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勇者ヨシヒコと悪霊の鍵 十 第10話 ネタバレストーリー 佐藤祐基 木下美咲 [勇者ヨシヒコと悪霊の鍵]

勇者ヨシヒコと悪霊の鍵 十 第10話のネタバレストーリー

裏世界に着いたと同時に炎攻撃を受けるヨシヒコ一行。
仏が直接デスタークの城に送ってくれたのはいいが、
着いたと同時に急展開では太刀打ちができない。

メレブ(ムロツヨシ)はいったん引いて、少し考える時間が欲しかった。
だがヨシヒコ(山田孝之)は、これから戦うことになる敵を少しでも探りたかった。
炎の連続攻撃を懸命にかわすが、早くここから逃げないと全滅してしまう・・


攻撃がやんだ・・・
城壁の上から門番のモンスター(大水洋介)が
こちらの様子を見るために姿を見せた。
頭に角を乗せた人間サイズのモンスター、姿を見ていると強そうには見えない。


「お前、誰だよ!!」モンスターが問いかけてくる。
「あ・・あのぉ~わたくしたち旅の途中でちょっと迷いまして・・」
本当のことを明かすのは得策でないと考えたメレブが
何とかはぐらかそうと言葉を選んで話していた。

「私は勇者ヨシヒコだ!暗黒の世界を支配するデスタークを倒すためにやってきた!」
せっかくメレブがごまかそうとしていたのに、
バカ正直なヨシヒコが全部ぶっちゃけてしまった。


「お前らみたいなやつに、デスターク様がやられるわけないだろ!!」
「必ず倒す!そして世界にはびこる魔物のと共に封印させてもらう!!!」

「倒せるわけないだろ!!人間の母ちゃんでべそ!!」
モンスターはヨシヒコたちをおちょくる。

「人間の母ちゃん全部がでべそではない!」
ヨシヒコがまたバカ正直に答える。

「お前の母ちゃんハムスター、
父ちゃんは川で取ってきたザリガニを取ってはみたものの
飼育法が分からずに死んじゃった時に匂いがする!!」

何が言いたいのかわからないし、論点が完全にずれきっておちょくってくる。
相手にするのも面倒くさい・・・

「私の母はハムスターではないし、父だってザリガニの匂いはしない!!」
このグダグダした状況でも、ヨシヒコはきちんと答えた。


付き合いきれないと判断したヨシヒコ一行は、話しを聞き流していたが
巨大な炎を飛ばしてきたので慌てて逃げた。





最強の装備を手に入れた。戦う準備は出来ている。
なのにデスタークの所に辿り着くこと自体が至難の技だったと悟った。
ここは仏(佐藤二朗)に話を聞くよりほかはない。

「仏!!!!責任取れ!!!」メレブが天に向かって大声を上げる。
「お告げを与える。」シリアスモードの仏が降臨してくれた。

デスタークの城は魔物の城。
当然 中にいるのは魔物たちばかりで、人間が足を踏み入れることは出来ない所だった。
魔物に姿を変えることができれば、城の中を自由に動き回ることができる。

仏の言うことは理解できたが、ヨシヒコ一行の中に
ドラクエで言うところの「モシャス」の呪文を使えるものはいない・・


「暗黒の世界の中に“変化の杖”と呼ばれる杖がある。
この杖が使えれば、魔物たちに姿を変えてデスタークに近づける。
探すのだ“変化の杖”を!!」

手がかりは全くないので、街に出て話しを聞いてみるしか手はない。
暗黒世界の街に行ってみることにした。



自分たちの世界よりも近代的な街にびっくり!!
しかも、住んでいるのは人間ばかり・・・・・
もしかして、間違って来てしまった人間たちの集まりなのだろうか???

そんな少数の人間たちが、こんな街を作り上げられるはずがない。
だとすれば、この人間たちは何者なのだろう?
ヨシヒコはルーの鏡を取り出し、街にいる人間を映してみた。


鏡越しに見えるのは、全員魔物!!!
この街の人全員が人間に変化した魔物たちだとわかった。
ここにいる人全員が魔物なら、情報を教えてくれるものなど誰もいない・・・

「私に良い考えがあります!
これまでの戦いでたくさんの魔物を仲間にしてきたではないですか。」
ヨシヒコの言葉を聞いて思い出した。魔物が仲間にいた!!!!

