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コドモ警察 KP KIDS POLICE 第5話 ♯05 ネタバレ ストーリー マリウス葉 [コドモ警察]

コドモ警察 KP KIDS POLICE 第5話 ♯05

横浜を拠点にさまざまな犯罪を操る組織「レッド・ビーナス」
そんな悪の組織を逮捕すべく、横浜大黒署に特殊捜査課が組織された。

エリート揃いの刑事たちは、たちまちレッド・ビーナスのしっぽを掴み
今まさに、一網打尽というところで罠にかかってしまう。

レッド・ビーナスが開発した特殊ガスを吸わされ、
あろうことか、全員子供になってしまったのだ。


♯05

渡辺稔(鏑木海智)ニックネーム:ナベさんと新人の国光信(勝地涼)は
街を歩きながら調べものをしていた。

「おい!お前!」
ナベさんが声をかけたのは、いつもかわいがっている情報屋の島崎(加治将樹)
コドモになっている事実も知っていた。

「お前、昨日蓬町で殺されたチンピラ知ってるだろ?

俺たちは横浜が平和になるようにがんばってんだぜ。
ここまで物騒だと、お前だっていつ殺されるかわかりゃしねえぞ!」
「俺は悪いことしてねぇからさ。あんなことしたら、殺されても・・」

さすが、落としのナベさん。うまくリードして糸口を掴んだ。

「チャカを密売してたってウワサ!それしか知らねぇよ。」

これだけ聞ければ十分。さっさと引き上げようとするナベさんに向かって
「今度、焼き肉でもおごってくださいよ!!」
「お前みたいな役立たずに食わせる肉はねぇよ。」
情報を教えてもらっても、冷たくあしらうナベさんだった。


ナベさんは大沼茂(鈴木福)ニックネーム:デカ長に報告。

殺された男の側にはレッド・ビーナスのカードが落ちていた。
それに、ナベさんからの報告。
レッド・ビーナスは、犯罪を犯そうとする人間に武器を供給している。

総合して考えると、
チャカの配達屋の男がレッド・ビーナスに殺されたのは、
レッド・ビーナスのチャカの在庫が切れ時だから。と考えられた。


「困るねぇ、そんなに気安くチャカを売られちゃぁ・・」
野上浩二郎(相澤侑我)ニックネーム:エナメルは相変わらずの軽口。

「なんでまた。配達屋が殺されたのかなぁ・・」
下山武雄(青木頸都)ニックネーム:イノさんはつぶやく。


理由はひとつ。「秘密を知られた。」


本庁の間聖四郎(マリウス葉)が現れた。
「今回のヤマはでかいぞ!
どうやらレッド・ビーナスが、大規模は拳銃の取引をやるようだ。」


「これはチャンスなんじゃないですか。
その取引現場に乗り込んで、一網打尽にしちゃいましょうよ!」
新人は初の大捕り物に燃えていた。

ここは早まるところではない。
特殊捜査課の全員がコドモにされたのも、チャカの取引現場だったからだ。

この取引が成功すると、大量のチャカが横浜に出回ることになる。
なんとしても取り押さえなければいけない。
まずレッド・ビーナスが、誰にチャカを売ろうとしたのか?
これを徹底的に洗い出すしかない。

「このヤマ、絶対に取るぞ!」

みんな、心を一つに捜査に向かった。


今村剛(竜跳)ニックネーム:ブルは街を駆け、
イノさんは、団子屋で情報収集。
エナメルは、カフェの女性を口説きながら、
国光は、前にナベさんと歩いた街をもう一度洗っていた。
この間、情報をくれた島崎に会った。

「この前言ってた焼き肉。これからどうよ。」
もう少し詳しい情報も聞きたいと思っていた。
国光が知る、横浜で一番おいしい焼肉屋へ行くことにした。


国光が連れて行った焼肉屋は本当においしかった。
島崎はろくな情報も持っていなかったが、ガンガン肉を食べる。

「いつもナベさんが世話になっているから、
今日は特別に俺がごちそうしたわけよ。」


しこたま飲み食いをした国光は、
家に帰らず特殊捜査課のソファで酔いつぶれていた。
早めに出勤した、エナメルと林舞子(本田望結)ニックネーム:マイコ

職場をホテル代わりに使った国光が気に入らないマイコは
寝ている国光の耳のあたりにペットボトルの水をかける。
“寝耳に水”攻撃!! 慌てて飛び起きる国光。
マイコに言われ、顔を洗いに部屋を出た。

