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好好!キョンシーガール 第8話 ネタバレストーリー 長澤奈央 脇知弘 [好好!キョンシーガール]

好好!キョンシーガール〜東京電視台戦記〜 第8話 余命半日の花嫁キョンシー

この物語は、中国の妖怪“キョンシー”に戦いを挑んだ
一人のアイドルの記録である。



川島海荷(本人役)は9nineのメンバーを部屋に招き、
パジャマパーティ的な女子会をしていた。

いろんな話しをして楽しんでいたが、部屋ではTVが点けっぱなし・・
喋って見ていないドラマが流れていた。
西脇彩華(ちゃあぽん)が、たまたま目に付いたドラマを見て
最近のドラマに、キョンシーが出てくる割合が増えたことに気づいた。

メンバーのみんなもとっくにハマっていて、
その中でも“恋愛キョンシードラマ”が最高に気に入っていた。
学業に、キョンシー退治に、アイドルに、毎日目の回る忙しさ・・
海荷はドラマを見る余裕がなくて、存在すら知らなかった。


今TVから流れているドラマは“101回目のキョンシーポーズ”で
ちょうど101回目のプロポーズのドラマとよく似たシーン。

キョンシーの彼女は、キョンシーの彼氏を愛して
その愛する人を失うことを怖がり、付き合うことをためらっていた。
キョンシーの彼氏は道に飛び出し、ダンプカーに轢かれる!!
でも、キョンシーなのでこんなことでは死なない。

「僕は死にません!あなたが好きだから!!」


キョンシーがこんなことで死なないことを、海荷は身を持って知っていた。
コメディドラマぐらいウケる話しだと思い、笑っていたら
残りのメンバーは、キョンシーの純愛に涙をボロボロ流していた。

到底 理解できない話し・・・



別の日、海荷は先輩アイドルの美来(みく)とカフェでお茶をしていた。
美来(長澤奈央)は彼氏の健太(脇知弘)からプロポーズされて、
結婚を決めたことを話してくれる。

アイドルとして活躍した後に、大好きな人と結婚をする・・・

この夢のような話を体現して見せてくれた美来のことをうらやましがった。
いつか、片思いしている広瀬一哉(鈴木身来)くんと結婚ができたら・・・・
想像するだけで顔がニヤニヤしてしまう。


健太が美来を迎えに来た。
式場の下見と健太の両親との食事があり、忙しい様子で店を出て行った。

甘い雰囲気に乗せられて、
一哉くんとの結婚式で誓いの口づけをするところを想像してしまう。
目を閉じて、一哉からのキスを待ちながら、でも そ~っと目を開ける。
目の前に“キョンシー!!!”
せっかくのいい気分が台無しだ・・



アイドルの仕事を終えた海荷のところに美来から電話がかかってきた。
式場の下見が終わり、健太と別行動を取ってウィンドウショッピングをしながら
ブラブラとしていた。
話しをしながらウエディングドレスが目に入り、見入っていた。
美来は背後からキョンシーが迫っていることに気づかず、
抵抗できずにキョンシーに噛まれた。

受話器越しに美来の悲鳴が聞こえて来る。


海荷は美来が運ばれた病院に駆けつけた。
美来の首元にキョンシーに噛まれた跡があり、ツメと目元が変色をし始めていた。
元の人間に戻すには、少し遅かった・・・・

目が覚めた美来は、まだ人間の意識を保っていて
このままどうなるのかを心配していた。

「あなたはキョンシーに噛まれたので、
明日の朝までにはキョンシー化する。それは、“死”を意味します。」
大人バンバン(名高達男)が冷静に淡々と説明をした。
これから幸せな生活が待っていた美来にとって、理解しがたいことだった。

「おねがい・・このことは健太に黙っていて・・
私、妖怪になって死ぬなんて、健太には知られたくない・・・・」

美来の心を聞かされた海荷は、話さないことを約束する。
今から行かないと健太の両親との食事会に間に合わない。
キョンシー化する体を引きずり、健太の実家に向かった。






義理の母と一緒に台所に立ち、料理を作り始めた。
義理母から色の悪い長い爪を指摘されて戸惑ったり、
鶏肉を切るように言われ、鶏肉を渡されたが、
鶏肉に付いたニワトリの血はキョンシーにとって苦手な物で
投げつけるように捨ててしまったり、
歩くことが出来ず、ついピョンピョンと飛んでしまったり、
祝いで炊いてくれた赤飯に含まれた”もち米“を口に入れ
(キョンシーにとってもち米はもってのほか)
口の中がパチパチと火を噴いたようになり、普通のことをするのが大変だった。

食事自体が口に合わなくなってきていて、食べた物を吐きそうになった。
トイレに慌てて駆け込むと、勘違いした両親は子供ができたと喜ぶ。

そんな話しを聞いていない健太は、
さっきから不思議な行動をとる美来のことが気になり、様子を見に来た。

健太にはキョンシーになった姿を見せたくない美来は、
トイレから慌てて逃げ出した。



「美来、大丈夫か?」
慌てて外に出て行った美来を健太は追いかけてきていた。
クルマもまばらに走る、夜の交差点。思いつめたように美来は立ちすくんでいる。

「来ないで!!!
健太ゴメン・・やっぱり結婚できなくなっちゃった・・・」
悔しそうな顔をして、声を絞り出しながら健太別れを告げようとしていた。

「その人はキョンシーに噛まれてしまった。明日の朝までにキョンシー化する。」
遠くから美来の様子をずっと見ていた海荷と大人バンバン。
こういう時には、はっきりと事実を告げる必要があり
それを感情に出さずに言えるのはバンバンだけだった。