急いで馬車に戻った。
ヨシヒコたちの馬車は、大型トラックをポニーが引っ張って動かしていた。
このポニー、必要??


急いでトラックの荷台部分の扉を開けると、魔物たちがぐったりとしている。
スラリンに至っては、溶けてしまい原型すらない・・・

魔物だと思い管理を怠っていた・・・・

仲間の中でも一番元気で動ける魔物“キメラ”を連れて
海までやってきたヨシヒコは、変化の杖をあてどなく探していた。






「バカバカ!お兄ちゃんのバカ!!!」
海の家から女の子が飛び出してきた。

困りごとが起こったと思ったヨシヒコは、女の子に声をかける。
見ず知らずの人に呼び止められたので警戒をした女の子は
何も言わずにどこかに行ってしまった。


女の子のお兄ちゃんと思われる男の人が、海の家から飛び出してきた。
ケンカをしているところをヨシヒコに聞かれたのでバツが悪かった。

「すみません。この土地に変化の杖という魔法の杖の言い伝えはありませんか?」
怒りに任せて飛び出した妹を追いかけようとしている男の人を呼び止めた。

「あ、聞いたことがあるよ。」
声をかけた一人目で手がかりが見つかった!!
喜びを隠せないヨシヒコは、その先をすぐに聞きたくてせっついた。

「俺は何も知らないから。
知っているのは海の家のマスター、つまり俺の親父だ。
内地に仕入れに行っているから、あと3日は戻らないな。」

コウスケ(佐藤祐基)という名の男の人は、
悪さをすると“変化の杖でお前を魚に変えて海に放りこんでやる”と
子供の頃から杖のことをよく父親から聞かされていた。

ヨシヒコと呑気に話していられない。妹を早く探さないと!!
もしかすると帰ってくるかもしれない父を待つために
海の家に居てもいいとヨシヒコは許しを受けた。

すぐに妹:ライム(木下美咲)を捕まえたコウスケは
海の家に連れ帰ってきた。
父親が出かけている間は父親の代わりを務めているコウスケは
ライムが勝手に飛び出していくのを禁止する。

海の家を飛び出したのは
海の家にミニFM局を作りたいのに反対をされたから。

ミニFM局を開局するにはクリアしなければいけない権利関係が煩雑だった。
全部をライム一人の手ですると決心していたが、
それもこれも兄が許可してくれないと始まらない。


ずっと口げんかをしている兄妹に、ヨシヒコが割って入る。
「あの・・・ライムさんはどうしてFM局をやりたいんですか?」

ライムがFM局をやりたい本当の理由は
夜 深夜にラジオを聞いていてふと気づいた
“私 今一人じゃない・・”と。
ラジオを聞いている人は自分と一緒の時間を共有していると思えたから・・

独りでさみしい人はたくさんいる。
例えば、受験勉強をしていると、ふと感じる孤独感・・・
そんな時に一緒に起きている人が近くにいてくれたら、
それだけで嬉しく、心強く思うことができる。
「さみしい夜を過ごしている人に自分の声で元気づけてあげたい・・・」


ヨシヒコはライムの言葉を聞いてFM局を応援する。



ヨシヒコは桟橋で夜の空を眺めていた・・そこにコウスケがやってくる。
コウスケはヨシヒコに、妹を味方してくれたことに感謝する。
本当は許してあげたいと思っていた。妹の幸せのために・・・

「実は・・本当の妹じゃないの。あいつ・・・・・捨て子なの・・
とても星のキレイな日に、海の家の前に捨てられていたの。

本人は知らないし、家族だと思っているんだけど・・

だから、何でもやらせてあげたいんだけどね・・・」

海の家はリゾートホテルになるために潰されることが決まっていた。
中途半端にFM局を作っても、余計にライムを悲しませてしまう・・・
妹のことを思って反対をしたのと、自分が今無職という現実からだった・・


