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黄金騎士 牙狼 GARO ~MAKAISENKI~ 第五話 奈落 [黄金騎士 牙狼 GARO]

黄金騎士 牙狼 GARO 第五話 「奈落」
あらすじとネタバレです。

第五話「奈落」

黄島鋳造の黄島宏二(なだぎたけし)は一枚のマンホールを納品に来ていた。
自分の最高作品。良さは分かる・・触ってもらえれば・・・
依頼者は芸術なんてどうでもよかった。契約した数を納期に間に合えば・・
残りを大至急で製作しなければいけない。

散々コケにされた帰り道、通行人に踏まれるマンホールをジッと眺め
「違う・・・私のは違う・・・・」
マンホール製作にただならぬ情熱をかけていたようだ。

足りないマンホールを製作する。
出来上がった一枚のオモテを愛でるように撫で摩る。
怪しげな色香を放つ成人女性の天使たちが自分を優しく撫でてくれるような感覚・・・
恍惚のひとときを味わっていた。
そのマンホールから突如「目」が現れ、驚き現実に戻ってしまった。


先に納品された一枚が道に設置された。
誰も表の絵など見たりしない。踏みつけるだけ。
夜、一人の女性が千鳥足で帰宅中そのマンホールの上に両足を乗せた
そのとき、突然フタがなくなり落下。暗闇の中から突如ホラーが現れ憑依。


御月カオル(肘井美佳)は青木先生のお手伝いで絵画展の受付をしていた。
先生の作品を一日中タダで見られるなんてラッキー!


冴島鋼牙(小西遼生)は神官グレス(ひし美ゆり子)より新たな指令を受ける。
(ランタン型の通信機でのやりとり。ランタンの中にグレスが小さく写っている。)

ホラーが消えた。その正体は「デスホール」
ある種のゲートを落とし穴にして次々と魔界のホラーに人間を食わせている。
邪気が全く感じられず、どこのオブジェを使って出現したのかは不明・・・
まず、何をゲートにしているのか?それを突き止める。


黄島はアトリエに自分の作品「マンホール」を持ち込んでいた。
アートしか扱っていないから。と断られ、出口まで見送られる。
そこはカオルが手伝いをしていたビルで
受付で青木先生と立ち話をしていたときに黄島の姿が目に入る。
大学時代の同窓生?青木は慌てて黄島を追いかける。

それは20年ぶりの再会。
青木は絵画展を開催できる腕になったが根無し草。
黄島は家業の鋳造所を継いで地に足がついた生活。
同じ絵描きのたどってきた道は年月と共にずいぶん変わってしまった。
会話をしているあいだずっと青木が踏んでいたのはマンホール
黄島はそれがとても許せなかった。この恨みをマンホールに込める。


「素晴らしいわ。ここまで完璧な作品見たことない・・これこそ本当の芸術」
「まるで異世界に続く扉のよう・・・」
話かけているのは、そう!あの時マンホールに落ちホラーに憑依された女性
自分の作品を真の理解者が現れたことで創作に拍車がかかる。


倉橋ゴンザ(螢雪次郎)にとって見知らぬ魔戒法師が家を訪ねてきた。
鋼牙が表に出ると布道レオ(中村織央)
霊獣の肝を黒イチゴの実で煮込んだ万病に聞くという煎じ薬を持ってきていた。
破滅の刻印は病ではない。効くかどうかわからなくても鋼牙のために何かしたい・・

「ホラー狩りは他の魔界騎士に任せて、破滅の刻印の解明を急いでください。
鋼牙さんにはあまり時間がない・・・いつ命が絶たれるか・・・」

指令を遂行することが優先。レオと共にゲートを探りに出かけた。


警備員が巡回中、あのマンホールを踏む。
中から白い手が幾重にも現れて襲い掛かる所・・鋼牙が駆けつけ一太刀。
ゲートの正体はマンホールのふた。となると、かなりの数のゲートある。
レオゲートのマンホールを探し出し、片っ端からゲートを無効化させる。

ゲートを無効化させていた。カオルがその場に出くわす。
ちょうどカオルのいたビルのそばのマンホール
初めて見る魔界法師だが、普通に頭を下げ・・・????

「このマンホール 昼間と模様が違ってる」
確か青木先生が同窓生の人と話ししていたときに踏んでいたのと違う
ゲートになるマンホールの特徴が分かった。


マンホールを片手で楽に持ち上げる女性が道を歩いている。
鋼牙がそばの近づいたとき魔界騎士だと当てられた
そんなことがわかるのはホラーしかいない。
この女がホラー「デスホール」 真の姿を現したデスホールに

鋼牙は黄金鎧を召喚  黄金騎士牙狼 見参。

魔界剣に魔道火をかざし、炎の魔界剣にし、
その炎を建物を登るデスホールに放つ。
炎は身体を真っ二つに切り裂き、滅した。

あとはフタをホラーに提供していた人を探さないといけない。


黄島は自分の作ったフタが呼んでいるように感じ、思わず振り向く。
フタのあった場所は穴に変化し、黒い妖気を発する。
そこから浮かぶのは妻との過去。
妻になじられたことでマンホールに落とし、助けることなくフタをした記憶。
消そうとしても消せない。妻の亡骸が目を見開いてこっちを見ている。
黒い妖気は妻の形となり黄島を飲みこむ。


鋼牙は製作者を突き止めるが、すでに息絶えていた。
ホラーの仕業ではない。だがよほど恐ろしいものを見たような形相だ。
なぜこの男が作ったフタがゲートになったのか?
鋼牙には興味はなかった。知る必要も無い
最後の一枚を封印――――― 任務完了。



今回は人間の業みたいなものを感じる回でした。
何をしてもうまくいかないときに、自分の気持ちを変えてくれる「何か」
これを見つけたら自分をコントロールできなくなる気がします。
同窓会は幸せな人しか行かない。
これの典型的なパターンで、同窓生に会って、
自分の生活を省みてしまう恐怖。
黄島は余計に追い詰められたかもしれません。
人間の理解者が欲しかったですね。









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