恭子)と上杉謙信(有末麻祐子)。

上杉謙信公本人の登場に、一同騒然とする。

「驚かせてしまいましたね、甲斐の若人。
今日は大事な話しがあって参ったしだい。」

2話につづく。


今回のドラマが私にとって初めての戦国BASARA。
ただ楽しんで見ています。

初めて気づいたのは、
林遣都の動きが、とてもしなやか。
コブシを繰り出す動作は、さすが”ボクシング経験あり”な動きです。
体のばねが違いますね。

ごっつい兜をかぶっているので、
最初はGACKTがどこに出ているかがわかりませんでした。


かっこよさ満開のGACKTです。



がぜんやる気が出ました。




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