突然のこと過ぎて、今の状況を理解できない健太は
慌てふためいてその場に立っているしか出来なかった。


結婚式は目前。二人で幸せになることだけを夢見ていた。
魔の悪いタイミングでキョンシーになったことを恨むしかない。

「どうせなら、交通事故とかで死にたかった・・・・・」
別れたくないのに、別れの言葉を伝えるのは辛い・・


「あんたが動揺してどうすんのよ!!!美来さんもうすぐ死んじゃうんだよ!
死ぬどころか、キョンシーになっちゃうんだよ!!
フィアンセの健太さんに見捨てられたらかわいそうすぎるでしょ!
男だったら、最後まで守ってあげてよ!!」
自分のことでウジウジし続けている健太に、海荷は檄を飛ばした。

何もかも投げやりになった美来は、道路に飛び出してトラックに轢かれる・・
が、キョンシーだから死ねなかった。

「美来は死にません!あなたが好きだから。
たとえこの体がなくなっても、天国からずっと健太のことを見守ってるよ。」


健太はたまらずに、美来を抱きしめた。
「美来、さっきはゴメン・・
今から結婚式を挙げよう。生きている間に結婚しよう!」

前に9nineメンバーと一緒に見たTVドラマとシチュエーションは同じ・・
コメディドラマだと思って一人笑っていたが、
今ではメンバーのみんなが涙した理由がわかる。・・・・・・純愛だ・・



カギを強引にこじ開け、夜中の教会に侵入する。
不法侵入だということは重々承知していた。これがバレたら確実に9nineはクビだ・・

電気を点けて祭壇を見ていると、一哉との結婚を夢見る乙女に変わってしまった。
当初の目的を忘れ、妄想の世界に浸る・・・

せっかくいい所だったのに、警備員が夢から現実に引き戻す。

「今からここで、結婚式を挙げさせてもらえませんか?」

目的を果たすため、カギをこじ開けて侵入したことを怒っている警備員に頼み込む。
そんなことを認めてくれるはずもなく、事務所に連れて行かれそうになる。

ドン!ドン!!ドン!!!

扉を叩きつける音が響き渡る。
警備員は特に確認することなく、扉を開けてしまった。
キョンシーは道士の所に集まる習性があった。
なだれ込むようにキョンシーが入って来る。警備員の力ではキョンシーに対抗できない。

「そこまで!愛ある限り、戦うアルよ!」

海荷は慣れた動作で次々と倒していく。
一匹取りこぼしたキョンシーが海荷に襲いかかってきた。
壁まで追いつめられてピンチ!!
その時に、キョンシーが着ている服の袖に絡まっているネックレスが目に入った。

これは喫茶店で会った時に美来が着けていたものと同じ・・・・
このキョンシーが美来をキョンシーに変えた・・・

戦いというよりは、戦ってキョンシーに隙ができたときにお札を貼っていた。
本来と同じなら、軽く攻撃をしてからお札を貼れば封印できる。
このキョンシーには恨みがこもり、何度も何度も攻撃をしてしまう。

狂ったようにキョンシーを殴りつける様子を見ていた警備員は
海荷のことを怖がり、素直に従って牧師を呼んでくれた。



ウエディングドレスを着て、美来は祭壇で待つ健太の所までピョンピョンと飛んで行く。
見届け人は、さっき封印したキョンシーたちと海荷。

誓いの言葉と口づけ。
健太は美来の腕を下ろし、口づけを交わす。その後、耳元でささやいた。
その言葉に美来は動揺するが、健太の意思は固かった。

ガブリ!!!美来は健太の首に噛みついた。

「俺が・・・頼んだんだ・・
美来だけにさみしい思いをさせない・・これで俺たちは天国で幸せに暮らすんだ。」

晴れやかな二人の顔を見ると、それ以上何もできなかった・・・


晴れて二人ともキョンシーになり、
仲良くピョンピョン飛びながら式場から出てきた。

「純愛だ・・・お幸せに!!!」見送りをする海荷。
「あ!居たなキョンシー!!」
バンバンはキョンシーを引き取りに来ていた。
ちょうど良い所にいたキョンシー2匹、速攻で持ってきた壺(寸胴鍋)のふたを開ける。
美来と健太は吸い込まれてしまった。



伝説のキョンシー覚醒まで、あと21日・・・・



101回目のプロポーズと美少女仮面ポワトリン、懐かしさ満開でした。
海荷さん本人が選んだというウエディングドレス、可愛い系でしたね。
キョンシーに純愛・・・・
ナシだと思っていましたが、アリ!ですね。

チェ・ジウバージョンでも、このシーンでは彼がダンプに飛び込みます!

「愛ある限り戦いましょう、命燃え尽きるまで!」
ポワトリンはちょいちょい名前が出てきますね。




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