デカ長が出勤。
今日はラジオ体操の当番なので、朝に時間が空いたから様子見に来ていた。

デカ長のデスクにある電話が鳴った。
「はい、こちら特殊捜査課。何?わかった。」

若葉町でチンピラが殺された。そこにはレッド・ビーナスのカードが・・

マイコはみんなに連絡と、洗い出し。
エナメルと新人は現場に急行の指示が出た。


全員現場に到着。人通りの多い繁華街での殺し
ナベさんの指示で、ブルとエナメルは目撃者を洗う。
新人、イノさんと共に遺体の検分。

「やつら、本当にやりたい放題ですね。ナベさん。」
鑑識官(野添義弘)がレッド・ビーナスのカードを渡す。
この殺しも、レッド・ビーナスの仕業。

遺体の前で拝んでから、遺体に被せてあったビニールシートをめくり上げる。

「島崎!!」

ナベさんが情報屋として使ってきた、先日もあったばかりの男だった。
それよりも驚いたのは国光。

「昨日、遅くまで一緒だったんですよ。一緒に焼き肉食って、酒飲んで・・
ナベさんが、いつもつれなくするから代わりに・・」



全員署に戻り、デカ長に報告。
被害者に最後に会ったのは国光。でも殺してはいない。
それは仲間全員がわかっていた。

「とんだことをしてくれたな、国光。」間が部屋に入ってきた。

本庁が国光の取り調べを行うことになった。それも、この事件の容疑者として・・
被害者の衣服は、国光の指紋がびっしりついていた。
懸命に止める仲間たち。

「しかたねぇだろうな。どうぞ、連れて行ってください。」
デカ長は間に国光の身柄をすんなりと預けた。

「デカ長!どうしてやつを見捨てたんですか!!」
ブルはデカ長の行動が理解できずに、デカ長を怒鳴りつけた。

「やつを助けたきゃ、真犯人を探し出すしかねぇな。」
デカ長の言葉を聞いて、
川島寛太(秋元黎)ニックネーム:スマートはいち早く島崎の身辺の洗い出しにかかる。

みんなは外で情報収集。残ったナベさんは少ししんみりしていた。

「ナベさん、ドンマイで行こうぜ。」デカ長がナベさんに声をかけた。



殺されたのが朝方だったので、なかなか足取りがつかめずに苦戦していた。
とりわけナベさんの本気度は高く、学校をそっちのけで捜査に当たっていた。


「あの日の明け方、山城会のチンピラと争っているのを見たやつがいます。」
ナベさんがデカ長に報告。執念で足取りを掴んできた。

しまざきは昔、山城会の配達屋をしていたことがあった。
おそらく、警察とのつながりを感じた山城会が動いたかもしれない。
明日から山城会を張ることに決めた。


学校は、おたふくかぜということで休むことにしたナベさん。
でも、この間もおたふくかぜを使って休んだ。
おたふくかぜは人生で一度しかならないもの・・一か八か。
ナベさんの顔つきは意外と信じてもらいやすいはず。


「イノさんもおたふくかぜで行ってみるか?」
デカ長はイノさんに提案したが、体育の居残りがあった。

「どうしても、二重跳びが出来ないんです・・・
体育の先生が怖いんです。出来ないと、指かんちょうされるんだ・・
今だって、私のおしりはとんでもないことに・・」

イノさんは、いろんな意味で学校を満喫!?


エナメルとブルが、イノさんの分をフォローすることにし・・
「デカ長! 明日は、家庭訪問なんです・・」

「どうだ、少しは反省したか?」
窓から光の差す応接室で、一人反省をしていた国光。
そのおかげで冷静さと落ち着きを取り戻した。

「そろそろ捜査に戻りたいか?」
「えっ? 俺の容疑、晴れたのですか?」

「最初からお前に容疑なんてかけちゃいない。
お前、今回のことを自分のせいだと思っているよな。
あの時のお前は、ここに連れて来なければ 無茶な捜査をしたに違いないからな。

デカ長が、すんなり連れて行かせた気持ちわかるな、
冷静に、しっかりと考えてホンボシを逮捕しろ。」



デカ長と松田凛子(吉瀬美智子)は屋上で会っていた。
凜子が国光の無実の証拠を集めてくれた。
そのおかげもあって、お咎めがなかった。
デカ長は、先回りをして陰で支えてくれる凜子に素直に感謝する。