取り壊されるまでに少し時間が残されている。
その貴重なひと時をみんなで賭けてみたいとヨシヒコは思った。
出来る限りライムの力になることを約束した。



次の日の朝から大忙しの日々が始まった。
ラジオ局として音を電波に乗せるため、アンテナを立てた。
ヨシヒコは装備を解いて、ただの人間として兄妹をサポートする。

いつの間にかサーフィンを始め、バナナボートに3人で乗るようになっていた。
落とし穴に埋められたり、バーベキューをしたり・・
ただの人間でいうところの「休暇」をヨシヒコは満喫していた。

そんなとき、ラジオ局の権利関係がクリアになり、
さっそく電波を飛ばしてみることになった。


「こちら9001 マンゴー ビーチFM、聞こえてますか?」
ライムが第一声を発する。
コウスケとヨシヒコはビーチにラジオを置いて
アンテナを伸ばしながら音を拾った。

ラジオからライムの声がクリアに聞こえる!!
2人は心地のいい達成感を味わい、抱き合いながら喜んだ。

探していた成果を話すための集合場所にしていた居酒屋に
ヨシヒコ以外のメンツは集まっていた。
仲間の魔物たちと一緒にお酒を飲みながらヨシヒコを待っていたが
一向に来る気配はない。

魔物の住む場所に人間が入り込んでいるのに、魔物たちは親切に接してくれる。
メレブは居心地の良さを感じていた。
ダンジョーは親切の裏に何かがあるように気がして、警戒は忘れていない。


「裏世界においても、新たな呪文を手に入れた。」
メレブが得意げに呪文を披露しようとしていた。

この状況の中で、また”家のかまどに火を着ける”のような使えない呪文だったら
ムラサキはメレブをシメるつもりでいた。

「私は初めて風系の呪文を手に入れたのさ。
私が手に入れた“バギ”系の呪文の名は“ナギ”
(ナギ→ナギマ→ナギクロス と風力を高め、ナギクロスは扇風機の強ぐらいの風力)

うちわで扇がれているのか?扇がれていないのか?
涼しくないのか?涼しいのか?
そんな超微風を巻き起こすよ。」

この攻撃は敵に直接的にはダメージを与えない。
「あ、きもちいい」と敵が思っている瞬間に敵を攻撃する。

さっそくムラサキに“ナギ”の呪文を唱えてみた。
ムラサキは超微風を感じ、だからどうした?の雰囲気でメレブを睨み付けた。


「コウスケです!ヨシヒコです!!」
店のBGM代わりで流れていたマンゴーFMから、ヨシヒコの名前を聞いた。

ライムが始めたFMラジオの、今日の話題はヨシヒコのことだった。
「え~っと、ヨシヒコさんは何でこっちの世界に来たんですか?」
「私は勇者で、この土地に魔物を倒しに来ました。」
「え~~~!!ウソだぁ!!!」
「ウソで~~~~~~す!!!」

ヨシヒコは公共の電波を使って、自分の旅の目的を話し、
楽しい毎日を過ごしたことで、使命はどうでもよくなっていた。



海の家にようやくコウスケの父親:ラゴス(及川いぞう)が帰ってきた。
ヨシヒコはさっそく変化の杖のありかを聞こうとするが、
ありかが分かればヨシヒコがいなくなると思い、ライムは嫌がる。

話しの途中で、海の家の立ち退きを進めている地上げ屋がやってきた。
ラゴスは立ち退くつもりはないが、立ち退かなくても潰されそうな雰囲気だった。
拳に物を言わせて立ち退かせようとする地上げ屋とヨシヒコは
子競り合いを始める。



居酒屋ではムラサキも最近覚えた特技の自慢を始めていた。
「必殺!アヒル口!!」
これはどんな男でもイチコロで仕留めるもので、魔物もイチコロ?
見せられたメレブは、嫌悪感はあってもイチコロには程遠いと感じていた。
優しく見積もって、23コロぐらいで
アヒルというよりはハシビロコウな感じだと言って聞かせる。


