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戦国鍋TV 2期 シーズン2 再出陣 RQ ~カリスマショップ 千利休~ 第5話 内田朝陽 [戦国鍋TV 2期 シーズン2]

戦国鍋TV 2期 シーズン2 再出陣
RQ ~カリスマショップ 千利休~
第5話「利休と清正」

千利休とは
簡素な茶の湯、わび茶の完成者で茶聖とも称される。
新しい試みを次々と実践し、常に最先端をいく天下一の茶人。


ある茶会で終始
 加藤清正が
  利休の顔ばかりを眺めていた。
   理由を尋ねると
「客を迎えてから
   送り出すまでたいした度胸。
武芸もあのように
 心静かに修行すれば
 必ずや高名を得られるはず」
       と答えたんだとか。


裏原宿に、一切の無駄を感じさせず
ひっそりとたたずむアパレルショップ“Wabi Sabi”

この店のデザイナー兼店長のRQ(リキュー)くんは、
おしゃれヤングのカリスマ!
今日もRQくん(山本匠馬)からファッションの原点であるワビサビを学ぶため
おしゃれヤングが店を訪れる。


第5話「利休と清正」

バイトくん(植田圭輔)は服を畳んでいた。
HIDEYOSHI(山崎樹範)は今日も店に来ていて、
やけに来るのが遅いRQ(山本匠馬)を待っていた。

お店の自動ドアが開くと、
何かに魂を持っていかれたような感じで、よたよたとRQが入ってきた。

「RQくん!おはようございます!」
バイトくんは元気いっぱいにRQに挨拶をするが、

「ありえないよなぁ・・・ほんとだまされるところだった・・・」
バイトくんを無視してつぶやく。


RQは出勤前に、知り合いのショップに刺激を受けに行っていた。
そのショップにある物でコーデを頼み、
柚子柄のレギンスを選んでくれたところまでは悪くはなかったが
その後にかまぼこ柄のダンガリーシャツが出てきた所で気づいてしまった。

「こいつ、準備してやがったなぁって・・・」

柚子柄とかまぼこ柄・・なかなかのワビカジ。
でも、突然来た客に 柚子柄とかまぼこ柄を合わせるのは出来過ぎ!!
だから、用事があるふりをして帰ってきてしまった。


「エセワビメンって、まじ 許せないっすね!」

(利休の理想とは裏腹に、えせ侘び茶人ばかりが はびこっていたんだとか。)


この話を理解できないHIDEYOSHIは、気配を消して立っていたが
バイトくんに声をかけられて、わけのわからない同意をした。



自動ドアが開く。
入ってきたのは、タイガーのマスクに赤いTシャツ。
袖は肩に捲し上げられている。
妙に軽やかな足取りで店の中にズンズンと入り込んだ。

覆面レスラーが入ってきてビビりまくるHIDEYOSHI。

「おじさん・・・???」
マスクの男がHIDEYOSHIの方に近づく。
顔のギリギリまで近づいたマスクの男は、マスクを剥ぎ取り丁寧に一礼した。

「おじさん!!!僕ですよ!」
「KIYOMASA(内田朝陽)!! お前、KIYOMASAじゃねぇか!!!」


マスクの男が顔見知りだとわかり安堵する。
最近では、“カトキヨマスク”として覆面レスラーをしていたらしい・・・
最近では、カトウキヨマサと呼ばれて、って正体バレバレ!!!


加藤清正とは、
秀吉子飼いの家臣。賤ヶ岳の七本槍の一人。
「清正の虎退治」の話は有名。

KIYOMASAとは、知り合いの関係と言うよりは、親戚。


KIYOMASAはこんなタイプの店でHIDEYOSHIと出会ったことに驚いていた。
でも、この店のオーナーはHIDEYOSHI!!

今日、この店に来たのは・・・・

「そのぅ・・・カジュアルな覆面が・・ないかなぁと思いまして・・・」

少し恥ずかしそうに小さな声でRQに話しをする。
だが、そんな覆面なんてあるわけない!とHIDEYOSHIは断言!


「15種類ほどしか、ありませんけど・・・・」

残念そうな顔つきでKIYOMASAに話すRQ。
HIDEYOSHIは“有る”ことの方が驚きだった。

バイトくんが、裏から秋物の2種類を持ってきた。
赤地で、目元は金の縁取り。黒地で、目元は銀の縁取り。

RQは黒地のマスクを手に取り、Tシャツと合わせてコーデした。
このシャツは、この店一押しのワビアイテム。
RQの説明を、今にもキスしそうなほど顔が近い距離で話しを聞く。


「ありがとうございます!!!!
自分に・・・ワビのワの字も知らないような自分に・・
ご丁寧にご説明いただきまして、誠に感服いたしました。

RQがコーデした服は全て購入。
お会計はバイトくんがして、RQは店内の服を見ていた。
KIYOMASAは、感服した人のことをもっと知りたかった。
バイトくんに誰なのかを聞いてみる。

「ウチの店長兼デザイナーのRQくんです。」

KIYOMASAはバイトくんに教えてもらい納得する。

「あのう・・説明を聞いているとき、ずっとRQくんの顔ばかり見ていましたよね?」

バイトくんはこの機に乗じて自分の疑問をKIYOMASAにぶつける。


「いや・・気づかれてましたか??お恥ずかしい・・
実は私、長い間格闘の世界ばかりに身を置いていたせいで、
ファッションのことに対しては、全くのど素人。
“チャラチャラしやがって”とバカにしていたんですよ。

それが今日、彼の接客姿勢 静かなたたずまいに・・
ついつい見とれてしまったというわけです。」

「彼があの接客姿勢を手にするまで、どれだけ厳しい修行を積んできたのか!
ワタクシにはわかります。」


バイトくんはこの話を聞いて、
カトキヨマスクが店に来たときから、只者ではないと気付いていたことを白状した。
褒められてまんざらでもないKIYOMASAは、
バイトくんの肩にチョップを入れる。
急に親密な友達としての空気に変わった。

「何の話をしているのかな?」
この雰囲気にすんなりと入り込んだRQ。


「いや、もしRQくんが格闘の世界に身を置いていたら・・
それは、どれだけ恐ろしいことか・・」
「それはこちらも同じこと。
カトキヨマスクさんが、ファッションを志していたかと思うと・・・」


すっかり意気投合してしまった。


「一杯行きますか?」
RQの誘いに、握手を交わすKIYOMASA。


「よぉし、今日はじゃぁ店じまいですね♪」

バイトくんは表の片付けに行った。
HIDEYOSHIは、オーナーがいるのに店を早じまいすることがありえない!
引き止めるが、そんなものには動じずに
3人揃って出て行ってしまった。

取り残されたHIDEYOSHI・・・

「ははぁ~~~
これが置いてけぼりってやつか・・・・・・」





「加藤清正、かとくんです!!」
七本槍の歌の時に”かとくん”と言われた状態で記憶していたので、
プロレスラーのカトキヨマスクはインパクトがありました。
内田朝陽さん、すごい振れ幅をお持ちですね。

タイガーマスク、カッコいいです!!



加藤清正の甲冑!!
首がもげそうなカブトです(笑)





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