ナベさんがかわいがっていた情報屋。
新人も顔見知りだったので、2人はかなりダメージを受けている。
こんなことを話せるのは、凜子だから。

でも、凜子は二人で決めた“一日一回は電話をする”ルールが
守られていないことをすねていた。

電話をいつも心待ちにしている凜子。
子供の声は聞きたくないだろうと思って、勝手に遠慮していたデカ長。

「何か声を聞いてると、目の前に大人のあなたが現れて・・・」
話す感じで大人のデカ長を思い出す。複雑な乙女心・・・

デカ長は、何も言わずにその場を立ち去った。


国光は殺害現場に戻った。そこに特殊捜査課の誰もいなかった。
隠れ家的なバーに入り、濃い目の酒を一気に飲み干した。
そこにデカ長が現れた。

「どうした、しけたツラして。」

何も言っていないデカ長の前にグラスが差し出される。
ブランデー?これはウーロン茶。

「ナベさんが情報屋に冷たいのはな、
サツとの関係を悟られちゃいかんからだ。
たまには、しょっぴくふりして取調室でステーキとか食わしてやってたんだ。
冷たくするのは、やつらを守る愛情なんだ。」

「ナベさんは責任を感じている。
どうして冷たくすることが、情報屋を守る術だってお前に教えなかったのか・・
自分を責めている。」

デカ長も若い頃、国光と同じようなことをして
情報屋が殺されてしまったことがあった。
血眼になって犯人を捜した・・・

「俺はそのホシを捕まえるために、デカ続けてんだよ。」

国光も一生背負い続ける傷を負ってしまった。
これはホシを捕まえたとしても癒えることはない。

「デカっていうのはな、
そういう痛みをたくさん抱えて生きていく運命(さだめ)なんだ。」



ホシ(鈴之助)と思われる男を追いかける。
波止場まで追いつめた。国光は合流し、拳銃を構えてホシの動きを止める。

「撃つな!レッド・ビーナスの情報を握っているかもしれん。」
ナベさんに拳銃を取り上げられた。
「チンピラ一人殺したぐらいで、何ムキになってんだよ!
兄貴がヤレって言ったからヤッたんだよ。そいつがどんな奴かも知らねえし。
金をめちゃくちゃもらえたんだよ!」

犯人は拳銃を構えた。

金のために人を殺した・・・
国光の体に怒りが湧き出してきて、犯人に向かって走り出す。
それを待っていたかのように、犯人は発砲。
国光の左腕に弾がかすった。
こんなことではひるまない。国光は犯人に体当たりをして、一方的に殴りつける。
怒りで拳が収まらない。
後ろから聞こえたナベさんの声で、ようやく殴るのを止めた。

少し隙が出来たところ「バン!!!」犯人が撃ち殺された。

殺されてしまった。また、手がかりがつかめなかった。



残務処理で波止場に来ていた、ナベさんと国光。
ナベさんは海を見つめながらたそがれていた。

「ナベさん、俺・・・」
「もういい。デカっていうのは因果な商売だよ。
人を好きになっちゃいけないんだぜ。
好きになると、なられた方が不幸になる・・・」

「しまざきも、お前にかわいがられてさぞかし幸せだったろうよ。
やつは親兄弟もなくて、天涯孤独なんだ。
人生の終わりに友達が出来てよかったっていう訳だ。」

「ナベさん、俺 刑事頑張ります。」
国光は誓いを新たに、仕事に励むことを誓った。


今回の一件で、活発に動いていた密売のルートが収まってしまった。
手がかり一つ掴むことができなかった。

ブルは、こんな空気の時こそ新人のニックネームの話で盛り上がろうと思った。
なのに当の本人が、全然乗ってこない。

デカ長が良いのを考えていた。“ベッカム”

ちょっと古い感じがして格好が悪いし、そんな髪型をしていない。

「じゃあ、“デジカム”」



今回はどの人もかっこよかったですが、
特によかったのは「マリウス葉」くんですね。
本庁の人間で、少し言い回しにトゲがある人を演じてますが、
ホントは個人のことをきちんと見ていて、気持ちを読み取る人でした。

特殊捜査課のメンバーではないので、出番が少なかったですが
今回は際立って見えました。


取調室で食べて欲しかったです。




今流行りの水!
(ちなみに、マイコが国光にかけたのは”エビアン”でした。)





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