「今来ている3人の人間、そろそろ食おうぜ!!」
トイレから出てきたダンジョーは、厨房で話をしているのを偶然聞いてしまった。
親切にされる訳を知ったダンジョーは、慌ててみんなに外に出るように指示する。




コウスケは親父から杖のありかを聞いたが、
妹が悲しむからヨシヒコに話をするつもりはなかった。
海の家とFM局がなくなるのに、ヨシヒコがいなくなるともっと悲しむ・・・
出来れば杖を探すのはあきらめて、いつまでも妹の側に居て欲しいと思っていた。

実の妹ではないことを知っているコウスケは、ライムのことが好きだった。
でもライムはコウスケが兄ではないことを知らない・・・
打ち明ける勇気はないが、いつも笑顔でいて欲しかった。
そのためにもヨシヒコがいてくれないと困る・・・


見ず知らずのヨシヒコを温かく迎え入れてくれた兄妹・・・
楽しい思いでが頭の中をよぎり、ヨシヒコは自分の進むべき方向を見失っていた。

「どうしたらいいんだよ!!!!!」海に向かって叫ぶ!

ジェットスキーに乗った仏がヨシヒコの側まで降りてきてくれた。
来るなりヨシヒコをグーパンチ!!!

「もう一回、さっき言っていたことを言ってごらん?」
「・・・・?? どうしたらいいんだよ!!!!!」
仏に言われた通り、もう一度叫んでみた。

「変化の杖を探して、デスタークを倒したらいいんだよ!!!!」
ヨシヒコの目的をもう一度思い出させるように叫んだ。

ヨシヒコは海の家の立退きのことや、
さっきコウスケから“側に居て欲しい”と言われたことなど
全部仏に話しをする。


仏なので、この世に起こっていること全て知っていた。
聞かなくてもわかっている。

「ヨシヒコの頭の中に“変化の杖を探す”という選択肢はないの?」
「まずはライムの幸せを考えるべきだ!!!」

今しているのは冒険で、爽やかな海の家の出来事なんていらない。
仏は杖を探すようにヨシヒコを説得してみるが、
ヨシヒコの頭の中は海の家を守ることで一杯だった。

「よし、そんなお前に“仏ビーム”」
仏にビームをかけられたヨシヒコの脳はリセットされた。

「お前の使命は何?」「デスタークを倒すことです。」
「今すぐ変化の杖の場所を聞きに行きなさい!!」



正気を取り戻したヨシヒコは一目散で海の家に戻った。

「ヨシヒコ、一緒にマンゴーFMやってくれるんでしょ?」ライムの問いに
「そんなものやるか!!くだらん!」
「さっき妹を支えてやるって・・・」コウスケが約束を思い出させようとした。
「実の妹でないなら、お前が支えろ!!」
「え・・・・・ お兄ちゃん、実の妹でないって?」

ライムは腹立ちまぎれに行ったヨシヒコの言葉に動揺した。
その真偽を兄に聞こうとするが、

「うるさい!!!!」
性格まで変わってしまったヨシヒコは、
変化の杖のありかを聞くと、すぐさま小島に船を走らせた。



ずっと山を歩くばかりだったので、海に出たのは新鮮な気持ちになれる。
ムラサキは海風を浴びながら、海を堪能していた。
目の前に海の魔物!!海にも魔物がいたことを驚いた。

島に到着し、岩場の間から さっさと変化の杖を見つけた。


「兄さま、もうこの中で戦っているのかしら?お助けしとうございます・・・・」
後をつけてきていたヒサ(岡本あずさ)は、
デスタークの城の城壁をみつめてつぶやいた。
青鬼サイップがヒサの背後から棍棒を振り降ろす。
そのままどこかに連れさらわれた。



話しが佳境に入りそうで、スタッフやキャストの慰安旅行が垣間見れました。
何と言っても馬車に驚きですね。
トラックなのに引っ張るのはポニー???
魔物なのにおとなしく熱中症になるのもウケますね。

来週は最終回となってしまいました。
最後のヨシヒコを堪能しましょう♪

せっかくなので、ブルーレイで見返しませんか?

女子力をアップさせるには、ローズの香りをまとうのが良いそうです。
加湿とアロマの合わせ技です。






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